登録日:2013/05/27 Mon 12:59:22
更新日:2025/09/21 Sun 21:53:01NEW!
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概要
その名の通り、平均3m~15mの巨大な人型で、大半が男性的な姿をしているものの、生殖器は存在せず、繁殖方法は不明。
その巨大さに比べて重量は異常に軽く、動きも機敏。
生態は謎の一言に尽き、はっきりしているのは『人間を襲い、食うこと』だけが行動原理という事。
遠方からでも人間の存在を感知できる術を持ち、見つけるや否や襲いかかってくるが、他の生物には何の興味も示さない。
しかも(人間を喰うにも関わらず)消化器官がないため、食事も水分も必要とせず、呼吸もしないなど、生物として根本から異常な存在。
だが基本的に日光を遮られると活動が鈍くなるため、唯一「日光」が活動に必要と目されている。
またその行動に知性と呼べるものは基本確認できず、半ば本能的に人間を探し、見つけるや思い思いの速度で近づき襲ってくるのが殆ど。
一方で、こうした行動からかけ離れた行動をとる「奇行種」と呼ばれる巨人も確認されている。
近くの人間を無視して遠方にいる人間を襲ったり、夜間にも関わらず日中と変わらず動き回るなど、ただでさえ行動が予測出来ない巨人の中でも輪をかけて脅威である。
因みに夜間でも活動できる奇行種は月光で活動しているからではないかと言われており、新月の日は活動を停止するものと思われる。
容貌も大きさも個体ごとでまちまちで、人類と同様その姿形は多種多様。
だが共通して頭部を吹き飛ばしても数分で再生する驚異的な生命力を誇り、現生人類が有する大砲といった火器程度では足止めにしかならない。
が、なぜか
うなじ部分を大きく損傷すると再生能力が発揮されなくなり、肉体は時間経過と共に消滅する。
体長の違う巨人でもこの弱点の大きさは同じで、縦1m幅10cm。
ただし人間の膂力ではそこまでの損傷を与えることができないため、
『うなじ部分を剣で切り取る』ことで撃退している。
ちなみに何故か南方から現れるのだが、この理由も不明。
ひたすらに人間を探し求め、食料としてではなく「ただ食う」だけの為に襲うその姿に、およそ知性と呼べるものも確認できない。だが、中には単に「奇行種」として片づけるにはあまりに奇妙な、それこそ一定の知性が無いと取らないであろう行動を起こすものもおり、総じて謎しかない存在である。
歴史
一体いつどこで、どういった生物進化の果てに生まれたのかは全くの謎。
物語開始のおよそ100年前に突然姿を現し、当時の人類の大半を食い尽くしたとされる。
生き残った人類は、その脅威から逃れるために巨大な「壁」を築き、その内部にこもることで平和な生活を手に入れた――というのが、一般的に伝わっている歴史。
その実、人類の大半が死滅した直接の原因は人間同士の争いによるもので、「壁」も人類が海を越えて辿りついた大陸に元々用意されていたものであった。
過去何度も人類は巨人の討滅を試みるも、驚異的な能力を前に敗北を繰り返している。
先述の「うなじを切る」為に編み出した「立体機動装置」をもってしてもその勝率は高くなく、そのため人類は基本「壁」の中で安全な生活を過ごす事を絶対としていた。
人類の中で数少ない対巨人戦闘に特化した調査兵団であっても「巨人とは出会わない、なるべく戦わない」ことを貫いている。
しかし、本編開始5年前に超大型巨人によって「壁」が破壊されたことで、再び人類への攻撃を開始する…………。
その正体
その正体は
人間。
正確には、約2000年前に初めて巨人化の力を獲得した
「始祖ユミル」の血を引くエルディア人と呼ばれる人種達(通称、ユミルの民)が、巨人の脊髄から抽出した薬品を投与された果ての姿である。
巨人の
うなじの部分の弱点は元々の人間の脳から脊髄にかけての名残と思われ、解剖してもその人間の痕跡はない。
この特性のため、作中世界においてユミルの民の血を引く存在のほとんどは迫害されている。
ただしこのやり方で巨人化してしまうと自力で元に戻ることはできず、先述の通りひたすら人間を追い求める存在に成り果てる。
例外は後述する「巨人化能力者」のみ。
そちらとの区別のため、これらの巨人は無知性巨人、あるいは無垢の巨人と呼称される。
そして、エレン達から見て壁の外にいる無知性巨人は
マーレの国が送り込んだもの。
マーレは巨人化能力を持つユミルの民を支配下に置いた後、罪人となった者をエルディア人が住む島「パラディ島」の海岸線で巨人化させる「巨人化の刑」に処していた。
そしてその場所は、「壁」のある位置から見て南。
つまり巨人が南から来るのは南の海岸線でエルディア人が巨人化されていたからであり
エレン達「壁」の中の住人――パラディ島のエルディア人は、数百年に渡って同胞同士で食い合い殺し合う関係を続けていた、ということでもある。
◆巨人化能力者
その名の通り、巨人化する能力を持った人間のこと。
その数は九つしかなく、それぞれに特異な能力を有する事から「九つの巨人」と特別に称される。
巨人化能力に共通しているのは「自発的に巨人化し、また人間に戻る事が可能」「巨人化していても明瞭な自我を保てる」「驚異的な再生・治癒能力」「能力を継承してから13年しか生きられない」点。
