飛行能力

登録日:2018/07/30 Mon 04:33:17
更新日:2024/04/10 Wed 15:15:33
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そーらを自由に飛びたいな♪


飛行能力とは、空を自由に飛ぶという人類の夢である。



◆概要

鳥のように空を飛ぶことは、人類にとって変わらぬ夢である。
そのための方法論は古今東西色々と編み出されてきた。
単に「飛ぶ」というだけでも物語が一編出来上がるほどにその試行錯誤の歴史は古い。

また、生物の生態としては地上を移動するときよりも遥かに効率的に移動できる手段となるため、外敵から速やかに大きく距離を取ったり、広範囲を探索して食料を探す回ることができる。

ここではそんな「飛ぶ」ための能力・技術に迫っていこう。



◆飛行能力一覧


羽ばたき

最も古典的な飛行スタイル。
鳥を模した翼を使い、羽ばたいて空を飛ぶ。
現実で実際にやるには要求される筋力などがあまりに非現実的なので、あまり見ないタイプ。
フィクションでは天使やハーピーなどの先天的な亜人種に比較的多い。
非人種も含めればドラゴンあたりが有名か。
近年ではあらゆる媒体でハーピーやセイレーンなど、腕が途中から翼になってるデザインも多いが
余程基本体重が軽くない限り、人体部分は翼に対しぶら下がる様に飛行する事になってしまう。
背中に翼を持つタイプも、それはもう付け根部分の筋肉量が凄い事になるために創作で見る様なスマートな体型には無理がある。一応、後述する浮遊や「僅かな筋肉で十分な力が出せる」という解釈もできる。天使であれば「生物どころが物質ですらない」と解釈できるシーンも度々見られる。
ファンタジー作品では羽ばたきにより飛行する飛行機も登場する。

  • イカロス(ギリシャ神話)
「勇気一つをともにして」という歌でもおなじみの人。
蝋で固めた鳥の羽で空を自由に飛び回るが太陽に向かったことで翼が溶け、地に堕ちて命を落とした男。
この逸話は人間の傲慢さと科学への批判も込められてるらしい。

飛行能力のある悪魔の実は世界中で五種しか確認されていないらしい。
「不死鳥」マルコなどの能力がこれにカウントされているかどうかは不明。

  • エンジェル(X-MEN
名前通り天使のような翼が生えた鳥系ミュータント。
改造されて金属製の翼だった時もある。

昆虫の翅を使うタイプ。
鳥の羽と比べるとやはり見てくれが悪いせいか使用者が少なく、このトミーロッドも悪役側のキャラである。


滑空

自身には推進能力はなく、地上を走ったり高所から飛び降りたりして翼に空気を捉えて飛ぶスタイル。
プテラノドンなどの翼竜や、モモンガ、ムササビ、トビトカゲなどに見られるタイプ。獣だと該当しないのはコウモリだけ。
地味だが低いコストである程度の時間空中に留まれるというメリットがある。
ある程度大きな鳥も滑空と羽ばたきを併用することで低コストで長時間空中に留まることを可能としている。

羽ばたいているように見えるが、最初の高度から高く行くことはできないので能力としては滑空である。

「メーヴェ」は簡易的なエンジンは着いているものの、メインとしてはグライダーである。

骨と皮になるまで絞った体に大きな翼を装備。
爆弾を使用してその爆風に乗ってを飛ぶ「飛翔発破」で空を飛ぶ十本刀の一人。
爆風を利用しているため、滑空ではないような気もするが分類的には滑空だろう。

見た目にも立派な主翼と4発の推進器を装備した、いかにも「飛べそう」な見た目の高機動型ユニットだが、ここまでしても自由自在な飛行は不可能で、
エールストライクにできるのは低空でのホバー移動と大ジャンプ、そしてジャンプで高度を稼いでからの滑空である。
続編では性能強化が成され、空中戦が可能になった。


