にせウルトラマン(ウルトラシリーズ)

登録日:2011/09/22(木) 02:13:33
更新日:2021/07/23 Fri 17:15:48
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概要

にせウルトラマンとは、円谷プロの特撮『ウルトラシリーズ』に登場するウルトラヒーローの対を成すダークバージョン、すなわち偽者キャラ
初登場作品はウルトラマンシリーズ一作目『ウルトラマン』で、以降、度々登場している。

偽者になった経緯は敵によって様々であり、大抵はヒーローのネームバリューを悪用する意味で化けるが、
中には別人なのに偽者扱いされたり、人々に迷惑をかけない為に化けた者もいる。



●目次

【にせキャラクター一覧】

昭和(初代~80)

この頃は主に「侵略者が化けた姿」または「侵略者が作り出したロボット」で占められている。

◆ニセウルトラマン(ザラブ星人)
ウルトラマン』第18話「遊星から来た兄弟」に登場。
正体は凶悪宇宙人ザラブ星人
ハヤタ隊員を拘束したザラブ星人がウルトラマンに対する科学特捜隊の信用を無くす為変身、街を破壊する。
本物に比べると眼や耳が吊り上がっており、爪先が尖って、人相が悪く体に黒いラインがあるので視聴者には違いがわかるが、劇中では誰も気づかない。
まあ当時の地球人はウルトラマンタイプの生物が他にいる事を知らなかったので仕方ないのかもしれない。
また、柳田理科男氏の『空想科学読本』での考察では、夜のビル街であり、身長の高いウルトラマンの特徴は人間の目線からでは違いに気づきにくいことや、そもそも不定期に3分間しか現れないウルトラマンの正確な特徴は記録しづらいこと等から、この程度の変身でも十分だという指摘をしている。

ホシノイサム少年をさらうなど悪行をするが、実力はあまり無くスペシウム光線を受けてアッサリバレた。
なお、「目が吊り上がっている」、「爪先が尖っている」という特徴は以後の偽者に受け継がれていく(Bタイプウルトラマンの特徴が一部あるのは内緒)。

ちなみに、本物がこいつの顔面にチョップして痛がる描写があるが、
どうやらこの時スーツアクターの古谷敏氏は強く叩きすぎたせいで骨にヒビが入ってしまったらしい。

コンパチヒーローシリーズのゲーム『ロストヒーローズ』にもザラブ星人が変身するニセモノとして登場。
ダミー・ドーパントが化けた仮面ライダースカル(これもニセモノ)に捕えられ、人質になったウルトラマンを演じてヒーロー達を追い詰める……予定だったがお約束どおり即座に看破される*1

逆に追い詰められ、ダミー・ドーパントに「スペシウム光線で攻撃しろ」と急かされるが、「俺は姿しか似せられない」と白状。
二人でヤケクソ気味に襲い掛かってくる。

自分で白状したにも関わらず実際の戦闘で「スペシウム光線のポーズをとるが、出ない」という無意味な行動でターンを消費してくる本作屈指のギャグ敵になっている。

DSソフト『怪獣バスターズパワード』でも、後述するニセウルトラマンメビウスと共に、ザラブ星人が変身するニセモノとして登場。
スペシウム光線(ニセメビウスではメビュームシュート)を使用できるが、たまに失敗する。またキャッチリングも使用可能。
ナノスペシウムという素材を持っている事から、これを使う事で本来使えないはずの光線を再現したと思われる。

GBAソフト『ウルトラ警備隊モンスターアタック』では、ザラブ星人が化けたものではなく、後述するニセウルトラセブンと共に、ザラブ星人がバルタン星人と共同制作したロボットという設定で登場。
こちらは威力こそ本物に劣るものの、スペシウム光線が使用可能。


◆ロボット超人 ニセウルトラセブン
ウルトラセブン』第46話「ダン対セブンの決闘」に登場。
資料によっては「セブンロボット」とも呼ばれる。

侵略宇宙人サロメ星人がセブンをモデルに、海底工場で建設した巨大戦闘ロボット。
モロボシ・ダンからウルトラビームの秘密を聞き出し複製した為、エメリウム光線などセブンと同じ技が使える。
まず船や民家を破壊し、アギラも軽く翻弄し崖から突き落とした。
この時アギラがカプセルに戻された形跡はない上に『セブン』本編では以降全く登場しなくなるため、長い間死んだものと思われていた。
彼の無事が確認されるのはここから実に41年後の話である。

カプセル怪獣アギラ、ウルトラ警備隊、さらには造ったサロメ星人自身にすら区別がつかなかったが、各所に本物には無い銀色のパーツがある。
実力は互角だったがセブンの空中回転攻撃を受けて爆発。

余談だが、この時生き残った方のセブンは海から頭しか出しておらず、
サロメ星人のみならず視聴者も一見どちらが生き残ったのかわからないような演出がされている。
数少ない敵すらもだましたにせウルトラマンと言える。

一峰大二の漫画版『ウルトラセブン』でも扱いは全く同じだが、体のパーツなどが存在せずより「本元の寸分違わぬ」外観をしている。
最後はアイスラッガーを顔面に食らって機能停止し、水没。


◆超人ロボット エースロボット
『ウルトラマンA』第14話「銀河に散った5つの星」に登場。
ヤプールの科学力が作り上げたエース型のロボット。エースキラーのテスト用に登場。
ヤプール曰く、エースと同等の力らしいが、関節部分が金色の金属パーツになっており、動きが鈍いようである。
ウルトラ兄弟の力を奪ったエースキラーによって、兄弟達の目の前で成すすべなくいたぶられる。
一応メタリウム光線を撃てるがエースキラーには全く通用しなかった。

