城戸真司/仮面ライダー龍騎

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城戸真司/仮面ライダー龍騎 - (2019/04/24 (水) 01:02:33) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/06/04(木) 21:32:29
更新日:2024/04/20 Sat 16:05:17
所要時間:約 8 分で読めます


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人を守る為にライダーになったんだから、ライダーを守ったっていい!


読みは「きど しんじ」。

仮面ライダー龍騎』の主人公。23歳。




演:須賀貴匡

OREジャーナルの新米記者。赤のホンダ・ズーマーが愛車。
編集長である大久保大介は大学時代の先輩であり、彼のスカウトで入社した。

先輩記者の桃井令子を尊敬している。
大久保や令子、プログラマーの島田奈々子は彼の探求心や行動力を評価している。

明るい性格でお人好しなため、余計な事に巻き込まれることが多く、何かと殴られる。
一度関わった事には関わりきらないと気が済まない真っ直ぐな所があるが、
裏を返せば関わった事全てを抱え込んでしまう為、それゆえに苦悩する事も多い。


行方不明になった榊原耕一の自宅にあったカードデッキを手にした事でドラグレッダーに狙われる。

神崎優衣秋山蓮と出会い、初めて龍騎としてミラーワールドに入るが、モンスターと契約していないブランク体だった為、歯が立たなかった。
因みにソードベントで剣が降ってきた際に空を見上げる動作や、剣が折れた際に発した「折れたぁー!?」という台詞は高岩氏のアドリブ。このアドリブがきっかけで、須賀氏は真司のキャラクターをつかむことができたとか。

その後、ドラグレッダーと契約、完全な龍騎となり、本来の力を発揮してモンスターを倒す。

だが真司は「モンスターを倒す事」を目的としてライダーになった為、ライダー同士の戦いを拒む。


お人好しで優しい性格から、ライダー同士で戦うつもりだった蓮や北岡秀一霧島美穂、真司と同じ目的の手塚海之を自然と惹きつけた。
その反面正義感も強く、残忍な浅倉威須藤雅史を本気で倒そうとしたこともある。

他人からは欠点も良点もバカの一言に尽きると評されている。

北「城戸真司がバカだと思う人、手ぇ上げ」
北ノ蓮ノ
浅「……」
真「ドキドキ」
浅「…ニコッ…ノ」
真「うっうっ…」


基本、不器用であまり要領が良くないが料理はそこそこ出来るらしく、
特に餃子が得意料理でプロレベルの腕を持つ由良吾郎を驚愕させていた。

ライダー同士で戦わない為、神崎士郎から戦いを促す意味で「サバイブ-烈火-」を渡され、龍騎サバイブとなる。


あと、たまに小さいと言われるが真司役の須賀氏の身長は174cmであり、これは当時(今も)の日本人の成人男性の平均身長(172cm)を上回るので別に背が低いわけではない。
と言うのも
  • 松田悟志さん(秋山蓮) 181cm
  • 小田井涼平さん(北岡秀一) 188cm(公称。実際はもっと大きい)
  • 弓削智久さん(由良吾郎)186cm
  • 萩野崇さん(浅倉威) 182cm
といった感じで周りがデカいだけ。ちなみにあやのさん(優衣ちゃん)は167cm,加藤夏希さん(美穂)は168cm。
同様の事例は、9年後の『仮面ライダーOOO』の、君嶋麻耶さん(後藤慎太郎)176cmでも起こっている。




仮面ライダー龍騎


スーツアクター:高岩成二
基本カラーは赤。龍型モンスター『無双龍ドラグレッダー』と契約している。

攻守共に優れたバランスの取れた戦士でモンスターは勿論、ライダー同士でぶつかり合っても引けを取らない強さを持つ。
所有カードもハイレベルにバランスが取れており全体的にカードパワーも高め。
特殊なカードを所持していない為それらのカードに対して自力で対処しなければならないが、それらを跳ね除けられるだけのスペックは確保されておりライダーとして変身している時に窮地に立たされる事は殆ど無かった。
遠近どちらにも対応可能だが、主に格闘戦を得意としている。

