徳川家康(戦国BASARA3)

登録日:2010/08/13(金) 03:09:26
更新日:2024/12/28 Sat 23:12:53
所要時間:約 6 分で読めます




それがし、徳川家康。武器を捨てておまえに挑もう!

戦国BASARAシリーズに登場する武将。

CV.大川透/増田俊樹(代役)
武器:なし(手甲)
属性:光

前髪を上げ、金や黄色と光をモチーフにした色合いの防具をつけ、パーカーのような上着を着ている。
若々しく、好青年といった感じの見た目。



徳川軍、東軍の総大将。
かつて小牧長久手の戦いで豊臣秀吉に敗北、以来豊臣軍の一員として長い時間を耐え忍んだ。

さらに戦火を広げ、さらには世界にまで戦を広げ、国を疲弊させる秀吉に反発した家康は、自ら『絆』の力をもって天下を治めようと決意。

自らの拳で秀吉を倒したのだった。

ここから、彼の天下統一への道が始まった。


○前史
もともと家康自体は「1」「2」にも登場していた。
しかしその頃の家康は「竹千代」と呼ばれる5頭身のガキンチョで、プレイアブルキャラではなく本多忠勝の主君、まあゲーム的には忠勝のおまけであった。
周囲からも忠勝のオマケ呼ばわりされており、自身も忠勝を過ぎたるものと思っていたが、そんな困難にもめげず平和の為に戦っていた。

当時の武器はで、モーションは利家のコンパチ。
その後、『戦国BASARA 英雄外伝』で初めてPCに昇格した。

そして「3」にて、立派な青年に成長した姿で登場を果たすこととなる。


○概要
舞台が関ヶ原に移ったのをきっかけにメインキャラ入りを果たす。

そのためかゲーム中の性能は、物語の中枢なだけあって安定している。
武器が己の拳のためリーチが絶望的に短いが、圧倒的なタメ攻撃の多さやヒット数を誇る技を所持。
威力もタメに比例してアップするため、かなり強い部類に入る。

ホンダムに指示を与えてばかりだった彼はいま何処……自ら最前線に立ち拳を振るう。

昔と同じく性格はさっぱりとして明るく、優しさに満ちている。違うのは自らの力でみんなを守れる事。
彼を慕う者は多く、同時に幸村のようにだからこそ戦おうとする者もいるほど―三成のイライラの原因?―。

まさに新しい時代を照らす太陽のような男で、そのためお市からは『光色さん』と呼ばれる。ちなみに三成は『闇色さん』。

昔ながらのフリーダムな一面も残っているのか、忠勝の第一ストーリーでは勝手に城を空けたせいで忠勝たちが北条軍に浚われたと勘違いし、
小田原城まで攻め込んでしまう。
ちなみに城を空けた理由は『花見がしたかった』から。そのあとの忠勝との掛け合いは、なんとも言えないおもしろさがある。

彼の第一ストーリーは、東軍を取りまとめ石田三成との決戦に備えていく。
その過程で雑賀衆を巡って衝突したりもした。

そして最終決戦、三成と家康が対峙する。
家康は絆を持って三成を止めようとする。
三成は家康を殺し天下を秀吉に捧げると言う。

互いに譲れない思いがある。
家康は悲しみの中で拳を振るい、三成を倒したのだった。

すべてが終わり、彼は『ひとりにしてくれ』と忠勝までも引かせた。

反発しながらも、思い出があった。
確かにそこに『絆』はあったのだろう。

かつて共に戦った友の死に、家康はただ涙した。


ちなみに家康と三成のストーリーでふたりが対峙し戦いを始めると、BGMが主題歌の『Naked arms』に変わる。

分岐ストーリーでは、真田幸村との決戦も。
互いに武田信玄から多くを学んだ者同士、信念をぶつけ合うストーリーはかなり熱い。

戦いを終えた家康は手を差し出す。
しかし幸村はその手を取らなかった。

いつか再び戦うと誓い、ふたりは別れていったのだった。


元親の第一ストーリーに置いては、例え誤解とわかっても絆を大事にし、その命を散らした。

因みにBASARA3主題歌の『Naked arms』とは、素手で戦っている家康をイメージしてつけられたタイトルである。

この様にBASARA3ではキャラとしての立ち位置、主題歌、CM、ジャケットなどでとにかくメインを張っており、
政宗、幸村、慶次に続く第四の主人公格として扱われている。


○固有技
【天道突き】
握りしめた拳から放たれる渾身の右ストレート。
ひたすら溜めまくることによって威力と範囲が激増する。

【虎牙玄天】
素早い踏み込みからのボディブロー。
追加入力で空中へふっ飛ばすこともできる。

【東風の乱舞】
両の拳で猛烈な連打を浴びせる。
いわゆるオラオララッシュ

【陽岩割り】
地面を殴りつけ、衝撃波と隆起した岩盤で敵をふっ飛ばす。
秀吉の「金剛破滅」に似ているあたり参考にしたのかもしれない。

○固有奥義
【葵の極み】
地面に葵の紋を展開し、敵を空中へ巻き上げる絆ビーム
最大タメだとかなり広い範囲をカバーできる。廬山昇龍覇とか言ってはいけない。

【耐心盤石】
揺るがぬ信念から繰り出す頭突き
ただの頭突きと侮るなかれ、溜めると範囲と威力が倍増し、陣だろうが宗茂だろうがパチキ一本でお手のものである。

拳? 知らんなぁ

さらに頭突き二発目以降が溜め無しですべて溜め状態で打つことのできるテクニック(バグ?)が発見されさらに酷いことに。
究極の忠勝までも簡単に散っていくというカオス仕様。

【絆一願】
忠勝のドリルを召還し、投げつける。
ドリルは着弾点の地面に潜って消えていく。忠勝が回収しているのかは不明。つか拳で戦うんじゃなかったのかよ。
ちなみに、家康のお楽しみ武器では常に忠勝のドリルを持ったまま戦う。


○後日談
4でも3仕様として登場。
豊臣軍を抜けているが、秀吉を討っていない模様。
ドラマルートでは、ある出来事がきっかけに、ある男を生かすため、全てを隠しある男の敵となることになる。
この展開には、ファンからも物議を醸している。
「4皇」アニメルートでは、ある理由でホンダムと戦うことになる*1


『絆』を大切にする中で、壊した『絆』もある。

家康はそれすらも背負って時代を駆け抜けた。

その拳にすべてを乗せて。




家康「久しぶりにやってみるか。本多忠勝、追記・修正せよ!」

忠勝「!!!!!!!!…???」

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最終更新:2024年12月28日 23:12

*1 この影響なのか、いつもなら合戦選択画面ではホンダムの背中に乗る家康だが、アニメルートになると普通に馬に乗っている。