ウルトラマン列伝

登録日:2011/11/20(日) 10:56:12
更新日:2023/03/16 Thu 22:55:40
所要時間:約 14 分で読めます







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出典:新ウルトラマン列伝、155話、円谷プロダクション、
c円谷プロ、2016年6月25日放映。




『ウルトラマン列伝』とは、ウルトラマンシリーズ生誕45周年企画の1つとして、ウルトラマンウルトラマンゼロまでの活躍を毎週紹介していく番組。
とはいえ基本的にOPパートと予告パートと特集編のみが新撮で、それ以外は過去のウルトラ作品の流用である。


●目次

【概要】

ウルトラマン列伝

元々ウルトラシリーズはTVシリーズの放送がない時にも雑誌掲載が続いていたが、
平成シリーズからはウルトラシリーズを掲載する幼児誌編集側の意見や「昔のようにイベントショーや雑誌展開だけでは子供の興味を引けない」という理由で、
休止期間には「ネクサス」「マックス」のようにTVシリーズとのタイアップを続けていたり、「メビウス」以降の休止期間はOVや映画などで興味を常に引っ張る手法を取っていた。

だが、TVシリーズがない影響もあり「銀河伝説」「ベリアル銀河帝国」で興行が落ち込み、
円谷の現状1年の作品を作るスタミナが無かった為、早急にタイアップのTV放送が必要になり用意されたのがこのウルトラマン列伝である。

この為特撮シリーズでは珍しく7月放送スタートで、
それまで遊戯王シリーズを放送し当時はZEXALの再放送を行っていた水曜18時という変則的なスタイルだった


当初は2012年3月までの放送予定であり、新作映画『ウルトラマンサーガ』までの繋ぎ番組かと思われていたが、4月以降も放送の継続が決定した。
更に2012年10月以降6クール目の放送が決った為リアルタイムの放送では『ウルトラマンコスモス』を抜いた。


◆新ウルトラマン列伝

第104回で最終回を迎え、2013年7月より『新ウルトラマン列伝』としてリニューアル。
今まで通りの内容の他に、円谷プロ創立50周年記念新ウルトラヒーロー『ウルトラマンギンガ』を放送した。
それ以降は2014年7月に『ウルトラマンギンガS』、2015年7月に『ウルトラマンX』と番組内で毎年新作が放送され、後の新作番組へつながっていった。


『ウルトラマンオーブ』の放送終了後、アジアで展開された再編集番組『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』が半年間放送され、
ウルトラマンジード』の放送終了後は『オーブ』が再編集された『ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE』が半年間放送されている。
以降は7月から半年が新作、1月からの半年には過去作を再編集した『クロニクル』シリーズが放送されていく流れになっている。

◆放送枠

列伝、新列伝と合わせて5年間も放送しているため、枠の移動が激しく、
2011.07~2012.09:毎週水曜18時
2012.10~2014.03:毎週水曜17時半
2014.04~2016.03:毎週火曜18時
2016.04~最終回:毎週土曜朝9時
と4回も時間、曜日移動を行っている。

特に2016年春は平日夕方から土曜朝へと大きく移動しており、
再放送が中心とはいえ、ウルトラマンが毎週土曜日に放送されるのは(局は違うが)メビウス以来9年ぶり、土曜朝に限ればマックス以来10年ぶりの事である。

とにかく放送期間の延長を重ねまくっており、無印を含めて合計20クール約250話以上を放送するという快挙を成し遂げた。
しかし新作である『ウルトラマンオーブ』の放送開始に合わせ、2016年6月末で合計5年間の放送に幕を閉じることになった。

何気に特番が多く休みがちなお正月でも曜日と時間を変更してでも放送し、
3年半も一切休まずにいたが、2015年(正確には2014年年末)以降ではついに休んでしまった。
もっとも上記の対応をしてまで放送していた今までが異常だったのだが。