能力者が自分の体を傷つけると、その部分から巨人の肉体が形成され、能力者は巨人体の
うなじ部分に埋まる形となる(無垢の巨人の弱点の場所と同じで無垢の巨人の場合、肉体は巨人の肉体と一体化していると考えられる)。
イメージとしては巨大
ロボットの様なパワードスーツである。
無垢の巨人と異なり人間としての意識や知性を有しており、思いのままに行動可能。
そして巨人の肉体から離れることで元の人間に戻れる。
ただし巨人化には明確な意思が重要であり、目的があやふやだったり精神に迷いがあると巨人化は出来ない。
また相当の体力を消耗するため乱発は出来ず、特に初めて巨人化する際は意識の混濁や暴走、人間に戻っても記憶障害が生じるケースがある。
巨人特有の再生能力は人間体でも同様に発揮され、再生速度は勿論、通常では自力で治せない四肢の欠損なども治せる。
しかも「損傷の内特定の部位だけ優先的に回復させる」「わざと再生をしない、ないし極端に遅らせる」といった芸当もこなせる。
一方で再生そのものには相応の体力を要する上、ダメージ量によっては回復に体力が持っていかれその間巨人化出来なくなる場合もある。
そして、「九つの巨人」を継承した人間は、その瞬間から数えて13年しか生きられない、という絶対的な制約が存在する。
コレは全ての始まりであるユミルが「巨人化能力を得てから死ぬまでの期間」が関係している模様。
そして能力者が死亡した場合、その力はエルディア人の新生児へランダムで継承される。
ただし、それ以外の方法で巨人化能力を継承させる手段がある。
それは「無知性巨人化したエルディア人が、九つの巨人の継承者を喰らう」事。
作中では基本コレを利用して意図的(一部は偶発的だが)に巨人化能力を別の人物へと継承させている。
また、継承に成功した場合は能力だけでなく、歴代の継承者の記憶もある程度引き継ぐ事が可能であり、これによって巨人の能力の扱い方を学ぶ場合もある。
実際に20巻でエレンのよく知る「ある人物」にこの処置が行われ、調査兵団は都合2人の巨人化能力者を得ることに成功した。
また、この巨人化→能力獲得の過程でどれほど重傷であろうと回復するため、敵の巨人化能力者を捕縛した後に、通常の治療が間に合わないメンバーの回復手段としても使用可能。
なお、無垢の巨人は能力者を仲間と思っていないのか、対峙した場合は巨人体・人間体問わず襲いかかってくる。
ともすれば「巨人化能力者を食えば元にに戻れる」というのを本能的に知っているからこそ、人間を襲っている可能性もある。
〇起源と経緯
九つの巨人の力、そして全ての巨人の起源は、約2000年前。
始祖ユミルこと「ユミル・フリッツ」という少女が「大地の悪魔」と呼ばれる存在と接触を果たし、巨人化能力をその身に帯びた事に端を発する。
その力で彼女は土地を耕し、道を作り、橋を架け
そして、王の命の下、戦場で数多の敵兵を踏みつぶし、蹂躙し、滅ぼした。
斯くして彼女が属する国「エルディア」は繁栄を極めたが、巨人の力を手にしてから13年後、ユミルは敵国兵の奇襲から王を庇う形で命を落とした。
だが、王はそれを良しとしなかった。
何としてもユミルの持つ巨人の力を欲した王は、過去に「褒美」と称して彼女に産ませた自身の娘三人に、彼女の亡骸を喰わせる事で力の継承を試みたのだ。
この策は功を奏し、娘たちに巨人の力は継承された。
そして、王の遺言に従い更にその血肉を子に喰らわせる事を繰り返し、その結果当初一つだった巨人の力は九つに分かれていった。
以後、この巨人化能力はユミルの血脈を受け継ぐエルディアの民――通称「ユミルの民」の間で継承されていった。
時は過ぎ、エルディアは敵国マーレの国を滅ぼしエルディア帝国を建国。その権勢は絶頂に至っていた。
しかしその巨人の力のうち7つがマーレ側に奪われ、エルディア側は劣勢に。
その後エルディア人の多くは王家とともにパラディ島こと「楽園」の内部に逃げ込み、新たに国を建設。
本国を平定したマーレ人は、巨人戦力を利用するためマーレに服従するエルディア人を「戦士」として利用し、他を収容所に送るという分割統治を敷いた。
斯くして九つの巨人は二つの国家に分けられたが、更なる巨人の力を求めるマーレは、パラディ島への能力奪還作戦を決行。
その過程で「壁」を破壊したことが、物語の始まりとなったのだった。
◆九つの巨人
九つの巨人はそれぞれ固有の名称と能力を持つ。
マーレが奪った7つは
進撃の巨人と始祖の巨人以外である。
超大型巨人
継承者:
ベルトルト・フーバー→
アルミン・アルレルト
固有能力【高熱放出】
5年前に突如として現れ「壁」を破壊した60m級の大巨人であり、メタ的な表現をすれば本作の看板(広告塔)のような存在。
その巨体から振るわれる拳や蹴りの一撃は容易に「壁」を叩き壊せる威力を有する。
しかし大きすぎる故に動きは緩慢で硬化もしない(出来ない?)ため、全身から蒸気を噴出して防御する。
これは近寄れない位の高温とアンカーを吹き飛ばす程の勢いがある厄介なものだが、反面、自身の筋肉を燃料にしているようなものなので持続時間有限のその場しのぎでもある。
また、巨人化時にはどの巨人も爆発の様な衝撃を発生させるのだが、超大型巨人はこの威力が尋常ではなく高い。
