久保美津雄(ペルソナ4)

登録日:2012/04/26(木) 23:21:54
更新日:2025/05/05 Mon 00:27:11
所要時間:約 5 分で読めます




稲羽市の連続殺人事件の犯人


追記・修正お願いします






2.導かれし勇者
ID:1XX0djMtog

この項目を建てたのは俺だ

[i/N905i]
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[2012/04/26(木) 23:22:00]
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3.Wikiに篭って3000年
ID:RWhf6g/NVe

薄くね?

[Ez/W62S]
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[[2012/04/26(木) 23:24:57]
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4.Wikiに篭って3000年
ID:[a][/a]

そんなことより、りせちーの腰について語ろうぜ

[i/N905i]
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[[2012/04/26(木) 23:26:00]




ペルソナ4』の登場人物。
CVは原作(ゲーム)では不明だったが、アニメ版では高橋剛氏の名前がクレジットされている。


色白の肌、ボサボサの髪型、生気のない目等ありとあらゆる人が持つネガティブイメージをつぎこんだような人物で、
一部の人達からは親近感が沸くその風貌から「俺」「おまえら」等と呼ばれることも。

物語序盤に『他校の生徒』名義で初登場。
この時には、主人公、里中千枝と共に下校途中の天城雪子に話しかけるや、
校門前で主人公たち含む他の生徒も見ている前で彼女をデートに誘うが、雪子にあっさりと断られ、不機嫌そうに立ち去った。

なお、雪子は当人が割と天然なのもあって、「デートに誘われている」ことにも気付かないままに結果的にフッてしまうことがよくあるようだが、
久保の場合、初対面にもかかわらずいきなり雪子を名前呼びし、彼女が困惑しているのを無視してデートに誘うという、
いうならば「アクティブなコミュ障」と形容するべき言動で、当然というべきか雪子はそんな言動に明らかに引いていた。

これ以降はしばらく物語の本筋に絡んでくることはないが、稲羽市商店街に時折彼が現れることがあり、話しかけることもできる。

ただ、序盤で雪子にフラれてからは、ほとんど出番が無いため、プレイヤーにはその存在を忘れられることが多々あり、
一方でモブっぽいのに固有のキャラグラフィックを持っていることから、プレイヤーに「誰だコイツ?コミュキャラか?」と勘違いされることもある。

尤も、彼が話す内容は、巷の事件や暴走族の話題と、同じ商店街を歩いているモブキャラと大差ない上、
会話の途中で勝手にキレて自分の世界に入ってしまうので、むしろモブキャラ以上に会話に実りがない。
久慈川りせも町に来たばかりの頃、久保から話しかけられたことがあるようだが、その時も上述のような会話だったらしく、
りせは「一人で勝手に喋っちゃう系のアレな人」と判断し、マトモに相手をすることはなかったようだ。


さて、そんな彼が物語の本筋に入ってくるのは、主人公たちが夏休みに突入する物語中盤。
主人公のクラスの担任教師、「モロキン」こと「諸岡金四郎」が殺害される事件が発生するのだが、
山野真由美や小西早紀が殺されたケースと一見状況は似ているものの、主人公たちの視点では例外だらけの状況*1であった。
そんな中、警察は聞き込みなどで「久保美津雄」がモロキン殺害事件の犯人であるとして指名手配した上、
久保がマヨナカテレビに「捕まえてごらん」というメッセージを残して現れたことから、
主人公たち「特別捜査隊」にも、一連の事件の犯人であるとして追跡されることになる。


ちなみに、アニメ版では見た目の気持ち悪さが多少は改善されたが、行動の気持ち悪さがかなりパワーアップした。

※例

  • 薄暗い部屋でゲーム
  • ゴミ袋の音にビビって八つ当たり
  • 雨の日に傘もささずに校門で待ち伏せて雪子をナンパ
  • 懲りずに二度目の天城越えを敢行。口説き文句は「俺の世界に来いよ
  • ネットの掲示板に自分の犯行を書きこみ→相手にされずぶちギレ

挙句の果てには、ジュネスで沢庵を買いに来た菜々子の目の前で沢庵を乱暴に横取りし、
びっくりして呆然とこちらを見る菜々子の態度が気に障ったのか、彼女に手を上げようとして全国のナナコン達を敵に回した。
まあ、ギリギリでシスコン番長が来たので大丈夫だったが。


マヨナカテレビに入った後は、久保の心象世界に反応して昔懐かしいファミコンゲームのステージのようなダンジョン・「ボイドクエスト」が形成され、
久保はその最奥で自分のと対峙して、例のごとく影を暴走させる…のだが、
これまで主人公たちが対峙してきた「誰かの影」とは異なり、「自分は真の『お前』だ」と声高に主張しないどころか、
不気味に黙りこんだり、「何も感じない」等の無気力な言動を取り、
そんな影に詰め寄る久保の方が主人公たちが見てきた「誰かの影」に近いため、千枝は「どっちがシャドウ?」と困惑していた。
また他の影が戦闘開始時に「我は影…真なる我…」と述べるのに対し、久保の影は「僕は…影…」となっている。
ちなみに、久保の影が暴走した姿はまるで赤ん坊のような見た目・仕草であるが、これは、

