手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド

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手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド - (2020/06/04 (木) 10:04:56) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/04/29 Fri 21:36:04
更新日:2024/04/11 Thu 17:35:04
所要時間:約 10 分で読めます






さらば、天晴


闇忍者ランドへ妖怪烈車でGO!!



【概要】

スーパー戦隊シリーズ恒例の、VS戦隊シリーズ。
監督は中澤祥次郎氏、脚本は下山健人氏で、ニンニンジャー本編から引き続いての担当となる。
アカニンジャー/伊賀崎天晴とトッキュウ5号/カグラは『スーパー戦隊最強バトル!!』では同作が初対面のように描写されており、本作の出来事は反映されていない。


【あらすじ】


ニンニンジャーの一行は、とある電車に乗って旅をしていた。
行先は忍者をモチーフとしたテーマパーク、「夢の忍者ランド」

途中、様々な駅で現れる奇妙で楽しい世界。
そこへ現れるカグラとヒカリに連れ出されて、八雲、凪、霞、キンジはどこかへと消えてしまった。
残った天晴と風花も、トカッチとミオによって助け出されるも、現れたクローズとジュッカラゲによって妨害される。
そして、一人電車に残った天晴は、そのまま終点の「夢の忍者ランド」……いや、「闇忍者ランド」へと連れて行かれてしまう。

闇忍者ランドを作った「闇博士マーブロ」は、忍者の力を自分の配下として手に入れる事で、世界を闇に染めようとしていた。
マーブロの手に落ちた天晴を救うため、ニンニンジャーとトッキュウジャーの戦いが幕を開ける!



【主な登場人物】

手裏剣戦隊ニンニンジャー

現行の戦隊であり、本編の主役ポジション。
自分たちが狙われていると分かりながらも、家族である天晴のため、団結して戦う。

考えない熱いバカ。
闇烈車からの脱出時に、バナナの皮を踏んだせいで脱出に失敗し、マーブロの手に堕ち、闇アカニンジャーとして闇に染められてしまった。
なんとか天晴自身の意志は分離できたものの、メインの体は闇アカニンジャーに奪われてしまい、闇アカニンジャーを倒せば天晴も消滅してしまうという事態に。
「消えるその瞬間まで、自分ができる事をする」と決意をするが……

イーズィー大好き魔法忍者。
スパイミッション駅で他の皆が軽装な中、何故か一人だけ防弾チョッキにゴーグルなどのフル装備で笑いを誘った。
「俺達はニンジャだ」(魔法を使いながらドヤ顔)

ニンニンジャーの縁の下の力持ち。
今回もやっくんへのツッコミが冴えわたる。

天晴の実の妹であるドジっ娘忍者。
スパイミッション駅では何故か一人だけ銃がガマガマ銃のままだったため、やたら目立った、
また、トカッチと結婚式を挙げそうになると言うシーンも。

ニンニンジャーの影の実力者。
戦闘においては同じ桃色同士ではなく、知性派同士のヒカリと息の合ったコンビネーションを見せる。
別れ際に明から烈車の事について「いつでも教えてやる」と言われて固まる珍しいシーンもあった。

アメリカから来たロックなアイツ。
ライブハウス駅でやたらハイテンションで歌を歌い、観客を沸かせていた。
また、VS戦隊シリーズで追加戦士という事で、久々に女装も披露し、斬隠ネロ才蔵を魅了した。

ニンニンジャーの司令塔を務める、天晴と風花の父。
敵の狙いが忍者の力だったので、一時は天晴の救出に行こうとする八雲達を止めると言う非情な決断も下す。
だが、トッキュウジャーの説得によって彼らを送り出し、天晴の帰りを待った。

神出鬼没のラストニンジャ。
今回はなんと天晴の消滅後の精神世界にまで登場した。
仲間の元に帰る天晴を見送り、その空間から静かに消え去っていく。


烈車戦隊トッキュウジャー

ニンニンジャーの危機を救うため、再び大人になった少年少女達。
「みんなで家へと帰る」というニンニンジャーの願いをかなえるため、ニンニンジャーに力を貸した。
戦いを終えて帰る直前になって初めて元の姿に戻ったため、ニンニンジャーを大いに驚かせた。
やっくん「チルドレェン!?」
ED内では劇中で忍者衣装を着ていないライトと明もそれを着ている。

  • トッキュウ1号/ライト
フリーダムな1号。
単身で闇忍者ランドに乗り込み天晴を救いだした。
自分の消滅を覚悟し、悲壮な決意を固める天晴に、かつての自分を重ねてか、「俺には見える。皆の元に帰る姿が」と告げて元気づけた。

  • トッキュウ2号/トカッチ
おっちょこちょいな2号。
風花と結婚式を挙げていたが、ミオが止めに入らなかったらどこまでしていたのか怪しい所。
両戦隊揃い踏みの名乗りでは「輝くメガネ、トカッチ」とニンニンに合わせた名乗りも呟いた。

  • トッキュウ3号/ミオ
しっかりものの3号。
トカッチと風花の結婚式を止めに入る所は完全に男女の配役を間違っている。

  • トッキュウ4号/ヒカリ
頭脳派の4号。
スパイミッション駅にてまさかのけん玉探偵リターンズ。

  • トッキュウ5号/カグラ
天真爛漫な5号。
キャラの近い風花と行動を共にし、天晴を救い出すきっかけも作った。

仕事人な6号。
今は「死に場所」ではなく、「仕事場」を求めてさすらっていた。
覇王トッキュウダイオーの名付け親、というか改名した張本人。
中の人のスケジュールの都合上、出演シーンが短く途中まで別行動をしていたため、別れ際までニンニンジャーから誰なのか知らないままだったという可哀相な扱いを受ける。