しかし、攻撃面はアレだが、
エースキラーのスぺシウム光線を3回、エメリウム光線を2回、
更にウルトラブレスレットの一撃を受けて尚も動き続け、M87光線でやっと止めを刺されるという驚異の耐久性能を持っていた。

こいつを量産すればいいじゃん、というのはそこそこ出てくる話題。
仮にそれが無理でも、デモンストレーションをせずにエースキラーとこいつの二体で攻めればエースを倒せた可能性は高かったはずだが……。

本編の活躍は全く無いが、『ウルトラマンFighting Evolution3』で……
ちなみにデータカードダス『大怪獣バトル ULTRAMONSTERS』では、ホリゾンタル・バーチカル・サーキュラーギロチンの連続コンボ技であるスペシャルギロチンが使える。


◆ニセアストラ
ウルトラマンレオ』第38話「決闘!レオ兄弟対ウルトラ兄弟」及び第39話「レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時」に登場。
正体は暗黒宇宙人ババルウ星人

\レオ兄さーん(棒)/

ウルトラの星壊滅を狙って変身した。ウルトラキーを盗んで、ウルトラの星の軌道を狂わせ、地球に衝突させた上、
レオウルトラ兄弟を仲違いさせる。

変身能力はウルトラ兄弟どころか、実の兄であるレオにも見抜かれないレベルである。
どこかしらに違いがあり、視聴者に区別ができた今までの偽物とは違い、本物と全く同じ姿を持つ。
しかもこの頃は本物よりセリフのバリエーションが豊富。
だが、チートラマンことウルトラマンキングの洗礼光線により暴かれ、レオキックにより粉砕。
ちなみにこの時のババルウ星人は声こそ男性が演じているが女性という裏設定があり、容姿もどことなく女性らしいものである。


◆ニセウルトラマンジョーニアス
ザ☆ウルトラマン』第41話「激突!! ウルトラマン対ウルトラマン」に登場。
ギロ星人が開発した、ウルトラマンジョーニアスを模したロボット。前線基地を建設する間、科学警備隊の注意を引きつけるための囮。声以外は本物と全く同じ。
本物とのプラニウム光線の撃ち合いで青く変色してから爆発。
本物との外見的相違点が皆無の為戦闘シーンは非常に見ていてややこしく、公式による偽物に相違点を設ける理由の説明ともとれる。

DVDの解説書によれば、「ウルトラマンX」という設定上の名称が存在。36年後、同じウルトラマンが現れるのは内緒だ。
あちらとの違いは「X」の表記で、カタカナだとニュージェネレーションヒーローズ、アルファベットだとこっちになる。


妄想ウルトラセブン
ウルトラマン80』第44話「激ファイト! 80VSウルトラセブン」に登場。
暴走族にはねられ大怪我をした直人の生霊がセブンの人形に移り誕生。
一見相違点が無いが、よく見ると体のラインの太さが変わっていない。
ビルを破壊しながら暴走族を追いまわし、現れた80と互角に戦う。
エメリウム光線を使用可能。また直人の特技であるサッカーを生かした、自動車を蹴って攻撃する戦法を使う。
80の説得で直人の怒りが収まり、タイマーショットを受けて活動を停止した後、80に空へと運ばれて元の人形に戻る。

実は目だけタロウ



平成(ゼアス~ガイア)

この世代から「人造ウルトラマン」がちょくちょく顔を出すようになる。

◆ウルトラマンシャドー
ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』に登場。

レディベンゼン星人が対ゼアス用に作製したロボット。
似せたとは特に言っていないが外見は色違いで各部が鋭いゼアスそのもの。

飛行速度や走行速度等、あらゆる能力がゼアス以上で、カラータイマーへの直接攻撃もシャッターで無力化。
エネルギーが切れたり、気絶(ショート?)したりして戦闘不能になっても、影美道場から送られるリセット光線で即時復活可能というチートっぷりを持つ。
得意技はシャドーメリケンパンチ。必殺光線のシャドリウム光線はスペシュッシュラ光線と同等の威力があり、出力を上げる事でさらに強力になる。
更にカプセル怪獣のダークラーも所有しており、任意で使用する。

初戦でゼアスに完勝してトラウマを植え付けた後は、レディベンゼン星人の指示でマインドコントロールビームで自信を失った人々を次々に誘拐したり、
ゼアスに変身できない勝人が差し向けたカプセル怪獣ミラクロンに一度は気絶させられるものの復活して即座に倒してみせたり、
自分を捕縛しようとしたスカイフィッシュ2機のビームロープを利用して撃墜し、ヒロインの透をマインドコントロールビームで誘拐したりとその強さを勝人と視聴者に見せ付けた。

しかし、正道会での必死の特訓の末にトラウマを乗り越え、本当の自信と心の強さを手に入れたゼアスとの2戦目では、
空手を基本とした格闘を駆使するゼアスに圧倒され、地上戦は不利と見たのか空中に飛び上がって空中戦に移行。
一度はゼアスを倒したメリケンパンチを繰り出すも見切られ、逆にゼアスの繰り出した新技・ウルトラかかと落としを頭に喰らい、地上に叩き落されて気絶した。

リセット光線で甦った後は、初戦と同じくスペシュッシュラ光線とシャドリウム光線の撃ち合いになり、一旦はスペシュッシュラ光線を押し切る寸前まで追い込むも、
ゼアスが気合で生み出した新技『クロス・スペシュッシュラ光線』に瞬く間に押し切られ、爆発四散した。


