橘朔也/仮面ライダーギャレン

登録日:2009/06/27 (土) 22:45:48
更新日:2021/06/07 Mon 19:45:58
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(0M0) (0M0;)ウワアアアアアアアアア (せき) 2号ライダー 3! ここ一番でしか活躍できない男 この距離ならバリアは張れないな! すごく強いクールな男 なんやかんやいって根は良い人 みんな大好き もずく風呂 やる時はやる やればできる子 オンドゥル語 カテゴリー8か、面白い! カテゴリー8より面白い男 カードキャプターさくや ギャレン クールだが思い込みの激しい先輩 シュルトケスナー藻 ダイヤ ダディ ツンテレ ネタキャラ パスタ ヘタレ→不屈のメンタルの持ち主へ… 一流 仮面ライダー 仮面ライダーギャレン 仮面ライダー剣 伝説の銃使い 冒頭で所属組織が潰滅 名勝負製造機 圧倒的存在感 天野浩成 平成ライダー 平成ライダーさん付けリンク 平成ライダーネタキャラリンク 平成ライダーネタキャラ四天王 序盤は体がボロボロ 底力 強さが安定しない 強敵にしか勝てない男 恋人への想いが戦う意志と深く絡む 愛されキャラ 愛すべきヘタレ 戦闘時は赤いスーツを身に纏う戦士 押川善文 最強のヘタレ 最強ライダー 校長と間違われた男 格闘>射撃 橘さん 橘朔也 残念すぎるイケメン 濃すぎるキャラクター性 炎属性 第1話では見てるだけ 肝心な時にしか役に立たない男 謎の男 謎のチソ訓練 辛味噌 銃で戦う、ダイヤのトランプライダー 銃ライダー 顔芸 騙されやすい 騙すと死ぬ ザヨゴォ--! ボドボド



(たちばな)朔也(さくや)

仮面ライダー剣』の登場人物。本作に登場する4人の主役ライダーの一人であり、仮面ライダーギャレンに変身する。ファンからの愛称はダディ。
剣崎からの「橘さん」という呼びかけが「ダディヤナザン」に聞こえたため。

ちなみに本作で仮面ライダーに相当する人物は対応するトランプのスートと「1」(トランプでいうA)を元に名づけるという法則性があり、
橘は「橘菱」という菱型=ダイヤの形状をした家紋、
朔也の「朔」は月の一日を指す言葉で「ダイヤのA」を表している。

演:天野浩成




【概要】

端整だがやや陰のある、思い詰めたような面持ちが印象的な青年。
人類基盤史研究所(BOARD)の職員であり、剣崎一真広瀬栞の先輩。25歳。
やや孤独癖があり、あまり広範に人付き合いのあるタイプではないが、プライベートでは大学の同期で現在は診療所を経営している深沢小夜子と懇意にしている。

サウスハービー大学卒業後、研究員としてBOARDに入所したが、本来のギャレンの装着者候補である先輩桐生豪がライダーシステムに適合せず
変身実験時の事故で重傷を負い戦闘不能になってしまったため、急遽代理として選ばれた。
つまり、本来「ライダーになるべくしてなった人物ではない」のだが、急拵えのライダーシステムを簡単な基礎訓練のみで充分に使いこなせるだけの身体能力を持ち合わせており、150キロのスピードボールの表面に書かれた数字を目視確認で的中させたうえで素手でキャッチするなど、生身でも常人離れした技量を垣間見せる*1

その天稟はギャレンの性能とも噛みあっており、肉弾戦を銃撃により補ういわば「銃を持ったインファイター」として劇中でも時に主役を喰うほどの活躍を見せ、
シリーズ全体を通しても下馬評を覆してのジャイアントキリングに定評のある男である。

性格は真面目で寡黙だが、一方で冗談が苦手。
真剣な話でないとすぐムキになって話を切り上げてしまうなど、いわゆる「無用の用」というものを理解できない一面もあり、
先輩の桐生豪からも「もっとバカになれ……。真面目過ぎるんだよ、お前は。つまらねえ奴だ……」と忠告されている。
小夜子の前ではやや緊張を解いた態度で接することもできるが、その反動で診察に来たのにその場で眠ってしまったり、
突然小夜子の作っていたジグソーパズルのピースを飲み込んだと言い出したり、マイペースで奇矯な態度を取ることもかなり多い。
小夜子にはそれを呆れられつつも、放っておけない「面倒くさいが母性本能をくすぐられる人」という認識を持たれていた。

ちなみに黙々と使命に従っていたBOARD時代からは少し想像しづらいが、本人としては結構な派手好みで「太く短く、花火のような生き方がしたい」と過去に小夜子に語っていたらしい。

普段は賃貸の一室と思われる部屋で一人暮らしをしているが、
だだっ広い間取りに反して室内には冷蔵庫やベッド、パソコンなど必要最低限のものしか見当たらず、かなり殺風景。
また、広瀬のものより出力は劣るが、携帯式のアンデッドサーチャーを所持している。天王路も同型のものを所持している。

頭脳は異常に明晰。
BOARDでアンデッド封印に携わっていた頃のノウハウを組織が壊滅後に独力でほぼ再現してライダーとしての活動を小規模ながら再開できており、
烏丸所長(プラズマチョチョー)が不可解な炎上現象を起こした後姿を消した際もそれがマグネシウムを用いたトリックに過ぎないと即座に看破するなど、知識に裏打ちされた高い観察力を持っている。

技術者としての能力も高く、残存データを元に市井のガレージ程度の設備でBOARD最高のスペックを持つスーパーバイク「ブラックファング」を完成させたり*2
映画『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』では自分たちの世代より洗練された新世代型のライダーシステムを独力で開発し、その封印の能率は旧世代のそれをはるかに上回っている。
また、後日談『たそがれ』でも剣崎を元に戻すための研究を率先して行っている。
戦闘要員として強いのに加え、後方のバックアップ要員としても非凡な人物である。

