シロー・アマダ

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シロー・アマダ - (2018/12/28 (金) 16:25:13) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/09/12 (月) 20:29:51
更新日:2024/04/24 Wed 23:06:31
所要時間:約 6 分で読めます





風呂、入らないか?


機動戦士ガンダム 第08MS小隊の主人公。
物語スタート時から「成人」している「軍人」という、映像作品のガンダムシリーズでは数少ない主人公である。


搭乗機

作業用ボール
陸戦型ガンダム
ガンダムEz-8


【性格】
仲間想いの熱血漢で真面目な性格だが、同時に青臭さや人間としての優しさ、甘さが表に出るタイプ。
そのため同じ小隊に配属された部下のエレドアに「甘ちゃん」と称されるなど、物語当初は仲間達からの評価もあまり高くなかった。

サイド2のアイランド・イフィッシュ出身で、ジオンの毒ガス作戦により家族や友人を全て失った過去を持つ。
当然ジオンを強く憎んでいたが、アニメ本編ではこの過去や気持ちはあまり語られなかった。
これは物語の展開に対して、キャラブレが半端ないことになるためだと思われる。
監督交代などによる路線変更でキャラ改変された説もあるが、第一話の件や前監督のプロットを元に製作し終えた件からして当初からこういう路線だったと思われる*1

パイロットとしての技量はまずまず高く、判断力の良さ、機体の武装を上手に活用した(至近距離で照明弾を放ったり)戦い方が目立つ。


【劇中での活躍】
輸送船で地球へと向かう途中、テリー・サンダースJr.とアイナ・サハリンの交戦に遭遇。
サンダース救援のためにボールで出撃し、サンダースの機体を離脱させたうえでアイナの試作型ザクと交戦。

機転を聞かせた戦い方で善戦した結果、相討ちとなり、アイナと共に遭難。漂流していたマゼランに辿り着く。
二人で力を合わせて艦を爆破させ、お互いの味方に位置を知らせて救助される。

この時からシローとアイナはお互いに惹かれ合う。
またシローはアイナから借りた時計を返し忘れ、以降大切に所持していた。


地球に降りた後、地球連邦極東方面軍機械科混成部隊コジマ大隊の第08MS小隊隊長に就任。
就任当初はサンダース以外のメンバーにその実力を懐疑的に見られていたが、任務を通して少しずつ隊員の信頼を勝ち取っていった。

その後、ジオンの最新型MAアプサラスと交戦。サンダースのジンクスと共にアプサラスを退けた後、この機体の動向を追う任務に着く。

二度目の交戦でミケルを助けるために陸戦型ガンダムでアプサラスに取り付き、そのまま行方不明状態となる。

その間、直接通信でアプサラスのパイロットがアイナだと分かった後、バランスを崩し落下するアプサラスを止めるために奮闘。
崖っぷちからアプサラスの落下は止められたものの、自身は機体ごと崖から落ちた。
極寒の地に長時間いたため凍傷にかかるが、アイナに助けられ一命を取り止める。
体を温めるためにビームサーベルで風呂を沸かし、共に入りながらアイナに自分の想いを告白。
連邦とジオンという敵同士でも人は解り合える事を確信した。

しかし、自分達を救出に来た者達が戦う姿を見て心を痛める。
救出された後は一時スパイ疑惑を掛けられ、アリス・ミラーの自白剤を使った尋問でアイナへの想いを吐かせられた。
軍法会議でもジオンと解り合えると力説するものの、嘲笑を買うだけだった。

この一件で謹慎処分を受けるが、キキ・ロジータの村がジオンに占領されたという情報を入手。コジマ大隊長のサイン入りの偽の出撃命令書で出撃。

ジオン兵と村人の双方を助けたいという想いを消せなかったシローは自ら率先して作戦に参加。

生身にバズーカ一丁でトップの操る旧ザクを降伏寸前まで追い詰めたが、詰め寄る村人に恐怖したトップは対人兵器を撃ち、村人を殺傷。
シローは涙を流しながらザクのコックピットにバズーカを撃ち込んだ。