イーヴィルティガ
ウルトラマンティガ』第44話「影を継ぐもの」に登場。項目参照。
ティガを真似したわけではないのだが、容姿が偶然似ていたことから、GUTSから偽者よばわりされる。
ちなみに何者かが化けているというわけでもなく、ティガと同じくかつての地球を守っていた光の巨人の一人で、変身の原理も基本的には同じだと言える。
つまりれっきとした本物のウルトラマンであるが、変身者が制御しきれず暴走した姿。
にせウルトラマンに分類されているのはティガとよく似た容姿や能力を持ちながら、やったことがティガとは正反対だったためである。


◆ニセウルトラマンダイナ
ウルトラマンダイナ』第31話「死闘! ダイナVSダイナ」に登場。
宇宙格闘士グレゴール人が変身。
純粋に地球最強の戦士であるダイナと闘うためだけに地球に降り立ったため、侵略者と間違われないようにとダイナに化けた。
にせウルトラマン同様、目と足がつりあがっているが、やはりこちらも容姿の違いについては何故か誰も指摘していない。

本物以上の威力を持つソルジェント光線を使用可能等、実力はダイナ(フラッシュ)を圧倒する程だが、
人々から声援を受けたダイナ(ストロング)に逆転負けする。
この手のキャラにありがちな、負けそうになると逆上するor卑怯な手を使う、ということもなく最後まで正々堂々と戦い、ダイナの勝ちをを認めると潔く退散した。
人間に危害を加えようとしたのはギャラリーを黙らせるために牽制したときだけである。
なお、ダイナとの対戦時はミラクルタイプに似せた姿に変身しているが、能力や戦闘スタイルに一切変化がないため、おそらくは対戦ゲームの2Pカラーのように観客である地球人たちにどちらが本物のダイナか見分けやすくするべく見た目だけ変えたと思われる。
なんともショーマンシップ溢れるヤツである。
また、先ほども言ったがこいつの場合はダイナ本人の名誉を汚す気は全くなく、ダイナと戦った目的も「宇宙一の格闘家になるため」と男気溢れる理由による。
このように、ウルトラマンとは相容れない存在でありながら、良い意味で歴代のにせウルトラマンとは異質の存在でありファンからの人気も高い。


グレゴール人の人間態を演じた宮坂ひろし氏は、後に本物のナイスなウルトラマンになった。


◆人造ウルトラマン テラノイド
『ウルトラマンダイナ』第49話「最終章I 新たなる影」で登場。
TPCのゴンドウ参謀が密かに入手した『F計画』のデータにより、かつて破壊された光の巨人像やイーヴィルティガの破片を材料に造られた人造の巨人像。
ダイナの変身者であるアスカから無理矢理抽出された光のエネルギーで起動を果たし、ソルジェント光線などでスフィアを迎撃した。

しかし心がないがために、
加減やペース配分などができず闇雲にソルジェント光線を撃った結果すぐにカラータイマーが点滅を始め、
それでも更にソルジェント光線を撃ちまくった結果完全にエネルギー切れとなり、
機能停止して動けなくなったところをスフィアに寄生されてゼルガノイドに変貌。人類の敵となってしまった。


◆ニセウルトラマンアグル
ウルトラマンガイア』第16話「アグル誕生」に登場。
一度敗れた金属生命体アルギュロスが再戦時にウルトラマンアグルに触れてコピー。
目が赤く顔付きも本物より邪悪なのが特徴。ニヤリと悪い笑みをすることも。
本物のアグルと一進一退の攻防を繰り広げるが、フォトンクラッシャーの撃ち合いの末に本物に敗れる。


◆ニセウルトラマンガイア
『ウルトラマンガイア』第27話「新たなる戦い ~ヴァージョンアップ・ファイト!~」に登場。
金属生命体ミーモスがジオ・ベースに保存されていたガイアのデータをコピーして化ける。
見た目は25話までのガイアの姿・V1と完全に同一。コマンダーには我夢が指令室にいたこともあり一瞬でバレた。

しかし、アグルの力を受け継いでV2となったガイアに、撃ったフォトンエッジをフォトンクラッシャーで押し返された後、
XIGの集中攻撃を受けて変身を保てなくなり、ミーモスの姿になった。
大河原隊員を人質に取る、本物に人質を救助される、攻撃を受けるまで本来の姿を(視聴者にも)見せないなど、どこか初代を意識したような演出がある。

最後はガイア・スプリームヴァージョン9回もぶん投げられて地面に叩きつけられた末にフォトンストリームにより消滅。
あまりに投げられすぎてミーモスの中に入っていたスーツアクターは全身打撲の重症を負った。
が、3話後にはふたたび怪獣役として撮影に復帰している。プロって凄い。


幻影ウルトラマンアグル
『ウルトラマンガイア』第37話「悪夢の第四楽章」に登場。
クインメザードの発した火柱から出現。この回にはアグルの正体である藤宮も登場しているが彼とは関係無く、ただの幻影。
XIGがクインメザードの超空間に特殊弾を撃ち込んだ事で消滅。



平成(コスモス~メビウス)


◆ニセウルトラマンコスモス
ウルトラマンコスモス』第23話「ルナ対ルナ」に登場。
変幻生命体ゲルワームが化けたドッペルゲンガー。

光線が使えない以外は全く本物と違わない程の完璧なコピー。声も違うけど。
一応、手の開き方が違う等、非常に細かい違いはあるのだが……

コスモスとくるくる立ち位置を変えるような激しい戦闘を繰り返した結果、チームEYESの面々もどちらが本物かわからなくなった。
ていうかわざとやってるだろお前ら……

ゲルワームは元々、はぐれた仲間を探していただけだったため、コスモスのフルムーンレクトで元に戻り、仲間と再会して宇宙へと帰った。


カオスウルトラマン
『ウルトラマンコスモス』
第39話「邪悪の光」、第40話「邪悪の巨人」、第59話「最大の侵略」、第60話「カオス大戦」、
第62話「地球の悲鳴」、第64話「月面の決戦」に登場。

