タジャドルコンボ

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タジャドルコンボ - (2018/05/21 (月) 11:29:45) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/31(月) 21:50:44
更新日:2023/12/11 Mon 14:05:41
所要時間:約 6 分で読めます





キン!
キン!
キン!

プッギュュュン

タカ!
クジャク!!
コンドル!!!

\クアー/

タ〜〜ジャ〜〜ドル〜〜〜!!!



仮面ライダーオーズが変身するコンボ形態の一つ。

仮面ライダーOOO×仮面ライダーW feat.スカル MOVIE大戦CORE』の予告では『最強コンボ
『仮面ライダーOOO』本編の予告では『炎のコンボ』と称された。

主人公火野映司に協力するグリード・アンクのコアである鳥系メダルを使用して変身する。
中盤の山場を彩る形態であるだけに、他のコンボと比較して特徴的な姿をしている。
800年前アンクが初代オーズに協力していた事も関係すると思われる。


【スペック】
■身長:198cm
■体重:87kg
■パンチ力:6.5t
■キック力:15t
■ジャンプ力:ひと跳び160m
■走力:100mを4秒


【使用メダル】

タカメダル
恐らく番組中、最も使用回数の多いヘッド用メダル
物語の引き金にもなった印象的な一枚。

デザインは初代仮面ライダーの敵組織「ショッカー」の組織マークをオマージュした物。
デザインが終わってから「ショッカーはタカじゃなくてワシだ!」となったらしいが、まあ気にするな。
そもそもタカとワシは生物学的に明確な違いはないんだし

視力に優れ、基本形態であるタトバコンボを形成する一枚でもある。

タジャドルコンボ時には顔を覆う赤いバイザーが形成され、空中戦用に能力が最適化された本来の姿である「タカヘッド・ブレイブ」に変化する。
複眼の色が緑から赤へ、額のオークォーツも赤から金へ変化し、耳部の羽状パーツは大型化している。


クジャクメダル
かなり優秀な鳥系メダルの要。
アームを構成し、クジャクの羽を模したエネルギー状の手裏剣「クジャクフェザー」を使用できる。
また、コンボ時は6枚の翼「クジャクウイング」を展開して飛行することが可能。

( 0M0)オレノパクリダ


コンドルメダル
空中での姿勢制御能力に優れたレッグ用メダル。
ぶっちゃけタカと見分けつかな(ry
実際「レッツゴー仮面ライダー」で登場したショッカーメダルの足はコンドルの色違いになる

爪先には「ストライカーネイル」という蹴爪がついている。
また、攻撃時にかかとの「ラプタードエッジ」から真空波を発生させる。


【専用武器】
タジャスピナー
クジャクメダル使用時に使える円盤状の武器兼メダルケース。
頭がタカじゃなくても使えるのにタジャスピナーである。
メダル型の炎を打ち出し敵を攻撃する他、防御にも使える。
炎の射出ばかり目立つが初登場時や第35話では炎を帯びて殴りつける使用法も見せている。
中にはメダルを7枚装填する事ができ、オースキャナで読み込む事で「ギガスキャン!」の音声と共に必殺技が発動する。

普段はセルメダル7枚が装填されている(その場合は円盤型のエネルギー弾を射出する)がコアメダルで使用する事も可能であり、
コンボの条件を満たすメダルをギガスキャンすると技が変化する。

ちなみに玩具版のタジャスピナーは諸事情(一説ではスキャンリセット用)により、7枚目の音声が出ない。
後述する恐竜コアメダル使用時にはこれの再現か、7枚目のプテラの音声が出なかった(語呂の問題もあるかもしれないが)。


【コンボの特徴】
他のコンボでは胸部レリーフは構成メダルの模様を普通に組み合わせただけの物であったが、
タジャドルコンボでは3枚の絵柄が組み合わさる事で新たに不死鳥を思わせる模様を構成している。
またヘッドが専用形態を取るのもタジャドルだけに見られる特徴である。


【能力】
空中戦に特化しており、高い機動力と豊富な武装を活用した距離を問わないヒット&アウェイ戦法を得意とする。
固有の特殊能力は『超音速飛行
クジャクメダルの飛行能力を更に強化する事で非常に速いスピードで空を飛ぶ事が出来る。
が、他のコンボの能力と比べると、かなり印象が薄い。


●必殺技
<プロミネンスドロップ>
空中からタカヘッドの視力で敵を捕捉、コンドルレッグを展開し、炎を纏いながら敵に両足蹴りを叩き込む。
テキサスコンドルキックによく似ている。
『平成ジェネレーションズFINAL』では片足で使用した。

以下はタジャスピナーを用いた必殺技。
<マグナブレイズ>
タカ・クジャク・コンドルコア・セルメダル4枚でギガスキャンを発動し、火の鳥のような炎を纏った体当たりで攻撃する。
タカ! クジャク! コンドル! ギン! ギン! ギン! ギン!
ギガスキャン!
『MOVIE大戦MEGA MAX』ではコア3枚のみで発動し、火炎弾を連射して攻撃した。

<ロストブレイズ>
恐竜系コアメダル7枚でギガスキャンを発動し、恐竜系コアを模した7枚のメダル状のエネルギー弾を射出する。名称はガンバライドより。
最終決戦で使用し、アンクの幻影が放った火炎弾の連携攻撃によって真木グリードを撃破した。
この時時空を超えるワームホールが発生するが、これが『フォーゼ&オーズ』で起きる事件のきっかけとなる。これにより変身に必要なコアメダルは全て失われた。映画においてはポセイドンのコアメダルを奪い再び変身できるようになるも恐竜系のコアメダルはこの必殺技で全て失われており、プトティラコンボの登場は見送られた。
プテラ! トリケラ! ティラノ! プテラ! トリケラ! ティラノ!
ギガスキャン!

