ブラックキング

登録日:2010/11/27 Sat 12:22:20
更新日:2021/07/22 Thu 00:44:49
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ブラックキングとは、『帰ってきたウルトラマン』などウルトラシリーズに度々、登場する強豪怪獣。

別名:用心棒怪獣
身長:65m
体重:80000t

【武装】
怪力、赤色破壊光線(ヘルマグマ光線)、強靭なボディ、黒煙

帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)抹殺のためナックル星人が操る対ウルトラマン用戦闘兵器。
別名が「用心棒怪獣」なのはそのため。

武器は口から吐く赤色破壊光線(ヘルマグマ)、黒煙。角で30万tタンカーを放り投げるほどの怪力を有する。
さらに分析されたジャックの戦闘データを応用されており、スペシウム光線ウルトラブレスレットを弾き返す強靭な防御力を誇る。
セブンもブレスレットを渡した時に「どんな宇宙怪獣とも互角に戦えるだろう」と絶対とは言っていなかったがすごい。
レッドキングの兄、もしくはナックル星人に捕獲されたレッドキングが改造されたとする資料もあり蛇腹があるのはこの名残であり、児童誌ではこんな兄弟を生んだ母親怪獣の想像図まで描かれていた。

さらにナックル星人の用意周到さはこれだけにとどまらず、

  • ジャックと一心同体である郷秀樹の恋人とその兄(坂田兄妹)を殺害し、精神面に大ダメージを与える。(ちなみにこれは演者の都合)
  • 太陽エネルギーの少ない夕方に出現。
  • ナックル星人自身も参戦。

という対戦環境を整えており、全力で戦うことができないジャックを、ナックル星人と共にフルボッコし敗北させることに成功している。



その後ジャックはナックル星人によって処刑されかけるが、初代ウルトラマンウルトラセブンによって窮地を救われ、復活

再戦時もナックル星人とともにジャックを苦戦させたが、
マンとセブンとの友情、そして坂田兄妹の仇を討つために立ち上がったジャックの反撃を受け倒された。

その最期は、ウルトラ投げによって宙に持ち上げられ、スライスハンド(手刀)一撃で首チョンパされるというものだった。
チートブレスレットすら効かない相手だっただけに、この際の演出は必見。

内山まもるの漫画版では角攻撃をジャックに避けられてナックル星人に刺さり、絶命させる。
その後、慌てたところを八つ裂き光輪で胴体を切断され、倒される。


ウルトラマンタロウ』放送当時には、タロウ抹殺のための怪獣軍団候補に挙げられたが、
「ナックル星人がいないと駄目だ」という理由で外されたという記事が載った。要するに頭がアレなのだろう。
一流のボクサーは一流のセコンドがいて初めて輝くとか言うし。


●グラビア版 ウルトラ兄弟物語アンドロメロス
てれびくん1981年12月号に登場。
頭に超金属ドリルを装備した「改造ブラックキング」となり、再生ナックル星人と共に出現、灯台を破壊し、駆けつけたメロスを2人がかりで苦しめる。
だがウルフが駆けつけた事で形勢逆転、スオードUで首を切断され、ナックル星人は宇宙へ逃亡した。
ちなみにナックル星人は、ブラックキングに命令を与える際には、何故か小さくなってから命令を与えていた。
小学一年生1982年1月号では、ウルフのコスモオーラーで倒されたとされている。
居村真二氏の漫画版では10倍にパワーアップされているとされ、ナックル星人1号に連れられて地球を襲撃、地球にいたエースを退け、駆けつけたメロスをやはり2人がかりで苦しめるも、弱点である体の動力パイプを引きちぎられ、アンドロタイフーンで倒された。

後に1983年2月号で他の改造怪獣達と共に復活、全員でメロスとウルフを取り囲んで高速旋回しながら炎の渦を発生させる火炎車戦法を仕掛けるも、結局は破られ、2人のアンドロビームで倒された。


●大怪獣バトルシリーズ

ゲームのストーリーモードでは、やはりナックル星人の手下として登場し、主人公からバトルナイザーを奪うために襲ってきた。

漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』では量産されており、ペダン星と戦争中のナックル星人の主戦力として使用されていた。
そのうちの1体がペダン星人の母船に捕らえられていたが、一緒に捕らえられていたナックル星人によって解き放たれ、母船内で暴れた。
だが長く監禁されていたために弱っており、主人公のイオ少年が召喚したベムラーに倒された。
その後、ナックル星人と手を組んだヤプールの超獣部隊と共に、大群でペダン星に攻め込んだ。



シャプレー星人(レイオニクス)のバトルナイザーから召喚された初代の別個体。
凍てついた光の国で、タワーを目指すレイ一行を襲撃した。
場を引き受けたレイのゴモラと戦い、最後は超振動波を受けて爆散した。

週刊 ウルトラマンオフィシャルデータファイル』では、ブラックキングはナックル星で大量に飼育されており、
今回の個体はナックル星人がシャプレー星人に貸し与えた、もしくはシャプレー星人がナックル星人から強奪したものと推測されている。

着ぐるみは『ウルトラマンメビウス』に登場したフェミゴンフレイムの改造。



着ぐるみに若干の改造を加え、バット星人率いる怪獣兵器の1体として登場することが判明。
相手が帰ってきたウルトラマンという因縁のある対戦カードのため、期待が高まっていた。

……が

尺の都合(もっといえば物語のテーマの都合上)で『サーガ』でのウルトラ兄弟VS怪獣兵器戦がカットされることが判明。
カット分は『ウルトラマン列伝』で放送された。

やはりウルトラマンジャックと激しい戦いを繰り広げる事となり
最終的にウルトラランスで貫かれて爆散した(肩書きからして破壊されたという方が的確か)。
実はウルトラランスで敵を撃破したのはこれが初めてだったりする*1

