登録日:2011/01/12 Wed 15:52:10
更新日:2025/03/02 Sun 20:39:57
所要時間:約 4 分で読める魔法だよ
死んじゃうよっ!助けて!助けてよ!
もう一人の『僕』!
そうやって、お前はいつも俺に嫌な役割ばかり押しつけるんだな…
エミル・キャスタニエ/ラタトスク
年齢:16歳(外見年齢)
身長:169cm
体重:60kg
一人称:僕(エミル)/俺(ラタトスク)
属性:闇
ゲーム『
テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』の主人公
港町パルマコスタで暮らしていたが、マーテル教会による血の粛清の最中、
ロイドにより両親が殺されたため、ルインの叔母(母の妹)の元で育てられることとなった。
この件でロイドに深い憎しみを抱いているが、叔母夫婦を含め街の住民は
前作で街を救った英雄としてロイドを祀っており、苛められたり邪魔者扱いされていた。
ある日、いつものように苛められているところを、街を訪れていた謎の男・リヒターに助けられる。
その後、魔物の遠吠えのような声を聞いて「呼ばれているような気がする」と感じて町を抜け出すが、魔物に襲われてしまう。
そこを
マルタに助けられ町に戻り、リヒターと行動をともにするが、リヒターがラタトスク・コアと呼ばれるもののために彼女を殺そうとしていると知る。
恩のあるマルタを守る力を得るため、エミルはマルタに随行するセンチュリオン・
テネブラエと契約し、精霊ラタトスクの力を借りて戦う者・ラタトスクの騎士となる。
そして、マルタのセンチュリオン・コア集めの旅に同行することとなるのであった。
素直だが内気な性格。責められるとすぐに謝るなど気弱な上「自分で何かを決定する」気概に乏しい。
だが契約の影響により、戦闘時や気持ちが高ぶった時は普段の内気でおどおどした性格から一変、粗暴で好戦的な性格に。
瞳の色も黄緑から真紅になる。
リヒターのことは助けてもらったこともあり、完全に敵対できずにいる。
エミルの心の支えになっている
「勇気は夢を叶える魔法」
という言葉も彼に教わったものである
叔母にこきつかわれていたため料理が非常に得意。
手先も器用で、大根で白鳥を作ったり
カボチャで亀を作ったりといったことも可能。
ちなみにラタトスクモードの時に料理をしたこともあるが、上記のような料理細工はしなくなる(見た目がかなり大雑把になる)が味は同じだった。
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その正体は大樹カーラーンの精霊・ラタトスクそのものである。
そして契約後に現れた粗暴で好戦的な性格こそが、エミル(ラタトスク)の本来の性格。
内気な方は復活が完全ではなかった自分を隠すための仮の人格にすぎず、外見も仮初のものであった。
また、マルタの額に埋まっている「ラタトスク・コア」は、自身の復活を隠すためにラタトスクが作りだしたダミーであった。
ただし、ダミーでもある程度の力があるらしく、人間のマルタが魔術を使えるようになっている。
つまり「ラタトスクの騎士」とは「ラタトスク・コアを宿したマルタ」を護るエミルではなく、
「ラタトスクであるエミル」を護る、マルタの方を指す単語だったのだ。
そもそも「精霊・ラタトスク」とは、大樹カーラーンから生まれるマナを世界に循環させ、バランスを保つ存在。
配下である「エイト・センチュリオン」と、彼らが従える魔物達は、ラタトスクの指示の下で世界のマナの調整を司る実行役でもある。
だが、4000年前に起きた戦争の果てに大樹カーラーンは枯れ果て、ラタトスクは魔界とこの世界の隔てる「ギンヌンガ・ガップ」に移動し、眠りについた。
そして時を経て、本編の少し前。
世界統合後に続発する異常現象の原因が「世界のマナのバランスが崩れている事」「新たな世界樹の精霊には、マナの流れを操る力が無い事」を突き止めた少年・アステルは、親友であるリヒターと共にギンヌンガ・ガップを訪れ、ラタトスクに協力を要請する。
しかし、自分の宿り木を枯らされた怒りから「ヒト(人類とハーフエルフ)はこの世界にとって害悪」と断じたラタトスクは、その場でセンチュリオンに「魔物を使ってヒトを根絶やしにしろ」と命ずる。