シリーズ初の「ライダーらしくないデザインのライダー」であり、以降平成ライダーのデザインは、毎年発表される度に賛否両論を巻き起こすことになる。
丸い複眼と変身ポーズは仮面ライダー1号をモチーフとしている*1。変身後は「しゃあっ!」と気合いを入れて、ミラーワールドに入る。

龍騎自身の戦闘能力は、契約モンスターの強力さと時折見せる真司の戦闘センスに加えてモンスターを餌として食べ強化されて事も相俟って非常に高い。
事実、自分より全ての能力が1ランク高いリュウガを一騎打ちにて撃破している。

更に作中でもまだ変身したての段階でナイトを苦戦させる程の実力を持つシザースと互角に渡り合ったり、屈指の強さを誇る浅倉をサバイブ抜きで終始圧倒し勝利している。
終盤迷いを捨て(ようとして)蓮と一騎打ちを行いあと一歩の所まで追い詰めたことも。
そのため作中最強候補としてよく名前が挙がる他、仮に真司が本気でライダーバトルを行ったとしたら、ということはファンの中では語り草になっている。


契約モンスター


  • 無双龍ドラグレッダー
赤い龍型のモンスター。5000AP。
モンスターの中でも強力な部類に入る。
当初は真司を餌として狙ったが、彼と契約し龍騎に力を与える。
空中を飛行し、尻尾・ドラグテイルと口から吐く火球・ドラグブレスを武器とする。

真司に契約された後も餌を与えようとしないならば食い殺そうとするなど、ミラーモンスターらしく性格は凶暴。
しかし、定期的に餌をくれる真司に対して段々信頼を寄せていったのかアドベントを使わずとも救援に駆け付けたりするようになっていった。


【召喚機】


  • 龍召機甲ドラグバイザー
龍の頭部を模したガントレットタイプの召喚機。左腕に装備されている。
上部カバーを開き、その中にカードを装填する。


【所有カード】

  • アドベント
ドラグレッダーを召喚。

  • ソードベント:ドラグセイバー
ドラグレッダーの尻尾を模した、反りの入った剣。2000AP。
最も多用されている。

  • ガードベント:ドラグシールド
ドラグレッダーのボディを模したシールド。2000GP。
最大二基まで召喚される。
手に持ったり、両肩に装備して他の武器との併用も可能。

  • ストライクベント:ドラグクロー
ドラグレッダーの頭部を模した手甲。2000AP。
右腕にはめて使用する。
打撃武器として使う他、ドラグレッダーと共に火球、ドラグクローファイヤーを放つ事ができる。
トドメ技として使用される事が多い。

  • ファイナルベント:ドラゴンライダーキック
空中で回転してドラグレッダーの炎を纏いキックを放つ。6000AP。
見た目の派手さもさる事ながら、作中で喰らった敵で生還した敵はいない。まさに「必殺技」である。
劇場版では上位互換ともいえるリュウガのドラゴンライダーキックと正面衝突で激突したが、勝利している。
だが、テレビマガジン全プレ「龍騎vsアギト」では、アギトバーニングフォームに放つも耐えきられている。



仮面ライダー龍騎 ブランク体


龍騎がドラグレッダーと契約していない時の姿。
カラーは紺色。基本的なシルエットは契約時の龍騎と同じだがバックルやバイザー、頭部や武器に龍の意匠がない。
設定上13ライダー全員に存在し、アドベントを失った時や契約モンスターを倒された時もこの形態に戻ってしまう。
契約時と比べ大幅に弱体化されており、この状態では他のライダーはおろかミラーモンスターともまともに戦えない。


【召喚機】


  • ライドバイザー
龍騎ブランク体に装備されているシンプルなガントレット型の召喚機。


【所有カード】


  • ソードベント:ライドセイバー
シンプルな剣。たったの300AP。
リボルケイン的な見た目だがディスパイダーの一撃ですぐ折れるなどかなり脆い。

  • ガードベント:ライドシールド
劇中未使用(カードの絵柄も不明)。
おそらくシンプルな盾と思われる。たったの300GP。
設定上存在しており、テレビ朝日公式サイトのページに記述がある。

  • シール
封印のカード。主に他のミラーモンスターからの自衛用だと思われる。
劇中では一度ドラグレッターの襲撃を凌いだが、結局きちんと発動されることなく破り捨てられ消滅している。

