トッキュウオー

登録日:2020/04/09 Thu 19:07:05
更新日:2024/11/15 Fri 15:20:07
所要時間:約 9 分でヨメマース!






「キーワードは、烈車合体です!」



進入、開始!


「制限、70!」 「左右、確認よし!」


「接続!」


連結確認、よし!


ポイント、切り替え!


連結、完了!




『毎度ご乗車ありがとうございま〜す。
トッキュウオー、完成いたしま〜す。
はい、ドア開きま〜す』






トッキュウオー!



トッキュウオーとは、スーパー戦隊シリーズ第38作『烈車戦隊トッキュウジャー』に登場する合体ロボである。
本項目は、派生形態についても記載する。



●基本スペック


全高:47.5m
全幅:25.5m
胸厚:21.3m
重量:1500t
スピード:650km/h
出力:1300万馬力

テーマソング:「烈車合体! トッキュウオー」(歌:宮内タカユキ)


●概要


初登場は第1駅(第1話)「特急列車で行こう」。
レッドレッシャーブルーレッシャーイエローレッシャーグリーンレッシャーピンクレッシャーの烈車5両が烈車合体した烈車巨人。

闇の力の暴走で巨大化したシャドーラインの怪人に対し、一時的にライトたちトッキュウジャーに操縦を譲渡される。
合体時には光のレールで加速しながら項目冒頭のように点呼確認しながら行われる。

レッドレッシャーを中心として、右にブルーとイエロー、左にグリーンとピンクが挟み込む形で合体。
そこからブルーとグリーンの先端車両を軸に起き上がる形で変形、レッドレッシャーの先端部が折り畳む形で胸部を形成した後、頭部が起き上がりドアが展開することで完成する。

操縦は集合式コックピットで、ライトたちのイマジネーションによってイメージした動作が行われる。
また、攻撃時は背後の電光板に到着駅のごとく『使用する技の名前』が表示される(主に視聴者に対して)親切設計でもある。

ちなみに変形途中、中心を担うレッドレッシャーの前後が折りたたまれるのだが、真っ赤なごつい機関車が股間から隆々と屹立する様は結構ギリギリな描写。玩具でも再現できる。
しかも第3駅ではそのエレクチオンしたレッドレッシャーで『自機を閉じ込めたチェーンシャドーの巨大棺桶を内側から突き破って脱出する』
というアメイジング&セクシーな荒業を披露。最高にイマジネエエエエエエエエイション!!!


●装備・技


  • フミキリケン
トッキュウオーの基本武器。
普段はレインボーラインで踏切として設置されているが、トッキュウオー合体時に右腕にマウントされることで手持ちの武器として使用可能。
基本的には長剣だが、状況に応じて刀身を折り曲げてガンモードに変形する。

  • トッキュウオーパンチ
左右の腕から繰り出すズームパンチ
イマジネーションにより伸びる範囲に制限はない。

  • トッキュウオーキック
トッキュウオーパンチと同じように、左右の足が伸びてキックを繰り出す。

  • フミキリケン・烈車スラッシュ
トッキュウオーの基本的な必殺技
発動時にはトッキュウオーと敵の間合いが踏切に遮断され、フミキリケンを構えたトッキュウオーがレール上を猛スピードで進行し、通過と同時に一刀両断する。
第22駅では烈車を強奪したシュバルツ将軍が使用、その際に烈車のイメージがクライナーへと変化している。

  • フミキリケン・トッキュウショット
フミキリケンのガンモードにおける必殺技。
剣先から強力な弾丸を速射して敵を撃ち抜く。



●烈車武装

トッキュウオーはレインボーラインのサポート烈車と換装可能。
左右の拳を構成するイエローorピンクレッシャーの先端車両部が分離後、サポート烈車と連結することで武装完了する。


トッキュウオーシールド

トッキュウオーの左腕にシールドレッシャーが合体した形態。
シールドレッシャーは『シグナルシールド』というに変形。
敵の攻撃をバリアで弾き返すだけでなく、シグナルシールドビームという五色の光線を放つ。
必殺技はトッキュウオーと同じ『フミキリケン・烈車スラッシュ』