「今」を生きる無関係な人々を皆殺しにするその暴挙を止めようとアステルは説得するが、ラタトスクはそれを一蹴して攻撃。アステルは命を落としてしまう。
そして親友を失ったリヒターは怒り狂いラタトスクを攻撃。覚醒直後というハンデもあってラタトスクは倒され、コアに戻ってしまったのだ。
その後、テネブラエが間一髪のところでラタトスク・コアをリヒターの手から守って逃走。
しかし捕まってしまったらしく、コアはヴァンガードの手に渡る。
そして血の粛清の混乱に乗じてマルタが盗み出し、逃げ出した。
コアのまま眠りについていたラタトスクは、血の粛正のに巻き込まれ命の危機に陥ったマルタの「助けて、ラタトスク!」の声に応えて覚醒する。
だが、この復活は「精霊としての力の一切を喪失した」不完全な状態であり、記憶すら曖昧な状態。
マルタの声も届かずふらふらと立ち去っていった。
……ちなみに、肝心の「マルタを襲う危機」は、直後に駆け付けた本物のロイドによって去っている。
この事実は、コアの覚醒による光と極限状態によって気を失ったマルタは知らず、意識を取り戻した時点で目の前に居た「エミルが助けてくれた」と認識する原因となった。
なお、姿は自分がコアになったときに一番手近にあったアステルの姿を模している。
エミルを初めてみたときのリヒターのリアクションは、コレが原因。
その後、街を彷徨うラタトスクは、やがて瀕死の女性に遭遇する。
偽ロイドに切り捨てられて重傷を負い、視力もおぼろげであった女性は、ラタトスクを自分の息子──『エミル・キャスタニエ』と勘違いし、なんとか逃げ延びるよう伝えて事切れた。
その名前と、女性が告げた情報を元に、そこで偽エミルとしての記憶と人格を造った。
この様な事情のため、実年齢はエミルとしては生後数ヶ月、ラタトスクとしては1万越えと中々ややこしい事になっている。
エミルの母は姿が見えておらず、ルインには叔母含め本物のエミルと面識がある者がいなかったため、誰も違和感を覚えていない。
パルマコスタでは流石にそうもいかず、ラタトスクがエミルと名乗って驚かれる場面があり主人公≠「エミル・キャスタニエ」の伏線となっている。
真相を全てを思い出した後、精霊ラタトスクはアステルを殺害してしまったこと、マルタを自分の身代わりにしていたことへの罪悪感に苦悩する。
また、主人格のラタトスクと「エミル」は当初こそ完全に一体化していた(戦闘時等の記憶もあった)のだが、4章のあるイベントをきっかけに意識・記憶が次第に別々になっていき、エミルは「ラタトスクモードの時の記憶がほとんどない」状態になっていく。
ラタトスクは「戦闘を全て自分に丸投げするエミル」に不満を募らせており、6章ではついに不満が爆発(項目冒頭のセリフ)。
ついにエミルの意識を体の奥に押し込めて平時でも表に出るようになる(このイベントの間はクエスト以外、普段の立ち方もラタトスクモードの物になる)。
この時、メルトキオで「リヒターの奴、ハーフエルフだから自分をのけ者にするこの世界に復讐してやろうとか思ってるんじゃねえのか」というラタトスクの言葉に「リヒターさんはそんな人じゃ……」と通常エミルの意識が突然割り込んで喋り「お前は出てくるんじゃねえ!」と返しているため、もうこの段階で「二重人格」へと分離していたものと思われる。
その後、ラタトスクは喧嘩していたマルタと和解するが、この時「俺は優しくなんてねえよ、お前が助けてといったから助けただけだ」と言っており、OPのやり取りの記憶を取り戻した事がうかがえる。
その後、7章では「初めて会った時もお前は追われていたな」とマルタに言及している。
8章ではラタトスクの記憶が完全に戻ったこと(この記憶は「自分が精霊ラタトスク」であり、アステルを手にかけた時の物。エミルも認識している)、リヒターが魔界の扉を開こうとしていることが重なり、それまで「粗暴で攻撃的な側面はあったがちょっと荒っぽい程度だった」ラタトスクの主人格が暴走。
魔界の扉を強引に押さえつけるために力が足りなかったとはいえルーメンのコアを突然ロイドに切りかかって奪い取り、外に出てからのイベントでルーメンのコアを突然ロイドから奪い取った理由を聞かれた時には「俺の物を俺の手に取り戻して何が悪い。邪魔するならお前ら全員ぶっ倒して……」とかなり短絡的に仲間相手に攻撃しようとするわでついにヴェリウスの力を借りたエミルに封じられることに。
