登録日:2009/07/03 Fri 22:39:51
更新日:2025/01/24 Fri 10:58:24
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大きな三日月形の角に加えて鼻先の角、肘の棘、立派な
尻尾が特徴。
デザインは成田亨。
特徴的な角は
戦国武将黒田長政(
黒田官兵衛の息子で初代福岡藩主)の兜を裏モチーフとしており、
アメリカやタイではその素材となった水牛との関連性が指摘されている。
概要
別名:
古代怪獣
学名:ゴモラザウルス
身長:40メートル
体重:2万トン
武器:怪力と角から出る超振動波
典型的な超パワーファイターであり、レッドキングと双璧を成す初代マンの地球圏最強怪獣候補。
加えてレッドキングが頭の悪さを利用されて2度ともけっこうあっさり負けているのに対し、
ゴモラは
ウルトラマンを撤退にまで追い込んだことからインパクトは非常に強い。
基本的に敵として登場する怪獣だが、『大怪獣バトル』シリーズにおいては主役怪獣として登場している。
とある黒歴史映画ではリンチされた。
「ゴモラ」の由来は旧約聖書のソドムとゴモラからという説と、
に、負けないような怪獣を作りたいという思いから、それぞれの頭文字を引用して名付けられたと言われている。
シリーズでの活躍
昭和時空
第26話「怪獣殿下(前篇)」第27話「怪獣殿下(後篇)」で登場。
勘違いされることが多いが、「怪獣殿下」はゴモラの通称ではなく、作中に登場した怪獣好きの子供の通称である。
1億5000万年前のジョンスン島に生息していた
恐竜ゴモラザウルスの生き残りとして発見された。
元々大人しい性格で人間を攻撃する素振りも見せなかった上に、長い眠りで力が弱まっており、阪神大学の中谷教授の指揮の下、万博に展示するため捕獲される。
ちなみに元々は化石を探しに行ったのだが、生体を発見したため生け捕りにして展示することに変更された。
某氏も突っ込んでいたが、いきなり持ってきて檻とか食糧はどうするつもりだったのだろうか……。
協力要請を受けた
科学特捜隊による空輸中に
視聴者全員の予想通り麻酔が切れて暴れだし六甲山に落下。
秒速700mでの高速移動中に高度2000mの高さから六甲山に落下(計算上、
TNT火薬1キロトンに匹敵)してもびくともせず、
逆にそのショックで本来の力と本能を取り戻す。
そのまま地中を移動し千里丘陵の工事現場に出現、ウルトラマンと戦いその強力な
尻尾で叩きのめし、エネルギー切れ寸前まで追い込むと地底に逃げ出した。
元々は大人しい怪獣とはいえ、
訳も分からない土地に放り込まれてパニックを起こしたゴモラは危険極まりない怪獣と化してしまった。
ゴモラ本人視点では自衛しつつ敵から逃げ回っている以外の何物でもないが、土地勘も無く、周囲は敵だらけと言う状況では鎮静化は絶望的だった。
その後大阪市内に現れるも、科特隊によって尻尾を切断された(切断された尻尾はその後もしばらく動いていた)。
そして大阪城に出現、これを破壊しウルトラマンと再戦する。
科特隊と
自衛隊の援護攻撃の中、ウルトラマンに鼻と頭部の角を折られた挙句、
スペシウム光線でとどめを刺された。
ウルトラシリーズ初の前後編通じて登場した怪獣であり、同シリーズ屈指のパワーキャラとしても描かれた。
その後は幾度もリメイクされ、ファンからの人気も非常に高い。
しかし、元々孤島の山奥で静かに暮らしていたところを
無理に連れ出された挙句にぼろぼろにされたという役回り。
ジャミラほどには強調されていないが、思いっきり被害者である。
作中でもムラマツキャップが「思えば可哀そうなことをした」と後悔している。
第37話「小さな英雄」の初期脚本では
ジェロニモンにレッドキングと共に復活させられ再登場が予定されたが、
ゴモラのスーツは既に
ザラガスに改造されていたため
テレスドンに変更された。金城哲夫の小説版ではこの通りの展開になっている。