人類を脅かす不死生物アンデッドとの戦いにいち早く参加しており、ベテランの戦士として自分に続いて同じくライダーとなった剣崎や上城睦月と共に戦う頼れる先輩でもある。
物語開始時点で彼らのデッキには相当数のアンデッドが封印されているが、ロクに手持ちのカードが無く、戦闘経験も未知数の最もきつい初期段階で多数のアンデッドを封印し、戦力の土台を築いているのはほぼ彼の功績*3*4と言っても良く、
剣崎も「やっぱ一流だよなあ」と素直にその手腕を尊敬していた。



以下ネタバレ


しかし、こうした多芸多才な人物にも弱点はある。
橘は真面目であるが、同時にとてもプライドの高い男で他の誰かに自分の弱みを見せたり、借りを作ることを異常に嫌っている。
いわば極度の見栄っ張り意地っ張り絶対独りにしてはダメなタイプなのにすぐに人の話を聞かず独りでどっかに行ってしまう人なのである。
報告・連絡・相談の観点でいえば非常に残念な点が多い。
桐生さんは「もっとバカになれ」とは言ったがここまでバカになれとは流石に言ってない。

話を一方的に打ち切って独走してしまう悪癖も大半はこの心理から生じており、大小を問わず問題解決の第一歩となる「相談」が遅れがち
あるいは問題があるのに周知しようとしないせいで物語前半がこじれにこじれたと言っても良い。

また、彼も等身大の人間であるため未知の脅威であるアンデッドとの戦闘には相応の不安や恐怖心を感じていたのだが、そうした心の弱さを素直にさらけ出せず、
意固地に抱え込んでしまったため、それがライダーシステムの機能と合わさって破滅のビジョン*5を脳内に何度となく浮かび上がらせており
そのことへの不安、そして不透明な返事しかしようとしない組織や上司への不信感から、

「急遽作ったライダーシステムのせいで、俺の体はボロボロだっ!」

「具体的な対処法はよくわからないが、アンデッドを封印していけば何かの糸口になる気がする」

…という論理性の欠片も無い妄想が行動の基準にすり替わってしまった結果、BOARDが壊滅してしまったという大事件が重なったこともあり
野に下ったのち大迷走を始めてしまうきっかけとなったのだった。

そして、いかに有能な人物でもそんな最低の精神状態でまともな成果を上げることができるはずもなく、BOARD壊滅直後のギャレンの戦績はおしなべて不振であり、単独でアンデッドに挑んでは惨敗するという事を繰り返していた。
橘はこれを「ライダーシステムの欠陥で肉体が弱っていたせいで、本来ならこんな無様な戦い方はしない」と強弁していたが、
それは自身の置かれた正確な状況を把握できていないということでもあり、いよいよ負のスパイラルでまともに戦えなくなっていく。

些細な行き違いで剣崎とライダーバトルを交える羽目になっても
「同情なんかするな」「言い訳は聞きたくない」とまるで事情説明に耳を貸さぬ姿勢でいたが、流石に目に見えて衰えていく自身の力には不安を覚えるようになり、
そこに小夜子越しに逃走した烏丸の言伝で「ライダーシステムに不備は無い」「恐怖心から破滅のビジョンを脳内に投影してしまうことがある」と真相を知らされたことで己の心構えこそが全ての元凶であると認めざるを得なくなり、

「恐怖心 俺の心に 恐怖心」

と夜の街を孤独に彷徨いながら一句読んでしまうなど、却って弱気に拍車がかかってしまうのだった…

死が恐くて仕方ないのに、
そんな自分を情けなく思って受け入れることができず、
表面上は虚勢を張るが、闘争心の低下に歯止めがかからないという最低最悪のコンディション。

数字というのは正直なもので、ダイヤのカテゴリーJ・伊坂配下のスタッフが本作のライダーの強さの根幹ともいえる「融合係数」を分析した結果、ブレイドとカリスは問題なく順調に数値を上昇させていた(カリスには融合係数もクソもないのは内緒。そこまで設定が固まってなかったのだろう)*6がギャレンに移ってみると…「数値が下がってます!」と残酷な現実が露呈することとなった。
実際、この後橘は剣崎のピンチを助けに来たはずなのに勝手に苦戦した挙句、変身解除に追い込まれた上にアンデッドに迫られて恐怖の悲鳴を上げるという醜態を晒しており、
この段階においてはもはや「敵」というより「手のかかるお邪魔虫」「悪のライダー」というより「ダメなライダー」という状態にまで劇中での位置づけが下落してしまった。

そして明確な敵である伊坂の誘いに乗ってしまい、恐怖心を克服しようともずく風呂*7シュルトケスナー藻の溶液に浸かって旺盛な闘争心を得たように見えるも、
これはいうなれば興奮剤でトリップしているようなもので、本来の心の強さとは無関係なうえに神経にかかる負荷から遠からず廃人になってしまうというマイナス面しかない選択だった。つまり危険な薬物に依存してるようなものである。

伊坂の本命は自身が新規で開発させるクラブのカテゴリーA・スパイダーアンデッドを力の源とする新たなライダーであり、ギャレンはそれを完成させるまでの使い捨ての即戦力でしかなかったのである。

モズクをキメる前後で彼の躁鬱の落差が素人目に見ても激しすぎる事と、頭に藻が付着していた事から早期に不信感を抱いた小夜子は独自の調査でこの真相に辿り着き、必死に橘にモズク風呂をやめさせようとするも、
戦う事に充足感を見出してしまった橘は「生き方が変わってしまった」と彼女を冷たく拒絶し、愚かにも伊坂のコマとしていいようにこき使われる道を自らの意志で選んでしまう。
加えて伊坂も橘を戦いから遠ざけようとする小夜子を問題視し、これ以上橘に関わろうとするなら殺すと脅迫。
それでも諦めなかった小夜子は、警告を無視したと見做した伊坂の手で事故に見せかけて殺害されてしまうのだった。