使えない秘奥義(笑)のアイン・ソフ・アウルと一緒にラタトスクの主人格はエミルによって心の奥へと封印されることになった。
その後はラストバトルまで出ることはない。
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主人公らしく剣を用いる。
移動スピードが速く、技も使いやすいものが多いため扱いやすい。
ただし、経験値増加ボーナスが買えない1周目ではレベルの上げにくさと元々の成長率の低さが相まってTPが少なく、下手にコンボで特技→奥義連携を使っているとあっという間にガス欠を起こす。
また、合成で手に入る強い防具を用意出来なかった場合HPや物防、術防があまり高くないため防御面も不安。
横に並んで戦ってくれる前衛の魔物と比べれば一目瞭然だが、耐久力は目に見えて低い。
ラタ自体全体的に敵の火力が非常に高いため、被弾はすごく痛い。無茶は禁物。
動かす場合はタイマンとヒットアンドアウェイを意識して動こう。
術攻撃は低いのだが、技の中には意外と術攻撃を用いるものが多い。
術攻撃依存の技は軒並み威力が高めであるため、可能な範囲で術攻撃が上がりやすくなる唯一の装備「シルバープレート」を使い続けるのも一つの手。
エミル最大の武器は空中戦。
スカイハイやスカイキャンセルといったスキルを早い段階で覚え、敵を打ち上げて空中コンボに持っていけば、他の敵に邪魔をされずダメージを与える事が可能。
また
魔神剣や瞬連刃などの術技がスキルによって性能が変化したり、仲間にした魔物の数により上記の技の威力が上がるのも特徴である。
これを利用した無限コンボも可能。
ちなみに
CPUにしたときは1章の契約前のエミルかその後のエミルかで攻撃を行う頻度が変わるようになっている。
……どころか、実は最初のエミルは「自由に敵を狙え」しか作戦が存在しない。
センチュリオン技について
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「テネブラエ」「ウェントス」などのセンチュリオン名の付いたスキルで変化する技は、預り所と手持ちの仲間モンスターの属性に応じて対応する技の威力がアップするようになっている。
例を挙げると崩襲脚。イグニス版は3ヒット、威力倍率は1×3回ヒットの術判定技なのだが、火属性の魔物を232体集めると「3.32×3ヒット=9.96」というTP消費僅か5で連発可能な特技で出していい威力ではなくなる。
エコートレイサー併用で乱発するともう止まらなくなり、氷属性の敵もそうでなくても大体瞬く間に溶ける。
しかし、センチュリオン技の威力を極めることと仲間モンスターの属性をそろえることのバランスが地味に難儀なことになる。
単に魔物の属性だけ偏らせても、仲間の魔物そのものの性能が低いと当然主戦力としてエミルやマルタの横で戦う仲間が弱くなるし、コアを手に入れられるタイミングもある。
例えば、アクアを手に入れられるのはもう後がラスボスとグラズヘイムと終わらせていないクエストだけの時期なのでせっかく性能が高くても活用が難しい。
風属性のウェントスは最速で入手できるが風属性には上限レベル200のモンスターが居ない。
いくらミドガルズオルムやシムルグが性能的には反則級に強くても、上限レベル100止まりでは過剰にドーピングしないととても戦力として使っていけない、といった具合。
要するに、特化させるのは「現実的とは少し言えない、言い難いが決めると凄まじい性能を拝めるロマン砲」みたいな感じである。
無論、極限まで戦力を絞りつつ180~200体程度を属性統一する、とかなら割と現実的ではある。
ちなみに、アイン・ソフ・アウルもこれと同じルールで光属性依存でパワーアップする。6ヒットなので最大火力は19.2とエミルの元の秘奥義と合わせるとSキャラの物に匹敵する高倍率。
……が、光のルーメンと共存できるタイミングが事実上なく、そのルーメンも8章入手なので結構辛い。
常時マルタのユニゾンアタックも狙えるし上限レベル200のライラとラグナサンライズが居る、エミルの通常攻撃も最強装備を整えると光属性になる(光グリッドの威力補正を受けられる)ので普段の戦力は十分あるのだが。