◆登場ウルトラマン

CMのみのナイス、出光がスポンサーのゼアス、海外組は権利関係の問題もあり紹介されていなかったが、
『新ウルトラマン列伝』最終回において『新世紀ウルトラマン伝説』の使い回しであるがようやく全員取り上げられた。*1
もっとも、取り上げたと言うよりはほんのごく数秒映ったのみだし、この映画にも出ていない一部のキャラクターは参加できていないが

また公式カウントウルトラマン全員が登場する新撮映像の中に、マレーシアの公式ウルトラマンである「ウルトラマンリブット」も登場している。

◆スタッフ

番組の監督(演出)は秋廣泰生、池田遼、村上裕介。構成は足木淳一郎、秋廣泰生、池田遼、岡崎聖(番組プロデューサー)が担当。
40話以降は村上裕介が所属しているVISTAという会社が下請け制作をしている。
新列伝以降は演出:村上裕介、構成:足木淳一郎、池田遼、制作協力:VISTAで固定されており、
上記の再編集番組や、ギンガの番外編、オーブとジードの直前スペシャル等にもこの3人とVISTAを中心に制作されている。


【登場キャラクター】


声:宮野真守
光の国のウルトラ戦士。
『新』までのメインナビゲーターで、毎回やたらハイテンションに司会進行を務めている。

アナザースペースに定住している彼が何故光の国にいるかは不明。
毎週のようにウルティメイトゼロの次元移動で通勤しているのかもしれない。

ウルティメイトフォースゼロのメンバーを紹介する際には、玩具「ウルトラPAD」を召喚する等、販促も抜かりがない。

又、第39回では人の事を言えないのに「2対1とは卑怯だぜ」なんて愚痴ったり、
アスカがハネジローを命名したときにはノリツッコミもこなしたりと芸の幅も広い。

そして公式ブログ曰く、『可愛い物好き』

『新』にリニューアルしたことでお役御免……かと思ったら、その後もちょくちょくナビゲーターを務めている。

演:根岸拓哉
声:石丸博也
『新』のメインナビゲーター。
主に精神面でも知識面でもまだまだ未熟なヒカルにタロウが助言や教授するという形でナビゲートする。

声:田中秀幸
第35回に登場し、ゼロに今までのウルトラ戦士とゼットンの戦いの歴史を教えた。
また第39回にも登場し、ウルトラ兄弟VS怪獣兵器との戦いで登場した怪獣兵器の嘗ての戦闘をゼロに教えた。
彼も巨大ウルトラPADを召喚できる。

ウルトラシリーズを通して不遇な扱いだったゾフィー兄さんだが、ゼロを除いて列伝本編に登場した唯一のウルトラマンとなった。
後にべリアル陛下が番組をジャックし、唯一ではなくなった

『新』第1回にも登場している。

演:南翔太
地球のレイオニクスで銀河伝説編の司会進行。
主にゴモラを使い戦う。
何故か怪獣墓場での戦い中に爽やかな笑顔をした。

声:関智一
声:緑川光
ビートスター編に司会進行で登場。1話では2人でショートコント張りのやり取りを見せてくれた。
グレンはその後もちょくちょく登場して、ゼロとショートコントを繰り広げている。

演:吉岡毅志
ウルトラマンガイアに変身するXIGの隊員で、
超時空の大決戦編、ガイア総集編の司会進行。
本編で活躍した本人が当時を振り返る形で科学者としてパラレルワールドの解説を行った。

  • 藤宮博也
演:高野八誠
ウルトラマンアグルに変身する元アルケミースターズの科学者で、ガイア総集編の司会進行。
こちらも「ガイア」本編で活躍した本人が劇場版には登場しなかったアグルの活躍。
他にもガイアとアグルの因縁と和解、アグル復活の経緯などを語った。

なお、ガイア総集編のラストでは我夢と共に新撮映像の変身シーンを見せてくれる。
(特に、藤宮がアグルに変身するのは実に15年ぶりである)。胸熱。

声:小野友樹
第100回記念回にて、電波怪獣ビーコンを使って番組ジャック。
ダークネスファイブの実況も加えてベリュドラ合体した怪獣を紹介した。

記念すべき回が悪役・敵役特集っておかしくね?
と思うかもしれないが円谷がおかしいのは昔からなので…(というよりウルトラシリーズの主役は本来怪獣なので)

