カオスロイド

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カオスロイド - (2017/04/27 (木) 01:52:03) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/07/24 (木) 23:58:49
更新日:2023/06/30 Fri 21:06:53
所要時間:約 8 分で読めます





M78完全破壊計画




カオスロイドとはPS2ソフト『ウルトラマンFighting Evolution Rebirth』に登場する「ウルトラマンコスモス」の敵、
カオスウルトラマンを元ネタとするゲームオリジナルキャラクター。
FERはオリジナルキャラが多数登場するが、特にその中でも凶悪なデザインで異彩を放っていたカオスロイド達は
目玉的な要素だったらしく、発売前の宣伝でも大きくプッシュされていた。


【概要】

原典のカオスウルトラマン同様、カオスヘッダーのコピー能力でウルトラ兄弟のデータを元に作り出された俗に言うにせウルトラマン系統の敵。
コスモス本編のカオスヘッダーは直接コスモスに取り付いてデータを採取したに対し、こちらは地球侵略と打倒ウルトラマンを狙うメフィラス星人が、
バルタン星人が使役したたち、ジェロニモンが復活させた復活怪獣たち、この双方から得た戦闘データを利用して作り出した。
強い自我を持つカオスヘッダーをどう操って作ったのかは不明。粘土みたいに形作ったりしたのだろうか?


ゲーム本編ではウルトラマンをコピーした『カオスロイドU』、ウルトラセブンをコピーした『カオスロイドS』、ウルトラマンタロウをコピーした『カオスロイドT』の3体が登場。

メインカラーは白と黒。目はカオスウルトラマン同様、不気味に赤く光っており、カラータイマーは常に赤色。光線の色も紫色。
体のラインも全体的に禍々しく歪み、顔にも黒いラインが目元を走っていたりとぶっちゃけオリジナルとは似ても似つかない。
掛け声はオリジナルの声を曇らせたような低く不気味な唸り声になっている。
総じて「如何にも凶悪そうな悪トラマン」といえば非常に話が通りやすい。

ゲーム的な性能もオリジナルより強烈で、スピードやパワーそして使い勝手等完全に上位互換といえる。
戦闘スタイルも悪役らしく非常にラフで、痛々しそうな技が殆どを占めている。

ちなみに優勢時の戦闘BGMは禍々しいアレンジをされたことで有名な「ウルトラマンタロウの歌」。曲の緊迫した雰囲気がかなり似合っている。

ゲーム本編のストーリーでは、第12話『M78完全破壊計画』にて3体とも初登場。
ウルトラマン達が地球防衛のために復活怪獣と改造怪獣の謎を追っている間、手薄になったM78星雲・光の国をメフィラス星人の命により襲撃する。
ちなみにその際の悪行はというと……
  • 手始めに平和のシンボルであるウルトラタワーを破壊する
  • ウルトラキーとウルトラベルを同時に盗む
  • 光の国の都市部を無茶苦茶に荒らす
  • 挙句にプラズマスパークの力を暴走させようとする
…と、本編でも類を見ない、滅茶苦茶とんでもない大事をやらかしている。
(特にウルトラキーとウルトラベルとプラズマスパークの3つを狙うというのは本当にマズい)

光の国各地で我が物顔で暴れていたが、程なくしてオリジナルのウルトラ戦士たちが到着。
M78星雲の命運を賭けた激戦が繰り広げられる……というのが12話の大まかなあらすじ。



【メンバー】



カオスロイドT:ウルトラの国でウルトラマンタロウの前に現れたカオスロイド。
盗んだウルトラベルを使い敵を状態異常にする。(ゲーム中ではカオスウルトラベル。)
使用技はストリウム光線に酷似した「カオスストリウム光線」。
フィニッシュ技はウルトラダイナマイトのコピーだが違う点が所々見られる「カオスダイナマイト」。

カオスロイドS:ウルトラタワーでウルトラセブンの前に現れたカオスロイド。
ウルトラキーを奪い、打撃に使うなど、神聖な武器を荒っぽく使う。
技は酷似した「エメリウム・コピー」、ウルトラセブンのアイスラッガーとは違い、分身する「カオスラッガー」を自由自在に操る。
フィニッシュ技は盗んだ「ウルトラキー」。光弾を放ち、惑星ごと破壊する。なんちゅーワイルドな技だ……
PVでマダヲが「こいつら、マジでヤバイ!!」と煽るだけのことはある。

カオスロイドU:プラズマスパークタワーでウルトラマンの前に現れたカオスロイド。
目的は多分、プラズマスパークの破壊である。……はず。多分、恐らく、Maybe……。
技は「キャッチリング・コピー」、腕を光輪にして投げつける「カオス八つ裂き光輪」、
フィニッシュ技は波打つスペシウム光線を放つ、「カオススペシウム光線」。



以下ネタバレを含む








タロウとカオスロイドTは最後にダイナマイトによる押し合い(内容はボタン連打)をし、見事連打に勝てばカオスロイドTを撃破する。
また、セブンは普通にカオスロイドSを倒すので目立つ場面は無い。むしろ相手のウルトラキーの演出のほうが目立つ。


ウルトラマンの場合は普通に倒す事も可能だが、彼には特別なイベントがある。

残り時間30秒を越えた時点でカオスロイドUにカオススペシウム光線を撃たれると復活イベントが発生。
ギガスペシウム光線を撃てる。対戦での使用等は不可能でこのストーリー限定である。

演出が結構かっこいいので、盛り上がること間違いない。



ちなみに、カオス系キャラがプレイヤーで
CPUがアグルになるとエピソード7に登場した、幻影アグルになる。



変更点は、必殺技、アグルブレードの色が紫。(通常は青。)








また、カオスロイドのゲーム内での性能は全メンバー、攻撃面においての性能が非常に高く、扱いやすさ、強さ共に最高クラス。
特にカオスロイドUに関してはほぼ本物のウルトラマンの上位互換。



後にウルトラマンのショーなどでひっそりと活躍、TVの舞台に立つ事はなかった。
しかし、ウルトラマンギンガ劇場スペシャル2カオスウルトラマンイーヴィルティガと共に登場した。

本物ではなく、シミュレーション内でバグによって発生した存在。
カオス八つ裂き光輪がただの八つ裂き光輪、カオスラッガーが分裂しない等、ゲームのような凄まじい技は使用せず、本物のウルトラマン達とほとんど変わらない技を使用していた。
ちなみにこの作品のカオスロイドSは、ゲームでは使用しなかったワイドショットのコピー技を使用している。

監督の原口智生はカオスロイドの存在を知らず、プロデューサーが用意した悪のウルトラマンの着ぐるみリストの中から選んだらしい。
まぁ、ゲームオリキャラじゃ知らんのも仕方ないか。


尚、カオスロイドメンバーの本当の映像作品初登場は新ウルトラマン列伝。(Sを除く)



しかしスパークドルーズ劇団の話でブラックキング達にボコられて終わり。なんとも悲しい。
まぁ、妄想なんだけどな! ……攻撃さえしてないってどういうことなの……?
こいつら、マジで(扱いが)ヤバイ!!



更に悲しいのがソフビ化はカオスロイドUのみで、しかも、ゲーム予約初回特典である。上にある?残念だがこれ、U以外はリペイント品。
やれやれ……こいつら、マジで扱いが酷い


カオスロイドの侵略からこのウィキは守られた。だが、ウィキの修正・追記はまだ終わってはいない……


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