トッキュウオーカーキャリア

トッキュウオーの右腕にカーキャリアレッシャーが合体した形態。
右腕はリーチの長いパンチを繰り出すだけでなく、巨大な大砲としても使用可能。
昇降板を展開することで五色のダッシュカーが加速、エネルギー弾として射出する必殺技『カーキャリアダッシュ』が使える。


トッキュウオータンク

トッキュウオーの両腕にタンクレッシャーが1両ずつ合体した形態。
格闘戦に特化したパンチャー形態で、軽快なフットワークと左右の拳からのヘビー級のパンチ連発で敵を打ちのめす。
必殺技は下方から必殺のアッパーカットを決める『タンクアッパー』


トッキュウオーカーキャリアタンク

トッキュウオーの右腕にカーキャリアレッシャー、左腕にタンクレッシャーがが合体した形態。
必殺技はタンクレッシャーの先端部を弾丸のように射出する『カーキャリアタンクシュート』

春休み合体スペシャル』で披露、巨大化したライオンインベスを迎え撃った。


トッキュウオードリル

トッキュウオーの左腕にドリルレッシャーが合体した形態。
高速回転したドリルから竜巻を放ち敵を捕縛した後、猛スピードで突貫する『ドリルトルネード』が必殺技。


トッキュウオーポリス

トッキュウオーの両腕にポリスレッシャーが1両ずつ合体した形態。
左腕の手錠・ポリスワッパーで敵を捕らえ、右腕の拳銃・ポリスガンから放つ『ポリススマッシュ』で狙い撃つ。


トッキュウオービルド

トッキュウオーの両腕がビルドレッシャーの先頭車両であるショベルアームと換装した形態。
右腕のショベルを展開して殴りつける『バケットブレイク』が必殺技。




『毎度ご乗車ありがとうございまーす。
超トッキュウオー、完成いたしまーす。
はい、頭付きまーす。』




超トッキュウオー!



●超トッキュウオー


全高:63.2m
全幅:36.7m
胸厚:21.3m
重量:2950t
スピード:700km/h
出力:2560万馬力

トッキュウオーにカーキャリアレッシャータンクレッシャー、そして「じいちゃん烈車」(Byライト)ことディーゼルレッシャーが超烈車合体した形態。
ディーゼルレッシャーが分離しカーキャリアレッシャーとタンクレッシャーの後部に連結後、ブルーレッシャーとイエローレッシャーの間にカーキャリア+ディーゼルレッシャー、グリーンレッシャーとピンクレッシャーの間にタンクレッシャー+ディーゼルレッシャーが挟み込んだ後、起き上がる形で完成する。
ディーゼルレッシャーの中央部は超トッキュウオーの頭部に変形、トッキュウオーの頭部にさらに覆いかぶさる形となる。

両肩に『超トッキュウキャノン』という烈車砲を装備しており、そこから強力なエネルギー弾を発射する。
非常に強力な合体形態だが、ライトのイマジネーションによって生み出された想定外の形態であったため、烈車にかかる負担が大きい。
とはいえ、後述する超超トッキュウダイオーが登場後も出番があり、ビルドダイオーが出撃できない時、共闘する時で戦うことがあった。

必殺技は合体した全ての烈車型の光弾を一斉に放つ『超トッキュウオーフルバーストフィニッシュ』

なお、この形態でも烈車武装が可能。
本編では超トッキュウオーポリス、超トッキュウオーファイヤーが、
映画『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』では超トッキュウオーポリス&シールドが搭乗している。



『毎度ご乗車ありがとうございまーす。
超超トッキュウダイオー、素晴らしく完成いたしまーす。
はい、いろいろ付きまーす。はい、いろいろー。はい、いろいろー』




超超トッキュウオダイオー!!