声:黒部進
声:森次晃嗣
『新』第1回に登場。
ゾフィーと共に、かつてウルトラ戦士が初めて地球人と出会った時のことを紹介する。
セブンはゼロがまた試練を乗り越えて強くなったことを喜んでいた。この親バカめ

  • バルキー星人
声:橋本達也
『新』第8回に登場。
『ギンガ』第6話にて敗れてスパークドールズに戻った後、敗因を分析するという形でギンガに登場した怪獣のオリジナルを紹介する。
ドラゴリーによるムルチ惨殺にドン引きしていた。

声:関智一
『新』第11、12、13回に登場。
タロウが作り出した異空間に侵入して、タイラントのことを聞き出すべくヒカルの声真似全く似ていないをして聞き出そうとした。
後に『ギンガ劇場スペシャル』第1弾にて、タイラントに合体してギンガと激突する。

  • スパークドールズ劇団
ブラックキング(SD)岸哲生
サンダーダランビア(SD)松本健太
ケムール人(SD)/ドラゴリー(SD)外島孝一
キングパンドン(SD)/ラゴン(SD)田中晶子

愛すべき馬鹿共。
何れも『ギンガ』の本編中に登場したスパークドールズ達だが何故か自意識を持って動いたり喋ったりしている。
『新』の15、16、27、37回ではメインナビゲーターを務めるなど頑張っている様子。


声:杉田智和
『新』第40回以降に登場。
ヒカルとともにナレーターを担当。
落ち着いた口調で淡々と紹介してくれた。何気にギンガがここまで喋ったのは初めて。

第40回以降でも何度かナビゲーターとして登場しており、
ギンガSの休止期間あたりから3月までコスモスの映画思い出の先生の回など、毎回ランダムであったナビゲーターが彼に固定されていた。

最終回にてようやく他のウルトラマンと会話した他、他二人と比べれば口数はやはり少ないが、代わりに合いの手での自己主張が結構激しい。


声:金子はりい
『新』第63話・第64話に登場
エクセラーはファイブキング(SDU)を構成する五体の怪獣を紹介しており、ボルストはそれを聞いていた


  • 杉田アリサ
演:滝裕可里
  • 松本ゴウキ
演:加藤貴宏
  • ナックル星人グレイ
声:平野勲人
  • バルキー星人
声:橋本達也
  • イカルス星人
声:関智一
ご存知UPGメンバー二人とその雑用係三名。
UPG内にあるデータファイルをもとに(主に映画作品の)ナビゲートをしていた。

  • 大空大地
演:高橋健介
  • 高田ルイ
演:百川晴香
  • 三ケ月マモル
演:原田隼人
  • ファントン星人グルマン
声:松本保典
『新』第131話から登場のXioラボチーム。
UPG同様に彼らが話の前後でその回に関する話題を出すのだが、サイバーカードからのデータ抽出という説明こそあるものの、
グルマン博士の台詞などもあり、正史扱いになるのかは不明。

声:中村悠一
『新』第143話にて満を持してついにウルトラマンエックスが担当。
ちなみに劇場版で肉体を取り戻したのでエクスデバイザー内ではなく、生身の肉体状態でのナビゲート。
ゼロとはまた違った魅力のナビゲートを繰り広げる。
ナビゲーターになったのが新列伝最終クールからの加入に加え、同時期にゼロとギンガもナビゲーターに復帰したため、
彼がナビゲートを行ったのは143~147話と、ゼロとギンガで合同で行った最終話の計6回(彼単体では4月に放送された5回のみ)と非常に短くて少ない。

最終話ではゼロに「甘いぜエックス」と言われた際に「なん…だと……?」を披露。


【主な内容】

基本的にナビゲーターパートのみが新撮映像だが、たまに本編で使えるくらいに本気で作られた戦闘パートの新撮映像が流れたりもする。
その際には通常の撮影用スーツだけでなく、アトラク用のスーツも使われる時がある。