一方橘もついにクラブのカテゴリーAを封印することに成功した*8
その達成感がかえって毒気を抜いたのか、手に入れたカードを使ってさらなる被害者を増やすであろう伊坂に遅まきながら反旗を翻す。
…しかし、伊坂はそうなることは予測済みであり計算通り藻の効果がキレた橘は元の絶不調に逆戻りして苦も無く叩きのめされた挙句、
「所詮お前など俺の敵ではない。力を得たければ何時でも私の下へ来い。待ってるぞ」と倒すべき敵にまるで相手にされていなかったという屈辱的な事実を突きつけられてしまう。
そしてその場を逃げ出した橘が見たのは、伊坂の手で既に致命傷を負わされた小夜子の姿だった。
あまりにも大きな代償を払い、ようやく己の救いがたい愚かしさに気付き慟哭する橘。
心に焼きついた痛みが恐怖心を上回ったことで、今ここに本来の力を取り戻した仮面ライダーギャレンが復活した。

小夜子の葬儀を終えた橘はその足で伊坂のアジトに舞い戻り伊坂に向かって復讐を宣言。
己の弱さの象徴であった悪魔の揺り籠シュルトケスナー藻の水槽を迷いなく破壊し、
ギャレンに変身。戦いを挑む。
伊坂にしてみれば橘は力への誘惑で良いように飼いならせる
恐怖心を抱えて右往左往するだけの下等なゴミに過ぎなかったため今回も初手から侮っていたが、ギャレンは変わっていた。
迷いなく研ぎ澄まされた動きに押され、ついにはそのまま撤退に追い込まれて苛立つ伊坂。

そして次なる計画に動き出した伊坂の動きをキャッチした広瀬から連絡を受け取った橘は剣崎に手を出させないことを伝えるよう頼む。
「これは俺の戦いだ」
そういって連絡を切る橘が居たのは小夜子の診療所。そしてその前には、完成したジグソーパズルがあった。

新ライダーシステムの適合者を求めとある海岸で人間狩りに勤しむ伊坂。
現場に急行した剣崎が変身して立ち向かうも劣勢に追い込まれてしまう。
そこに橘が到着。剣崎を伊坂が拉致した烏丸の救助に向かわせ自身はそれに代わって
伊坂=ピーコックアンデッドと対峙する。
ここでも終始圧倒的な強さを見せるギャレン。しかし、戦う橘の心中は静かに凪いでいた。
そして今は亡き小夜子への想いが弾けついに…

因縁の宿敵との戦いに決着をつけても、まだ全てのアンデッドを封印できたわけではない。
しかし、この一戦で一旦燃え尽き、同時に自分の弱さを恥じた橘は
自分にはライダーとして戦う資格はないとギャレンバックルを返還し一線を退いてしまう。
それでもまだくすぶる物があるのか、偶然手に入れたレンゲルにまつわる情報を剣崎たちに報せたり*9
「結局お前たちの周りをうろうろしている。一人になるのが怖いんだ」と自分の中にある弱さを素直に認めたうえで剣崎に出来る範囲で協力を申し出るなど、その人格は大きく成長していた。


大食かつ味音痴なのか、虎太郎が失恋で意気消沈して作った不味いスパゲティを美味そうにたいらげ、剣崎達が残した分を「これ食ってもいいかな?*10(この台詞は長年天野のアドリブだと言われ続けていたが、実際はこの回の脚本を担当した會川昇の「おかわり貰えるかな」という流れを撮影現場で台詞部分だけ修正したもの)と発言し食べようとする場面も見られた。

また「そのパズルのピースは俺が飲み込んだ」と冗談を言い出すかまってちゃんな一面もある*11

一見どうしようもないヘタレに見えるが、恋人の死や先輩の暴走などで戦いを決意すると圧倒的な強さを見せる爆発力を持つ(終わると元に戻ってしまうが)。
また一度受けた攻撃への対応力も高く、ピーコックアンデッドの羽ファンネルやギラファアンデッドのバリアを打破した。
大したことない相手には苦戦する割に、相手が強いほどに強くなるという根っからのボスキラー体質。

肝心な時しか当てにならない」「ここ一番でしか活躍できない」、そんな御仁。
まさに生まれ変わるほど強くなれる。辛味噌!!

そもそも先述したように彼はライダー候補ではなく、研究員として就職したのであり、適性があるという理由だけで、急ごしらえの不確実なシステムで戦わされていたのである。
それを考えれば、第1話時点でかなりの戦績を上げていたことは評価されてしかるべきであろう。


橘△

イメージBGMは『ギャレン、流麗に』『颯爽と、ギャレン』。


終盤でギラファアンデッドとの戦いでは、マスクが破損して顔がむき出しになりながらも捨て身の攻撃にて相討ちになるが、危ない所を所長に助けられた。
その後剣崎を止めようとバイクで飛び出すが、ダークローチの大群に阻まれる。
ダークローチ消滅後事態を察し駆け付けるが既に剣崎の姿はなく、崖から叫んだ。

劇場版ではアルビノジョーカーに殺された烏丸所長に代わりBOARDを再建し、新世代ライダーを開発。
グラサンをかけ因縁のスパイダーアンデッドを倒したが、やっぱり騙されてた

ただしこの騙されやすいことについては、彼は他のライダーに比べて他人の話を聞いたり、意見を無碍にはしない性格による(逆に他のメンバーは「まっすぐ自分を貫いている」のだが、自身の信念とぶつかり合う場合は悪く言えばそこまで耳を傾けない)。
また、他のメンバーが目の前の敵だけ倒せば戦いは終わる、と言う脳筋発想ばかりの中、橘は情報を集めようとしていた。
それ故に他者の思惑に翻弄され、悪い方ばかりに転がってしまう運や間の悪さでダメ人間に見えてしまう面もあり、制作側の都合の割を喰っただけで、行動だけを見ればむしろマクロな視点を持っているとも言える。

実のところ思い込みも人一倍強い方であり、そのせいで第一話にして必死に戦っている新人の剣崎を大胆にそっと見捨てたり*12
長く不調を訴えていたことも、気弱になるとそれも肉体に反映されてしまうライダーシステムにも大きな問題があったのだが、
先輩に裏切られたり孤軍奮闘したりなど、より環境が悪かったにも関わらずさほど不調を訴えなかった剣崎と比較するとこれが大きく影響していると言える。