この無断出撃を受け、08小隊は銃殺刑か生存率38%のラサ基地前線偵察任務かの二択を迫られ、後者を選択。

出撃前にミラーに銃を突き付けられるが、シローの想いと覚悟が揺らぐ事は無かった。

作戦には陸戦型ガンダムを現地改修した専用機Ez-8で出撃。
ラサ基地に極秘裏に開発されたジオン軍のジャブロー攻略用MA、アプサラスⅢの存在を掴む。

そして終盤、他の極東方面軍と共にラサ基地攻略とアプサラスⅢの破壊任務に就く。
当初は砲撃任務に就く量産型ガンタンク3機の護衛をしていたが、
そのガンタンクがケルゲレン脱出の障害になると見たノリス・パッカードの駆るグフ・カスタムに襲撃を受ける。

カレンとサンダースをまとめて手玉に取るノリスに押され一度は乗機を機能停止まで追い込まれたものの、執念で回復させ、再び対峙。
最終的にグフカスタムを両断するも、同時に最後のガンタンクを撃破され、任務そのものは失敗した。

その後、突如軍を抜けると宣言し、アイナを助けるために単身アプサラスⅢの元へ向かう。
ギニアスに撃たれ機体から落下するアイナを助けた後、ジム・スナイパーの狙撃を受けながらもアイナと共にアプサラスⅢを撃破。

その後は行方不明となり、軍籍抹消となる。

が、ラストでは片足を失うもアイナと共に何処かへ旅立って行った。


後日談のラスト・リゾートでは、ミケルとキキが二人と無事に再会を果たした。
ただ、その場所がチベットのラサであることから、逆襲のシャア冒頭にて、
シローとアイナが5thルナ落下により死ぬことになるのではないか?と心配するファンもいる。


ガンダムシリーズの主人公勢の中では「声が檜山」「純情」「気合い」といった要素から人気があるが、
同時に凄惨な事件によってジオン嫌いだった筈なのに恋に落ちた途端コロリと態度を変えたりといった所からアンチもいる。
後に出た、監督が執筆した漫画版では多少補完されている。

もっとも、シローはマット・ヒーリィ(漫画版)の様に部下を死なせてはおらず、私情による明らかに誤った命令なども特にしていない。
そのため軍人としてはアレだが、人間的に問題がある主人公ではなくノリスにはしてやられたが能力的にも問題はない。(疑問符のつく命令もいくつかはあるが)
というかマット(漫画版)は自衛しようとする部下に対して「撃つなラリー!」と静止までさせて見殺しにし、
その後も敵味方問わず誰も死なせたくないという大望があるとは言え、実のところ反省すらしていないため流石に比較対象にすらならない。

また、敵兵との私的な接触に加え、それを原因とする敵前逃亡までやった彼と、
ニンジン嫌いを最後まで克服できずそして元敵とは言え友軍を殲滅したコウ・ウラキの存在とを合わせ、地球連邦軍の士官学校の教育水準の低さを指摘する者もいる。
彼らも、まともな教育を受けさせてもらえなかったという意味では、地球連邦政府の腐敗の犠牲者なのかも知れない。


【ゲームにおける活躍】
スパロボシリーズでは64で初参戦。それなりのパラメータで一軍を張れる。
特にIMPACT地上編ではボスキラーとして活躍。
本人の能力の高さや、最初から援護と統率を修得していることもあり、Ez-8以外の機体でも活躍出来る。

スーパーロボット大戦Zの連邦兵には彼と勇者王と盟主王の魂を持った連邦兵が存在する。


ガンガンシリーズでは陸戦型ガンダムとEz-8で参戦。
コスト1000なので耐久値は低いが、機動性の高さと多彩な武装を売りとし、トリッキーな戦い方が求められるが、腕次第で敵を圧倒出来る。

Gジェネ、特に携帯機シリーズではなかなか優遇されていて、アイナと一緒にチームを組ませると命中・回避に大きな補正が入ったり、
IDコマンドに使いやすい物が多かったり、Ez-8が強化される専用のイベントがあったりする。



【シロー語録】
「倍返しだああぁぁぁぁああ!!!!!」

「アイナーッ!!!好きだぁああああッ!!!!!!! 」

「俺は生きる!生きてアイナと添い遂げる!!!」

「これだけは言っておく…絶対に死ぬな!!」

「諦めてはいけない!生き延びることだけを考えるんだ!!」

「連邦のためじゃない!だが仲間のためなら戦える!!!」

「銃身が焼きつくまで打ち続けてやるー!!!」



俺は追記する!追記してアイナと修正する!!!

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