カオスヘッダーが作ったコスモスコロナモードと同等の力を持つコピー体。
一度目はエクリプスブレードとコズミューム光線に敗退。
二度目はコズミューム光線を受け、倒されかけるが、エネルギー波を浴び、カオスウルトラマンカラミティへと強化変身。
エクリプスモードを退ける強さを見せるが復活したコスモスとEYESの新兵器に敗れる。
三度目はEYESの作戦の裏をかき、EYESとコスモスを追い詰めるも、コスモスに助けられた怪獣ドルバと防衛軍の援護が入った事で敗れる。
四度目は月面での戦闘になり、互角に戦うがコスモスの頭脳プレーに敗れる。

ゲームにはウルトラ兄弟の3人がベースの個体「カオスロイド」も登場。
マン、セブン、タロウの順でカオスロイドU、S、Tとなっている。
それぞれ同等の能力にUは右腕を巨大な八つ裂き光輪に、Sは大量のスラッガーを放ち、Tはノーダメージのウルトラダイナマイト、カオスダイナマイトといった
カオスヘッダーで構成された体を活かした技を持つ。更にS、Tはウルトラキー、ウルトラベルを奪い使用する。
後にカオスウルトラマンと共にギンガの劇場版に登場。


ウルティノイド
ウルトラマンネクサス』に登場するボス級の敵。
いずれもウルトラマンに類似した姿をしている。
ウルトラマンネクサス』及びダークザギの項目も参照。


◆ニセウルトラマンメビウス
ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』に登場。
にせウルトラマンと同じくザラブ星人の変身だが、こちらはメビュームスラッシュ等本物と同じ能力を使用可能。
人々は本物が現れるまで偽物だと気づかなかったが、映像を見たサコミズ隊長は「よーく見ろ。目つきが悪い。真っ赤な偽者だ」と即座に看破した。

本物のメビウスが登場するまでは神戸の町を破壊して回り、登場して戦闘に入っても挑発を繰り返すなどしてメビウスから冷静さを奪い、
普段よりエネルギー消費の激しい戦闘を行うように仕向けた。
最終的にはメビュームシュートを受けて敗北するが、著しくエネルギーを消耗したメビウスは直後に現れた宇宙人連合によって十字架に掛けられてしまった。
流れだけ見ると宇宙人連合としては狙い通りだったわけだが、変身したザラブ星人本人も自分が犠牲になることを納得済みだったかは不明。


◆ニセハンターナイトツルギ/ニセウルトラマンメビウス
ウルトラマンメビウス』第36話「群青の光と影」及び、
ヒカリサーガ』に登場。
ババルウ星人が青いウルトラマンの信用を無くす為、化けた。また、ヒカリサーガではメビウスになりヒカリを呼び出した。

どちらも外見だけでなく光線技まで本物そっくりにコピーしているが、
ツルギはナイトブレスまでコピーしていた(この頃のヒカリはナイトブレスをメビウスに譲っていた)。

ウルトラマンヒカリ=セリザワはあえて自分の正体を明かしGUYSに拘束されたが、
GUYSもこのニセハンターナイトツルギの事を怪しんでおり、偽物であると証明する為の作戦であった。
勇者の鎧の力を手に入れたウルトラマンヒカリに敗北。


◆にせウルトラマン80
『ウルトラマンボーイのウルころ』第240話「今度こそ! 待ち伏せ作戦の巻」に登場。
アルギュロスがみんなを困らせようと変身した姿。
目の下に黒いクマがあるのが特徴。

80を待ち構えていたが、ケットル星人に見つかって本物と間違えられ、戦う羽目になった。


◆にせゾフィー
『ウルトラマンボーイのウルころ』第255話「いざゆけ! 誇り高き獅子の巻」に登場。
上記のにせウルトラマン80同様、アルギュロスが変身した姿。

サタンビゾーと共にレオを追い詰めるも、本物のゾフィーが駆けつけた事で形勢逆転、レオキックで倒された。


平成(大怪獣バトル~R/B)


◆ニセウルトラマン(ザラブ星人)
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第8話「潜入者を撃て!」に登場。
正体は凶悪宇宙人ザラブ星人(NRB)(ノンレイオニクスバトラー)。
ハルナ副長に化けて地球のレイオニクスからバトルナイザーを奪おうとするも失敗、追い詰められて巨大化変身した姿。
一目でオキ隊員に「ザラブ星人が化けたニセウルトラマン」だとバレた。
レイの召喚したゴモラと戦うも全く歯が立たず、スペシウム光線を撃とうとしても撃てずにゴモラの超振動波を受けて変身が解けた。


◆ニセウルトラマン(ザラブ星人)
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
正体は凶悪宇宙人ザラブ星人。ただし前述のNRBとは別人らしい。
幽閉されているウルトラマンベリアルの解放を狙い、宇宙牢獄を守る宇宙警備隊員達を騙すために化けた。
すぐに偽者だとバレるも、隙を作るには十分だったようで、持ってきたギガバトルナイザーで警備員達を倒す事に成功する。


◆ニセウルトラマン(ザラブ星人)
ゲーム『大怪獣バトル ULTRAMONSTERS NEO』及び漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャーNEO』に登場。
正体は凶悪宇宙人ザラブ星人。ただし前述のウルトラギャラクシーやウルトラ銀河伝説に登場する個体とは異なり、レイオニクスである。
こちらはフェイクウルトラ水流やフェイクスペシウム光線を使用可能。
ストーリーモードでは主人公とカネゴンとヴィットリオを騙してネオバトルナイザーを奪おうとするも、カネゴンがしつこくお金を要求するので、
「つべこべ言わずに渡せっつってんだよー!」と怒鳴った事から偽者だとバレて戦闘になり、倒されて正体を現した。

漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャーNEO』では、やはり主人公のアイ少年とカネゴンからネオバトルナイザーを奪おうとするも、
レディベンゼン星人が連れてきたウルトラマンシャドー2号機がやって来て戦闘になり、負けて正体がバレて退散した。
こちらはスペシウム光線が使えないので、構えだけ取って指先からバルカンを撃つ事で代用していた。


ダークロプスゼロ
ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』に登場。
ウルトラマンゼロを模倣したロボットで、その後もゼロが登場する作品にたびたび出演している。
項目参照。


◆ニセウルトラ兄弟(SR)
『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』に登場。
前述とは別のサロメ星人が作った、ゾフィー~エースまでのウルトラ5兄弟を模したロボット。
ニセウルトラセブンと同様に各部にパーツがみられる。大量生産されており、サロメ星人は偶然入手したものを使い、あることを企んでいた。
ちなみにリーダーはセブンっぽい感じでゾフィーは気づいたら倒されており隊長のネタを増やした。
ニセウルトラマンではないが、レイのゴモラの偽物にあたるメカゴモラも登場。

またライブステージ「ウルトラマンプレミア2011」には、やはりサロメ星人製のニセウルトラマンレオ(SR)が、ニセウルトラマン(SR)と共に登場した。


◆ニセウルトラの母
『ウルトラゼロファイト 第二部 輝きのゼロ』に登場。
正体はヒッポリト星人・地獄のジャタール。
不意打ちでウルトラマンゼロをブロンズ像に変えようとするが、殺気を隠せなかった為にゼロにバレた。


◆悪のウルトラマン軍団(バグレー)
『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場。
疑似空間のバグにより出現し、ヒカル達が変身した5人のウルトラマンと戦う。
イーヴィルティガ、カオスウルトラマン、カオスロイドU、S、Tの5人からなる。
カオスウルトラマンはカラミティではないがカラミュームショットを使用可能。
カオスロイドの3人は、カオス八つ裂き光輪がただの黒い八つ裂き光輪、カオスラッガーが分裂しない等、
ゲームのような凄まじい技は使用せず、本物のウルトラマン達とほとんど変わらない技を使用していた。
ちなみにカオスロイドSは、ゲームでは使用しなかったワイドショットのコピー技を使用している。


◆にせウルトラマンゼロ
『ウルトラマンゼロ&ウルトラヒーロー 超決戦DVD』に登場。
ババルウ星人がゼロに変身した姿。過去のババルウ星人が変身したにせウルトラ戦士同様、本物との差異は全く見られず、声色も本物と同じである。
この姿でゼロの前に現れた後、すぐに元の姿に戻って正体を現した。
声は本物のゼロと同じ宮野真守が担当しており、本物とはまた違った悪役らしい口調で演じ分けている。
スーツ自体は本物のゼロと同一。


ウルトラマンオーブダーク/愛染マコト/チェレーザ
ウルトラマンR/B』第8話から登場した黒いウルトラマンオーブ。
オーブオリジンクリスタルから作り出した「オーブリングNEO」で変身する。本人の力を使っての変身であるため、より正確には偽物というより、ティガに対するイーヴィルティガのような「ウルトラマンオーブの別個体」というべき存在。
怪獣クリスタルを用いることでオーブカリバーとそれを用いた技も完コピしており、フュージョンアップ形態の技も使用できる。
「ヒーローの条件」「ウルトラマンとは何たるか」を並べ立てて調子に乗っていたロッソブル兄弟を責め立てるがその発言全てが自分自身にブーメランとして刺さっており、一部に至っては諸先輩方にもぶっ刺さると言う色んな意味で傍迷惑な存在。ファンからは「新作の度に出てくる原理主義者」「懐古厨」「老害」だの言われている


令和(ギャラクシーファイト~)


◆ダークネス軍団
ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』にて登場したエックスダークネス・ジードダークネス・オーブダークネス・ゼロダークネスの4人。
ウルトラダークキラーが自身の持つ闇の力“キラープラズマ”をエックス・ジード・オーブ・ゼロから奪った光の力に融合させて産み出した闇の巨人達。
劇中ではギンガビクトリーロッソブルの4人のダークネスも生み出そうとしていたが、こちらは失敗に終わっている。
漆黒のボディに赤い模様とベリアルの様な配色をしている*2が、カラータイマーと瞳は赤、上半身(主にカラータイマーの周囲)に紫のラインが走り、顔には青い炎のような模様、と言った違いがある
ただし、オーブダークネスはビクトリーの介入によりオーブから奪った光の力が足りないまま作り出した為にオーブダークに紫のワンポイントと青い炎の模様を追加した様な見た目となっている。
ゼロダークネスに至っては同名の存在と同一の見た目となっている。着ぐるみの再利用とか言っちゃいけません
本物のウルトラマンから光の力を奪っているのでエックスダークネスは漆黒のゴモラアーマー、オーブダークネスはオーブカリバーと同等のオーブダークカリバーダークネスカリバーと言った感じで本物と同じ能力が使え、そこに闇の力による増幅がかかっている。
性格も戦闘マシーンのような機械的な物となっており、戦闘中は掛け声を除きほぼ無言で戦う。
後の『ウルトラヒーローズEXPO2021』ではウルトラウーマングリージョのダークネス「グリージョダークネス」も登場している。