まあやばいぐらい騙されたり、思い込みで酷いことになったりしているのだから、そろそろ人を疑うことも覚えましょうよなどの視聴者の意見についてはもっとも過ぎて何も言えないのだが。

なお、劇中で悪意を以てこの御仁を騙した相手は例外なく無惨な死(封印)を遂げている。
純粋な人を騙すと必ずしっぺ返しを喰らうということがよくわかる。



仮面ライダーギャレン

主なスーツアクター:押川善文

通常形態

身長:200cm
体重:104kg
パンチ力:260AP(2.6t)
キック力:450AP(4.5t)
ジャンプ力(ひと飛び):38m
走力:100mを5.4秒


BOARDが開発したライダーシステム第1号。
ギャレンバックルから形成されるギャレンアーマーをまとった強化戦士。
ダイヤスートのラウズカードに対応している。

♦Aに封印されたスタッグビートルアンデッドの力を利用しており、頭部正面にはダイヤマークを二分割し、ノコギリクワガタの大顎を模した形状の角が配置されている。

相方のブレイドに比べパワーは劣るがスピードは優れている。
BOARDが初めて作ったライダーシステムであり、装着者を特定していなかったせいか、スーツが装着者にフィットしていない*13
醒銃ギャレンラウザーを主武装として、炎のエネルギーを主軸にして戦う。
本来は指揮官用として距離をとった戦い方を想定されていると思われるが、中の人の戦闘スタイルの関係上接近戦が多い。
ただし射撃が全く生かされていないというわけではなく、カードをラウズする際の隙を連射で消すなどの高等テクニックを度々披露している。これによってか、劇中で唯一レンゲルのリモートの被害を受けていない。

やたらとやられているイメージが強いが、これは中の人がヘタレやすく考えすぎて迷い過ぎるうえ、ライダーシステム自体が「装着者の精神状態によって性能が大きく上下し、時に装着者の心に影響を与える」という性質を持っており、
特に序盤では橘自身が無意識下で抱いていた戦いへの恐怖心が「自身の体がライダーシステムの副作用でボドボドになっている」という破滅のイメージに繋がり、更に恐怖心が増してしまうという悪循環に陥り、戦う度に融合係数が低下していたため。
一時は融合係数が落ちすぎて変身することすらままならなくなったが、奮起し恐怖心を克服してからは復調。本気を出した時は華麗なジャンプと獅子奮迅の接射で敵を圧倒する。
「怒りで強化されるライダーシステムを最も有効活用している男」という異名はここから来ている。


ジャックフォーム

身長:200cm
体重:114kg
パンチ力:330AP(3.3t)
キック力:520AP(5.2t)
ジャンプ力(ひと飛び):118m
走力:100mを4.2秒
最高高度:6km
飛行速度:520km/h

左腕にラウズアブゾーバーを装着し、♦Qをセットしてから♦Jをラウズすることで変身した姿。

全ての能力値が上昇し、背中にクジャクを思わせるマント状の翼「オリハルコンウイング」が増設され飛行能力を得た*14他、ラウザーに「ディアマンテエッジ」が付き銃剣となった。
しかし、素の身体スペックは先にジャックフォームになったブレイドに負けている。さては急ぎ足で作ったな?

さらに劇中でもこの形態になるとやたらと圧倒されているシーンが多く、そのせいで「弱フォーム」と呼ばれる羽目になり、海外のファンからも「Weak form」として認識されているとかなんとか。
というか本当に活躍したのは初変身回ぐらいでその後は苦戦する場面ばかり描かれている。
変身回数自体も少なめなのも相まってかとうとうCSMの紹介動画では天野氏直々に「あんまり強くならなかったフォーム」と呼ばれるように…。
そもそも♦J=仇敵である井坂と融合して強くなれるわけがなかったということか……。
ディアマンテエッジの追加はアクション監督も相当困惑していたらしく、どうやって取り回せば良いのかわからなかった様子。銃剣がそもそもライダー界隈で難しいのと、激しいアクションで折れやすかった事が理由だろうか?
確かに劇中を見ればディアマンテエッジをまともに使った回数は少なく、ブレイドジャックフォームと申し訳程度の鍔迫り合いをしてみたり、劇場版でスパイダーアンデッドを突き刺してゼロ距離「バーニングショット」を撃ったぐらいである。
CSMの紹介動画でも天野氏が「アクション監督が使い方に悩んでいた」「これの使い方は購入者次第」という発言をしており、相当取り扱いには難儀を極めていたようだ。
まあ、バトライド・ウォーでは割とブンブン振り回すんだけどね!
ちなみに天野氏は駒沢公園で椿と遊ぶ時のハンデにこれだけを使うつもりだったようだ。

この様に強化フォームではあまり活躍出来ない一方で、通常フォームで強敵を瞬殺するという活躍を見せる為、仮面ライダー剣における「最弱のライダーにして最強のライダー」という評価を授かっている。
一見矛盾している気もするが、「橘さんだから仕方ない」と考えると不思議と納得出来るのも、橘さんの魅力だろう。


キングフォーム

後述する『HERO SAGA』の特別編「SPECIAL EDITION」に登場したオリジナル形態(ストーリーは無し)。
本編では変身する機会が無かった、♦Kをラウズすることで変身したギャレン最強の姿。

なお、融合係数が剣崎ほど高くないのでギルドラウズカードに進化していないかららしい(しかし本来はそれが通常なのである)。それでもやったね橘さん!
作例ではどこか青空の下に置かれた玉座の前に、ブレイド キングフォームと共に並んでいた。威圧感が凄くめちゃくちゃ強そう。
その後、掲載から7年後の2015年にS.I.C.としてバランス調整やアレンジを加えた上で商品化された。