  • シリーズのエピソード
ウルトラシリーズから厳選されたエピソードを再放送する。
前後編の場合、後編のみを放送する場合も多い。
又、当初はサーガのメインであるダイナコスモスを初めとする平成ウルトラマンの浸透に重点を置いていたため、昭和ウルトラは少なめだった。
特にサーガの関係でダイナの前番組かつ当時放送15周年を迎えていた「ティガ」の再放送が多く、一時期はウルトラマンティガ列伝と言われていた*2

なお当初は権利などの関係で、メビウスのみTV版の放送ができなかったが、
権利が切れたのでその後はかなり登場しており、新ウルトラマン列伝最終話前の三話分に最終三部作が放送されるほどになった。
また昭和ウルトラマンのエピソード放送も、初代を中心にかなり多くなっている。

新からはウルトラマンギンガシリーズやウルトラマンX等新作の放送などの兼ね合いもあり、少々減少している。
とはいえ映画公開などに合わせて放送される場合もあり、新撮シーンも多くなっていたりと見どころも多くなっている。

  • OV、映画の分割放送

そして新ウルトラマン列伝ではついに繋ぎであった『ウルトラマンサーガ』のDC版も放送された。
このDC版サーガはカットされたウルトラ兄弟の変身と活躍が全て含まれているだけでなく、
ラストに新ウルトラマン列伝オリジナルの新撮シーンもあり、かなり見ごたえのある放送だった。

さらに新ウルトラマン列伝にて無印時代に放送した上記の映画、OVA作品を再放送。
二週目であるために単なる再放送ではなく、なんとBGM変更がある。

銀河伝説では大怪獣バトルやメビウスのBGMが流されたほか、ダイナ変身シーンではサーガ版君だけを守りたいが流されたりした。

  • 特集
ウルトラマンの共闘やゼットン特集など、特定の要素に重点を置いた回。
ネタが多かったり、旧作品で謎だった部分の考察(例:ノアの神とウルトラマンノアの関係)などもあり、列伝でもかなり人気の回。

ジャン兄弟の特集の回では、ウルティメイトフォースゼロの面々にどこか似たヒーロー達として、
ジャンボーグA」「ミラーマン」「ファイヤーマン」の紹介も行われた。作中では別次元の戦士と断言されている。

スパークドールズが怪獣を紹介するコーナーではスノーゴンに凍らされ、バラバラにされたジャックが、
ウルトラブレスレットで復活する例のシーンを見てドールズたちがドン引きしたり、

「まだや! まだブラック星人がおる! これから最後の意地を……」
→ハンドビームで爆殺→「えーこれだけ!?」というファンの誰もが思ったことを口にしていた。

ダークネスファイブとウルトラマンベリアルが司会を行う回ではいずれも番組ジャックを行い、アニメであるザ☆ウルトラマンを気に入り取り上げている。
新第49話では何気にゼロファイト二期で唯一倒され公式でもネタにされたヒッポリト星人地獄のジャタールも復活。

ちなみにSE変更やBGM変更がされる場合もあり、特に昭和客演で声がなかったウルトラ戦士にオリジナルボイスが付いたり、
本編で未使用だったBGMが使用されたりするなど絶妙なファンサービスが繰り広げられることも人気の理由。

  • 総集編
連ドラ構成なために列伝での扱いに困っていた『ウルトラマンネクサス』も、この総集編で放送された。
公式サイトでも取り上げられているが、このような経緯から2015年の再編集含めてネクサスが単独で取り上げられたのは2回とかなり少ない。
なんとこの回のナビゲーターは川久保拓司氏が孤門一輝としてナレーションを務めている。

タロウのバードン回総集編では人間ドラマをカットして、ファイアーヘッド人間&ケムジラ捕食を放送していた。

  • ウルトラゼロファイト
分割放送とセットになった、ウルトラマンゼロが主役の完全新作。
3分間×8回と時間こそ短いものの、第二弾も無事放送終了した。
名前こそウルトラファイトリスペクトだが、別にゼロがくたびれた怪獣の着ぐるみと戦う訳ではなくきちんとしたストーリーがあり、
第一部は「意図せず新たな力を手に入れたゼロの迷い」、第二部は「蘇った宿敵との戦いと新たな出発」をテーマにしている。