◆ニセウルトラマンベリアル
ウルトラマンタイガ』第23話「激突!ウルトラビッグマッチ!」に登場。
チブル星人マブゼがタイガ達トライスクワッドを倒す為に、ウルトラマンベリアルの細胞から抽出した「ベリアル因子」を用いて作り上げたジードの弟人造ウルトラマン。
悪のウルトラマンのにせウルトラマンとかいう面倒くさい位置付けで、早い話、肉体だけ複製したクローン。
見た目は頭頂部と爪が黄色である事以外はオリジナルと同一。「バナナみたい」とか禁句な
本物より完璧な個体とする為にマブゼが調整を加えた結果、基礎的な戦闘能力に関してはオリジナルのベリアルにも劣らず、ウルトラスラッシュや腕から電撃を放つなど、オリジナルが使わなかった技も使いこなす。
生まれたばかりの為か知性が存在しておらず、登場直後は自分の手や周りを見ながらボーッとしていたり、攻撃が相手に当たった時ははしゃぐなどまるで子供の様に振舞っていた。
しかしながらバトルセンス自体は物凄く、ラッシュ対決の最中にタイタスの拳を掴んで捻り上げる、引っこ抜いたビルを盾に光波手裏剣を飛ばしてくるフーマとの間合いを詰める、フォトンアースを真正面から打ち倒す、トレギアも捌ききれず一撃を貰ってしまうなど戦闘経験は全くないにも関わらず大立ち回りを演じた。


◆特空機4号 ウルトロイドゼロ
ウルトラマンZ』第23話「破滅へのプレリュード」に登場。
人類の手で人類を守る」ことをコンセプトに、地球防衛軍ユウキ マイ作戦部長が率いるチームが開発した、特空機の第4号にして「人造ウルトラマン」とでも言うべき最強のロボット兵器。
キングジョーSCのデータや技術、そしてこれまでの戦いの中で地球に現れたウルトラマンゼットゼロジードエースなど数々のウルトラマンの戦闘データを地球防衛軍が徹底的に解析して設計された特空機の集大成。
その姿はトリコロールカラーの鎧を纏ったウルトラマンゼロといった感じの巨人型。
頭部のデザインも棘状の耳と目元のバイザーを除けば殆どゼロと瓜二つであり、ご丁寧に2本のスラッガーも装備されている。何故ゼットではなく1回しか地球に来なかったゼロを模したのかは不明。

キングジョーSCと同じペダニウムエンジンからの大出力に加えて、完全な人型フォルムから繰り出される機敏かつ滑らかで腕部バーニアによる加速も可能な格闘能力、牽制のガトリング砲・近距離用の高周波ブレード・中距離用のアイスラッガーを模したエネルギーブレード・遠距離用のメーザー・防御用のエネルギーシールドとバランス良く配備された装備に加えて、バラバの頭部の剣から開発されゼットのゼスティウム光線のデータを加えて完成した異次元壊滅兵器のD4レイも備えている。その性能はウルトラマンと同等のパワーを備えるとされている。

その設定からは上記のテラノイドを彷彿とさせるが、AI制御ではなくパイロットが操縦するタイプであり外部からの操作も可能である為、心がなく暴走すると言った欠点は排除されている。

…が、元々は寄生生物セレブロが「文明自滅ゲーム」の為に裏で手を回しており、彼の手によりパイロットに憑依する形で強奪され、ウルトラマンベリアルメダルの力で次々と休眠中の怪獣を吸収、更に追加で大量の怪獣メダルを取り込んだ結果、殲滅機甲獣デストルドスとして人類に牙を向ける事となった。



【番外編1・変身する人間の偽者】


◆ニセモロボシダン
『ウルトラセブン』第4話「マックス号応答せよ」に登場。
ウルトラセブンの人間態であるモロボシ・ダンの偽物で、正体は反重力宇宙人ゴドラ星人
地球防衛軍基地に爆弾を仕掛けているところをダンに見つかり、彼を捕獲カプセルに閉じ込めて彼に化けた。
その後作戦を続け、さらにアンヌ隊員を捕らえるも、脱出していたセブンにアイスラッガーをぶつけられて逃走、正体を現した。
セブンがアイスラッガーで切らずにぶつけるだけにしたのは、偽者とは言えダンが真っ二つになる姿をアンヌに見せないための気遣いかも知れない。

一峰大二の漫画版『ウルトラセブン』では、本物のダンをカプセルに閉じ込め窒息させようとしたところでアンヌと遭遇、
ダンを偽物扱いをして本物のふりをするも、苦しむダンを嘲笑う様からその正体を看破されている。


◆ニセ郷秀樹
『ウルトラマンA』第10話「決戦!エース対郷秀樹」に登場。
正体は変身怪人アンチラ星人。
前作『帰ってきたウルトラマン』の主人公の郷秀樹に成りすまし、超獣ザイゴンをわざと敗退させTACに接近。
本当の目的であるTAC壊滅を目論むが北斗に正体を見破られ、梶隊員の新兵器で倒される。
彼が使用していた光線銃ウルトラレーザーは、後にTACに流用される事になる。

『ウルトラマンG』第6話はゴーデスの下僕になった元親友スタンレー.ハガードが兵器を用いて分身であるバランガスを倒したように見せかけてUMA基地に侵入するなどそのままオマージュされている。
名前が「ジャックだけに?」。

漫画『ウルトラマン超闘士激伝』ではこのエピソードのオマージュで、アンチラ星人が闘士ジャックに化ける展開が存在する。


◆黒我夢
ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』及び
『ウルトラマンガイア』第42話「我夢VS我夢」に登場。
ガイアに変身する青年・高山我夢の偽物で、正体は巨大異形獣サタンビゾー。
黒ずくめの我夢の姿になり、我夢を話術で動揺させようとする。
TVシリーズでサタンビゾーが倒された後も、前話でΣズイグルに捕まった際に細工されていたXIGナビによって、再度黒我夢の幻影が出現する事になった。


