プトティラコンボ

登録日:2011/04/11 Mon 08:32:01
更新日:2025/08/27 Wed 14:48:14
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次回 仮面ライダーオーズは

ヤミーだ!

でも..あのヤミーって何の!?

人がグリードになれるのって面白いよね

ハッピーバァースデェイ!!!紫のメダルのグリィード!!!


まさか...暴走か!


第32話 新グリードと空白と無敵のコンボ








プテラヤミー(雌)「ウフフ…フッ!」


うっ!あっ……

(メダルが装填された音)


キン!
キン!
キン!

プッギュュュン

プテラ!
トリケラ!!
ティラノ!!!

\ギャオーーン/

プッ!トッ!ティラ~ノ!ザウ~ル~ッス!!


ウオオオオオオオオ

伊達「何だありゃ?」

なに?

オオオオオォォ!!!


プトティラコンボとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーOOO』に登場するコンボ形態の一つ。


平成ライダー恒例、番組後半を盛り上げるために現れる最終フォームである。

……もっとも、近年では映画限定の真の最終フォームも珍しくない。
実際、夏の映画『劇場版 仮面ライダーOOO WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』でブラカワニコンボが登場した事で、最終フォームの立場を取られてしまった。

映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブルfeat.スカル MOVIE大戦CORE』でのギルの登場から存在を推察された恐竜系コアメダルにより齎される姿であり、その特徴はタジャドルコンボ以上に異様。

本編では『無敵のコンボ』と称された。


【スペック】

身長:205cm
体重:95kg
パンチ力:10.5t
キック力:20t
ジャンプ力:210m
走力:100mを3.3秒


恐竜系コアメダル

3種類全てが絶滅した生物であり、司るのは
本編では鴻上光生がヨーロッパ旅行から持ち帰った土産の一つ。
メダルは石盤で厳重に封印されていたが、鴻上ファウンデーションから離反した真木清人が退職金代わりに奪取。
真木によって10枚から1枚が抜かれるも、欲望自体が無であったため、グリードは誕生しなかった。

しかし、火野映司の欲望の隙間に惹かれ、うち5枚が映司の体内に侵入。残り5枚もドクター真木が自身の体内へ……。

結果的に2人は「紫のメダルのグリード」と呼ぶべき存在となったのである。

この事からプトティラコンボはいわば映司のグリードとしての姿だとも言われる。
後に本物のグリードになってしまったが

恐竜系コアメダルはそれぞれがこれまで使用してきたコアメダルを超える能力を秘めており、使用時には冷気を伴った攻撃が可能。

また、メダル自体が絶滅生物である都合上、現生生物である他の系統のメダルとは相性が悪く、組み合わせた亜種形態が存在しない。
それに伴ってか、オーラングサークル周辺のラインもコアメダル周辺を取り囲む「ゴルドサークレット」及び「クラウンオーナメント」と同様の形状に変化している。
その他、他形態では黒い強化皮膚「オーズアーマー」が、本形態のみ白銀色の「エンシャントオーズアーマー」に変化しているのも特徴。

仮面ライダーバトル ガンバライド』などのゲームでも劇中設定に準じて亜種形態は登場しないが、バンダイのオーズコンボチェンジシリーズやS.I.C.では玩具オリジナル要素として組み替え遊びが可能。
他にもネットムービー『ネット版 仮面ライダーOOO ALL STARS 21の主役とコアメダル』では上記の設定がネタにされ、
「『プテラ・ウナギ・コンドル』」の亜種名は?」というクイズに伊達が「プウドル」と答えたところ、「プトティラに亜種は無い!」というオチがついた。
アンク「お前(伊達)何回プトティラと戦ってんだ?本物のバカだな」


プテラメダル


使用時にはヘッドを構成する。複眼の色は
感覚機能に優れ瞬時に敵の位置を察知する。

背中のマント状パーツ「エクスターナルフィン」は展開する事で巨大な翼になる。
また盾として敵の攻撃から身を守る他、アンクと同じくらいの高速飛行が可能。
咆哮を上げ、口から衝撃波を吐いたりもできる。正に怪獣そのもの。
なお、現実のプテラノドンの翼は鳥のような形状をしておらず、膜一枚だけで飛んでいるために非常に破れやすく、器用に飛べなかったりする。
プテラノドンは厳密には恐竜ではないのは秘密。