その後もたびたびゴモラはレッドキングと共演する機会に恵まれ、『
ウルトラマンジード』では遂に…。
『ウルトラマン』の時代設定は1975年ジャミラとタイラントの話はするなだが、劇中でオサムが住んでいる世界は
怪獣がテレビや映画で放映されている現代と同じなので少なくとも本話に関しては1966年放送当時の時代設定のようである。
放送当時は過去映像のみの登場だったが、再放送時に急遽制作された「怪獣死体置場」で新撮編として登場。
怪獣死体置場という名の円谷プロ怪獣倉庫で突如復活し、バルタン星人の笑い声が響く中で、同じく突如復活したウーと戦った末に勝利する。
第18・20・21・23・95・96・98・99話の8回登場。
23話までと95話以降では着ぐるみが違う。
初登場の18話では単体で登場し、脳天へのレッドチョップからの顔面パンチ、鳩尾へのキック2回の後、アッパーで倒された。
その後は他の怪獣と組んで登場するようになった。ウーとは仲が良いようだが、
メフィラス星人とは仲が悪い様子。
●ウルトラ6兄弟対怪獣軍団
怪獣軍団のリーダー格として登場。
日本語吹き替え版での鳴き声は
ラドン。
書籍設定などでは
スーパーゴモラと呼称されることもあり、初代には無かった角からの怪光線、怪獣念力などと言った
超能力を有している。
タイ王国のドーナ第7ロケット基地で行われた人工降雨ロケットの実験の失敗に際し、その衝撃で地面から
復活。
タイラント、
ダストパン、
アストロモンス、
ドロボンといったメンツを率いて暴れ回る。
駆けつけた
白猿ハヌマーンをも数の暴力で痛めつけたが、ウルトラ6兄弟が加勢に来ると一気に形勢逆転。
怪獣軍団を全員蹴散らされた上に怪獣念力も破られ、最後は
ハヌマーン&ウルトラ6兄弟に壮絶なリンチを受けた末に、ハヌマーンの切断技を受けて倒された。
造形物は着ぐるみと爆破用の人形。
『ウルトラマン』の登場個体よりも頭部が大きく作られているほか、胸部と腹部の突起をはじめ表皮の凹凸の形状が異なっている。
なお、この映画に登場する他4体の怪獣は円谷プロの倉庫から適当に選抜されたが、ゴモラのみはチャイヨー・プロダクション代表のソムポート氏からタイ国民に身近な水牛に似ている事から名指しで選ばれている。
第22話「惑星が並ぶ日 なにかが起こる」に登場。
『ウルトラマン』のゴモラから二体目に出現したため「ゴモラII」と呼ばれるが、
ゴモラザウルスの生き残りではなく、氷河期を逃れるために地中へ移住した
微生物の変異体。
そのため『
ウルトラマンメビウス』のアーカイブドキュメントにもゴモラとして記録されていない。
外見的には三日月型の角の下にもう2本下向きの角があるのが特徴。
また腕から
ミサイルや
金縛り光輪を撃つわ、角から
三日月光線やら
電撃光線放つわ、とイメージが全然違う。
(ビデオ『ウルトラヒーロー伝説』では80から「まるで宇宙怪獣みたいなやつだった」とまで言わしめた)
防衛軍による地底人攻撃の衝撃で覚醒した。
上記の新技に加え怪力で80を追い詰めるがサクシウム光線を撃たれ死亡、地割れの中に消えて行った
着ぐるみは10年近くアトラクション用として使われ、そのたびにゴモラにされたりゴモラIIに戻されたりしたが、現在はゴモラに改造されて展示されている。
居村眞二の漫画版『80』ではバルタン星人の操るゴモラが登場したが、本編と異なり容姿は初代ゴモラに近い。
その超能力から「何者かに改造されていたのではないか」という説が、
旧『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』の公式サイトにて複数作品に登場した宿敵怪獣に関するコーナーで示唆されている。
第11話「蘇る巨獣」に登場。
初代と同じくゴモラザウルスの生き残り(劇中では「1億8000万年前の化石と酷似」というセリフがある)で、
アンデス山中で
ミイラ化していたのが発見され、展示されるべく博物館に運ばれた。