その破壊力は戦略兵器並みで、周辺一帯を文字通り灰燼に帰すほど。このためウォール・マリア奪還作戦以降はこの能力で周囲を吹き飛ばすことを攻撃手段として使われている。
マーレが送り込んだ巨人の1体で、ウォール・マリア、ウォール・ローゼを破壊。
その後、ウォール・マリア奪還作戦でエレンたちの前に立ちはだかるが、アルミンの決死の行動とエレンの機転により攻略され、生身のエレンに撃破される。
その後、アルミンが捕食したことでアルミンに能力が継承された。
鎧の巨人
継承者:
ライナー・ブラウン
固有能力【体表の硬質化】
超大型巨人と共に現れ、「壁」を破壊した巨人。全身に硬質化した皮膚を鎧の如く纏っている。
この鎧の強度は非常に高く、ブレードは言わずもがな巨人のパンチも殴った方が砕ける、噛みついても無傷と文字通り歯(刃)が立たない。
だが機動力保持の為か脇や膝裏などの関節には鎧がないため、刃は通るし巨人による極め技も有効である。
マーレが送り込んだ巨人の1体で、登場当初、エレン達には硬質化した鎧の攻略手段が無かった。
しかし後に雷槍と呼ばれる兵器や、硬質化能力を獲得した巨人のパンチで破壊可能になった。
さらに外国の技術の進歩に伴い、対巨人砲弾により破壊されるなど、話が進むにつれて鎧の強度は信頼出来なくなってしまった。
女型の巨人
継承者:
アニ・レオンハート
固有能力【他の巨人能力の発露】
珍しく女性型の肉体をしており、高い格闘能力を持つ。
また「鎧」ほどではないが身体の一部を一時的に硬化することができ、状況に合せて攻防に使用できる
咆哮で他の無知性巨人を呼び寄せる事が可能であり、その誘引性は巨人が持つ「人間を食う」本能を越えて行動させる。
ただしあくまで「呼ぶ」だけで「操る」ことは出来ず、そもそも先述の通り無知性巨人からは普通に襲われるためリスクも孕んでいる。
女型に限らず、巨人化能力者は他の巨人の脊髄液を接種すると、その巨人固有の特性をある程度取り込み発露させる事が出来るが、女型の巨人はこの発現率が際立って高い。
無知性巨人の呼集や身体の部分的硬質化といった特性も、こうした各種実験の産物らしく、あらゆる面で汎用性・冗長性が高い巨人と言える。
マーレが送り込んだ巨人の1体で、第57回壁外調査時に調査兵団に襲撃を仕掛けてきた。
後にアニが追い詰められた際に自身を水晶のような硬質化物質で覆い、最終盤まで出番はなくなる。
顎の巨人
継承者:マルセル・ガリアード→ユミル→ポルコ・ガリアード→ファルコ・グライス
固有能力【超硬度の爪と牙】
小柄だがその分他の巨人より俊敏で、機動戦を得意とする。
また硬質化した牙と爪を持ち、これは他の巨人の硬質化した皮膚にも傷を付ける事が可能。
変身者毎に姿が異なり、ユミルの場合は無知性巨人の時と変わらない小型の巨人で牙や爪はあまり目立たなかった。
ポルコの時はライオンの様なたてがみを持ち、強力な牙と爪を持っていた。
ファルコが変身した場合は羽毛の様な体毛を持つ巨人となり、
飛行能力を獲得していた。
元はマーレが送り込んだ巨人の1体だったが、本編開始前に無知性巨人だったユミルに捕食され力が移動。
マーレ編以降はポルコ・ガリアードがその力を継承して変身し、最終盤でファルコ・グライスに継承される。
獣の巨人
継承者:トム・クサヴァー→ジーク・イェーガー
固有能力【継承者個人の特性発露】
継承者毎に容貌や性質が大幅に異なる。
先代であるトム・クサヴァーは羊のような頭部をしていたが、ジークは異様に腕の長い猿のような容貌と、「動物のような容姿」という点以外ではかなりの相違がある。
ジークの場合は、その長い腕で「壁」の昇り降りも可能なほか、野球の投球フォームの要領で石礫を大量に投げる遠距離攻撃が可能。加えて巨人形態でも明瞭に人語を発音できるという特徴もある。
そして、ジークが王家の血を引くため、ジークの脊髄液を少しでも飲み込んだユミルの民は彼の咆哮を聞くと無知性巨人に変化する。
咆哮が聞こえなかった場合でも一瞬体がしびれるなどの症状が出る。
彼の脊髄液由来で変化した無知性巨人は夜でも活動できる他、ジークの命令で動く、他の巨人に襲いかかる等の通常とは異なる行動をとるものが多い。
……逆に言うと、「獣の巨人」として有する能力自体は大して無く、マーレ上層部では「九つの巨人」の中ではかなり能力面では低い、と判断されていた。
が、ジークがその「異様に長い腕」を利用した投擲戦法を編み出した結果、並みの砲撃兵器を凌ぐ威力をたたき出すなど、兎にも角にも「継承者次第」で運用が変わる。
また、この「継承者毎で容姿が大幅に変わる」特性は、脊髄液を介して他の巨人化能力者にも引き継がれるので、場合によっては他の巨人にも予想外の能力をもたらす場合がある。
継承者:ピーク・フィンガー
固有能力【持続性】
他の巨人と異なり、基本的に四足歩行している巨人。
このため背中に荷物を背負って動く事が容易であり、輸送任務は勿論背中に専用の長距離射撃砲や重機関砲などを装備しての射撃攻撃も可能。
また四足歩行による高い運動性能を有しており、総じて戦略的行動に長けた性質が持ち味。
何より、数ヶ月間は巨人体を維持できる、短時間に何度も巨人化を繰り返し行えるという、他の巨人を圧倒する桁違いの持続力・スタミナを有している。
このため長期間の偵察や作戦行動に極めて適しているほか、最終決戦では「敵に襲われる→巨人化を解除して人間体で離脱→即再巨人化して敵を背後から強襲し撃破」を繰り返すというヒットアンドアウェイじみた戦法も可能である。