●超超トッキュウダイオー


全高:69.5m
全幅:36.7m
胸厚:23.0m
重量:4750t
スピード:800km/h
出力:4060万馬力

超トッキュウオーにビルドレッシャーが合体した形態。
ライトは第24駅にてこの合体を「全部合体」と称している。

ライトたちの「故郷へと帰りたい」という思いで生み出した強いイマジネーションによる虹に、虹野明が手を伸ばし掴んだことで誕生した合体形態。
完成当初はチケットに「超超トッキュウオー」と命名されるが、明の異議申し立てによって「超超トッキュウ『ダイ』オー」に改名させられた。
「あ、あ~……ビルドダイオーの、『ダイ』ね」(Byトカッチ)

今作に至るまでシリーズでロボ同士が合体した戦隊ロボは、轟雷旋風神グレートゴーバスターをはじめ、スーツにするとかなりの重量を誇るためか、地面をローラーで滑るように移動する演出が採られていた。
しかし、超超トッキュウダイオーはそれを逆手に取って、脚部はビルドレッシャー2編成目がコの字に変形した台座の上に立って両足が動かないように固定しているという大胆な合体構成となっている。
胸部の『超超トッキュウスーパーキャノン』とビルドダイオーの両腕とフミキリケンを合体させた巨大な『7ショベルクラッシャー』で戦う。
必殺技は、超超トッキュウダイオーに合体した3編成の烈車型の斬撃を放つ『超超トッキュウダイオーイマジネーションエクスプレス』



●トッキュウオーキョウリュウジンfeat.デンライナー



レッドレッシャーの代わりにキョウリュウレッドの相棒である獣電竜ガブティラがブレイブに変形したキョウリュウジャーレッシャーがコアとなり、キョウリュウジンの頭部が展開。
さらに、両脚部に仮面ライダー電王ソードフォームが操縦するデンライナーゴウカが合体して完成する。
キョウリュウジンの武器である五連獣電剣にも似た形に変化したフミキリケンを手に、恐竜に似た姿となったバダン大首領と激突。
デンライナーと共に繰り出す『フミキリケン・ブレイブ参上スラッシュ』で撃破した。

なお、この形態になる前にデンライナーゴウカがコアとなり「俺、合体!」することで電王ソードフォームの顔をしたトッキュウオーになるが、
キョウリュウレッドが「違う違う!!」と強引に割り込んできたため戦闘には至らなかった。
電王「っておい!何で俺が脚なんだよ!?」



●覇王トッキュウダイオー



シュリケンジンの代わりに超超トッキュウダイオーがライオンハオーが変形した神輿に座ることで完成。
両腕にはビルドレッシャーが変形したライフルを装備している。

玩具の構造上、トッキュウオーをライオンハオーに乗せられないためこの形態は再現できない。

詳細は該当項目も参照されたし。



ご乗車〜ありがとうございま〜す。



爆上戦隊ブンブンジャー』にて


『超~~~久しぶりのご乗車ありがとうございま~す。
トッキュウオー、超~~~久しぶりに完成いたしま~す。
はい、ドア開きま~す』

バクアゲ32「地獄の電車ごっこ」にて、センログルマーの電車ごっこに釣られて気分が悪くなったビュン・ディーゼル/ビュンビュンマッハーロボの代わりにブンバイオレット/焔先斗が搭乗。
……したのはいいものの、慣れない操縦方法に四苦八苦。
同乗したライト(トッキュウ1号)が手取り足取り教えるものの先斗がブチキレて……


ああ~っ!!わっかんねぇよ!!

\ポンッ♪/

勢いよくハンドルが外れてしまった。
そしてそのまま投げ捨てて……

これじゃねえ、これだ!!

ブンブンコントローラーをセットした。

こんなの、あり~?*1

カオスだろ!

そしてそのまま戦闘開始!
手慣れたハンドルさばきでフミキリケンやトッキュウオーパンチ&キックのコンビネーション攻撃でセンログルマーを圧倒。このバクアゲっぷりにはライトも感心するほど。
ブンブンジャーロボの線路作成&通せんぼ攻撃でセンログルマーを封じた後、ブンブンジャーはライトの言葉を受け合体必殺技をイメージ。
「バクアゲイマジネーション・ブンブンフィニッシュ」でトドメを差すのであった。


●余談

第3駅放送後、Twitter上でのリクエストに応え、あの大張正己
『サンライズパースでレッドレッシャーを振り翳すトッキュウオー』のラフ画を即興で描き上げている。
バリバリっつーかバッキバキである。イマジネーション自重しろよ!!!




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トッキュウオーの項目、追記・修正いたしま〜す。

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最終更新:2024年11月15日 15:20

*1 何気にカメラ目線で視聴者に語り掛けるのに笑いを感じざるを得ない。なお、背後の電光板には「ついた~」の文字が表示されている。