トリケラメダル


ボディ用メダル。他の形態を上回る圧倒的なパワーと防御力を備える。
肩にはトリケラトプスの角を模した武装「ワインドスティンガー」があり、戦闘時には伸縮自在に長さを変え敵を刺し貫く。

え?トリケラトプスの名前の区切りは「トリケラ・トプス」じゃなくて「トリ・ケラト・プス*1」なのにこのメダルの呼び方はおかしいんじゃないかって?気にするな!


ティラノメダル


レッグ用メダル。恐竜系メダルの超パワーを受け止め、バランスをとる。
筋力・瞬発力も他の脚部を凌ぐ。
腰部のスカート状パーツ「テイルディバイダー」を尻尾状に変形させ敵を薙払う。




【専用武器】

メダガブリュー

恐竜系コアメダルの力によって生み出された武器で、それを見たものは本能的な畏れに支配されるという。

歴代の平成ライダー最終フォームは『剣』型の武器が定番だが、これは珍しくティラノサウルスの頭の形をした『斧』
近接用のアックスモードと遠距離用のバズーカモードの2種類のモードに変形する機能を備えている。

タジャドルコンボのタジャスピナーと違ってあらゆる形態で使用出来るが、他の形態ではアックスモードしか使えず、最大限に活用出来るのはプトティラコンボのみ。

地面を割って取り出し、セルメダルを取り込む事で力を発揮する。なお、一度に取り込めるメダルは4枚、最大12枚まで溜め込める。
ティラノサウルスの頭部を模した刀身部分はそのままセルメダルを取り込む「クランチガルバイダー」となっており、ここにセルメダルを投入し、メダルを粉砕・圧縮(\ゴックン/)する事でエネルギーを限界まで絞り出し、「プットッティラ~ノヒッサ~ツ!」の音声と共に必殺技を発動する。
そのエネルギー効率たるや、通常のヤミーならばセルメダル1枚で一撃である。
また、セルメダルを投入せずとも、これを使うだけでコアメダルを破壊出来てしまう。

ちなみに、『OOO』放送当時に発売されたDX玩具版にはプトティラコンボ以外にも(タジャドルコンボを除いた)各種コンボ形態のカラオケ版音声が収録されており、実際に本編でも使用された。

S.I.C.におけるこの武器はかなり大型にアレンジされており、それを構えるプトティラもアレンジが凄いのでもはや勝てる気がしない。



【コンボの特徴】

これまでのオーズは黒いスーツに各部装甲を纏っていたが、プトティラコンボ時にスーツは白銀に輝き、
また、胸部のメダル状パーツの縁側『オーラングサークル』も上記の通り、コアメダルの縁を模した独特の形状に変化している。

メダルは普段は映司の体内にあり、自在には使えないが、メダル自体が意志を持ち、映司の危機に反応して出現。
そのままオーズドライバーに収まり、オースキャナーを操って自動的に変身しようとするが、他のメダルを使って踏み止まる事も可能。メダルを装填する際、3枚同時に入れるのも特徴。
変身中、映司の意識はメダルの持つ防衛本能に乗っ取られてしまうため、自分以外の敵全てに攻撃するなど、制御不能に陥ってしまう。
筋力が大型恐竜並みにまで強化されており、他のコンボとは比較にならないパワーとスピードを持つ。
更に紫のメダルの欲望を無にする力により、コアメダルの破壊が可能。
これにより、意志のあるコアメダルが無事なら何度でも再生できるグリードにとって「死」の概念が生じた。
誰が言ったかマネーゲームで直接札束を燃やす奴。

後に適応したのか、意志の力か暴走は抑えられ、紫のメダルの力を使うなど制御が効くように。
だが、反面それは映司自身のグリード化が進行している事を意味していた……
結果的にTV本編において、「人間としての」映司がプトティラコンボを完全に制御する事は出来ずじまいとなってしまった。



