リーガル・ブライアン

登録日:2010/05/25(火) 23:36:33
更新日:2025/01/01 Wed 17:26:53
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リーガル・ブライアン(Regal Bryan)テイルズ オブ シンフォニアの登場人物。

年齢:33歳
身長:189cm
体重:85kg



テセアラ出身。
テセアラで教皇に追われていたロイドたちの前に現れた謎の囚人。常に手枷をつけている。

その正体はテセアラの貴族ブライアン家の公爵で、アルタミラを拠点に置くレザレノカンパニーの会長。

16年以上も前にブライアン家に奉公に来たアリシア・コンバティールと次第に惹かれあって恋仲になるが、8年前に身分違いを懸念した執事のジョルジュによって、アリシアはエクスフィアブローカーのヴァーリに引き渡されてしまい、リーガルと再会した時には既にエクスフィア実験の影響で怪物化してしまっていた。

そして僅かに意識があったアリシアに懇願されて苦渋の果てに怪物化した彼女にトドメを刺し、大切な人を守れずに自らの手で殺したという罪の意識から、自らの意思で牢獄に入っていた。

つまるところ、一連の原因はジョルジュが余計な世話をしたせいである。これが無ければアリシアの死も主人の投獄も起きることは無かった。
本人もアリシアを引き離した件については「執事の私が出しゃばり」と振り返っており、リーガルの感情を考慮せず立場も弁えない行動をした自覚は持っている。
尤も、これによって生まれた禍根や人生を狂わせぶりを鑑みると「出しゃばり」どころではない蛮行…否、凶行レベルの失態なのだが…。
にも拘わらず、未だに彼を執事として雇っているリーガルマジ聖人。


プレセアが幼い頃のアリシアに瓜二つであった為、プレセアがアリシアの家族だと思い、彼女をエクスフィアの寄生から救う為にロイドたちに同行する。


後にプレセアがアリシアの姉である事がわかった後も、彼女の事を特別気にかけている。
そのプレセアへのやや熱っぽい態度からか、彼女に猛烈な想いを寄せるジーニアスには一方的にライバル視され、一部からはロリコン呼ばわりされていたりしている。

一応彼の名誉の為に言っておくが、プレセアの事はそういう対象としては(多分)見ておらず、さらに言うならプレセアの実年齢は28歳なので、実際は5歳差である。ちなみに恋人のアリシアとは8歳差。



普段は無口で、常に陰のある表情を浮かべていたり、くだらないと感じた事には冷めた視線を送ったりする。
実際は信念が強く貴族らしく紳士的で、その経緯から上は王侯貴族の社交界から経営者としてビジネス界隈、下は罪人の巣食う牢獄まで幅広い界隈と深いかかわりを持っている。
ただし牢獄に精通している事については「恥ずべき事」と深く自責している。

一方でゼロスが作った演劇の台本をのりのりで演じたり、プレセア同様に肉球が好きだったりロイドに笑えない冗談をぶちまけたりと、茶目っ気も忘れない紳士でもある。


料理が得意で常に愛用の包丁を肌身離さず持っているらしいが、そのせいで職質を食らったりするらしい。


また、その容貌からコーヒーが似合いそうだが紅茶派らしい。
曰く「紅茶に比べればコーヒーなど泥水に過ぎん」




続編『ラタトスクの騎士』では手枷を外し、プレセアと共に復興作業をしつつ、会長業に専念している。

本社のセキュリティーは異常なまでに万全らしく、アルタミラが敵組織に乗っ取られた時には、それが仇となってエミルたちをかなり苦戦させた。

ちなみにその時のスキットでは、コレットに「産業スパイ」だの「ダンボール」だの、中の人を示唆するような事を言われている。



戦闘では足を使った格闘技を展開する。ファラ御用達の飛燕連脚や鷹爪蹴撃、飛葉翻歩などを覚える。
彼の技編成は他キャラと違いかなり独特で、地上でしか出せない地上技、空中への攻撃である対空技、空中でしか出せない空中技の3つにカテゴリ分けがされていて、これらを組み合わせる事で真価を発揮する。

また、気孔と呼ばれる気の流れで、他者の身体回復促進を行う治癒術も使えるが対象との距離によって回復量が変わるのでいまいち安定しない。下手な距離から使おうものなら1しか回復されない事も。
一応Tタイプで育成すれば回復量は距離を問わず一定になるので保険にはなる。ファラと異なり解毒や蘇生技は使えない。

EXスキルも他キャラでは覚えないアクション系が多く、空中で2段ジャンプできるエリアルジャンプや一切のけ反らないグローリーといった強力なものも覚える。
彼を主力で使う場合は複合EXスキルなどの構成もしっかり考えよう。

『ラタトスクの騎士』では制約が厳しい前作メンバーの中でも不遇。特に牙連絶襲撃の代わりに覚えた秘奥義「殺劇舞荒拳・貪狼」が悲惨の一言で、前作と違って秘奥義中は敵味方は動かないにもかかわらずスカることがある。誰が呼んだかガッカリーガル。


足技のみで戦う彼だが、 元は手や腕を使った格闘技を得意としていた。
だがアリシアを手に掛けた際に自らの技を封印し、獄中生活の中で教わったトラウベル流武術の足技を主体とした格闘スタイルで戦うようになった。
いかなる強敵相手であろうと戦いの際は手を使わないが、真に止む無い場合は障害を壊すために解禁することがある。
その気功はロイドのピッキングやプレセアの馬鹿力でもビクともしないクルシス特製の頑丈な鉄格子をもいとも簡単に破壊してしまった。

レディアントマイソロジーシリーズではシンフォニア組パーティーメンバー唯一の不参加。3ではラスボスのユグドラシルも出てるのに…。
ただし存在は示唆されており、同作のリヒター・アーベントが掛けているメガネはレザレノ・カンパニー製の限定品だとか。
また、2クリア後の悪乗りストーリー「テイルズオブゴールデンビクトリー」にも、ハンドルネーム「財閥会長」でおたよりを投稿していた。

『レイズ』ではミトスより後に無事に参戦。参戦イベントではロイドたちの知る味方リーガルと、敵のとある実験で生み出された「鏡士リーガル」が登場。
鏡士リーガルはアリシアを手にかけた後悔や彼女への執着が強まっており、手を封印していない。そのため気功ビームやら火球やらをガンガンぶっぱするリーガルが拝める。



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最終更新:2025年01月01日 17:26