余談だが、アイン・ソフ・アウル(※光属性)を撃つ時の掛け声が「 闇に飲まれろ!」だったためネタにされた。
アイン・ソフ・アウルの意味はヘブライ語で無限光なのでラタトスクの方がうっかりさんである。
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ちなみに二役になっている都合戦闘後のかけあいもエミルのセリフだけ2パターン用意されている。
……が、8章のストーリー展開とロイドの加入時期の都合でラタトスク版を一通り見るには寄り道しないと難しい。
一通り見たい場合はロイド加入後に雑魚戦を繰り返し行おう。
他のメンバーでは、イノセンスのルカと気弱同士仲が良い。
また、血の粛正等は無かったようで、ロイド達シンフォニア組との仲は悪くない。
が、やはりそこはテイルズ。エミルがロイドにブチギレるスキットが用意されている。
ラタトスクをプレイした者ならニヤニヤは確実だろう。
ちなみにブチギレた理由は、ロイドがエミルのものだと知らずからあげ弁当を食べたから。
中の人ネタだろう。
戦闘ではラタトスクの人格になるが、スキット等でラタトスクの人格が出て来ることは少ない。
テイルズ オブ ザ レイズでは、ファン待望の
ミトスとラタトスクが会話するシーンがある。
また、原作時点でも
没データとして存在していたエミル版アイン・ソフ・アウルも精霊装で使えるようになった。今度は台詞に合わせた闇属性になり、性能もちゃんとまともになっている。
アイン・ソフ・アウルの意味的に闇属性だとそれはそれでおかしくなるのは内緒
「この記事を追記、修正したいんです」
「こんな時に追記、修正したいとか怪しいな。まさかお前が
荒らしじゃ…?」
「…何だと?もう一度言ってみろこの節穴野郎!」
これで邪魔者は倒したっ...!
後はアクアを従えて全ての力を取り戻すだけだっ...!
あるイベント以降、精霊ラタトスクとしての性格はシナリオに登場しなくなり、戦闘中のボイスも全て内気エミルに切り替わるが、最終決戦時、リヒターを打ち破ったあと、突如としてラタトスクの人格が復活する。
復活したラタトスクはアクアのコアを要求しマルタやロイドを攻撃し、内気エミルの必死の抵抗をも抑え込み、人間への宣戦布告をする。
エミルっ!自分を取り戻せっ!エミルっ!
うるせぇ!甘ちゃんのあいつは消えたんだよっ!
(ここでついうっかりロイドとマルタを倒してしまうとバッドエンドになるので注意!)
※この先、ネタバレを含みます!
きみはエミルだよね
...ち、違うっ!俺はラタトスクだっ!
ううんっ。私、やっと気づいた。
君はエミルだよ
実は、「ラタトスクの復活」はエミルの演技であった。
魔界の扉を封じるためのリヒターの策に代わり、そしてアステルを殺した罪を償うため、エミルは自身がコアに戻り、封印の補強となろうとしていたのである。
そして、マルタ、ロイドが自分を躊躇なく攻撃できるよう「ラタトスクの人格が蘇り、全てのコアを手に入れて世界の支配を目論んだ」という演技(迫真の一人芝居)をしたのであった。
…ぶっちゃけ、プレイヤー目線ではエミルの目が緑だからラタトスクモードではない、と明白だったりする。
が、そうでなくても、ここまでずっと一緒に旅をしてきたプレイヤーならば、声の様子からこれは「ラタトスクモードのエミルを演じている、内気エミル」だと気がつくだろう(
下野紘による名演は必聴)
目論見通りに倒される事に成功し、後は討たれるだけとなったエミル。
マルタの言葉を聞き、上手く行った事に安堵したのか、目を閉じた。
しかし、その瞬間にエミルの演技に気づいたマルタはラタトスクへのトドメを刺さず、手を止める。
エミルは「ラタトスクの人格」を殺した自分だけが生きることはできないと語るが、
マルタ、リヒター、ロイドや仲間たちの説得を受け、エミルはラタトスクと分かり合おうと真剣勝負を挑む。
そして、エミルにはラタトスクの強さが、ラタトスクにはエミルの優しさが必要と和解する。
仕方ねぇ、受け入れてやるさ。
おまえのなけなしの『勇気』に免じてな
……僕もラタトスクを信じる。
だってきみは僕だから
今度こそ本当に蘇ったラタトスクは、しかしエミルの優しさを得て、ヒトを滅ぼすという言葉は取り消す。
そして、自身の力をもって魔界の扉を封じる策を打つのであった……