全身が金色に輝く装甲となり、頭部のツノが大型化したほか、両肩や胸部にクワガタのツノのような鋭いパーツが現れている。
カテゴリーKのみと融合していることから、胸部の「ハイグレイドシンボル」以外の部位は「アンデッドクレスト」の代わりに♦マークが刻印されている。
背中には長く伸びた昆虫のはねのようなパーツが背中に装着され、左右に展開して飛行することが可能(作例版では2人とも通常のマントを背中に身につけていた)。
武器は「重醒銃キングラウザー」(後述)。
劇場版やHEROSAGA本編でも変身する機会があったのだが、前者はスーツも無かった為に未登場、後者に至っては仕様を勘違いした睦月に止められて変身できなかった。ちなみにこの時は♦︎のカードが全部揃っていなかった点や通常のキングフォームはカテゴリーKとの融合であるので、まずジョーカーにはならない。
小説版のラストでこれらしきフォームが登場したが…詳細はぼかされている。

なお、設定上変身できるフォームという事でCSMにキングフォームのプレートが付くかと思いきや…流石に映像作品外のものは対象の範囲外だったようだ。せめて♦︎のQとKにアブゾーバーが対応する事だけは信じたいものだ。


【ツール】

項目参照。

  • ギャレンバックル

ベルトです
(※販促動画開始5分で漸くベルトに触っている)

変身ベルト。♦A「CHANGE」のラウズカードを差し込んでから腰に宛がう事で、自動的にベルトが伸びて腰に装着される。
「変身」の掛け声と共にターンアップハンドルを引く事で、「Turn Up」の電子音声と共にリーダーが回転し、
ギャレンアーマーを分解した等身大のカード型エネルギーフィールド「オリハルコンエレメント」が装着者の前面に放出され、エレメントを通過する事でギャレンに変身する。

適合者以外がゲートを通過する事は不可能で、適合者以外が触れたら弾き飛ばされる。その習性を利用することで攻撃にも防御にも応用できる。
」の項目も参照(畳とはオリハルコンエレメントの通称)。

  • 醒銃ギャレンラウザー
銃です

銃型カードリーダー。ギャレンの主武装。初期APは5500。
銃身の後部にはラウズカードを12枚(♦2~♦K(プロパーブランクを含む))まで収納可能なオープントレイが内蔵されている。
トレイを扇状に展開してカードを引き抜き、バレルの上部に設置されたスラッシュ・リーダーにラウズすることでベスタの効果を発揮することができる。
素の状態でも零距離で連射し続ければ上級アンデッドも戦闘不能に追い込めるほど高い威力の弾丸を発射する。
普段は右腰の銃入れるやつホルスターに収納される。

なお、発砲演出のため火薬を仕込まれることも多い銃口部分が衝撃で破損していることもある。

ジャックフォーム時には銃口下部に鋭い刃「ディアマンテエッジ」が追加され、銃剣として使用可能。APは7900までに上昇する。

「これもつくんですね、ジャックになったときだけつくやつ
これもあんまり見たことないです
で、これ使ってるのもあんま見たことないです
刺して撃つ、みたいな」

「この剣見てください、当時アクション監督が
『これどうやって使ったらいいんだよ』って言ったこの先っぽの剣
これはもう、アクション監督でさえどう使えばいいか思い付かなかったんで、
これは皆さんがアクション監督以上のアイデアを出すっていうための商品ですよね(※違います)
『刺して撃てばいいのか』って言ってましたからね
これはどう使うかはもう、皆さんのセンス次第だと思います僕は」

キングフォーム時には「重醒銃キングラウザー」に進化し、APは9500までに上昇する。
アレンジ込みなのもあるがライフル銃並に大型化しており、立てると足から胸くらいまである。
オープントレイが残されており、銃身の上下にはクワガタのツノのような長い刃が装着されている(作例版では銃身が短く、上下はドライバーのような形状だった)。

  • ラウズアブソーバー

「あとこれですね
あんまり強くならなかったジャックフォームのやつ
羽根が生えて飛べるようになりました」

中盤、チベットの烏丸所長から宅急便で送られてきた、ジャックフォームの変身時に左腕に装備するパワーアップアイテム。どうも2号ライダーの強化の切っ掛けがパッと締まらない事が多い*15
中央部に♦Q「ABSORB」をセットすることでアブゾーバーを起動、さらに♦J「FUSION」を〈スラッシュ・リーダー〉にラウズすることによって、フォームチェンジ(強化変身)させる。
変身時の電子音声は「Fusion Jack」となる。

宅急便で強化装備が送られてきた事がネタにされるが、嶋さんがきちんと前振りしている(カテゴリーQをカリスに封印してもらうのはアレだが)。
一度だけとある人物の頼みで貸し出しレンゲルの手に渡るようにしたこともある。
ジャックフォームの登場回数自体少なかった事や変身前の状態で触る事が殆どなかったためか天野氏からの印象が薄かったようで、CSMの玩具を触れて「まともに触ったの初めてかもしれない」とまで言われた影の薄いアイテム。

「これがあれば、皆さんの今後もよりよくなると思います」
幸せの壺じゃないんだから。確かに睦月の幸せには貢献したが。

  • レッドランバス
BOARDがギャレン専用マシンとして開発したスーパーバイク。基本カラーは赤。各部にダイヤマークが組み込まれている。
橘さんは普段からこのマシンを使用している。
動力系に超小型原子力エンジンを採用しており、通常のバイクとは比較にならないほどのスペックを持つ。ガソリンでも動いたりするのは内緒だ。
また内部にはコンピュータ〈SPC-ジェネシス〉が搭載されており、ギャレンの意志を受けての無人走行ができる(ブレイドにも同様のものが内蔵されている)。

タンク上には簡易版カードリーダー・〈モビルラウザー〉を搭載しており、特定のカードをラウズする事でカードの効果を発動させる事が可能。
ブレイドやカリスと異なり劇中未使用だが、PS2版ゲームでは技の1つとして♦6をラウズしタイヤに炎を纏わせ空中から体当たりする攻撃「ファイアランバス」を見ることができる。