が、おりしも降っていた大雨を浴びたことで蘇生する。
その生態は水牛に近く水場を好み、川に沿って移動していく。
元々、ゴモラザウルスは大人しい恐竜だったのでW.I.N.Rは麻酔で眠らせ、
大型飛行母船スカイハンターのアンカーでゴモラを移動させる作戦を実行するも、乾燥していた体は麻酔の利き目が鈍く、ゴモラは途中で覚醒して暴れだす。
それによってスカイハンターは危険な状態に。やむなく落下させようとするがゴモラを長時間支えたせいかクレーンが故障してしまう。
結局サンダースのストライクビートルの攻撃でアンカーが外れゴモラは落下、作戦は失敗。
水(川)を求めるゴモラは進路上の街に乗り込んでしまい、ついにパワードが登場してゴモラと格闘する。
しかし、もともと土中で仮死状態だったものが、水を浴びただけで完全に復活できるわけもなく、その肉体はパワードが現れる前から衰弱していた。
街に乗り込んでもよろめきながら歩くのが精いっぱいで、それどころか家に躓いて転倒する始末。
ましてパワードとまともな勝負ができるわけもなく、その最中にゴモラの寿命が尽きてしまうという結末を迎えた。
その時のゴモラの苦しげにあえぐ悲鳴が何とも悲痛。
初代よりも人間の都合に振り回された被害者という点が強調されており、パワードも最終的には手を下すことはなかった。
発見した長谷川博士も「生き返らないほうが、ゴモラは幸せだった」と後悔し、
ケンイチ・カイも
「ゴモラには、我々が怪獣に思えたかもしれませんね」と述べた。
ちなみにゴモラの死体は博物館に展示されて物語が終了する。
どちらかと言えば
ドドンゴに近いエピソードだった。
あまりにもアンマリな扱い故に『超闘士激伝』のおまけ漫画では「縄に引っかかってこけただけで死ぬ」というパロディが掲載されていた。
第21話「地底からの挑戦」に登場。「伝説の怪獣
人気投票」でぶっちぎりの1位を獲得し登場が決定した。
なんと外国の珍獣という設定で、テロリストによって改造され巨大怪獣となった。そのためか、物凄く人相が悪い。
「チビゴモラ」という発想は後に小説『
ウルトラマンF』にも登場する。
第42話「旧友の来訪」に登場。
ジョンスン島に現れるが、
ヤプールによって同化獣・ガディバを憑依させられ、
メビウスの戦闘データを解析するために戦わされる。
データ会得後ガディバはゴモラを見捨てて逃走したため、ゴモラも勝手に帰っていった。
そして再び人類の前に姿を現したガディバはレッドキングの死体を乗っ取り、ゴモラへと変貌させていく。
こうして完成したコピーゴモラは息つく間もない連戦に疲弊したメビウスを切断された尻尾との同時攻撃で苦しめるが、
最後はバーニングブレイブに変身したメビウスに放り投げられ、メビュームバーストとGUYSの
合体技で撃破された。
残ったガディバは逃走し、
エースキラーと合体することとなるのだが、それはまた別の話。
第21話では、怪獣墓場で眠っている姿が確認できる。
なお、作中では「ゴモラが過去に日本国外で暴れた事例はない」と言及されており、
『パワード』並びに『ウルトラ6兄弟対怪獣軍団』が事実上『Q』~『メビウス』の世界観には含まれていない事がうかがえる。
●グラビア版 ウルトラ超伝説アンドロ超戦士
てれびくん1982年4月号に登場。
ジュダによって強化改造された「改造ゴモラ」として登場し、
ゾフィーに会いに行く途中のメロスとウルフを襲うも、駆けつけたマルスの手刀技・マルスパルサーによって真っ二つにされるという、新キャラの噛ませ扱いであった。
グラビア版ではグア軍団最後の再生・改造怪獣となった。
居村眞二氏の漫画版では未登場。
●帰ってきたウルトラマン 決戦ウルトラ兄弟対11大怪獣
…実はこのセブン、チブル星人がジャックをおびき寄せる罠として嗾けた
にせセブンであったのだが。
つまりチブル星人としてはゴモラ達は
ハナから使い捨てだったようで、あまりにひどい扱いである。
ウルトラ怪獣枠で参戦。