浮遊

浮力を働かせて宙に浮く気球タイプ。
自力での移動能力に欠けるため、フィクションではあまり見ない。





自分と自分が触れた物体を空中に浮かべる事ができる能力。
ただし、自分以外の生物は浮かべる事はできない。

「~程度の能力」とは別の自前の能力で空を飛べるキャラが大半の東方prpjectの世界ではかなり地味というか微妙そうだが、
その神髄は「如何なる存在・拘束・重圧その他一切から『宙に浮く』」事であり、それ故に霊夢には一切の脅し・強請りが効かない。
そしてその奥義はあらゆる干渉を無効化する『不透明な透明人間』、即ち 無敵状態となる 事である。
お前本当に人間か…?

多いのでリンク先参照。


プロペラ

ヘリコプター式飛行。
タケコプターは後述するように最新設定ではプロペラ浮遊ではない事になっている。
また、ムックの頭に着いているのは冷却用であり飛行用ではない。
現実的には上部にプロペラ1基のみだと本体が逆方向に回転してしまうため何らかの方法で回転しようとする力を打ち消さねばならないのだが、そこまで踏み込んだ設定がある例は稀。

  • プロペラマリオ(スーパーマリオ)

  • プロペラー(星のカービィシリーズ)

原作ではそんな能力はないが、スマブラでは空中で使うと上昇できる。復帰手段を設ける為だったのだろうが。

スピンオフで、グルグル回って空を飛ぶ必殺技、ワシズコプターを披露。

原作のヴァルチャーは後述の通りだが、MCU版ではウイングスーツに配置された2基のプロペラで推進・飛行する。
作中後半でバージョンアップして以降はロケットエンジンとの併用となった。

両津勘吉派出所で勤務中に開発した品。
その名の通りヘリのエンジンとローターをバックパック状に小型化させたもの。
曰く「動力が付いた竹とんぼのようなもの」との事であるため、当初はタケコプターと命名予定だったが、麗子から「どこかで聞いた事がある」と指摘されたため上記の通りに命名された。
メインローターしか無いため一見反作用の打消し方法が無いように見える点は中川にも突っ込まれたが、遊星歯車の如くローターと本体の間に何重にもギアを噛ませることでローターの回転数に関わらず常に正面を向ける仕組みが組み込まれており、この点は指摘した中川にも感心された


ジェットエンジン

吸気口から周囲の空気を取り込み、燃料を燃やすことで推進する機構。
あくまでエンジンなのだが、その莫大な推力によって今日における飛行機の基本的な動力源となっている。
そのことから、飛行能力と結びつけられることも多い。

当初は飛べなかったが、追加装備のジェットスクランダーで空を飛ぶ。

背部にジェットエンジンとして合体したゲッターマシン3号機の推進力で空を飛ぶ。
後述するゲッター1系統にあたるゲッター號は、主に陸戦用なので飛行したのは稀。

ダイナマン五人が着装するダイナスーツには、両ブーツに小型ジェットエンジンとエネルギー集中ターミナル(いわゆる噴射口)が内蔵されている。
戦闘時には、これを使った「ダイナジャンプ・スカイハイ」で空を自在に飛び回る。

  • ファルコン(マーベルコミックス)
陛下ことブラックパンサー謹製のジェット機構付きグライダーで空を飛ぶヒーロー。

「ありがとう!そして、ありがとう!」でお馴染みのヒーロー。
風を操る能力を持つが飛行する際は推進力としてジェットパックを用いている。

フライングヘリに乗るコッカプー。
パウパック*1にスカイウイングという小道具が搭載されており、その小道具を駆使して空を飛ぶ。

  • 紅の神像(アーノンディガス)(ガンドライバー)
巨大ロボットアクションでは珍しく、ジェットエンジンのSF的考察がきっちり添えられている漫画。
動力炉からの高熱と大電力で取り入れた空気を電離圧縮・熱膨張させて噴射、
一部の運動エネルギーは圧縮機を駆動させる電力に回している(タービン)。
翼とか周囲の空気を利用する機構は無いので、飛翔というよりブーストジャンプ。