◆当麻博士
『ウルトラマンX』第8話『狙われたX』に登場。
『ウルトラマンマックス』の主人公トウマ・カイトの偽物で、正体はスラン星人クワイラ。
Xioに侵入しゼットンアーマーの開発に協力するが、本物のトウマ・カイト(本人ではなくマックスが擬態した姿)に攻撃され、正体を現した。
黒いスーツを着ているのはゼットン星人が化けた岩本博士のオマージュだと思われる。
ちなみに、OPクレジットや事前情報でもスラン星人クワイラの登場は隠されていた。


◆ニセ湊アサヒ
『ウルトラマンR/B』第18話「明日なき世界」 に登場。
正体は凶悪宇宙人ザラブ星人。
宇宙人テレビ局「NPTV」の社員であり、湊ウシオに地球破壊爆弾を解除させる様子を中継するドキュメンタリー番組制作の際、上司のメフィラス星人に命じられて、ウシオを誘い出す人質役を演じるために化けた。
だが磔にされたままメフィラスに放置されてしまい、騙されたと知りつつも自分や地球を見捨てずに必死で爆弾解除を行うウシオの姿に感動する。
事件解決後は宇宙へ帰ったらしい。
それまでに登場したザラブ星人は、人間に化けた際には目が釣り上がっていなかったが、この個体は人間に化けても目が釣り上がるのが特徴で、それはこのニセアサヒも例外ではない。
ちなみにこの時点では、アサヒはまだウルトラウーマングリージョに変身する能力を持っていなかったため、厳密には「変身する人間の偽者」ではなく「将来ウルトラマンに変身する事になる人間の偽者」である。



【番外編2・善の“ニセ”ウルトラマン】



◆ウルトラマンティガ(劇場作品『光の星の戦士たち』)
劇場作品『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』に登場。
クイーンモネラに捕らえられ、仮死状態に陥ったウルトラマンダイナを助けたいという人々の願いが、かつて地球を守ったウルトラマンティガの姿で実体化した*3
かつてマドカ・ダイゴが変身していたティガとはその出自からして完全な別人だが、人々の記憶に残るティガのイメージが反映されたのか、仕草は本物と変わらない。
クイーンモネラの攻撃をかいくぐってダイナに人々から託された光のエネルギーを分け与えて復活させ、ダイナと協力してクイーンモネラを撃破した後、光となって消滅した。


◆マケットメビウス
『ウルトラマンメビウス』第27話「激闘の覇者」に登場。
メビウスのデータを基に作られたプロトマケット怪獣。メビュームシュートなどの必殺技は使えるものの、能力は本物には劣るらしい。
仮想空間で暴れ出したプロトマケット怪獣ゼットンを倒すためにテッペイの手で仮想空間に送られるも、CREW GUYSとトリヤマ補佐官が各々勝手な指示を出してまごついた挙句、
初代ウルトラマンの敗因を知らなかった補佐官がいきなりメビュームシュートを撃たせてしまい、光線を吸収・跳ね返されてカラータイマーに痛恨の一撃を受けて敗北・消滅した。
なお、光線発射から倒されるまでの一連の流れは『初代マン』最終回オマージュであり、位置関係や倒れるポーズもそのまま(ただし、こちらでは最初から仰向けに倒れている)。
その気になればマケット怪獣の仲間入りできたのだが、スーツが増やせないので本物への配慮から実用化されずに終わった。


◆ニセウルトラマンオーブ/ババルウ星人ババリュー
『ウルトラマンオーブ』第9話「ニセモノのブルース」にて登場。
惑星侵略連合のドン・ノストラから人間とウルトラマンオーブの絆を無くす為に派遣されたババルウ星人が変身。

……が、出現直後にいきなり現れたテレスドンに襲われるハプニングが発生。
これを撃退した事で子供達から感謝され、「ウルトラマンオーブの変身者・馬場竜二」として彼等と接するうちに正義に目覚めてノストラに造反。制裁として怪獣ケルビムを差し向けられる。
ケルビムの猛攻で変身が解けて正体がバレてしまうも、子供たちの声援を受けて再び立ち上がる。
それでも力及ばず処刑されかけるも本物のオーブによって助けられる。

ちなみに馬場竜二から直接オーブに化ける時の演出はミラーマン(ニセモノ→コピー→鏡?)、効果音はレオの物が使われている。


ウルトラマンジード朝倉リク
ウルトラマンジード』の主人公。
ストルム星人こと伏井出ケイが自分では回収出来ないリトルスターを回収する為に、
ウルトラマンベリアルの遺伝子を譲り受けて造り出したウルトラマンの模造品。いわばにせウルトラマンベリアル
ウルトラマンとして未熟なのか、その出生のせいかは定かではないが、人間態でも超人的な膂力などを発揮できるものの、
ウルトラマンの姿になるにはウルトラカプセルを2つ使う必要があり、独力でウルトラマンに変身することができない。

それらの経緯を知らなかったリクは、ヒーローとして守りたいものを見つけるために戦いに身を投じるが、
十分にその(本来の)役目を果たしたと判断したケイに自分が造られた経緯や理由を知らされた上、
ケイがフュージョンライズしたぺダニウムゼットンと相討ちになった時にゼロカプセル以外のウルトラカプセルを強奪される。
リクはそれらのあまりに残酷な真実の前に、失意のどん底に陥ってしまう。