同名のゲームのプロモーション映像。フルCGのアニメである。
バルタンバトラー・バレルガッツガンナー・ガルムマグママスター・マグナの3人の活躍を描く。
ウルトラゼロファイトと同じく、1回3分で複数回に分割して放送される。
CGのクオリティーが非常に高く、シンプルながらもキャラの立った3人が
どこか洋画っぽい掛け合いを繰り広げて協力し合うストーリーも面白いので、これだけで30分やってほしいとの声も多い。

また他の星人たちのバックボーンも面白く魅力的なキャラクターが非常に多い。

二期も放送され、放送時間が4分間に延長されたり、大怪獣バトルのBGMが使用されたりとボリュームアップ。

  • ウルトラファイトビクトリー
劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!」の後日談として放送。
名前こそ完全にウルトラファイトだが、ゼロファイト同様ストーリーがあるどころか、人間も登場とかなり豪華。
ビクトリーの新たな姿「ウルトラマンビクトリーナイト」が登場。

2015年7月14日から12月22日までの間に新ウルトラマン列伝内で放送された最新作。
41番目のウルトラヒーロー『ウルトラマンエックス』が登場。
スパークドールズも多少絡むが、ギンガシリーズとは別次元に存在する世界を舞台とし、『サイバーカード』と呼ばれる別のキーアイテムが登場した。
全22話+総集編3話。


【主題歌】


「キラメク未来」(第1回~13回)
歌:ボイジャー feat.ウルトラマンゼロ
メインボーカルは山口智大で、ゼロ(宮野真守)は歌詞に合わせて語り口調で歌う、また39話では挿入歌として使用された。


「DREAM FIGHTER」(第14回~39回)
歌:宮野真守

もともとこの段階で終わる予定だったのか、Final Wars!と合わせて一番使用された。


「Rising High」(第40回~52回)
歌:ボイジャー

映像が恐ろしくヘボいことで有名 歌が良いだけに残念。
放送話数が延長され、急きょ新しくOPを作ることになったのが原因と思われる。


「ULTRA STEEL」(第53回~65回)
歌:Takamiy(高見沢俊彦)

フルは6分半とかなり長い。


ULTRA FLY」(第66回~78回)
歌:宮野真守

詳しくは項目参照。使用話数は1クールと短いが、ゼロファイトの展開に合った歌詞から評価が高い。


「Final Wars!」(第79回~最終回)
歌:THE ALFEE

別に某お祭り映画とは関係ない
歌詞がウルトラマン列伝とマッチしており、上のULTRA FLYと並び評価が高い。
ちなみにTHE ALFEEは1984年のSP番組「アルフィーのある日ぃ突然」(TBS)で、若手時代ウルトラマンショーの前座をしていたという悲しい(?)場面を残している(ライブ客席にもウルトラマンがいた)。


「Legend of Galaxy~銀河の覇者」(『新』第1回~26回)
歌:Takamiy with 宮野真守

一番から二番になったり、一番に戻ったと思ったらイントロが違ったりと、わりと忙しいギンガの主題歌。


「ULTRA BRAVE」(『新』27回~39回)
歌:DAIGO with Takamiy

サーガ放映に合わせて登用されたOP。サーガ主演のDAIGOが作詞し、高見沢俊彦が作曲した歌。
スタッフも認める王道ソングで、まさにサーガの曲と言っても過言ではない。
またサーガのテーマ曲であった「Lost the way」につながるような歌詞も見られる。