【必殺技】

  • ファイアバレット
♦2「アルマジロバレット」+6「フライファイア」のコンボ。
銃撃能力を強化するバレットと攻撃に炎を付加するファイアを併用する。

  • ファイアアッパー
♦3「フロッグアッパー」+6のコンボ。
炎の力を込めた強力なアッパーカットを繰り出す。

  • バーニングショット
♦2+4「ペッカーラピッド」+6のコンボ。劇中では、ジャックフォームの際に多用した。
上空高く舞い上がり、火炎の弾丸を連射する。若しくはディアマンテエッジで敵を突き刺したまま零距離射撃を叩き込む。AP消費値は2200AP。
ただし前者は実質只距離をとって連射するだけなので演出がしょぼい。しかも初めて使用したのは夏のギャグ回…

  • バーニングスマッシュ
♦5「ホエールドロップ」+6のコンボ。
脚部に炎を纏って大きく跳躍・宙返りしながら、相手の頭上から炎の力を込めた二段つま先蹴りを打ち込む。AP消費値は2000AP。
ジャックフォーム時は、天空から急降下し、両足蹴りを放つ。レンゲルに放った際にはカウンターで殴り飛ばされ変身解除させられた。

  • バーニングディバイド
♦5+6+9「ゼブラジェミニ」のコンボ。
分身を作り出し同時にバーニングスマッシュを放つ。AP消費値は3400AP。
初期は分身をかく乱として使用していたが、伊坂=ピーコックアンデッド戦後は分身とともにキックを決めている(通称バーニングザヨ゙ゴ)。
この分身、当初は「片方が本物、もう片方は幻影」であったのだが、パワーアップにより「両方本物で、攻撃を食らった方が幻影扱いで消える(つまり、両方同時に攻撃しなければ破れない)」というひどい後出しジャンケン性能を手に入れた。
演者の天野さん曰く「一番好きな技」

「1…」\ドロップ/
「2…」\ファイア/
\ジェミニ/「3!
\バ-ニングディバイド/
\小夜子ぉぉぉぉっ!!/
「…!?」
「え…これ…声全部入ってるんですか?
入ってない奴もありますか
あ、皆さん安心してください。小夜子なしもちゃんとあります
小夜子なしのバーディング…バーニングディバイドもあります」
ニンニク抜きラーメンみたいな感覚でバーニングディバイドを紹介する天野さん。


【本編後の活躍】

後日談として数年後を描いた『HERO SAGA』の一編「MASKED RIDER BLADE EDITION -DAY AFTER TOMORROW-」では、
ついうっかりカメレオンアンデッドを解放してしまい大騒ぎになった上、目の前にいるのがダイヤスートにも拘わらず睦月の「橘さんまでジョーカーになる」という勘違いに騙されてキングフォームに変身できなかった。
まあ、睦月も悪い大人に「キングフォーム出るらしいよ」と騙されていたので、その意趣返しだろうか。

さらに、特別編の作例では暴走したレンゲル ジャックフォームに足蹴にされボドボドになっていた。
「開発時期の違いか」と書かれていたがどう見ても橘さんだからだろう。

超全集で書かれた後日談「たそがれ」では、広瀬さんや虎太郎や睦月はすでに鬼籍に入っているのに対し、橘さんだけはもうお迎えが来てもいい年(105歳)だろうになぜかピンピンしている。
なんと、剣崎を人間に戻す為の実験を自分の体でしていた結果、自分が長い寿命を手に入れてしまったらしい。*16

講談社キャラクター文庫の『小説 仮面ライダーブレイド』ではTV本編から300年後という時間経過もあってか流石に没しており、
その宿命を受け継いだ青年「サクヤ」が新たな仮面ライダーギャレンに変身している。

そんな橘さんだが、この度天ノ川学園高校に赴任、若くして校長に抜擢された。そちらでの活躍はこちらを参照。
ちなみに天音ちゃんやリマジ版レンゲルも在籍しており、部下経由でスイッチャーになってもらった。始が知ったらブチギレそうである。

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』では、天野氏と共にギャレンとして久々に客演。ショッカーに反旗を翻したサブライダーの1人という事前情報が流された。
……しかし実際はショッカーの幹部になるためライダーをおびき寄せるため演技していたに過ぎず、ショッカーに操られた他の『剣』のライダー達と共に仮面ライダーゼロノスらと戦う、という騙される側から騙す側に回った。*17
だが、3号一派との対戦を経てショッカーの統治に疑念を抱き、ショッカーを裏切る。

余談だが、ショッカーに捕らえられた(演技をしている)ブレイドを見て橘さんが「剣崎!!」と言っているのはアドリブで、脚本では「ブレイド!」としか書いていなかったのをあえて意図的に変えたらしい。
因みにブレイドの声は剣崎役の椿氏が担当している*18ので剣崎が変身しているのは公式設定である。
この出演は一年前の『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』に演者の天野さんの妻・雛形あきこさんが出演した時に一緒に来て「来年は『剣』10周年ですよ!」と売り込みした成果と言われているが、詳細不明。


【ゲーム作品等】

ガンバライドには003弾より参戦
2010年に実施された「参戦してほしいライダー」の投票で、電王超クライマックスフォームと共に参戦権を獲得。
映画が公開されたばかりであった電王は妥当としても、放映から6年も経っているのにそれだけの票数を獲得したということが、橘さん人気の裏付けと言えよう。

接射からラウズ→バーニングザヨゴを華麗に決めてくれる。ライダースキル「シュルトケスナー藻」は、攻撃力アップ&体力ダウンと、原作をしっかり再現。
まさにファンの要望を考えうる限りに詰め込んだ優遇っぷりである。

クライマックスヒーローズシリーズにも登場、まさに橘さん祭りである。
『超クライマックスヒーローズ』ではとうとう天野浩成氏の本人ボイスが搭載された。

なぜかゲームでは『ザヨゴォ―――――!!』が持ちネタと化しており、何の脈略もなく『ザヨゴォ―――――!!』と叫んでいる。
間違われやすいが劇中でこの台詞を言ったのは1回だけでありしかも戦闘中である。
と言っても原作からして演出の都合上唐突に叫んだようにしか見えないし、橘さんだから別にいいだろう。