加速力は低いが、高い最高速度を持つというマリオカートでいうところの
クッパ。
必殺技は大阪城落とし。
怪獣のサンプルとしてTDF(地球防衛軍)に捕まり、コンテナに入れられて空輸されていたが、
デビルガンダムを探していた
ドモン・カッシュの駆る
シャイニングガンダムに
DGと間違えられて強奪されそうになり、
その巻き添えを受けて落下し覚醒して暴れ回った。
ドモンとレインは大惨事の引き金を引いてしまったことに愕然とし、ゴモラ討伐に協力。
ゴモラは大阪を滅茶苦茶に破壊するがウルトラマンが
八つ裂き光輪で尻尾を切り落とし、
ガイアセイバーズとガンダム勢の集中砲火を受けてやっとこさ倒された。
どうでもいいけどこのイベント以降やけにレインと
カトルの絡みが多い。レインさんは
子供受けがいいのかしら?
闘士ウルトラマンと共に戦う
闘士怪獣五獣士の一人(いや、一体?)・闘士ゴモラとして登場。
初期はただの脳筋怪獣だったが、新章にて遂に超振動波を習得した。
また今作のゴモラには、ルーキー時代に怪獣帝王を名乗ってタイラント、ダストパンら4体の怪獣を率いて悪事を繰り返していたという設定がある。
大怪獣バトルでの活躍
主人公・
レイが操る
最強のパートナーとして登場する。
バトルナイザーから召喚され、レイや
ZAP SPACYの前に立ちふさがる怪獣と戦っていく、といった破格の厚遇を受ける。
初代ウルトラマン時代から健在の肉弾戦、ドロップキックをはじめとするプロレス技を駆使し、力自慢のレッドキングや
ドラゴリーとも互角以上に渡り合う。
さらに本作では、角から放つ
超振動波、敵に角を突き刺して放つ
零距離超振動波「ゼロシュート」を必殺技にしている。
ゴモラは超振動波を使って地面を掘削するという設定が追加され、それを攻撃に転用しているようだ。
なお、大伴昌司氏の著作『怪獣図解入門』における図解では「岩を壊す超音波を出す『超音波能』がゴモラに備わってる」という記載もあり、
一部のファンの間ではこの書籍設定が公式に導入された可能性も指摘されている。
●ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
レイが最初から所持している怪獣として登場。リトラや
エレキングと違い、レイの手元に渡った理由は不明。
レイブラッド星人が与えたのかもしれない。
ゼットンと
キングジョーブラックとの最終決戦で、レイがレイモンに覚醒すると同時にゴモラもEXゴモラに強化。それまで苦戦していた二体の怪獣を圧倒する。
●ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY
レイの相棒として、
レイオニクスバトルに挑む。
今作ではレイモンが暴走した「バーストモード」になると、ゴモラ自身も全身が真っ赤になるレイオニックバースト状態になる。その実力は苦戦していた
ガルベロスや
グランデのレッドキングを逆にボコボコにできるレベルだが、レイモン自身が暴走状態なためかなり危険。ゴモラへのフィードバックがあるかどうかは不明である。
後半では
怪獣墓場にてマン、
セブン、メビウスと共に決戦に臨むが、
ベリアルの策略でレイが暴走してしまい、レイオニックバースト状態になって仲間を攻撃してしまう。
レイの復活後、EXゴモラとなって最終決戦メンバーと
ベリュドラを倒し、ベリアルの野望を叩き潰した。
ウルトラマンゼロと共にサロメ星人の計画を潰すために戦う。
メカゴモラに初戦で完敗するが、再戦時に別次元のレイの協力で撃破する。
天球を止めるためにロボット軍団と戦うが、レギオノイド撃破後に3体のロボから袋叩きにされ敗北…
終盤に回復を終えて再登場し、ロボット軍団を足止めした。
ちなみにヒュウガの妄想では、海水浴するごもたんが拝める。可愛い。
劇場スペシャル2で登場。
礼堂ヒカルがライブした。
健太がウルトライブしたガンQと、千草のウルトライブしたアクマニヤ星人を倒した後、