ちなみに記念すべき初お披露目兼2014年初放送の27話では、ノンテロップで放送されるという珍事が起きている。


「キラメク未来 ~夢の銀河へ~」(『新』40回~54回)
歌:ボイジャー feat.ウルトラマンギンガ

初代OP「キラメク未来」の別バージョン。歌詞がギンガを意識したものとなっている。
『ウルトラマンギンガ』劇中のギンガ(杉田智和)の台詞がサンプリング使用されている。
前回の爽やかな感じとは変わりジャンキラーのテーマが微妙に入ったロック調のメロディがなかなかかっこいい。
前奏やフルの終盤には「ウルトラマンギンガの歌」を意識したリズムやコーラスも存在している。

第53・54話では二番に変更+ウルトラマンギンガSの映像を使用した特別版が流れた。
ウルトラマンギンガS・ウルトラファイトビクトリーではエンディングテーマにも採用され、
新ウルトラマン列伝最終回でも事実上のエンディングテーマとして採用された。


「英雄の詩」(『新』55回~78回)
歌:THE ALFEE

ウルトラマンギンガS主題歌。
Final Wars!以来ひさびさ(といっても何度かTakamiyが参加してるが)THE ALFEEの曲。
シングルはTHE ALFEE40周年記念シングルと結構豪華な立場。

歌詞はウルトラマンを見ている子供たちへというよりは、子供たちと一緒に見ているお父さん方へ向けての歌詞という感じ。
かつて夢にあふれ英雄だった子供の頃を思い出すような熱い歌詞である。

公式ブログでは「美しくも力強い THE ALFEE サウンド!THE ALFEE さんの40周年記念シングルです」とコメント。

そして映像のラストではウルトラマンギンガストリウムがあの大技を!


「ウルトラマンギンガの歌 2015」(『新』79回~90回)
歌:ボイジャーwithヒカル&ショウfeat.Takamiy

2013年のギンガ1期第1話からずっと使われてきた挿入歌がボイジャー+ヒカル&ショウによる歌唱に、
Takamiyのギターサウンドが加わって第7クールの主題歌に抜擢。
ギンガSの劇場版のPRのため映像のすべてが平成ウルトラマン10人のみで構成されており、
昭和のウルトラマン達は一切入らない(ギンガストリウムのシーンも技のみで姿は映ってない)という非常にフレッシュなOPとなっている。


「ウルトラマンビクトリーの歌 2015」(『新』91回~105回)
歌:ボイジャーwithヒカル&ショウfeat.Takamiy

ギンガSで使用されたビクトリーのテーマソングである挿入歌が上記の「ウルトラマンギンガの歌」同様、
ボイジャー+ヒカル&ショウによる歌唱にTakamiyのギターサウンドが加わって新ウルトラマン列伝の主題歌に抜擢。
今回はウルトラファイトビクトリーの放送もありビクトリーとギンガビクトリーの映像が多めだが、
同時にウルティメイトフォースゼロメンバー全員のレギオノイドとの戦闘シーンの新撮も存在する。

銀河伝説等の放送もあるのでベリアルとゼロの新撮はともかくウルティメイトフォースゼロが新撮されているのは驚かれるかもしれない。
後にウルティメイトフォースゼロが初登場したベリアル銀河帝国も再放送が決定したことが判明した。
なおウルトラファイトビクトリーには昭和ウルトラマンも登場するため前回とは違い普通に昭和ウルトラマンも映像に登場する。


「ウルトラマンX」(『新』106回~142回)
歌:ボイジャー feat.大空大地(130回まで)Project DMM(131回以降)

ウルトラマンXの主題歌。
歌は王道で熱いが、(サビが速い歌とはいえ)サビに入ってもXioのキャスト紹介が続くという、テンポがあまり良くない状況が続いた。
122回以降は改善されてサビ直前にキャスト紹介が終わってテンポが良くなり、エックスのシーンも増えた。ついでに2番になった。
上二つ共ぐるぐるとカメラが回転しながら、エックスが沢山の怪獣相手に囲まれながらも勇敢に闘う姿は歌詞と曲の熱さもあり必見。

131回以降はそれをなんとかつて平成ウルトラソングを歌っていたレジェンドユニット「Project DMM」がボイジャーとともに熱唱。
2013年の復活以降、劇場版の「Unite~君とつながるために~」とともに完全な再始動をファンにみせてくれた。