余談だが、シガンシナ区奪還作戦の時と再登場で顔が違う。
戦鎚の巨人
継承者:ラーラ・タイバー(ヴィリー・タイバーの妹)→
エレン・イェーガー
固有能力【硬質化物質の生成】
最後に出てきた9つの巨人。タイバー家が代々管理している巨人で、マーレ国内でも高い地位を得ている。
鎧の巨人と同様硬質化能力を有するが、こちらは硬質化物質を体外で生成・応用する事に長けている。
名前と同様の巨大な鎚を始め、剣や槍、果ては弓矢といった様々な武器を生成できる。
更には巨人体を硬質化能力で生成し、本体を
うなじ以外の場所に隠す事が可能。つまり巨人の絶対的な弱点である「うなじを損耗すると死亡する」というリスクを回避できる強みを有する。
能力者本体も固い水晶で守ることができるなど防御性も高いが、反面消耗が非常に激しく、何度も硬質化を行うとあっという間に限界がきて動けなくなる。
この特性を見抜かれると弱く、エレンに特性を見破られた後は本体を守る硬質化した水晶ごと顎の巨人の顎で叩き割られてしまった。
脊髄液をエレンが飲み込んだことで、能力は彼に引き継がれた。
始祖の巨人
継承者:始祖ユミル→(フリッツ王家)→カール・フリッツ(レイス王)→(レイス家)→フリーダ・レイス→グリシャ・イェーガー→
エレン・イェーガー
固有能力【総ての「ユミルの民」への干渉・操作】
ライナー達が「座標」と呼称するものの正体。
壁に逃げ込んだ王家の保持していた巨人。代々フリッツ王家に引き継がれてきており、名前をレイス家と変え、真の王家であることを隠していても始祖の巨人の継承を続けていた。
九つの巨人を含めた全巨人を支配下に置いて操作可能なほか、巨人していないユミルの民の
記憶操作や肉体操作・改造が可能。
壁内人類が外の世界に関する記録を失ったのもこの力によるものであり、壁の中の人類が歪な環境下に置かれた元凶とも言える。
ただしこれらの能力は、王家の血筋を引いているもので無ければ発揮することはできない。
一方で王家の血筋たるレイス家の人間が継承すると、145代王カール・フリッツの思想に縛られてしまい、自由意志での能力行使はできなくなる。
能力が制限されるのではなく、使えるが、使わないという選択肢しか選べなくなる。
ただし、始祖を持った人物が王家の血筋を引いた巨人(知性/無知性問わず)と接触することで、初代レイス王の思想に縛られることなく発動可能という抜け道が存在する。
継承者:エレン・クルーガー→グリシャ・イェーガー→
エレン・イェーガー
固有能力【過去から未来に至る継承者間での記憶の共有・開示】
この漫画のタイトルになっている巨人。
元はマーレに潜入していた「フクロウ」ことエレン・クルーガーが所持していたが、始祖の巨人の奪還のためグリシャが継承、さらにエレンに継承された。
巨人によるトロスト区襲撃の際にエレンが変身し、以降壁内の人類の戦力となる。
クルーガー曰く「いついかなる時も自由を求めて戦った」らしい。
エレンは後に「ヨロイ」と書かれた瓶を飲み込んだ事で硬質化能力を発現する。
その能力は、全ての「進撃の巨人」継承者間での記憶の共有。
前任者の記憶であれば、他の九つの巨人でも記憶を引き継ぐことはあるが、進撃の巨人の場合その範囲が更に広く、過去に限らず未来の継承者の記憶さえも共有できる。
つまり過去を知る事は勿論、その気になれば未来を知る事も可能……というよくある「未来視」では収まらないのがこの能力。
というのも、「どの記憶を共有するか」という選択権はその記憶を実際に有する「未来の継承者」側にあり、開示される記憶には一定の任意性が入る。
加えてこの能力は「他者の記憶を垣間見る」だけなので、当然ながら記憶を有する者が知らない情報や知識は取得できない。
つまり、未来を見ているようで、その実は限定的・恣意的な情報のみを与えられているに過ぎない。
「過去から未来の景色を見る」のではなく、「未来から過去に宛てて景色を送る」のが、この能力の実態。
未来の継承者による疑似的な過去干渉こそがこの能力の本質である。
だが、「未来から送られる」という時点で、送り込まれる情報には一定の「確定度」が存在しており、それを回避・変更しようと足掻いても既に「そう足掻く事」自体が「未来」として組み込まれている場合がある。
「自由を求めて戦った」というのも、この記憶に基づいて行動したがゆえのことであるが、それが抗いの行動だろうが従属の行動だろうが、どちらにせよ「定められた未来」に向けての行動に結局落ち着いてしまう、「自由」という言葉とは最も縁遠い存在と言える。
因みに、ジークと接触した際には王家の血筋の関係か直接的な干渉が可能となっており、医者や父親としてレイス家を根絶やしするのをためらったグリシャに対して「何をしてる 立てよ 父さん」「これは父さんが始めた物語だろ」と耳元で囁いて強制させた。
これは「自由の為に前に進み続ける」のではなく、「個人の良心や願いなどを無視してひたすら前に突き進ませる」という、進撃の巨人の能力の本質を表すシーンといえる。
終尾の巨人
固有能力:【歴代「九つの巨人」の無尽蔵の生産】
後述する「生も死もない世界」で始祖ユミルと邂逅し、その果てにエレンが変化した姿。