※おまけ
<タジャドルダイナマイト>
3DS・PSP用ダンジョンRPG『ロストヒーローズ』で登場したウルトラマンタロウとの合体攻撃。
上述のマグナブレイズとタロウのウルトラダイナマイトで同時に敵に突っ込むトンでもない技。
ウルトラ心臓のあるタロウはともかくおもいっきり爆発に巻き込まれるオーズの身体が心配になるがゲームシステム上、特にデメリットは無い。BEでボイスが追加されたが、オーズは「タロウさん、大丈夫ですか?」とタロウの心配だけをしている事から巻き込まれても特に問題ない模様。

<月光鳥>
続編の『ロストヒーローズ2』で登場した∀ガンダムとの合体攻撃。
マグナブレイズと∀の月光蝶で同時に敵に突っ込む前作に輪をかけてとんでもない技。
やはり特にオーズの身体に影響はない。

【処刑用BGM】
Time judged all
映司役の渡部 秀が歌う戦闘テーマ。
他のコンボの戦闘テーマと違いアンク役の三浦涼介とのデュエット曲である事が特徴。



【作中での活躍】

  • 仮面ライダーOOO×仮面ライダーW feat.スカル MOVIE大戦CORE

本編に先駆けて登場。
仮面ライダーコアとの戦闘中にアンクからもたらされたクジャク、コンドルのメダルによって変身。
仮面ライダーコアを圧倒し、仮面ライダーWをゴールドエクストリームに変身させた。
設定が固まっていなかったのか、羽が豪華で、炎の代わりに虹色の波動を使い、タジャスピナーもなく、プロミネンスドロップも今とは違う形だった。
ちなみに公開前のCM、雑誌、パンフレットでもあくまで変身に必要なコアメダルのみでタジャドルの姿は一切映し出されていない。



  • 第20話
劇場版に続き本編にも登場。その力は圧倒的で、ライオネルフラッシャーを弾いたライオンクラゲヤミーに的確にダメージを与え撃破する。

  • 第22話
バッタヤミーを相手にマグナブレイズを初披露。
バッタヤミーのライダーキックとの真っ向からの必殺技の打ち合いでこれを破った。

  • 第25話
オウムヤミー戦では、相手が同じく飛行能力に長けた鳥系であり、
攻撃も炎同士で相殺されるため相性が悪く、アドバンテージが取れず苦戦を強いられる事になった。

  • 第28話
鴻上ファウンデーション社員千堂の欲望から生まれた歴代戦闘員ヤミーの数の暴力に圧倒された為、タトバからチェンジ。
マグナブレイズで歴代戦闘員達を一掃した。

  • 第29話
進化したカザリに対抗する為に変身するが、
突如左腕のアンクが現れ、同じ能力を持つ者同士で互角の戦いを繰り広げる。
しかし時間切れとコンボ使用の反動で映司が倒れた為、戦闘は中断する事になった。

  • 第31話
クロアゲハヤミー戦にて変身。セル7枚のギガスキャンでヤミーを倒しウヴァさんを追い詰めるも、
突如飛来した紫のコアメダルによってベルトからメダルが弾き出される。
その際にコンドルメダルをウヴァさんに盗られた為、以降はコンボが使用不能となった。



  • 最終話

わかってる。お前がやれって言うなら……

きっとお前が……ホントにやりたいことなんだよな


アンク、いくよ

変身ッ!

大量のセルメダルを使用したプトティラコンボの渾身の一撃を真木グリードに与えるが、メダルの器暴走態の力により復活を果たされる。
変身も解除され暴走しようとし、絶体絶命の瞬間、アンクに自らの意思を宿したメダルごと投げ渡され、変身。なお、メダルをベルトに入れる際、映司はグリード化が進み目が見えずらくなっており、アンクのひびの入ったコアメダルに気付いていなかった描写がなされている。
アンクの思いと力を秘めたタジャドルコンボはアンクの幻影と共に真木を圧倒、恐竜メダル7枚を使ったギガスキャンとアンクの炎を同時に放ち真木を倒す。
この変身〜真木撃破までの流れはBGMもあいまって非常に熱い。。アンクは前回、恐竜グリードに自身のコアにひびを入れられており、無理に使用した影響で、アンクのタカメダルも真っ二つに割れてしまい、“死”を迎えることとなった。 

これまでは出番こそ多かったものの見せ場には欠けていた形態だったがそんな扱いを一気に挽回した。
また、この時の変身音はいつもの串田アキラではなく、アンクが叫んでいる。


ファンからはこのタジャドルコンボを『アジャドルコンボ』と呼んだ人もいた。

\アンク/\クジャク/\コンドル/





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