バトルスピリッツではコラボブースター8弾から参戦
たった1枚のカードでありながら病的なまでにネタ再現率が高い。
他のライダーもネタ再現カードが多いが、このカードはぶっちぎりである。

詳細は項目参照。


【名台詞】

カテゴリー8か、面白い」(なお放送中はおろか、放送終了後も、その後10年以上経っても何が面白かったのかは不明。おかげで「お前の方が面白い」は定番のツッコミである)
「その純粋さを利用されないようにしろ」(超特大ブーメランなのは言うまでもない)
「オレノジャマヲスルナラカタイップロポッポデロ!」
「アンナングニンナデカャ-ル!!」
「(橘のせき)」
「急遽作られたライダーシステムのせいで……オデノカラダハボドボドダァ!
「ナニイテンダ」
「恐怖心 俺の心に 恐怖心」(二次創作MADの影響で「嫌いじゃないわ!」と返すのが定番と化した橘さん心の俳句)
「ヒドォオジョクッテルトヴッドバスゾ!」(ネット版フォーゼでも使われた)
「これが…俺の最期の戦いになるかもしれない。
 でも…俺は後悔してない。君と出会えた事、ギャレンになった事、いつか…平和な世の中にする事が出来たら…」 
「俺は変わったんだー!」
「ニゴリーエースハオレノモノダー!パンツハワタサン!」(変態ダディ)

「小夜子……君との思い出は、数えるほどしかないが……君を思い出させるものは、数え切れないほどある。
 そして何より…何より君の笑顔が忘れられない。
 遅いかな…今頃になって言うのは。
 俺は…俺は……俺は君が好きだった!君の事を大切に思っていた!」


【ドロップ】
【ファイア】
【ジェミニ】
【バーニング「ザヨゴォ―――――!!」】 (【バーニングディバイド】の【ディバイド】の音声ガイドは叫びでかき消された)

「ヤハリソウイウコトカ(唐突に早足で現れながら)」
「コレクッテモイイカナ?(満面の笑みで)」
「スリップストリームダ!」
「3!」


「俺は全てを失った。信じるべき正義も…組織も…愛する者も…なにもかも。
 だから最後に残ったものだけは…失いたくない!信じられる……仲間だけは!」

「ゲゲゲ―――――!」

「志村ー! 志村ー!」

「よし、がんばれ」


【備考】

平成ライダーネタキャラの一人であり筆頭。ファンからはネタキャラ最強格・四天王の1人としてもカウントされている。
そもそも平成ライダーにおいて「ネタキャラ」という概念が成立したのがこの人が原因という説もある。

監督も脚本も中の人も、真面目に頼れる先輩キャラのつもりなのにネタキャラになってしまった、天然ネタキャラ。
あまりのハマりように「今後仮面ライダーに彼以上の天然ネタキャラは現れないだろう」「全てにおいて奇跡的なバランスで浩成構成された奇跡のネタキャラ」と言われるほど。もっとも、序盤はどう考えても頼れる先輩キャラではない。
ボロボロ党では党首を務める。

中の人は挿入歌「rebirth」を歌った*19が、サビの終わりが「辛味噌!」と聞こえるためネタにされていた。
辛味噌を背負った橘さんは無敵だ。流れても勝てない時がままあるのは橘さんだからだろう

中の人によると変身ポーズがうまく決まると腕が痛くなるらしく、またJACさんがいないとイマイチ変身がしっくりこないという。

アンデッドとの戦いから数年後、新しい恋人もできて渋谷署の新米刑事になり、誘拐事件を捜査するも、やはり騙されては犯人の陽動に乗ったりヘタレる。
挙句に風都のウォッチャマンに捜査を妨害されたりする。

さらにその後は次狼に騙された女性が店長をつとめるホストクラブで、夏みかんやアルティメットメイクアップアーティストと一緒に働いていて、つい最近ギャレンというダンスチームに所属していた事が発覚。
フィリップにダンスを指導した。

相棒元旦SPにも登場。
藻にハマりバイク事故で人を殺してしまった過去のせいで更正し、結婚して家族を持ったのに被害者の母親に爆殺されてしまった。ウンメイノー。どういうわけかどちらもクワガタのライダー。
何故か食事シーンが多い。しかし危ない所を所長に助けてもらった…かは不明。

仮面ライダーカブト公式HPの誤植で登場した仮面ライダーケタックの習性が似ていることから中の人ではないかと疑われているが、ケタックのファンによると「彼は謎の男であり橘さんではない」とのこと。

あと、最近フォーゼとダチになった。


【おまけ】

最近では『剣』と共通点が多い『ドキドキ!プリキュア』の菱川六花/キュアダイヤモンドと合わせてネタにされることが多い。
主な共通点としては、
  • ダイヤのスートの戦士に変身する
  • 主人公の相方(橘さんは先輩といった感じだが。なお小夜子が医者なのに対し、六花も医者志望)
  • 六花→りっか→立花→たちばな→橘→(0M0)と取れる名前。ヤハリソウイウコトカ
  • 訳あって主人公と一緒に行動せず、物陰からナズェかミテル事がある
  • 何かあるごとに色々と悩むが、吹っ切れるとその分強い
  • 研究者ポジ(橘さんはアンデッドの研究をし、六花はキュアラビーズを顕微鏡で解析していた)
  • ラブコメ要員だが結果は残さず(イーラは一万年もの眠りに就き、小夜子はアンデッドとの戦いで死亡した)
  • 捨て身技持ち(ダイヤモンドブリザードとコノキョリナラバリアハハレナイナ!)…と思いきや無事に帰還する
といったところ。

また、ドキプリと同時期にやっていた『結城友奈は勇者である』に橘さんの後継者とも言うべき人物が登場。
こちらも橘さんと同様に銃使い、愛する人を失う、主人公達を思いやることに先走り暴走する、本人は至って真面目なのにシリアスな笑いを提供するなどと言った共通項がある。
また、別の作品には同姓・ほぼ同名のキャラクターもいるほか(この人が味方に当てるのはあくまで回復弾だが)、最近は「大正のギャレン」とかいう名誉なんだか不名誉なんだか分からない異名を持つキャラも。
そのネタ度合いを名護さんと比べて「名護さんは養殖物、橘さんは天然物」と評価されている。



急遽追記したwiki籠もりのせいで…オデノコウモクハボドボトダ!