作中では最後まで「進撃の巨人」と称されていたが、後に原作者によってこの名が付けられた。
「巨人」と表してはいるが、その姿はあらゆる巨人の中でも群を抜いて異常かつ異様。
頭部と下半身以外が全て骨で構成されており、それを繋ぐ胴体部…というか背骨が長大かつ湾曲しており、そこから大量の肋骨がアーチ状に伸びている。
立ち姿は(姿勢的に言えば)「前かがみ」に近いのだが、胴体部が脚部のおよそ5~6倍の長さを持ち、そこに生えた肋骨を利用して移動している格好。
その様は、まるで芋虫と錯覚するほど奇怪。
そして大きさも飛びぬけており、全高は推定でも350から400m以上、全長も600mをゆうに超す規格外の大きさを誇る。
……というか、あまりにデカすぎる故に比較対象となる物が存在せず、それ故遠近感滅茶苦茶極まりないので正確なサイズは不明。
もはや「地形」と評した方が適切なレベルの体躯である。
それだけでもう十分天災級の性質だが、加えてここに「始祖」と「戦鎚」由来の特殊能力を持っている。
それは歴代の「九つの巨人」の巨人体を生成し、自由に操るというもの。
全ての巨人体は骨から生える様に生み出され、エレンの意のままに行動する。
その数も雲霞の如くで際限がなく、しかも各巨人の特性・能力は遺憾なく発揮可能。
ジーク巨人体による投擲戦法、歴代「戦鎚」による遠近各種取り揃えた武器生成、「鎧」や「咢」による強襲・近接、はては「超大型」による一撃etc…
あらゆる巨人体による無制限飽和攻撃という、数多の巨人を屠ってきたミカサやリヴァイであっても対処不可能な、文字通りの地獄絵図が展開される。
…ただし、後述の「生も死もない世界」――すべてのユミルの民の意識が繋がる「道」を介しているが故に、「道」を通して歴代継承者が何らかの方法で自我を表出させた場合、逆に生成した巨人体がエレンの意向を無視した行動を取る事もあり得る。
◆その他の巨人
壁の中の巨人
女型の巨人との戦いの際に一部破損した「壁」の内部から姿を見せた巨人。
その正体はかつて巨人の硬質化能力を用いて「壁」を構築した多数の無知性巨人である。
超大型巨人とほぼ同等の体格と、高熱を発する能力を持ち、近づく者を焼き殺すことが可能。
壁の内部に無数に存在している。
始祖の巨人の能力でこの大量のこの大量の超大型巨人を操って進軍し、地上のあらゆる物を踏み潰すことを「地ならし」と言っている。
カルラを捕食した巨人
アニメ1話(原作1巻)に登場した無知性巨人。
シガンシナ区のエレン達の家に現れ、カルラ(エレンの母)を捕食した。
後に再登場し、ハンネスも捕食する。
しかし、エレンがこの巨人にパンチした際に突如「座標」の力が目覚め、他の巨人に襲われ死亡する。
元はダイナ・フリッツと呼ばれる女性でグリシャの前妻であり、ジークの母親。
マーレ政府により巨人化の刑に処され、グリシャの目の前で巨人化した。
つまりエレンは皮肉にも義母を自らの手で葬ったことになる。
フリッツ王家の末裔の一人でもあり、エレンがこれを知ったことで「座標」の力の抜け道に気づくことになる。
実はシガンシナ区に現れる直前、巨人化したダイナはウォール・マリアを破壊したばかりの
ベルトルトとすれ違っていた。
ベルトルトが継承していた超大型巨人は燃費が非常に悪いため連続での巨人化は困難であり、立体機動装置のような生身での対抗手段も持たないベルトルトにとっては危機的状況だったのだが、巨人化ダイナはベルトルトを感知していたにも関わらず彼をスルーしてまっすぐに壁の奥へと向かっていった。
このときの巨人化ダイナの行動は
奇行種
に分類されると言っていいもので、正体が知られてからは、巨人化前の「グリシャを見つけに行く」という台詞からグリシャを探すことを優先する行動だと思わたのだが……
アルミン… オレは…頭がメチャクチャになっちまった…
始祖の力がもたらす影響には過去も未来も無い…同時に存在する
全ては未来のエレンによる干渉の結果だった。
ダイナの息子=王家の血を引くジークと接触して始祖の巨人の力を掌握したエレンは、「道」を通じて全ての巨人とユミルの民を操れるようになる。そして始祖の巨人の力が及ぶ範囲には過去や未来の巨人も含まれていた。
ベルトルトは壁を破壊して104期生として壁内に潜入し、最期はアルミンに巨人化能力を継承する。エレンは目の前で母親を捕食されたことをトリガーに巨人に駆逐することを志し、やがては「座標」の力に気付いて地鳴らしを行使する。
この未来に至るためには、巨人化したダイナはベルトルトを見逃してカルラを捕食し、エレンに始祖の巨人の使い方を教えなければならなかったのである。
「見つけた人間を捕食する」という行動原理から外れて予測不能な行動をする巨人は「奇行種」と呼ばれていたが、全てではないにしろその一部にはエレンの意志が介入していた可能性もある。
本編に出てきた奇行種たちはその多くがエレンたちに大きな影響を及ぼしている。
この点は作中で明言されることはなかったため真相は不明だが、一見ご都合主義にも見えるような無垢の巨人たちの不可解な行動も「裏でエレンが調節していた」と考えると筋が通るところは多い。
ただし、始祖の巨人の能力は自由自在に過去・未来に干渉して運命を書き換えられるという都合のいい代物ではないらしい様子も垣間見える。