●固有能力『冷気発生

強力な冷気を放出し、対象を瞬時に凍結させる。
全身から周囲一帯に放射する、エクスターナルフィンの羽ばたきに合わせて飛ばす、プテラヘッドの口から放つなど様々なバリエーションがある。

●必殺技

ブラスティングフリーザ

プトティラコンボのスキャニングチャージ。
ワインドスティンガーで相手を串刺しにし、エクスターナルフィンから放つ冷気で凍結させた後、尻尾状に変形させたテイルディバイダーで文字通り『粉砕』する。
鮮度を保つフリーズドライ製法。
映画『将軍と21のコアメダル』ではガラ 怪物態の動きを封じるためにサゴーゾの重力操作と共に凍結能力で動きを封じ、さらに尻尾による打撃を叩き込んでいる。


グランド・オブ・レイジ

メダガブリュー・アックスモード時の必殺技。威力は170t。
ストレインドゥームとは違い、毎回3~4枚のセルメダルで発動する。
他のコンボでも使える唯一の技であり、第35話でサゴーゾコンボが初使用。
その場で回転斬りを放ち、銀色の衝撃波を放って屑ヤミーの群れを一掃した。
第37話ではタトバコンボが使用し、直後にタカウバに変身して電撃を付与した落下斬りでウニアルマジロヤミーを粉砕した。
第45話ではラトラーターコンボが使用。
トライドベンダーに乗って突進し、すれ違い様に叩き込んでメズール(完全態)を撃破した。
最終話及び「ファイナルエピソード ディレクターズカット版」では、その身に取り込んだ大量のセルメダルを全てメダガブリューに注ぎ込み、プトティラコンボで発動。
恐竜の頭部を模した超巨大なエネルギー刃を形成し、相討ち覚悟で恐竜グリードに対して放つが……(タジャドルコンボの項目も参照)。
なお、この手の必殺技では珍しく、主要の最終形態での必殺技使用が最終回のみという珍しい必殺技。

ストレインドゥーム

「プットッティラ~ノヒッサ~ツ!」
メダガブリュー・バズーカモード時の必殺技。メダガブリュー内の全てのエネルギーを解き放つ。威力は200t。
グリードとの対決が主体となり、アックスモードで使われることが多くなったため、軍鶏ヤミー戦以降使われなくなったこれまた珍しい扱いの必殺技。
ゲーム『ガンバライド』では「メダガブリューシュート」という名称で同様の技を使用する。
斬撃を叩き込んでからプトティラノヒッサーツする以外はアクションに変わりないが、TV本編では1枚のセルメダルだけで発動していたのに対し、こちらはフルにセルメダルを投入している。
バトルドッジボール3』ではオーズの必殺ショットとして登場。メダガブリューのエネルギーごとボールを発射する。通称妖怪ボール飛ばし
ロストヒーローズ』ではジェノサイドキューブで習得するが、終盤も終盤なので影が薄い。しかも通常必殺技扱いなのでやや不遇。

プトティラ・アルティメット・スリー

ガンバライドオリジナル技。トリケラアームから伸びた角で相手を突き刺し、投げ上げたあとにティラノレッグで回旋蹴りを叩き込む技。ファング! マキシマムドライブ!
オーメダルセット4発売直後ではメダルスキャンで使用できたが、005弾よりメダガブリューシュートに変更された。
その後は低レアリティのプトティラやオーメダルセット4付属のカードでしか使用できなかったが、
シャバドゥビ6弾ではアルティメットチャンス繋がりという事か初期レベルの必殺技として久しぶりに収録された。


処刑用BGM

POWER to TEARER
他のコンボ(タジャドルを除く)と違い、映司のソロ曲ではなく、本作はオースキャナーの音声を担当した串田アキラ氏とのデュエット曲。



【余談】

白銀のスーツに紫の装甲、そして重厚感のあるデザインから発表時から概ね造形の評価は高い。

しかし、
  • 「色が単色」
  • 「パーツの組み換えが出来ない」
  • 「変身に特別なアイテムが不要」
  • 「胸部のデザインがタジャドルに比べて工夫が無い」