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最終更新:2021年06月07日 19:45

*1 銃を扱うという事は、それなりの動体視力が求められる為、演者の天野氏は「変な訓練」と語っていたが、ギャレンとして戦う為の訓練としては何らおかしくはないだろう。レンゲルは銃持ってないとか言わない。

*2 ちなみにこのすぐ後のバイクチェイスで通りすがりのプロドライバーが見せたスリップストリーム走法を見て即座にそれを取り込んで追跡を再開するなど、バイクテクニックも一流である。

*3 剣崎は研修に2ヵ月を費やした上で実戦に参加しており、それ以前のアンデッド封印に関してはギャレン単独でこなしていたと考えられる。

*4 本編前に封印済のハートスートはいずれもカリスが確保していた為、少なくともリザード、ボア、アルマジロ、フロッグ、ホエール、ファイアフライはギャレンが単独で封印した事になる。尤も、最初に解放されなかったり本編で撃破が描写されなかっただけでブレイドが倒した連中もいると思われる為、実際に封印した数はもっと減るだろうが。なお、ビー、ライノセラス、コブラ、ポーラーベア、スキッド、テイピアはレンゲルのデッキに最初から組み込まれていたが、これは本編で描かれなかった部分でギャレンとブレイドがせっせと集めたものである

*5 ちなみにそのビジョンは「全身の皮膚が緑色に染まったうえに、悲鳴を上げながらバラバラの肉片に飛び散る」というおぞましいもの。詳しい話を知らない剣崎も同じ想像をしているので、もしかすると本当にそういう決まった映像が浮かぶ副作用なのかもしれない。

*6 伊坂に脅されて反抗出来ないだけの始の姿を見て「裏切られた」と感じた事で剣崎の融合係数があっという間に4桁に達し、始もそれに呼応するように闘争本能を刺激されて融合係数をみるみる上昇させていった。

*7 撮影には本当にもずくが使われている事と橘さんが全裸で浸かるシーンがあるためこの通称で呼ばれている。因みに身体に悪い物を入れないでおこうというスタッフの心遣いから、お茶ともずくをお湯に溶かして作ったのだが、とんでもなく臭かったらしく、天野氏は「二度と浸かりたくない」とまで発言している。「ケータリングでももずくスープが来て、多分誰かの嫌がらせだと思います」とも語っている。

*8 …ように見えるが、これはスパイダーアンデッドの計算ずくの行為であり、さらなる災いの序章にすぎなかった。結局、この頃の橘は「仮面ライダー」としては何らプラスの成果を出せていない。

*9 この時何の前触れもなく「やはりそういうことか」と人の家にずかずか入ってきて会話に加わるのはファンの間では語り草。

*10 天野氏は橘のイメージと異なるコミカルなシーンを演じる事に疑問を感じたものの諸田監督を始め撮影スタッフはむしろノリノリだったらしい。尚、天野氏は( 0M0)「橘は味覚までバカになったって事ですかね?」とシュルトケスナー藻による影響と考えていたらしい。どうでも良いが実際にはこのスパゲティは美味しかったとの事。

*11 大学の卒業祝いに小夜子に贈ったもので、卒業式での2人の姿がプリントされている。飲み込んだなんて言ったのは「完成したら終わってしまう気がする」とパッと聞くと当たり前のような理由でピースを隠していたのを誤魔化した為。実際、彼がパズルの完成を確認した時には既に小夜子は息を引き取っていた為、残酷な見方だが、『これが完成する=小夜子が死亡する前触れ』ということになってしまった…。因みに演者の天野氏からも意味不明な発言と思われており後のインタビューにて当時から台本を読んで「こいつは何を言ってるんだろう?」と思っていた事が明かされている。

*12 これにより『( 0w0)<オンドゥルルラギッタンディスカー!!』というオンドゥル語が生まれた。なお結局変身したままチラ見していた理由は謎だが、第4話で判明した事実なども照らし合わせると「生命維持装置がないと危険な状態になった烏丸を放置して戦闘に参加するほど猶予がなかった」「BOARDと烏丸への不信感から剣崎もグルかどうか見極めるためにチラ見していた」「戦闘に参加するか迷っていたが剣崎なら大丈夫だろうとそのまま放置して退散した」が有力な説。他にも「単純に恐怖心で戦意喪失していた」という説も。

*13 ちなみにブレイドは装着者を選ぶ厳正なテストで剣崎が選ばれてから作られた為、彼に合わせて製作されている。

*14 基本的に上空から弾を撃ち込んでいるため、「位置エネルギーを活用している男」と言われている

*15 突如天井からポインターが落ちてきたカイザ、口から吐き出すイクサ、コスパ最悪・時間がかかるバース・デイやCLAWsサソリ、ポツンと置かれたメテオストームなど、無理矢理感あるもの含めてもなんだか微妙な手に入れ方が多い。

*16 この設定が明かされたのは、読者からの「睦月も虎太郎も栞も亡くなったのに橘さんはまだ生きていて現役科学者というのが何とも橘さんらしいと思いました」というツイートへの會川氏からの返信。 どうやらこの読者からは素で人外判定されていたらしい……

*17 最終的には、味方になるとはいえ、正に一話での剣崎の「本当に裏切ったんですかっ!」が実現される事となった。

*18 というかこの作品の『剣』ライダーの声は全員オリジナルキャストが担当している。レンゲル/睦月役の北条氏のみ公開時点では役者を引退していたが、今後も客演の機会があれば演じたいと語っている

*19 メインキャストが処刑用BGMを歌うのはこれが初(挿入歌というだけなら『龍騎』における秋山蓮が初)。