桂木弥子(魔人探偵脳噛ネウロ)

登録日:2012/05/23(水) 21:16:27
更新日:2024/11/24 Sun 10:37:02
所要時間:約 2 分で読めます




魔人探偵脳噛ネウロ』のヒロインにして語り部、そして本作のもう一人の主人公である。


桂木 弥子 【かつらぎ やこ】
誕生日 3月10日
年 齢 16歳
身 長 159cm
体 重 43kg
座右の銘 まず白米ありき
CV 植田佳奈


殺された父の葬儀の日に、ネウロと出会い目を付けられた少女。

ネウロが人間界で活動する為に、無理矢理探偵に祭り上げられる(一応、父の事件を解決してくれた恩義もあるが)。
その日以来、数々の事件をネウロと共に経験して行き、徐々に犯人の心理に興味を持つようになる。

常識的で基本ツッコミ役。
作者はボボボーボ・ボーボボ(漫画)のアシスタントを務めていたこともあり、そのツッコミスタイルはビュティともやや似ている。
だが人間の常識を超えた胃袋と食欲を持ちが絡むとボケに回る(食欲が強いという所は、ネウロと共通している)。
  • もんじゃ焼き屋で鉄板の四隅まで詰め込んだもんじゃを作成。
  • 20分で完食したらタダのラーメンを10分で平らげ、トンカツ屋に向かう。
  • 回転寿司のレーンを独り占めして一切回らなくする。
  • ホテルのバイキングを一人で食い尽くす。
  • ファミレスでスープバーを101往復。
  • 出前を26万9千円分完食。
  • 重量120㎏を超えるアロワナを食べる(後述)。
  • 串焼き37本を串ごと噛み砕いて完食。
  • 海中の貝をそのまま息継ぎ無しで生食。
なぜこのような強靭な胃袋を持つようになったのかは最凶のメシマズ母の元に生まれたからの様子。生きるために野生魚やそのへんの草まで調理して美味しく食べるサバイバル技術もある。

ネウロからは「奴隷」扱いされており、また日々SMプレイの被害を受けている。
その事もあり、ネウロに対してあまり良いイメージを持っていない(ネウロが弱体化した時は仕返しを実行しようとした)。
胃袋以外は普通の人間と変わらず、元々普通の女子高生だった事もあり身体能力も高いわけではない。
その為、常識を超えた活躍を見せるネウロに対して、自分の無力を嘆く事がしばしば。

しかし魔人であるネウロは「人の心」と言うのを理解できない為、それが関与した時は彼の代わりに人間として活躍する。
また、元々聡明かつ人間の観察力は高いようで、アヤ・エイジアが事件の犯人であることを間接的に見抜くなど、トリック以外のベクトルから物事の核心へとたどり着くことがある。
思い遣りの強さもあり、犯人に対して慰めの言葉をかけ影響をもたらすなど、人の懐に入り込む能力に長けている。
ただし自分自身父親を殺された経験があるため、肉親を殺した犯人に対しては理解も共感も示すことはなく、「狂ってる」と断言することすらある。(そういった犯人は同情の余地もないクズだらけなので当然だが…)

こういった長所もあって、最初はただの人間として見下していた電人HALXも、のちに彼女の強さを認めるようになる。
他にも多くの人間が彼女の強さを認めるに至り、終盤では欠かす事の出来ない戦力、かつネウロの相棒となった。

もっとも、そんな彼女すら魔界探偵事務所内での立場が最底辺ではなく、下には下がいたりする…

ネウロが魔界に帰った後も世界を周り探偵業を続けている。
もっとも、推理をしているのではなく、ネゴシエイターのような立ち位置であり、立て籠ったテロリストに交渉して解決に導いたりしている。


【アロワナ料理】

アロワナとはアマゾン原産の熱帯魚であり、サイズが大きく非常に大食漢なことが特徴。
当然、日本では生息していない魚なのだが、作中では心無い者が川に放流したものをホームレスが自作の釣り用具を使い釣り上げている。

ホームレスは人間の大人を丸呑みにできるぐらい巨大なアロワナをそのまま焚き火で焼いて食べようとしたのだが、
泥ごとエサを喰っている為に非常に泥臭く、しかも身体が大きすぎる為に中まで火が通っておらず、とても食べられる代物ではなかった。*1
ただし、食べ物の匂いに釣られてやってきた弥子は全く気にせずにホームレスの陣地まで食べ進んでいたが…

そこで弥子はアロワナを美味しく食べられるように料理することになる。
ちなみに鍋や料理酒、小麦粉などはホームレスの好条件なダンボールハウスに用意されていた。

  • ハーブの包み焼き
まず、火の通っていない部分をお酒に漬け込んで臭みを消し、塩胡椒する。
次に川原に自生していたヨモギや山椒を下拵えアロワナの周りに敷き詰めてフキの葉で包んで焚き火に放り込む。

  • ムニエル風
下拵えをしたアロワナに小麦粉をまぶしてこんがりと焼く。

  • バター醤油炒め
バターと醤油という弥子曰くコンクリートでも食べられるぐらい最高の組み合わせに、持参していたマイ唐辛子を加えてアロワナを炒めた一品。

以上3つは弥子曰く、どんな食材でも失敗しない調理法とのこと。

なお、ハーブの包み焼きを作る際、多種多様な雑草の中からヨモギや山椒等の食べられる草をちゃんと見分けて採っている。
このことから、弥子が食べるだけでは無く料理をすることも得意であることがうかがえる。
…まああの母親の元で生きていくには必要不可欠のスキルであったのだろうが。

この調理法によりなんとか食える*2ようになったアロワナ料理をふたりは堪能した。
食事後、恍惚とした表情でホームレスのダンボールハウスを巨大肉まんに見え、ロックオンしかげたが。
この一件で弥子はホームレスと仲良くなり、幾度も関わっていくことになる。
しかし、このホームレスにはある秘密があって……

その後、ホームレスの日記にこのエピソードがあり弥子の食った量から一日の平均食事量を分析していた。

第182話「幸<しあわせ>」で弥子の好物として紹介される。

実際のアロワナ淡白で味が濃いが、淡水魚独特の臭みがあってオーストラリアなどで食べられている。ただしそれでもこれ程でかくない。



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最終更新:2024年11月24日 10:37

*1 ホームレス曰く「泳いでいる時は旨そうだった。」

*2 旨いではなく食えるなので食べられるようにはなったが結局不味いと思われる。