ラタトスクの策、それは「世界の理を変え『マナが無くても世界が存続できる』ようにした後、マナを用いてギンヌンガ・ガップの封印を行う」というもの。
リヒターによって綻びた封印を修復するには、膨大な量のマナが必要となる。
だが、全ての存在にとってマナは必要不可欠であり、そんな事をすれば封印と引き換えに大地が滅びてしまう。
そのためにまず「世界を構成するもの全てからマナを切り離す」という処置を行い、この世界に根付く命全てがマナを必要としなくなった後で、余剰化したマナによって再度封印を施す。
無論一朝一夕ではいかない話。およそ1000年に渡りセンチュリオンと魔物を用いて世界を緩やかに作り変える、長大な『世界再生』である。
その1000年間、緩んだ封印はリヒターが自ら人柱となる事で代わりとし、そしてラタトスクはこの世界が生まれ変わり、マナが扉の封印へと流れ続けるよう操り、見守る事とした。
だれも居ない地の奥底、魔界ニブルヘイムとの境界・ギンヌンガ・ガップで。
……それは、もう一人の樹の精霊としての責務であり、同時に「一つの命を殺め、一連の事態を招いた」事への贖罪でもあった。
だが、そんなラタトスク――エミルの意志に、リヒターはある提案をする。
コアと実体を分離できるのなら、「エミル」と「ラタトスク」を分離させ、人間としてしばし生きる事は出来ないか、と。
世界とマナを切り離す作業自体は、センチュリオンと魔物の勤め。ラタトスクが一つ所に縛られる必要は薄いのだ。
何よりリヒターは、自分の意思とは関係ない事であっても、アステルの死を悼み、その償いを果たそうとした「エミル」という存在に、人間として一生を過ごしてほしいと告げる。
その言葉にセンチュリオン達も同調。
そしてラタトスクは、感謝の言葉を述べ、「エミル」として再び世界へと降り立つのだった。
彼の向かう先、それはもちろん……
余談だが、『ラタトスクの騎士』とその前日談である『テイルズオブシンフォニア』は、テイルズオブシリーズ第一作『
テイルズオブファンタジア』と世界観が地続き(過去の世界)である事で知られている。
そして、エミルとラタトスクが選んだ方針の結果、世界は「仮に世界樹が再び枯れても、大地とそこに生きる人間たちは生きられる」世界になった。
その時代ではロイド達はおろか、大樹カーラーンや精霊ラタトスクの名前すら忘れ去られているが、彼らが成した二度の世界再生は、新たな伝説の物語の下地となったのだ。
追記・修正は、項目を変える魔法だよ
- ffのホープとそっくりですな。(ヘタレだけ) -- 名無しさん (2013-10-24 22:40:51)
- 唐揚げ弁当スキットは多分下野本気だったな -- 名無しさん (2014-02-13 18:00:19)
- 終盤というか中盤辺りくらいから、マルタと一緒に危ない場所頑張ってたラタトスク人格の扱いが可哀想になってくる(マルタがエミルエミル言ってエミルの方が優しい!みたいなこと言うから -- 名無しさん (2014-04-09 09:19:06)
- マルタとロイド戦は勝つとバッドエンドというゲームではあまりない方式。 -- 名無しさん (2014-11-17 18:27:17)
- 闇属性の魔神剣が印象的 -- 名無しさん (2015-03-09 09:54:28)
- 闇に飲まれろ・・・(お疲れ様です!)アイン・ソフ・アウル! -- にゃかむら (2016-03-28 23:45:09)
- ↑3 寧ろ勝つ方が難しい -- 名無しさん (2020-07-20 01:52:11)
- ↑裏ダンとかちょっとやり込むと負けるほうが難しくなる。ステータス次第ではホーリーシンボルとかつけてると負けられなくなる。 -- 名無しさん (2020-11-30 16:37:46)
- ゲーム開始時のルインで、異常と言って良いほど嫌われてるけど、よくよく初期エミルを見てみると「うじうじ君なのに、ある程度親しい相手には割と横柄」だから現実にいたら確かにかなり嫌われるタイプではある。テネブラエの忠告に対して「はいはい、は〜い」とか、マルタの恋愛感情に対しての反応とか、ゼロスに対して(ツッコミとはいえ)「魔物で良ければメスを紹介しますけど…」とか。 -- 名無しさん (2025-03-02 20:39:57)
最終更新:2025年03月02日 20:39