ロケットエンジン

ロマンに溢れる推進力。ブースターとかバーニアとか言ったり。
「とりあえず火を吹けば飛ぶ」という絵的にもわかりやすいものであるため、多用される傾向にある。
ただ現実には……ロケット推進の飛行機ってのも一時期存在したのだが、現在全くないことでお察しください。

足からのロケット噴射でジェットの限り空を飛ぶロボット

  • スーパーロボット全般
殆どがバックパックや足裏のバーニアから火を吹いて推進する。
中には大気圏内を最高マッハ20かそれ以上で飛行するという設定もあり、まさに無敵の存在である。空力特性?何それおいしいの?

  • フライトユニット装備のリアルロボット全般
一部は上記のジェットエンジンと重なるところがあるが、大半は推進器で飛び、翼で滑空する。
中にはグフ飛行試験型(機動戦士ガンダム MSV)やバイアラン(機動戦士Ζガンダム)のように推進器だけで飛ばす機体もある。
リアル寄り、かつ余程の遠未来が舞台ではない作品の機体では、高速飛行時や急加減速時の加速重力も無視できなくなるため、
エースパイロット向けのワンオフ機改造機にもなると、
全速旋回時はそのエースですらタダでは済まない。

まさかのロケット搭載型生物 古龍種の一つで、体内で「龍気」という特殊なエネルギーを循環させ、翼から噴き出すことで空を飛ぶ。

足からのロケット噴射で空を飛ぶ。両手のリパルサー発振器から震盪性の光線を放ち姿勢制御に使うので飛行時のポーズが独特。
ただし、パワードスーツの機能の一つであり、中身は普通の人間である。



  • ロケッティア(アメコミ)
こちらに至ってはロケットを背負っているだけであり、ほぼ生身である。

吹き込んだ息が飛行できるほどの勢いで出力されるストロー状のひみつ道具。
出木杉君はいくつかのストローと材料を組み合わせた簡易ロケット飛行機を考案した。

じめんゴーストタイプのゴーレムポケモンなのだが、見た目や設定はどう見てもスーパーロボット。ゲームでもちゃんと「そらをとぶ」を覚えられる。


魔法

西洋系ファンタジーの定番能力。
特に「箒で空を飛ぶ」という魔女のスキルとして頻繁に登場する。
なお、伝統的な魔女の場合は飛行に当たってむしろ箒よりも薬の方が大事なのだとか。

作中の時代では魔女はかなり力を失っているとされ、キキは空を飛ぶ魔法しか使う事ができない。

原則として箒を用いるが、中には魔法をかけたクルマバイクといった変わり種も。
箒を使った競技に用いられる「レース用の箒」といったものも存在する。


箒ではなく魔力を通して無生物を動かす魔法で対戦車ライフルに乗る


魔道具

本人の魔法ではなく飛行能力を持つアイテムが存在する例も。
「箒で空を飛ぶ魔法」は上記したが、空飛ぶ箒も定番。

新時代の魔法の箒、もとい「ストライカーユニット」と呼ばれる機械を両脚に装着して飛ぶ。何れもデザインモチーフは航空機。
飛行にはウィッチの魔力とは別途燃料も必要になる。
飛行時にはプロペラのようなものが展開されるが、これは「空を飛ぶ魔法」が可視化したものであってこのプロペラで推進している訳ではないため、
接触しても怪我や破損の心配は無い他、横を向いたまま空中静止する事もできる。
また地上部隊用の戦車をモチーフとした陸戦用ストライカーも存在する。こちらには飛行能力は無い。

マント
原理不明。マントを着るとなぜか空を飛べる。
スーパーマンから始まるスーパーヒーローの伝統だが、スーパーマンは別にマントがなくても空を飛べる。
マントなしでは飛べないのはアンパンマンなど。
マリオのマントは滑空や打撃のためのもの。スマブラシリーズに限り飛び道具を反射できる。