戦闘経験の差で美鈴のゴモラレイオニックバースト、健太のEXゴモラ、千草のメカゴモラを破り、最強怪獣に一応選ばれた。
ビクトリアン間の抗争において、地球を追われた一派の最後の生き残りであるヒヨリがモンスライブした。
ギンガと対戦したほか、古代怪獣繋がりで「超古代怪獣」である(ファイヤー)
ゴルザと戦った。
主人公・大空大地が所有する
オーパーツ「
スパークドールズ」として登場。
大地とは少なくともウルトラフレアが発生した15年前からの付き合い。元々は大地の父親が研究していたようだ。
意思を持っており、喋ることこそできないがXioデバイサー(→エクスデバイザー)を介して大地を陰ながら支えている。
第11話「未知なる友人」ではXioの技術によって
サイバーゴモラとしてリアライズ。
ピンチの
エックスを
キングジョーから救い、勝利へと繋げた。
ちなみにSEや動きにレイの
ゴモたんゴモラの物が使われている。味方のゴモラなので意識されているのだろう。
第12話「虹の行く先」では山瀬アスナが使用し、ザラガスを撃退した。
第15話「戦士の背中」では神木隊長がリアライズ。
結婚式で流れるあの曲
もしくはロッキー(ryをBGMに
完全にゴジラ化したゴメスに挑んだ。
第19話「共に生きる」では遂に実体化に成功した!
しかし、
黒幕の発生させたダークサンダーエナジーで無理矢理EX化させられてしまい、暴れ回る。
大地はゴモラを
ザナディウム光線で鎮静化しようとするも、それを見ていた
人工生命M1号は人間が怪獣と暮らすことを
「偽善」「怪獣の隷属」と非難し、大地を幽閉してしまうが、アスナの命がけの行動を見て考えを改め、大地を解放。
ウルトラマンエクシードXの力で浄化され、無事元の姿に封印された。
しかし第21話「美しき終焉」にて、あらゆる生命エネルギーを貪り尽くす
グリーザによりXio基地が襲撃され、
ゴモラは再び強制的にEX化させられてしまう。
同時に強制EX化させられたレッドキングや
デマーガと共にグリーザに呑みこまれてしまった。
最終話「虹の大地」でグリーザ最終形態の一部と化してしまうが、Xにより引きずり出され、
Xの最強アーマー「ハイブリッドアーマー」の右腕となってグリーザを倒した。
今回もゴモラ本体は登場しないものの、その力を宿した「怪獣カプセル」のひとつとしてゴモラカプセルが登場。
伏井出ケイがライザーでレッドキングカプセルと共にリードすることで、
ベリアル融合獣 スパークドールズをへとフュージョンライズする。
スカルゴモラは第1話「秘密基地へようこそ」と第2話「怪獣を斬る少女」をまたいで、
ウルトラマンジード・
プリミティブの初陣を飾った。
後に第9話「誓いの剣」にて、スカルゴモラが三度登場。
光瀬山麓に出現するが、
ソリッドバーニングとなったジードのコークスクリュージャミングによって倒された。
その回では鳥羽ライハの過去の
トラウマとしてスカルゴモラが現れており、光瀬山麓でライハの両親を殺した忌々しい存在としても描かれている。
野生のゴモラでは初の超振動波を使用した個体かつ『R/B』初の非クリスタル産野生怪獣となった。
ここ最近の優遇具合から一転してかませになってしまったが、勝手に目覚めさせられ、一方的に倒されてしまう点においてはある意味被害者的側面が出たとも捉えられる。
第3話「生中継!怪獣輸送大作戦」に登場。
山中にて休眠状態にあり、地元の人間からは「ゴモラ岩」と呼ばれていたが、工事の際に邪魔になったため
ストレイジの手により北太平洋のスフラン島への移送されることとなる。
ハルキが操縦する
セブンガーの補助の上で数基のドローンによって輸送作業がなされたが、折しも花粉症の影響で街中で目覚めてしまい、初代よろしく大暴れしてしまう。どうにか抑え込もうとして戦闘モードに切り替わったセブンガーと闘い、一進一退の攻防の末に行動停止に追い込んだ。
その後、輸送作戦の視察を行っていたGAFJの事務次官がいるビルに迫ったが、