……といったオーズらしさ、特別なコンボらしさに欠ける中途半端さから登場当初は設定に関しては賛否両論だった。

期待されていた『タトバコンボのパワーアップ』が無いという事実も相まって最終フォームという立場に落胆する声も……。
これに関しては後に冬映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGAMAX』にて新たにスーパータトバコンボが登場している。

しかし、劇中で度々暴走する姿、紫のコアメダルによるグリード化の危険性、
アンク(ロスト)戦以降のコアメダル砕きなど特別なコンボらしさ…というかリスク、厄介さがプッシュされ、タジャドルコンボとは違う意味で評価が向上。

良くも悪くも「驚異で厄介な最終フォーム」としての印象が強く、
最終回を締めたのもこのコンボではなく、タジャドルコンボで紫のコアメダルも壊されるなど、疫病神的な特異な扱いが目立っている。

『ガンバライド』のライダータイプでも冷気属性を持っているのにも拘わらず、
主役ライダーの最終形態で唯一「闇」扱いされるなど、もはやダークライダーに近い扱いである。

ちなみにオーズ以前にも「変身時に暴走や人外と化すリスクの伴うフォーム」は登場していたが、
仮面ライダークウガ アルティメットフォームのように変身回数が極端に少ない物や、仮面ライダーブレイド キングフォームのように自身で制御可能かつ、自ら望んで怪人と化した物
仮面ライダーアギト バーニングフォーム仮面ライダーW ファングジョーカーのように暴走するが、わりとあっさり使いこなす物など、そこまでリスクに関する深い描写がされるものは少なかった。

しかし、プトティラコンボの場合は何度も暴走し、自分でも力を制御出来ずに終盤で日常生活にも支障をきたすグリード化や、変身者自体の怪人体が登場するなど、リスク性が押し出されている。
そういう意味でもこのコンボの暴走、異形の存在への変化の危険性をより強める結果となっている。

ちなみにネットムービーにて伊達さんエヴァ○○○○呼ばわりされた。確かに紫で暴走するけど……

後に『仮面ライダーウィザード』にて、同じ斧使いの最終形態として仮面ライダーウィザード インフィニティースタイルが登場した。
本来存在しなかったイレギュラー形態であり、黒幕が最初は警戒していたが、後に変身アイテムを入手したがる点なども共通している。


【本編以降の扱いについて】

最終回において恐竜グリードが持つ恐竜系コアメダル3枚が砕けているが、同時に映司が持っていた7枚も破壊された事が確定している。

映画『MOVIE大戦MEGA MAX』の監督を手掛けた坂本浩一氏は映画内で他のコンボと同様にプトティラコンボを登場させたかったが、上記の通りにメダルが失われて使用不可能であり、登場は見送られた。
なお、冬映画で参戦しなかったTV本編の最強フォームは現状これと仮面ライダービルド ジーニアスフォームのみ。

それでも諦めきれなかったらしく、後の映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』にて、「レジェンドライダーウィザードリングで召喚されたライダーは関連能力が全て使用可能になる」という設定が作られた。
これにより、同作のディレクターズカット版及び『ウィザード』最終回『仮面ライダーの指輪/終わらない物語』にてプトティラコンボが『OOO』本編の設定に差し障りない形で登場している。

映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では、オーズ プトティラコンボのライダーキーでゴーカイピンクがゴーカイチェンジする形で登場。
どう考えても無理がある色の組み合わせだが、ピンクのコンボが恋愛コンボしかないため仕方がない。

2019年には映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』において久々に登場。
変身能力と一緒に恐竜系コアメダルも復活したのか、最強フォームへの一斉フォームチェンジの際にこの形態に変身し、平成ライダーキックに参加した。

ゲームKAMEN RIDER memory of heroez』では再びコアメダルが失われていたが、
セクターシティの探索中に財団X製の恐竜系コアメダルを発見・回収した事で再びプトティラコンボに変身可能になった。
肝心の暴走リスクだが、それなりに低減されている模様。



恐竜系メダルを持っている方は

ツッイキ・シュウセ~イ・オネガ~イ!

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最終更新:2025年08月27日 14:48

*1 ラテン語でそれぞれ「三」「角」「顔」の意味で、これで「三本の角を持つ顔」という学名になる