映像面ではウルトラマンX本編の映像と「ウルトラ10勇士」「ウルトラファイトビクトリー」「きたぞ!われらのウルトラマン」の映像が使用されている。
また一部だが、ザナディウム大喜利も見れる。10勇士で映像があるからか、一人だけ登場シーンだけのマックスェ……

ちなみに歌う人の変更はあるが、列伝シリーズでは計9か月間と一番長く主題歌を務めた。


「Unite ~君とつながるために~」(『新』第143回~最終話)
歌:ボイジャー feat.Project DMM

劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン」での主題歌が列伝の最後のOPに。
列伝ブログでは『「新列伝」の番組主題歌となることでより多くのウルトラファンにとってさらに印象的な楽曲となっていくことでしょう』
と書かれていたが、まさか4月1日から配信が始まったあいつの番組との絶妙な相乗効果が生まれるとはこのとき誰も思っていなかった。



【ウルトラマン列伝 公式ブログ】


円谷プロが公式に書いている列伝のブログ。
そしてエイプリルフールに変わる新たなネタ提供場でもある!!


■主なネタ


  • バルタン関係シュトロハイムネタとも言う


ビルガモの場合

「我がバルタンの科学力はァァァ宇宙一ィィィィィーッ! 出来んことはないィィィィーッ!」
「おれのビルガモはァァァアアーッ! 我がバルタン民族の最高知能の結晶であり誇りであるゥゥゥ!」
「ブァカ者がァアアアア。ウルトラマンのパワーを基準にイイイイ……」
「このビルガモの腕は作られておるのだアアアア!!」(大嘘)
「ビルガモ光線照射装置ィィィィィィィ!!」(本当は「バルタニックウェーブ」だそうです)
「くらえィィィィィ ウゥルトラマァァァァン!」
「きさまにとどめをさせるなんてスカッとするぜーッ!!」


ダークバルタンの場合

そうだ! 今こそこのセリフだッ!

「我がバルタンの科学力はァァァ 宇宙一ィィィィィーッ!」
「出来んことはないィィィィーッ!」
「おれの体はァァァアアーッ! 我がバルタン民族の最高知能の結晶であり誇りであるゥゥゥ!」
「くらえィィィィィ マァァックスゥゥゥゥゥウ! きさまにとどめをさせるなんてスカッとするぜーッ!!」
※もちろん劇中ではこんなセリフはいっさいありません……圧倒的に強いダークバルタンとバルタン星の科学力のイメージです。あしからず……。

てへぺろ


  • ゾフィー編

地球最強の怪獣と異名を取るバードンに立ち向かう、ウルトラマンNo.6・タロウと、ウルトラ兄弟No.1・ゾフィー隊長!
バードンの強力火炎に巻かれながらも、人々を守り抜き最後の勝利への希望をつなぐゾフィー隊長の活躍編でもあります。
ウルトラ兄弟ファンは必見ですよ!

バードン総集編に関して↓

タロウの危機を救うためにウルトラ兄弟の長男・ゾフィーも登場! 見逃せない激闘・娯楽編エピソード。


他にもべリアル陛下がデフォだったり、コアなウルトラファンがクスリとくるマニアックなネタまで完全網羅。

って、おい、スタッフ。絶対わかっててやってるだろ!!?




追記修正頼んだぜ!」



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最終更新:2023年03月16日 22:55

*1 一応、映像そのものではないが『ウルトラマン列伝』放送100回を迎えた祝いに「ウルトラマンG先輩の手紙」としてウルトラマングレートの名前のみナビゲーター役のウルトラマンゼロが読み上げようとしたり、ダークバルタンの回でゼロが紹介した『ウルトラマンパワード』の静止画が流れたりはしている。

*2 代わりにネット配信を始めて以降はジャニーズのネットの肖像権関係からなのか、取り上げられる事がほとんど無くなり、出て来てもOVやダイナの映画等の長野さんが出ない作品や、変身シーンなどをカットして放送されたりしていた