アニメ版での補完描写では「何をどうあがいても進撃の巨人が知る範囲の未来の記憶は寸分違わず実現する」とされており、どちらかというと現在の状況に至るために過去に干渉させられるといった方が実情には近いようだ。
こう書くと卵が先か鶏が先かというパラドックスが生じているようにも思えるが、それはあくまで時間に縛られた視点から見たときの話なのだろう。
ロッドの巨人
ヒストリアに注射器を破壊され、地面に溢れた巨人化薬をロッドが経口摂取して誕生した巨人。
エレンの巨人と違って知性はないが、第二の超大型巨人とも言うべき巨大さを誇り、体から高温の蒸気を常時発している。
巨大だったあまり洞窟を崩壊させ、調査兵団を死の危機に陥れ、地上に出た後はその能力を用いて駐屯兵団を苦しめた。
しかし巨大故にやはり鈍重であること、それを加味しても移動が極端に遅い上に高温であることから爆薬を仕込まれて爆破され、ヒストリアに弱点を切られて死亡した。
ヒストリアに注射し、エレンを捕食させる気だったようだが、こんなのに変身したらロッド自身も危険な上、エレンも捕食される前に死んでいた可能性が高い。
歴代九つの巨人
天と地の戦いにおいて始祖の巨人から生成された無数の巨人。
その正体は過去の9つの巨人であり、能力行使も可能。
自由意志はなく、恐らく始祖ユミルに操られるまま戦う傀儡。
ただし、道を通じて元の継承者を説得し、元の継承者が意識を取り戻した場合、ユミルのコントロールを離れる。
◆関連用語
生も死もない世界(仮称)
エレンがジークと接触した後にいた異空間。
砂地で、中央に枝分かれした光る木があり、その木が「道」と呼ばれる。
全てのユミルの民はこの「道」を通じて繋がっている。
巨人化の肉体はこの「道」を通じて送られる他、ユミルの民の肉体操作も「道」を通じて行われる。
時間の概念が異なり、何年もこの異空間にいても外部では一瞬に過ぎない他、「道」を通じて過去や未来の記憶を見たりもできる。
始祖ユミルは何千年もの間たった一人でこの異空間で砂地から巨人の肉体を作り続けてきた。
光るムカデ(仮称)
首を切られたエレンの頭から出現し、胴体を繋いだ光る
ムカデの様な生命体で、巨人化の起源。
始祖ユミルと接触し、彼女に巨人化能力を与えた存在。
有機生命体の起源などとも呼ばれるが、その正体は一切分からない。
自分自身の意思があるのか、最終決戦時にエレンと分離した際にはユミルの民を無知性の巨人に変えるガスを放出して身を守ろうとする動きが見られる。
追記・修正は巨人化能力者になってお願いします。
- 巨人全員は元人間で壁内の人間を襲ってくるのは巨人にされて追い出されて恨んでるからなのかね? -- 名無しさん (2013-06-10 22:58:08)
- 猿こと獣の巨人が「うなじにいる」って言ってたから間違いなく巨人は全員人間だろうな…… -- 名無しさん (2013-06-18 21:04:41)
- いるのが「人間」とは限らないんじゃないだろうか -- 名無しさん (2013-06-18 21:17:54)
- グリシャがエレンに投与した薬が原因で巨人化したなら、巨人は「繁栄していた時代に造られた薬物兵器で変貌した人間や動物の成れの果て」なんじゃないかな? -- 名無しさん (2013-06-18 23:12:21)
- そういや、(ユミルはさておき)エレンはなんで巨人化しても捕食対象のままなんだろうか・・・ -- 名無しさん (2013-06-23 16:32:10)
- エレンは親父を○○ちゃったってことか? -- 名無しさん (2013-07-11 20:02:21)
- ある意味人間が生んだ生物説 -- 名無しさん (2013-08-07 00:07:04)
- 人間が生んだ生物が巨人だと説だと思う -- 名無しさん (2013-08-07 00:08:36)
- 進撃の世界では人間が生んだ生物が巨人の説だと思いたい -- 名無しさん (2013-08-07 00:15:43)
- 獣の巨人は巨人化能力者はいるんだろな -- 名無しさん (2013-08-07 00:23:06)
- エレンの親父の居た組織、または潜り込んだ組織が巨人化させる薬物を大昔につくった。今もその組織は密かに存在して鎧の巨人、大型巨人、女型の巨人を作った。壁の巨人は太古の昔、その組織の離反者がつくった。って所かな?ユミルは統率する巨人の一人だが裏切ったって所かな? -- 名無しさん (2013-08-23 15:03:23)
- 巨人って泳げるのかな?でないと、少なくとも複数ある大陸から同時期に巨人が発生した可能性が・・・ -- 名無しさん (2013-09-03 21:18:22)
- ユミルの民ってのが巨人のなんらかの謎を知っているのは作中のユミルが口をつぐんだ事から見ても間違いないだろうな
クリスタを連れてくってのも巨人の秘密についてなんらかの意味が有るのかな… -- 名無しさん (2013-10-02 05:00:11)
- ↑3 所謂「人類巨人化計画」 -- 名無しさん (2013-10-11 08:39:36)
- ところでエレンの親父さんはどこにいったの?診療に行ったきり帰ってこないまま終わってしまったんですけど・・・ -- 名無しさん (2013-10-14 10:29:06)
- は?帰ってきてエレンに注射したやん。あれ巨人襲撃後だよ。母親が死んでるから。 -- 名無しさん (2013-10-14 11:31:54)