宝石・結晶
伝説の金属や石のような無機物が不思議な性質で浮かんでいたり、手にした者に飛行能力を与えたりするというもの。



「アダマント」の邦訳の仕方によって、これは磁石とする解釈もあり、その場合は下記の電磁力のパターンとなる。


仙術

東洋系ファンタジーならこちら。
もっとも多いのはやはり『雲に乗って空を飛ぶ』というもの。
孫悟空の「筋斗雲」が有名だが、あれは単純に「とにかく早い雲に乗る」というだけのことで、雲に乗れる仙人・妖怪・霊獣は数限りなく多い。
また、雲でなくとも「土遁」「火遁」「水遁」といった術もある。投げた土や操った炎などに飛び乗り空を移動する術。
しかし、ただの雲や単純な土遁などはあまり速くないらしく、悟空の筋斗雲や哪吒太子の「風火輪」などには追い抜かれることもしばしば。
なお、中国における土遁や火遁は「移動術」や「封印術」であり、決してドンパチに使う攻撃魔術ではない。


  • 仙人・道士・妖怪・霊獣(竜や麒麟)など多数(多くの中国古典・伝承)
また、中国古典には「飛べる道具を作る」というものも多い。
哪吒太子が足に嵌めるロケット推進器「風火輪」、元始天尊が乗る空飛ぶ椅子「飛来椅」などがある。


忍術

東洋系ファンタジーその2。
風呂敷、凧、グライダー、でかい鳥、あるいは超常的な何かで空を飛んだり滑空したりする。
ちなみに、飛行の術という忍術は実在するが、谷の両サイドから協力して縄を張りすばやく谷を渡る術である。


風力操作

風属性/空気属性」のスキルの一種。
自分を吹き飛ばすような強力な風を生み出し、空を飛ぶ。

  • 風神うちわ(ドラえもん)

嵐を自在に操る「嵐龍」。気流をコントロールして、まるで宙を泳ぐように空を飛ぶことができる。

本来飛行目的の魔法には「浮遊(レビテーション)」というものがあり(描写的には反重力っぽい)、こちらは廃れて滅びゆく呪文とされている。
風の結界を纏って超高速で移動するが、制御がかなり難しい。

天候を操るミュータントである彼女は、突風を利用して空を飛ぶことが多い。

風を操るNEXT能力者。
空を自在に飛び回るが、実際にはこれはスーツのジェットパックの機能。しかし本人単体でも宙に浮くくらいは可能。


反重力

重力操作系能力の一種。
重力の向き(ベクトル)を操作することで飛行する。

  • タケコプター(ドラえもん)
実はプロペラ式ではなく、反重力を発生させて飛んでいるという裏設定は有名。

反重力マント「ゲッターウイング」で飛行する。

こちらは正確には反重力ではなく無重力。

設定上は反重力で空を飛んでいる。宇宙空間でどのように飛んでいるのかは謎。


  • ホークマン/ホークガール(DCコミックス)
翼あるエイリアンのヒーローとヒロイン。
飛行能力そのものは反重力作用のあるNthメタル製のベルトによる。

  • トリックスター(DCコミックス)
反重力作用を組み込んだ自作の靴で空を歩くヴィラン。

  • ヴァルチャー(スパイダーマン)
翼を備えた怪人だが、それによる羽ばたきではなく、翼に組み込んた電磁式の反重力ハーネスで空を飛ぶヴィラン


電磁力

電磁力を発して宙に浮かぶというもの。
空中にある磁石に引っ張ってもらうか、磁力を発する何かを地上に置いたうえで反発させるか、という方法を取らなければならないため、現実の地球でやるにはかなり困難。

  • でんじふゆう(ポケットモンスターシリーズ)
ジバコイル等常に浮いているポケモンと、このわざを使うというのはまた別の話。

惑星Ziは地球よりも地磁気が強いため磁力の反発を利用したマグネッサーシステムが飛行に適している。
飛行ゾイド以外でもマグネッサーシステムを利用し自重を軽減することで地上速度を上昇させているゾイドもいる。