ヨウコからの銃撃で時間を稼がれている内に倒れていたハルキも
ゼットに変身し立ち向かう。
アルファエッジ との戦いでは怪力や尻尾の攻撃を駆使してで互角に闘い、アルファチェインブレードの斬撃も途中で咥えて受け止め放り捨てるなどゼットを手こずらせた。
しかしゼットはヨウコが回収していた「ウルトラマンメダル」をビルの屋上から受け取った事で
ベータスマッシュにウルトラフュージョン。
自分以上の怪力を前に劣勢を強いられるが、木に蹴り込まれた事で花粉を吸い込み、それを利用した毒霧攻撃で怯ませて反撃し、ゼットを吹っ飛ばした隙にたまたま有った鉄柱を引き抜いて殴り掛かるという
プロレスの様な闘いを繰り広げる。その後おなじみになった超振動波を放つがベータクレセントスラッシュに押し負け、ダメージを受けた隙に急接近したゼットの打撃をもらって気絶した後、空中に投げられてゼスティウムアッパーの一撃を食らい、空中で爆裂死した。
野生のゴモラってひどい目に合わなきゃいけない呪いにでもかかっているのだろうか……。
なお、本編後の「ハルキのウルトラナビ」でハルキがゴモラを紹介する際、「花粉症はホント辛いよね~……」と同情するようなそぶりを見せている。
第1話「光を繋ぐもの」でゴモラのGUTSハイパーキーが登場、シズマ財団の
シズマ ミツクニ会長が使用した。
火星の超古代遺跡に忍び込んだ主人公マナカ ケンゴと彼が触れた神器の呼応に呼ばれるかの如く現れた怪獣
ゴルバーに対し、ミツクニはゴモラキーを使用。
GUTSスパークレンス・ハイパーガンモードから超振動波が発射され、これに怯んだゴルバーは一旦地底に逃げ込むことになった。
その後、第9話「あの日の翼」ではオーストラリアの3000年前の地層からゴモラそっくりの壁画が出土した。
その際、
GUTS-SELECT隊員たちが(まだハイパーキーにしか出ていないガマクジラ共々)「ゴモラだ」と驚いていたので、この世界では過去に出現したことがあるらしい。
第3話「出動!GUTS-SELECT」に登場。
突如街中から現れる形で登場し大暴れした。
新生GUTS-SELECTのカイザキ サワ副隊長によると、本来は凶暴な性格ではないものの、第2話で登場した
デスドラゴ同様に"何か"に対して警戒していると分析された。
地上からの銃撃とガッツファルコン&ガッツグリフォンによる連携により尻尾を斬られたのだが、その後出現した
スフィアに寄生されて、スフィア合成獣
スフィアゴモラへと変貌してしまった。
●電撃版
「電撃G'sMagazine」で掲載中の企画で「ゴモラちゃん」として
擬人化。
何故かスク水幼女にデザインされている。
おそらくはお腹の黒い部分をスク水に見立てていると思われるが、デザインしたminoa(
ニトロプラス)氏は企業秘密と言って教えてくれない。
主人公として活躍。と言っても
群像劇なので影は薄い。
マイペースで天然ボケな
ボクっ娘として登場している。時々語尾に「ゴモ」と付ける。
途轍もなく寝坊助で、過保護なベムスターに背負われて登校し学校で目を覚ましている。
お気に入りはタガールによく似た可愛くないゆるキャラ。
CV:
諏訪彩花
本名は
黒田ミカヅキといい、ファンからの愛称は「ゴモたん」。ちなみに本名の初出は小説版『始まりの物語』。
大怪獣ファイト界で注目を集めている期待の新人。大阪にいた事があるため、時々関西弁が出る事も。
かなりの怪力で、特訓時にはマイクロバスを持ち上げている。
擬人化されたゴモラの髪は茶色と灰色のグラデーションなのだが、アニメのSD状態では灰色一色になっている。
これは第二期に登場した
ガッツ星人も似たような傾向であり、恐らくデザインをSDに落とし込むための都合。
第一期ではカプセル怪獣以外で唯一変身前の姿が出ていた。髪色が変身前より濃い目に。
第二期でも引き続き変身前が出てきたが、デザインが多少変更されていて、前髪の一部と髪の両サイドが跳ねている。ツノのイメージだろうか?