  • チケットくん
まさかの車掌なしで烈車を操縦。
相変わらずのハイテンションでロボ戦を盛り上げた。


◆闇忍者ランド

闇博士マーブロによって作り出された、忍者組織。
闇クローンによって、伝説に存在する忍者だけでなく、かつて倒したはずのシャドーラインの幹部も蘇らせている。

  • 闇博士マーブロ
シャドーラインの残党であり、今回の元凶。
闇留学(!?)に行っていたためシャドーラインが壊滅しても生き残っていた。
異常なまでの忍者フリークで、闇クローンを使って歴代の忍者を手ゴマとして操っていた。
言動は子供じみているものの、自身の実力もかなり高い強敵。
数年前にも列車絡みでひと悶着あったマッドサイエンティスト……なのかもしれない。

相変わらずの暗躍狐。
しかし今回はワニュウドウを蘇らせるくらいでマーブロに積極的に行動をしていたわけではない。
恐れ集めについてもワニュウドウに丸投げしていたため、終わりの手裏剣探しで忙しかったのであろうか。

  • 猿飛佐助、服部半蔵、風魔小太郎
マーブロが生み出した闇クローン。
それぞれ佐助は弓、半蔵は大型手裏剣、小太郎は槍を自在に操る。
人間離れした実力でアカニンジャーを追い詰めた。

  • 石川シュバルツ五右衛門
蘇ってもなおその実力を残す元将軍。武器が日本刀になっている。
モチーフのせいで五右衛門風呂に入れられる。

  • 望月ノア千代女
娘や皇帝のしがらみから解放された元夫人。武器が番傘になっている。

  • 霧隠ネロ才蔵
やたら扱いの小さい元男爵。武器がどこぞの高丘のォ!!が振るうものによく似た錫杖になっている。
風花、カグラを差し置いて、女装したキンジにメロメロになるという変な趣味が発覚した。

  • 闇アカニンジャー
天晴に闇の力を注入する事で生み出されたアカニンジャー。
天晴の精神は分離したものの、肉体と実力はそのまま残っている。
しかし、天晴の生き写しという事で弱点も天晴と同じであり、レインボーラッシュによって隙を突かれたところを天晴によって消滅させられた。

  • 妖怪ワニュウドウ
クライナーロボに取りついた妖怪。
勿論、クライナーへの変形もお手の物。
なお、本編にもカルタとして登場している。

  • ジュッパラゲ、クローズ
毎度おなじみ戦闘員
ジュッパラゲの方は妖怪ワニュウドウと共に見知らぬスーパー戦隊と遭遇したのもいたとか……。

  • 超超クライナーロボ
マーブロの奥の手であるマーブロ専用クライナ―と2体のクライナーロボが合体した巨大メカ。
元のクライナーの面影を残さない異形のデザインとなっている。
シュリケンジン、バイソンキング、そして覇王シュリケンジンすらも退けるが、ライオンハオー、トッキュウオー、ビルドダイオーが合体した、覇王トッキュウダイオーの力によって撃破される。


【余談】

トッキュウ3号/ミオ役の梨里杏氏は、2015年に芸名を変更しており、今作では「小島梨里杏」名義で出演している。


追記修正は皆で家族の所に帰ってからお願いします。




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動物を、なめるなよ!!





動物戦隊ジュウオウジャー

ニンニンジャー不在の街を襲う妖怪ワニュウドウに攻撃を加え撃破した、40番目のスーパー戦隊(偶然だが、前作のVSでも等身大化したクライナーロボを新戦隊が撃破している)。
ニンニンジャーもトッキュウジャーも闇忍者ランドに向かっていたため、両戦隊との顔合わせは無し。
野生開放も披露、ジュウオウイーグル、シャーク以外のメンバーはそれぞれ動物の雄叫びをあげながら攻撃する、本編では「Let's!動物かくれんぼ」以外見られない描写が見られる。


  • [1]大空の王者 ジュウオウイーグル/風切大和
4人のジューマンの飼育係系レッド。
人々を襲う妖怪軍団をデスガリアンと勘違いして攻撃するという、よく言えば直感で動くタイプ、悪く言えばちょっと短慮な面が見られた。
野性解放した翼と、自在にしなるイーグライザーでワニュウドウを圧倒した。

  • [2]荒海の王者 ジュウオウシャーク/セラ
落ち着いた性格の鮫の女性ジューマン。
先走った大和をたしなめるブレーキ役をつとめる。
野性解放時の戦闘はどこぞの鮫映画のごとく狙った獲物を海の藻屑にしてしまうものだった。

  • [3]サバンナの王者 ジュウオウライオン/レオ
豪快なライオンの男性ジューマン。ガオーッ!!
セラの指摘に対し、「街を壊そうとするなんてロクなもんじゃねぇ。とっととブッ潰そうぜ!」と大和をフォローした。

思慮深いゾウの男性ジューマン。パオーンッ!
妖怪軍団をデスガリアンと勘違いした大和に冷静なツッコミを入れる。

  • [5]雪原の王者 ジュウオウタイガー/アム
明るいトラの女性ジューマン。うにゃっ!
明らかに街を襲っていたワニュウドウ達に「悪者ですかー?」と聞いちゃうちょっと天然な所も。



「……で?結局この項目なんだったの?」
「あっ?」
「あ……」
「……戦隊映画?」




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