本作に登場する獣化兵の内大半の飛行タイプは翼の部分が地磁気と反発する上記ゾイドのマグネッサー相当の原理で飛行できる様になっている。
特にゼクトールやアプトム、エンザイムⅢの様な「翅」持ちがこれに該当する。
なお獣神将は基本的に重力操作で飛行(恐らくゾアクリスタルの基本能力)する。


舞空術

ドラゴンボールシリーズの固有技能。
体内の気を練って空を飛ぶ。物語中盤以降はZ戦士及び敵の必須技能と化した。
気を増幅して使う都合上、使用時は気を感知出来る敵やスカウターに察知されやすくなるという欠点があり、自身よりはるかに格上の相手に見つかるとまずい状況では使わない場面もあった。


おなら

ロケットの亜種(?) 。おならで空を飛ぶというすさまじい発想。
ギャグ系の作品では結構見かける描写。


未知の惑星からおならで帰還してきたことがある。

初期ではよくおならで飛んでいた。


  • パトリック・スマッシュ(サンダーパンツ!)
おならで宇宙に行くというイギリスのコメディ映画。洋の東西を問わず発想は同じようだ。


  • おなら番長(8MEN)
札付きの不良が集う極闘鬼が島高校の8人の番長の一人。舞台コント作品のため空を飛ぶ描写はイラストで表現されている。


超脚力

物凄い脚力によって空中を移動する力技。
「飛ぶ」というよりは「跳ぶ」の方が正しいか。

正確には彼らが使う技術「六式」のうちの一つ『月歩』。
空を蹴る事で格闘ゲームの二段ジャンプのように空に浮くという技。

跳躍と落下の力がちょうど釣り合う最頂点の浮遊の瞬間に倭刀の重さと反動と筋肉を全力で利用して空中を進む「疾空刀勢」がある。
ツッコミどころしかないが気にしてはいけない。


恐らく同じ原理のギャグ技として、「もう少しで目的地」というところで飛行道具が機能停止寸前になったキャラクターが
空中で必死のクロールや平泳ぎによって距離を稼ぎギリギリで辿りつく ということもある。


飛べる者に運んでもらう

本人が飛べるというわけではないが、飛行能力を持つ者の力を借りる、というもの。
「飛行能力」と紹介はしがたいものの、ある意味定番。

飛ぶ能力は持たないが、「一反木綿」や「カラスヘリコプター」に乗せてもらって長距離移動や空中戦を行う。

  • 中国の仙人・道士
仙人や道士は雲や土遁で空を飛ぶが、それらはあまりスピードが出ないので、よりスピードの出る麒麟や竜などの霊獣に乗ることがある。
封神演義の聞仲が乗った「黒麒麟(墨麒麟)」、姜子牙の「四不象」のほか、普賢菩薩の「白象」などのように有名な菩薩・聖者にも乗る人は多い。
上記東方projectの霊夢も、旧作版で自力で飛べなかった頃は空飛ぶ亀の「玄爺」に乗っていた。

「羽ばたき」や「魔法」による飛行能力を持つ生物に乗って戦う騎士

  • 空を飛べない人型メカ全般
飛行用装備がない場合、サブ・フライト・システム飛行形態に変形した人型メカの上に乗って空中戦を行う。
ただしSFSの場合は中身が無人なことが多いため、オトリや質量爆弾代わりに使われることがよくある。


念力

海に落ちた際に自身にサイコキネシスを使ったことをきっかけに、飛べるようになった。

エスパータイプのポケモンには自らが発する念力を利用して飛行することが可能な者も存在する。
とりわけアニメでは顕著でありひこうタイプ顔負けなくらい自在に空中を飛び回ることも。
どちらかというと飛行というより浮遊のバリエーションといったところか。