しかし、そんなリクの下に手紙を送り、名付け親であることを名乗り出た朝倉錘との交流を経て、
「この大地にしっかりと足を踏みつけて、立つ。そして、どんな困難な状態にあっても、絶対再び立ち上がる」
という自分の名前「陸」に込められた想いを胸に、自分を想ってくれていた『家族』を守るため、
彼から託された『ウルトラの父』のカプセルを手に再び立ち上がったリク。
精神の均衡を失い、狂ったように自分を模造品、失敗作と詰るケイの言葉を跳ね除けてぺダニウムゼットンを撃破した後、
ウルトラカプセルも取り戻し、リクは自身のアイデンティティーを確立させた。

自分を取り込もうとする父・ベリアルとの対話・対戦では、一度は彼に取り込まれかけるものの、仲間たちの協力を得てそれを振り切り、
1度目はキングのカプセルの力を借りて、2度目は強い意志とそれに呼応したカプセルの大本のウルトラマン達からの力もあって、ベリアルを撃破。
その戦いを見届けたキングとウルトラの父から「若きウルトラマン」と認められた。
ウルトラマンとは生まれで決まるものではなく、その在り方なのだろう。

ちなみに作った本人からにせウルトラマンと言われてはいるが、別にベリアルを意図的に模したわけではないため、偽物というよりはダイナに対するテラノイドの系譜、
つまりは「似せウルトラマン」に近い(とは言うものの、肉体的には生来のウルトラマンなのでこれも微妙な線)。


なお、先に挙げた悪のにせウルトラマンの中にも、ダークザギの原形やテラノイド等、本来なら善のにせウルトラマンになる予定だった者たちも少なくはない。



【番外編3・コミカライズの"ニセ"ウルトラマン】


◆偽ウルトラマンエース
内山まもる版『ウルトラマンレオ』に登場(後に『ザ・ウルトラマン』にも収録)。
TVシリーズのエピソードで倒されたババルウ星人の弟が変身し、ウルトラの国に招待すると嘯いてレオ・アストラ兄弟を誘き出すと、
生きていた二人の両親が繋がれている光景を拝ませ、彼ら自身の手でウルトラの国を攻撃することを強要した。


疾風ウルトラ忍法帖版ニセウルトラマン 
将軍(ウルトラの父)にからかわれてお年玉を500円しかもらえなかったウルトラマンが朧党に寝返った姿。
厳密には自分をニセウルトラマンと言ったことはなく、メイクして朧党の服を着ただけのマンをセブンが勝手に勘違いした。
その後、メイクを拭きとられて本物だとバレた。
セブンがマンとは戦いたくない、と言い張って無抵抗なのをいいことに殴る蹴るの暴行を加え、屁まで掛けたあたりでキレられ、
逆にセブンにコテンパンに伸されてしまう。


◆疾風ウルトラ忍法帖版ニセウルトラセブン
朧党一の天才科学者(自称)・沸苦がセブンの信用を落とすために開発したニセウルトラセブンのマスク。
開発、というわりにはあまりにもお粗末でダンボール箱に目を開けてアイスラッガーらしきトサカを付けただけの物。
伝説の傭兵なら喜んでかぶりそうだ。

沸苦がウル忍の服を着て被って使用した。体系がセブンとは似ても似つかぬメタボで、似てないマスクのために
「箱をかぶった変な奴が暴れてる!」とウル忍達はおろか、町の人すら騙せないどころかセブンのつもりであることすら気付いてもらえなかったが唯一マンだけは騙された。
マンが騙されたことで苦労が報われたと感じたのか、「マンはわかってくれるか」と泣きついた。


◆にせウルトラマンレオ
『よいこ』1974年9月号のグラビア記事に登場(書籍『学年誌ウルトラ伝説』にも収録)。
突如街に出現したレオの偽物。ギロ星獣・バンゴ・フリップ星人といった怪獣のギャラリーに囃し立てられながら
子供を足蹴にしたり、街を壊したりと悪事を行っていたが、駆けつけてきたウルトラマンレオにあっさり敗北した。
外見上の差異は額と目の周りの隈取と、頭部のマークの有無。
撮影に際しては画像のコラージュは使わず、わざわざレオのスーツを2つ用意するなど結構凝っている。


◆ウルトラマンStory0のニセウルトラマンたち
非常に多くのニセウルトラマンが登場するのでまとめて紹介する。
  • 人造光の戦士
メフィラスが光の戦士の戦闘データを元に作り上げたロボットウルトラマンたち。さらに本物の5割増しの力に強化されている。
星間連合の主導権争いのための力量試しとして大量にババルウに差し向けられ、大半はババルウの分身体に蹴散らされるが、残った個体は光波熱線で分身体を全滅させる活躍を見せた。
しかしウルトラの父に変身したババルウのファザーショットで全滅させられた。
  • ザラブ星人が化けたニセゾフィー
当初は完璧な変身で、エースも本人と信じ込んでしまったが、感情が激化したときから本編同様の目がつり上がった姿に変わる。
最終的に本物のゾフィーのM87光線で消し飛ばされた。
  • ババルウ星人の変身したニセウルトラマン
本作のババルウ星人は本物の能力までもコピーして使いこなす能力を持っており、それを駆使して終始に渡って光の戦士たちを苦しめた。
実際に変身したのは、ウルトラの父、ゾフィー、タロウ、ドリュー。
また、姿を変えずともストリウム光線を発射することもできるなど、もはやチート。


追記・修正は本物を倒した偽物の方がお願いします。


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最終更新:2021年07月23日 17:15

*1 ちなみにほとんどのヒーローは言動から偽物だと見破るが、電王だけは一瞬騙されそうになった後、容姿の違いから偽物だと見抜いている

*2 そのせいか、ジードダークネスは同作の監督を務めた坂本浩一氏からも「痩せたベリアル」と言われている。

*3 ススム少年が持っていたティガ人形を依り代に実体化したと思われがちだが、ティガが出現した後も彼の手にはティガ人形が元の形で握られたままである。