- ユミルの台詞から察するに巨人→人間に戻る条件ってひょっとしたら巨人化出来る人間を食べることじゃないかな?巨人ユミルが恐らく巨人化能力者のライナーとベルトルトの仲間を食べているわけだし。エレンの場合は親父さんが何か特別な処方をしたか、あるいは他の能力者を食べさせたor能力者である自分を食べさせたんじゃないかと思う -- 名無しさん (2014-02-22 04:41:02)
- こういう作品の場合は脅威と呼ぶべきものは人類自身が生み出したとかが多いな。 -- 名無しさん (2014-02-24 16:35:49)
- やっぱりガルガンティアのヒディアーズ同様、巨人も元人間だったか… -- 名無しさん (2014-03-21 18:53:41)
- 連載初期は超大型巨人の正体はエレンの親父だと予想してたな。 -- 名無しさん (2014-03-22 00:52:59)
- ↑×2まどマギ魔女「ナカーマ」 -- 名無しさん (2014-03-22 06:52:02)
- 後のゼントラーディである -- 名無しさん (2014-05-03 18:45:13)
- むしろウルトラマン -- 名無しさん (2014-05-03 19:01:33)
- ↑6 たまに違う時あるけどね。私が知ってるやつだと植物が進化した姿ってのがあったよ -- 名無しさん (2014-05-03 20:52:23)
- ↑アレトゥーサの事かな?あれもそうだったけど、巨人も駆逐できずに終わるんだろうか…。 -- 名無しさん (2014-05-24 09:11:23)
- もうステルス解除して良くね? -- 名無しさん (2014-05-24 09:17:21)
- 壁の外にも人間が住んでる場所があるっぽいこと書いてない? そんでハンネスさんが、エレンの父があの街とは別の土地から来たみたいな事を言っていた。つまりは、エレンの親父は元々は壁外の住人であり、超大型巨人襲来の直前に、何らかの理由・用事で壁外へ行った。 -- 名無しさん (2014-06-10 01:36:07)
- ↑3 「朱玄白龍るびくら/閃光華るびくら」っていう漫画だよ~。 -- 名無しさん (2014-07-01 02:53:54)
- なぜか皮膚が無かったり体のバランスが悪かったり、知能があるやつに至ってはサルみたいなのは何故なんだろう? -- 名無しさん (2014-08-28 21:14:47)
- 猿が立体駆動奪ってたが、物語終盤ではまさか巨人が立体駆動使うのかな?想像したらスゲーシュールだな -- 名無しさん (2014-08-28 21:30:52)
- ↑4 フォールアウト3みたいだな -- 名無しさん (2015-01-17 00:25:50)
- 野球は巨↑人↓、進撃は巨↓人↑ -- 名無しさん (2015-01-17 00:27:11)
- 時期にマンモンも記載されんかな? -- 名無しさん (2015-07-21 18:18:33)
- なぜ、美人の巨人はいないのかのう… -- 名無しさん (2015-11-11 12:28:41)
- ↑司令仕事しろください -- 名無しさん (2015-11-11 12:36:54)
- 巨人の総数ってどれくらいなのかな。惑星全ての人類が巨人化していたら60~70億くらい?あの世界が地球という保障もないが -- 名無しさん (2016-04-07 16:09:49)
- 最新号でほぼ巨人の真実が明らかになったっぽい。まさか壁内巨人がこっち側扱いって想定しとらんよ… -- 名無しさん (2016-10-10 08:26:12)
- かつて銀魂に乗っていた進撃ネタが、空から巨人がマジで降ってきた。 -- 名無しさん (2017-04-26 13:40:27)
- サーペントシン ディアン・・・ -- 名無しさん (2017-04-26 13:42:49)
- どうでもいいことかもしれんが巨人化能力者の戦う描写がところどころ巨人体内の変身者の描写もあってなんとなく巨大ロボット風味を感じる。戦闘中に挿入されるカットインを見るとなんとも言えないガンダム感を感じる…作者的にマブラヴかもしらんが。 -- 名無しさん (2017-05-03 22:26:21)
- 原作もだいぶ進んで謎がだいぶ解明されたので大幅に追記・修正しました。 -- 名無しさん (2017-05-04 13:08:33)
- BLOOD C見たいな 箱庭の中に台本通りに演じてきた 巨人が古き者だとすれば 楽園は文人が作った町 -- 名無しさん (2017-05-14 14:44:58)
- うまいこと踊り食いされて吐かれるまで耐えれば生き延びれるのかな -- 名無しさん (2017-09-06 15:36:54)
- 近代兵器の前では巨人が絶対の兵器で無くなっているのなら、エヴァっぽく装甲板を張ったりでかいライフルを持たせてはどうだろう -- 名無しさん (2017-10-31 17:02:53)
- ↑巨人は身一つでなれるのが利点のと、4足以外は持久力がないから武器はともかく全身鎧とかは無理が大きい -- 名無しさん (2018-01-19 07:42:35)