ゲームでのアビリティ

  • ふゆう(ポケットモンスターシリーズ)
超能力などにより浮遊した状態で動き回ることができる。ゲームシステムの都合上、翼を持って飛ぶポケモンの一部もこれに分類されている。

このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。

地雷を踏まない。かつては地雷完全無効だった。

  • 飛行(サモンズボード)
岩・ダメージ地形・地雷を踏まない。ただし対空能力を持つ敵に殴られると7.5倍のダメージを食らう。


その他

宇宙世紀における技術。
ミノフスキー粒子とIフィールドが発生する反発力を利用して飛行する。
Iフィールド自体がミノフスキー粒子によって生成された力場であり、力場同士が反発する性質を利用しているとの説もある。
つまるところ反重力装置などではなく、反動で推進力を得ているロケットの親戚みたいなもの。
シリーズ初頭からある技術だが莫大な電力を必要とするため、多くは一部の戦艦やMAが装備していた。時代を経て技術が発展し、MSでもその機能を搭載可能になったが、機体が大型化してしまった。だが、U.C.157年あたりでは小型MSでも搭載できるまでになった。

他に似たような技術や原理として、ガンダム00に登場するGN粒子もある。こちらは太陽炉搭載機なら、推進機関なしで飛行が可能となる。

  • 宇宙戦争(1953年映画)
火星人の戦闘機は原作では三本足のトライポッドだがこの映画では公開当時の宇宙人のイメージに従って
未確認飛行物体(UFO)になっている…と思いきやフォレスター博士によれば「目に見えない足」によって歩いているとのことで、
機体の下の地面の3か所に火花が散っている。

待機中を漂う粒子「トラパー」の流れに沿い特殊な加工を施されたボードや船に乗って飛ぶ。
簡単に言えば「空中波乗り」。

「自身から生み出した糸を雲に引っ掛ける」という方法。
要はワイヤーアクションを連続してやっているだけだが、対象が雲であるゆえにほぼ飛行能力と言っても差し支えない。

「ブラボー!おお…ブラボー!!」
スタンドが目に見えないほどの超スピードで持ち上げているだけ。
一応スタンドは生命エネルギーなので念力の一種と言えば言えないこともないかも知れない。

柱をぶん投げてその上に飛び乗るという斬新すぎる移動方法を使っている。
跳躍と言えなくもないのだが、投げた柱の推進力を使っているのだろうから多分飛行。
2300キロというとんでもない距離を移動している。

上記の『宝石・結晶』に近いが、なんと主人公一行を鳥そのものに変えるという意外に見かけない手段で飛ぶ。
ストーリー中ではこれを使って敵を追いかけたり咄嗟に危機を脱するイベントがある一方で、教会の上層部に追い詰められた際は(室内とはいえ)何故か使わずあっさり捕まるというよく分からない扱い。
3DS版ではカメラ機能で正面顔を捉えることも可能。

投げ付けると目標に向かって正確に飛んでいくハンマー「ムジョルニア」の性質を利用し、
飛んで行こうとするムジョルニアに掴まるという形で疑似的に空を飛んでいる。

ジェットマンのメンバー五名が装着するバードニックスーツには、背部に「ジェットウイング」という滑空翼が収納されている。
ジャンプし両腕を広げることで脇から腰にかけてウイングが展開、飛行が可能となる。バードニックウェーブによる超人的な身体能力の賜物と言えよう。

ヨガの奥義によって浮遊が可能。
当初は勝利ポーズで浮かぶ演出だけだったが、後に「ヨガテレポート」という必殺技のモーションに流用されている。
その他の手足を伸ばしたり火を吐いたりすることも含めてヨガを極めた者の能力であり、当時の子供達は本当にヨガでできるようになると思い込んでいた




追記・修正は空への憧れを満たしてからお願いします。

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最終更新:2024年04月10日 15:15

*1 トラブル解決に必要な小道具を搭載したバックパック。