  • コントラクト
契約のカード。封印と違い、これを使うことでモンスターと契約し、力を手にすることができる。
一度使用すると以後はアドベントのカードに変化する。
当然ながら各ライダーに最低1枚は存在しているが、1枚とは限らない



仮面ライダー龍騎サバイブ


『サバイブ-烈火-』により強化された龍騎の姿。
ドラグバイザーも銃の形をしたドラグバイザーツバイに進化し、全体的な能力も向上している。
戦闘能力は他のライダーや数々のモンスターを圧倒し、通常時よりもオールラウンドに立ち回る。
新たにシュートベントのカードが入り、射撃戦も対応できるようになり、
ストレンジベントというギャンブル性が高いカードも加わっている。
主人公の最終フォームだけあってかなり強く、王蛇も圧倒する無双っぷり。
通常体では「仮面ライダーらしさ」を表す三つのアイコン、複眼・触覚・クラッシャーは、それぞれ龍騎・ゾルダ・ナイトに振り分けられていたが、
このサバイブはその三つのアイコンを全て備えている。


【契約モンスター】


  • 烈火龍ドラグランザー
ドラグレッダーがサバイブの力でパワーアップした姿。7000AP。
一回り巨大化したうえ脚部分の節が装甲化され、かなりマッシブな姿となった。
更に頭部には龍騎とよく似たバイザー状の装甲が出現している。
龍騎を背中に乗せ飛行することも出来る他、ファイナルベント時にはボディを折りたたみつつ脚の節からタイヤを出しバイクモードへ変形する。


【召喚機】


  • 龍召機甲ドラグバイザーツバイ
龍の頭部を模したハンドガン型の召喚機。
サバイブのカードを取り出すと放出された炎がドラグバイザーを包みツバイへと変化させる。
そして口の銃口部分にサバイブを装填することで全身のアーマーも変化し龍騎サバイブへの強化変身が完了する。
他の通常カードを装填する場合は後頭部のハンマー部分に装填する。
ちなみにカード発動時の音声はエコー仕様になっている。
射撃武器としても使用可能で、ビームや火炎弾を放つ。


【所有カード】


  • アドベント
ドラグランザーを召喚。

  • ソードベント:ドラグブレード
ドラグバイザーから展開する短剣。3000AP。
カードとしては未使用。
バーニングセイバー:ドラグブレードから炎の刃を放つ。劇中未使用で、仮面ライダーディケイドにて使用された。

  • ガードベント:ファイヤーウォール
ドラグランザーが周囲を取り囲み、攻撃から守る。4000GP。

  • シュートベント:メテオバレット
ドラグバイザーから出たポインターで敵をロックオン、ドラグランザーが火球を吐き出す。4000AP。
ファイナルベントの代わりに、こちらでモンスターにとどめを刺すこともあった。

  • ストレンジベント
使用すると様々なカードに変化する。
スチールベント:相手の武器を奪う。
トリックベント:シャドーイリュージョン
分身してそれぞれで攻撃する。2000AP。

  • ファイナルベント:ドラゴンファイヤーストーム
バイクに変形したドラグランザーが火球を吐きながらウィリー走行し、最後はそのまま轢き潰す。9000AP。
全ファイナルベント中でもオーディンのエターナルカオスに次ぐ破壊力を誇り、複数のモンスターを一撃で粉砕するほどの威力がある。









劇場版


生き残ったライダーの一人で、ひたすらライダーの戦いを止めようと奮闘していた。それは残り3日の宣告をされても変わらなかった。

そんな中、同じライダーの霧島美穂と交流を持つようになり良い雰囲気になる(が、美穂はリュウガに倒されてしまう)


現実世界でも自由に活動する事が目的のリュウガにより体を乗っ取られてしまうが、優衣の死を目の当たりにして分離、死闘の末リュウガを自らの手で倒す(後にも先にも真司が倒したライダーはリュウガのみ)。
最後は蓮と互いの生存を約束した後に、大量発生したモンスター達のへ向かっていった……



13RIDERS


モンスターにミラーワールドに引きずり込まれるが榊原耕一の変身した龍騎に救われる。
だが榊原自身も瀕死の状態になり、真司に龍騎になって戦うことを促し消滅した。

彼の代わりにミラーワールドを閉ざす為、コアミラーの破壊しようと仲間集めを始めるが、戦いを続けようとする高見沢逸郎を始めとしたライダーたちに命を狙われ、真司の始末を躊躇った蓮も狙われることに。