その最期は皮肉にも初代ナックル星人が能力分析した時に「勝てるどうか危ない」と判断した通りの物だった。


ウルトラマンギンガ
第1話「星の降る町」、第7話「閉ざされた世界」に登場。
CV:岸哲生
主人公の礼堂ヒカルがウルトライブする事で変身。まさかの味方側として登場した。
サンダーダランビアに立ち向かうも、電撃などに苦戦した。
第7話のダークガルベロス戦ではボクシングで対決するも、リーチの差で敗北。

ウルトライブ時、ぐんぐんカットと共に登場するシーンはやたらシュール。

またスパークドールズ劇場では初めてレッドキングと共演した。


ウルトラマンX
第5話「イージス 光る時」に登場。着ぐるみに手が加えられ、目つきが少し鋭くなった。
ナックル星人バンデロに使役されXioを襲撃するが、
次元を超えて駆け付けたウルトラマンゼロのウルトラゼロキックによって自慢の角を折られてしまう。
その後、折れた角の部分に新たにロマンあふれるドリルを付けた「ブラックキング"ドリルカスタム"」へと強化される。

ちなみにナックル星人とその用心棒怪獣ブラックキングのペアは、1971年の『帰マン』放送以来、なんと44年ぶり。
なお、ドリルカスタムは上述の「改造ブラックキング」を彷彿とさせるキャラクターとなっている。
改造との違いは弱点であったむき出しの動力パイプが無くなり、新技としてドリルから放つ破壊光線(ドリルブラスター)を身に付けていること。


ウルトラマンオーブ
第10話「ジャグラー死す!」に登場。
ナックル星人ナグスが回収していた怪獣カードであり、ノストラによってオーブ抹殺のためにジャグラス ジャグラーに与えられた。

その強固な表皮は、ハリケーンスラッシュの風をまとった格闘にもスラッガーショットにもスラッガーランスにもほぼまともなダメージを受けず弾き返してしまう。
バーンマイトのパワーには一時圧倒されるもののスワローキックを片手で掴んで受け止め、ストビュームバーストもヘルマグマで相殺、
その爆発に紛れて強烈な頭突きをかまし、更にヘルマグマで追撃して後はとどめを刺すだけというところまで追い詰めた。
しかし宿敵であるジャグラーが卑劣な手段で暗殺されたことに怒ったオーブの猛攻に押され、ストビュームダイナマイトを食らい逆転負けを喫した。

最終的には倒されたとはいえ、小細工無しでオーブを真っ向から圧倒して侵略連合の横槍がなければそのまま倒していた勢いだったため、
初代に匹敵する、いやそれを上回る超強敵だったと言えるだろう。


ウルトラマンR/B
第2話「兄弟の絆」に登場。
「力」を司るブラックキングクリスタルを介して何者かがルーブジャイロで召喚、大地を揺るがし綾香市に現れた。
カツミとイサミロッソアクアブルフレイムに変身し迎え撃つが、強力なパワーに圧倒される。

ヘルマグマを防ぐためにロッソアクアはスプラッシュ・ボムでブラックキングの頭部を攻撃、ブルフレイムがフレイムエクリクスを放つが直撃する前にヘルマグマが放たれ、火炎同士の相殺合戦となる。
相殺の余波で街に被害が及び、突進攻撃に圧倒されたロッソ&ブル兄弟はクリスタルチェンジでロッソフレイム&ブルアクアに変身。
スピーディなコンビネーションでブラックキングの角を破壊し、ブルがスライディングからのアクアジェットブラストで上空に打ち上げた後ダブルキックで人の少ない場所に叩き落とす。
フレイムスフィアシュートとアクアストリュームの同時発射を受け、ブラックキングは破壊されるのだった。

なお、この戦いで「危険な巨大生物」と世論から疑われていたロッソ&ブルは民衆からの信頼を得て、翌日にアイゼンテック社社長の愛染マコトから「ウルトラマン」と命名されている。

脚本では出現場所はクワトロMから離れた場所だったが、監督の武居正能はアサヒとウシオも含めた市民にロッソとブルがヒーローと認められるというシチュエーションにするため改められた。また、武居は、定番の水平に光線を受ける倒され方にはしたくないと考え、第1話のグルジオボーン戦とは逆にロッソとブルが上空からブラックキングに光線を浴びせる描写とした。武居は、これは以前からやりたかった案の1つであると述べている。


ウルトラマンタイガ
第10話「夕映えの戦士」に登場。
かつて「夕映えの戦士」と呼ばれた最強の暗殺者・ナックル星人オデッサの相棒として名を馳せたが、
とある光の巨人に敗北後、戦いをやめたオデッサ自身の手で黒い卵に封印される。
しかし封印された状態でもオデッサ自身が心の奥底に閉じ込めた「また戦いたい」と言う思いと共鳴しており…
詳細は該当項目参照。


ウルトラマンSTORY 0
ナックル星人の怪獣牧場にて大量に飼育されており、空を飛べるワイバーン型の個体や、を泳ぐ首長竜型の個体なども出現している。
いくら邪悪な怪獣とは言え命をもてあそぶような行為にウルトラ戦士たちは強い不快感を示し、脳筋なゴライアンもこの時ばかりは
こんどはもっとイイヤツに生まれてくるんだぞ!」と言ってから倒している。



ナックル「先生! 追加・修正お願いします!」
ブラック「いや適材適所という言葉があってですね」

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最終更新:2021年07月22日 00:44

*1 ヤドカリン戦では串刺しにしただけでスペシウム光線で撃破、ベリアル戦ではギガバトルナイザーと渡り合っただけのため