自分には何もない
→自分は無力
→1人では何もできない
→赤ん坊

という流れから来ているらしい。

戦闘が始まると「キャラメイク」というスキルを使い、ドット絵で形成された「導かれし勇者ミツオ」となって、本体である赤ん坊を隠して攻撃してくる。

常時2回連続行動に加え、高確率で衰弱(毎ターンSPが減り、受けるダメージが増える)を付着させる「バクダン」など厄介なスキルもあり、
対策を立てないとSP枯渇でジリ貧になる、見た目とは裏腹に苦戦する強敵。
HPを0にすると隠れていた本体が現れ、総攻撃を仕掛けることが出来る。

本体は「ささやき」→「えいしょう」→「いのり」の3つのスキルを順番に使い「導かれし勇者ミツオ」を再び作り出そうとする。
「導かれし勇者ミツオ」が完成してしまうと、レベルアップして、全体攻撃である「ギガダイン」を使うようになるので、
スキルを全て使われる前に一定のダメージを与え、完成を阻止することが重要になる。

また本体は「デビルタッチ」「デビルスマイル」「両腕落とし」「木っ端微塵斬り」など、
恐怖(何も行動できなくなったり、戦闘から逃走する)を付着させるスキルを多く持つ。
更に「亡者の嘆き」という恐怖状態のキャラを即死させるスキルも持っているため、恐怖状態になったらすぐに回復すること。

他にも本体は「○の壁」で特定の属性への耐性を付けた後、その属性の攻撃スキルを使うという特徴がある。
例えば「赤の壁」で火炎耐性を付けた場合、次のターンから火炎属性の攻撃を繰り出してくる。
該当する属性が弱点ならば、主人公はペルソナチェンジ、仲間は防御しておこう。
もし弱点を突かれてしまうと、万能属性の「メギドラ」で追撃してくるので要注意。

因みに、アニメ版では影が鳴上悠(主人公)に精神攻撃を仕掛け、それを絆の力で払い除けた悠が、
今までに手に入れたアルカナに対応したペルソナを連続召喚する熱い展開になっている。


主人公たちによって打ち倒された後は、これまで通り影は久保の姿に戻るのだが、
自らの心の弱さと向き合い、「影も自分の一部だ」と受け容れてペルソナに昇華した花村陽介たちと異なり、
久保は最後まで自分と向き合うことも、弱さを受け容れようともせずに拒絶したためか、
久保の影はペルソナに昇華することなく、無言のままに消失。

その後、久保は特別捜査隊によってテレビの中から連れ戻され、警察に逮捕されて事件は解決…







……なんてことには当然ならなかった。


実は、久保は元々主人公たちと同じ、八十神高校の生徒だったが、繁華街で遊んでいたところをモロキンに見つかり、
それが理由となって退学処分を受け、現在の高校へと編入する羽目になったという。

その後、自分の中の虚無感を埋めるために「世間から注目されたい」という願望を抱いていた久保は、
退学の一件で恨んでいたモロキンを殺害し、その遺体を世間で騒がれている殺人事件の遺体発見時の状況に似せ、自分が犯人であるかのように見せかけた。

つまりは、久保は主人公たちが追っていた連続殺人・誘拐及び殺人未遂事件の犯人ではなく、その模倣犯に過ぎなかったのだ。

当然、久保は件の事件の被害者たちが「テレビの中に入れられ、そこに棲むシャドウたちによって殺された」ということは知らず、
モロキンをテレビに入れずに手ずから撲殺したのは、そもそも彼に「テレビの中に入れてシャドウに殺させる」という発想がなかったためで、
さらに、「ペルソナ」を持っていないことから推測されるように、彼自身には特別捜査隊のメンバーのようにテレビの中に入る力はなく、
久保がテレビの中にいたのは、モロキンが連続殺人事件の被害者だと報道された後に注目を集めようとして自首しようとするも、
その思惑通りにさせることをよしとしない真犯人によってテレビの中に入れられてしまったためであった。
実際、『ボイドクエスト』最終章(最奥)での会話でも、真犯人だとするならおかしい言動を主人公たちに取っている*2


ちなみに、彼の退学について「モロキンのファインプレー」と評する生徒までいる辺り、問題のある性格は退学処分以前からのものだった様子。




320.導かれし勇者}
ID:1XX0djMtog

だったら追記・修正してやるよ!!!!!!!!!!!!!!!

[i/N905i]
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[2012/04/26(木) 23:41:00]
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  • 殺人犯
  • ネタバレ注意?
  • 久保美津雄
  • 高橋剛
最終更新:2025年05月05日 00:27

*1 遺体発見までにマヨナカテレビに被害者が出ていない、被害者がテレビの中に入れられた形跡がない、死因がはっきりしている(前述した二人は死因が検死などでは不明だった)等。

*2 「一連の事件の被害者が、モロキン以外には死亡した山野・小西両名だけだと思っている」「テレビの中の世界で自分を追ってきた以上、『自分の邪魔をする者たち』の可能性が非常に高いはずの特別捜査隊の面々に憎々しそうな反応等の『犯人がしそうな反応』をしない」など。