ライダーたちに囲まれ、蓮は高見沢と相打ちになってしまう。
真司も龍騎のデッキを破壊されてしまうが、息を引き取る間際の蓮に彼のデッキを託されナイトに変身する。

因みにこの時の真司の変身ポーズはいつもと違い、蓮と同じ変身ポーズだった。

その後「サバイブ~疾風~」を使い、ナイトサバイブになった真司はコアミラーを目前にファイナルベントを発動するが……。


○戦いを続ける場合

悩み抜いた末にコアミラーの破壊をやめた真司を取り囲み、同時にファイナルベントを発動する生き残った7人のライダー達。

だが蓮の分まで戦うことを決めた真司に迷いはなく、ライダー達に向かって堂々と戦いを挑み、そして……。

漫画版の世界ではライダー同士の戦いの最終勝者になるが、目の前には勝利の代償と言わんばかりの荒廃し誰もいない世界が広がっていた……。


○戦いを止める場合

コアミラーを破壊し、ミラーワールドは閉じる事に成功する。
真司も普通の生活に戻ったが、街中で気付くと自らの手にデッキが握られていた。
そしてガラスに映るライダー達の姿。戦いは終わってなどいなかった。
(このときに真司が持っていたのはナイトではなく龍騎のデッキだったので、タイムベントでコアミラーが破壊される前に戻されたが、真司は本編みたいに記憶を失わなかったと推測される。)

高見沢が言い残した「ライダー同士の戦いは終わらない」と言う言葉を思い出し、真司は発狂、その叫びが響いた……。
因みに真司が絶叫した場面はゲリラ撮影であり、通行人は相当驚いたとか。


漫画版の世界ではハッピーエンドとは言い難いが、コアミラーを破壊しライダー同士の戦いは完全に終わり、TV版とは違い「実は戦いは終わっていなかった」という展開はなかったことに。
この時カードデッキはTV版とは違い破壊されなかった為、龍騎サバイブに変身した。

仮面ライダージオウ

龍騎編にて大久保編集長と共に16年ぶりに登場(声の出演としてなら平成ジェネレーションズFOREVERにて出演)。
詳細はアナザーリュウガを参照。

RIDER TIME 仮面ライダー龍騎

上記のジオウのスピンオフである龍騎の続編。(厳密にはジオウの世界の過去における本編と極めて近い展開を経た龍騎の物語)
謎の女サラによって突如ミラーワールドに集められた一人で、龍騎としての記憶は失っていたが、身体が覚えてると呟き再び変身をして龍騎となる。
その後は手塚や本作オリジナルキャラの木村(ベルデ)、石田(インペラー)の四人で組んで生き残るべく戦っていた。
しかし、戦いの中で手塚に裏切られデッキを奪われ石田を殺されてしまうもその中でナイトに救われる。
蓮の事を「ロン」と呼び間違えるネタはここでも健在であった。
その後、記憶を取り戻した手塚から木村を通じてデッキを返されるも鏡像の自分自身であるリュウガに取り込まれ、仲間のはずの蓮や木村に襲い掛かってしまう。
その影響で完全に過去を思い出し、リュウガの支配に打ち勝つも直後に暴走した浅倉に襲われそうになるも、蓮によって救われる。
蓮の死によって最後の生き残りとなり、サラの願いを聞き入れるために新たな命を経て現実世界に帰還。
アナザー龍騎と戦い、ジオウとゲイツに龍騎とナイトのライドウォッチを授ける。
その後、蓮の最後の願いである蓮の恋人であった恵里の幸せを確かめるべく彼女が看護師として働く病院に赴き、今でも蓮の形見の指輪を持ち続けている彼女の幸せな姿を確認した後、手元に残ったドラグレッダーとダークウイングのカードを捨てて街の雑踏の中に消えていった…

俺たち…またいつか会えるよな…?また…やろうぜ、くだらない喧嘩をよ。なあ、蓮…


絶対にライダー同士の戦いは止めてみせる!でも追記・修正は止めるなよ!

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