こっちではスク水ではなくセパレート型だが、どっちにしろ貧乳で茶髪。
怪獣墓場学園に来てからはこれといって活躍していないものの、
ジャミラ出発の際にはレッドキングに肩車されてスカルゴモラごっこしていた。
大の城マニアで関西弁キャラ。
尻尾は自切可能で、美味しいらしい。
初期から育成可能な怪獣として登場。
ゲーム開始時に季節ごとの無料配布怪獣として入手でき、ファームで休むと疲労回復度が大きいので初心者向け。
反面、資金がまとまってくると
マンゴーとジュースで休ませずに重トレ連発がデフォになるため無意味な特徴となってしまう。
持ち技は大半がちから技。かしこさ技でダメージソースになるのは遠距離技しかない極端な仕様となっているので、両刀ができるほど育成環境とプレイヤーの実力がつくまではちから技一本に絞ったほうがいい。
初心者にも育てやすいのは確かだが、その実力を十全に発揮するためには上級者でなければならないという奥の深い怪獣でもある。
【派生型】
●ブレイブバースト
ゴモラの一時的なパワーアップ。
能力が高まる。
●レイオニックバースト
レイモンがバーストモードとなった際に、ゴモラがパワーアップした姿。
全身が赤くなり、能力が飛躍的に高まる。
●EXゴモラ
レイがレイモンとして覚醒した際、ゴモラがパワーアップした最強形態。
EX超振動波や伸縮自在の尻尾を駆使して戦い、ウルトラシリーズでも上位の怪獣を一方的に倒すほど強い。
ゲームでの一撃必殺技は尻尾で胸を貫く攻撃。大怪獣バトルでの技名は"テールアッパー''。
相手がウルトラマンでも容赦なくぶっ刺しており、その光景はかなり痛々しい。
映像作品でもEXゴモラが似た技を使用し、キングジョーブラックをぶっ刺した。
『X』では山や町を一撃で破壊するほどの振動波を放っており、止めようとしたアスナもこれで殺害しようとした。
その後の新世代ヒーローズにも再登場を果たす。
詳細は該当項目を参照。
●サイバーゴモラ
『
ウルトラマンX』に登場。
大空大地が所有するゴモラのスパークドールズを元に制作されたサイバー怪獣。
当初は
ウルトラマンエックスがゴモラアーマーを装備するためのアイテムとして扱われていたが、第11話でゴモラと大地の心が一つになったことで実体化に成功し、それ以降はエックスと共に戦うようになった。
必殺技は「サイバー超振動波」。
【その他】
2011年末から2012年始にかけてのガキの使いの企画、
笑ってはいけないエアポートのワンコーナー、驚いてはいけないコーナーにおいてまさかの出演。
イベント等でよく見かける通常の着ぐるみより大きい「で怪獣」が使用され、その大きさ故か天井が低い通路ではあまり身動きが出来ずにいた。
円谷、よく許可してくれたな……
最終更新:2025年01月24日 10:58