- 9体目の巨人についてはまだ描かれていないのな。24巻で情報出ているけどさ -- 名無しさん (2018-01-19 10:54:55)
- 巨人化能力者になる方法を伏字にするなら、"一度巨人化したものは"のあたりから全部伏せたほうがいいと思うなぁ。もっと言えば、"巨人化能力者"と"通常の巨人"でわけてるんだから、一度巨人化したってのがどっちなのかわかり辛い。巨人化能力者が能力を発揮したら、他の能力者を喰わないといけないみたいに見える -- 名無しさん (2018-01-19 11:52:15)
- 作品世界内にも「野球」があることと、知性がある「巨人」が「9人」であることは、何か関係あるのでしょうか。 -- 名無しさん (2018-05-08 13:56:40)
- 壁の中に複数の超大型巨人が居たり、ヨロイの瓶をレイス家が保有してたりする辺り継承者は一人限りという訳でもないのか、単純に九つの巨人の劣化版でしかないのかこの辺まだ解明されてなかったっけか -- 名無しさん (2018-05-09 07:58:02)
- 全ての巨人の力を一人の人間に結集したら超機動高火力重装甲の最強無敵巨人になったりしない? -- 名無しさん (2018-08-24 10:44:25)
- なんつーか、整理したいな。9つの巨人の各能力は判明しているわけだし。女型は硬質化&座標、車力は異常な持久力と汎用性、咢は俊敏性といった能力が明らかになっているわけだし -- 名無しさん (2019-05-15 23:13:16)
- エレンがいろいろ取り込みすぎててヤバい -- 名無しさん (2019-06-13 12:59:32)
- 戦鎚、進撃の能力あり、鎧の能力も一部使用可能、ジークと接触して叫べる……こんなんライナーにどうしろと -- 名無しさん (2019-06-17 10:02:39)
- 進撃の継承者達は何時如何なる時も自由を求めて戦った(過去未来の継承者達の記憶と繋がる能力であるが故に、未来の継承者たるエレンによって頭進撃にならざるを得なくなる様に圧迫洗脳面接を受けてしまう)なの -- 名無しさん (2019-09-20 03:01:53)
- ↑自由を求めてた理由が強制されてって皮肉すぎるな…壁の王とやってること一緒じゃんか -- 名無しさん (2019-09-29 11:31:19)
- ↑エレンが進撃を継承した『あの日』以前から調査兵団に入りたいって言っていたから完全な強迫観念って訳でもないんじゃないかな -- 名無しさん (2019-10-16 13:20:44)
- 考えて見れば、ひよこを食べるフクロウなり、ネズミを食べる蛇なり、まずは獲物を殺してから食べるんだけど、巨人のように獲物の意識のあるうちにバリボリいくのは生物として不自然なんだよね。兵器として作られたのなら、あえてそういう仕様にしたのかな? -- 名無しさん (2019-12-26 19:11:25)
- カエルは獲物の意識があるままに飲み込んだりする。なので逆襲されて吐き出したり消化器を通過されて逃げられたりもする・・・ -- 名無しさん (2020-08-19 21:58:09)
- ↑2 巨人化能力の継承方法を考えれば、手早く生きたまま丸呑みする方が確実で都合がいいから...という可能性もあるね -- 名無しさん (2020-08-19 23:29:58)
- 直近で更新された内容、今日時点の最新話までにない内容だしでたらめか早バレ? -- 名無しさん (2020-12-05 21:27:41)
- 歴代の九つの巨人の姿は一部を除いて巨人ならぬ怪獣人 -- 名無しさん (2021-01-15 10:56:42)
- 記述の重複が多くて乱雑だし冗長化してるので連載終わったタイミングあたりで整理が必要じゃないかと思う -- 名無しさん (2021-03-07 03:24:27)
- もしかして奇行種ってその都度その都度殺す人間と生かす人間を調整するためにエレンが操作してた巨人なのかな……。 -- 名無しさん (2021-04-15 13:24:12)
- 巨人の感知能力ってどうなってるんだろ? -- 名無しさん (2022-02-17 23:43:18)
- まだ「吐く」だけで良かったな… これが人間と同じくウンコになるなら占領された区域は悪臭地獄だ・・・ -- 名無しさん (2022-05-14 16:42:13)
- メガシャークシリーズでソ連軍に掘り起こされた模様。地ならし後も結構残ってたのか -- 名無しさん (2023-06-08 14:42:20)
- 超大型巨人は、戦艦の砲撃で砕け散っていたが、案外脆いのか? -- 名無しさん (2023-09-24 15:20:09)
- 要するにこの作品の巨人は、生体パワードスーツって解釈でおk? -- 名無しさん (2023-11-09 12:17:48)
- 流石に連載完結もしているため、巻数毎でネタバレを考慮する必要も薄くなったと思う。巨人化能力者のあたりとかカルラを食った巨人とかで記述まとめて整理したい。異論なければgwあたりに纏める予定。 -- 名無しさん (2024-04-17 01:13:09)
- 異論無かったため、巨人の能力別でまとめました。 -- 名無しさん (2024-04-29 14:14:04)
最終更新:2025年09月21日 21:53