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ニコチャン大王

登録日:2012/10/09(火) 08:34:41
更新日:2026/07/02 Thu 09:04:30
所要時間:約 5 分で読めるがや





むむ~~~あれがチタマか…

「ちきゅう」とよむのです

あそこをやっつけたりゃあ ちょうど100個の星をせんりょうしたことになるがや

宇宙人が名古屋弁をしゃべるのはやめてください



ニコチャン大王(だいおう)とは、漫画『Dr.スランプ』や、それを基にしたアニメ作品に登場した宇宙の玉者(たまじゃ)である。
この項目では、家来など彼に関係したキャラクターも紹介する。

概要だがや


声:大竹宏(第1作)、島田敏(第2作)

文字通り、遠い宇宙にある惑星「ニコチャン星」の大王で、地球にたどり着くまでに家来と共に99個の星を制圧していた。
その実力はかなりのもので、彼らが「ヒボシ」と呼んだ火星を、アダムスキー型UFOの大砲一撃で破壊したほど。
フリーザ軍が侵略に来ないような辺境の地球を侵略するべく、ペンギン村にいた則巻アラレガッちゃんを地球人のサンプルとして宇宙船に転送した…。

それが運の尽きであった。


アラレたちに散々いじられた揚句、ガッちゃんによってUFOが食べられてしまい、そのまま地球へ不時着する羽目になってしまう。
そして、地球で様々なバイト活動をしながら宇宙船を買うためのお金を稼ぐのであった…。

ニコチャン星の住人は顔に手と足が生えている姿をしており、頭が尻、触手が鼻、そして足の裏が耳という、地球人から見れば珍妙な体の構造をしている。
そのため、内緒話をするときには耳(脚)の臭さに耐える必要があり、トイレやおならをした時は鼻に直接強烈な臭いを嗅がなくてはならない。
ちなみに大王の地色は緑、某大魔王と同じである。

前述の通り、王者ではなく「玉者」とサインに書いたり(本人は「王者」と書いたつもりだった)、地球(ちきゅう)のことを「チタマ」と言ったりと色々おかしく、笑われる事もしばしば。
また、宇宙人なのに何故か名古屋弁交じりの話し方をする。

チタマでは先程述べたように様々なアルバイトをしており…
  • ちり紙交換
  • アイスクリーム屋
  • 手乗り文鳥屋
  • 汲み取り屋
  • タコヤキイモ屋(焼き芋の中にタコが入っている謎の一品)
などで涙ぐましい生活をしていた。
後々まで屈辱の日々として記憶に刻まれているようだ。
また、マシリトなど悪人の助っ人も経験しているが、あまり役には立っていないような…。
ただ、アニメ二作目ではアラレ達をマシリトから救い出した事もあったが、フリーマーケットで一攫千金を狙おうとして千兵衛の発明品だけでなくオボッチャマンを浚ってしまい、誘拐犯としての騒動を起こした事も。


宇宙に帰る事が出来るかもしれないチャンスは何度かあったものの、
外国人と間違われて車をプレゼントされる、途中で落とされるなどそれを活かす事はなかなか出来なかった。
水洗トイレを宇宙船と思いこむなどの勘違いなどもしばしば。

だが、製作した無重力装置のテストも兼ねて千兵衛から宇宙船を貰う事が出来、ついに故郷に帰還する事が出来た。
その後一騒動(後述)あったものの、今はニコチャン星の大王として再び君臨している。
ちなみに、ドラゴンボールに出た際はガラとパゴスら警官にレッドリボン軍と勘違いされ撃墜された…
後々レッドリボン軍が「ぶるぁぁぁあ」「許さなぁぁぁい」と叫ぶ生物を作ることを考えてしまうと害はないのに可哀想である。

関連キャラだがや


  • ニコチャン家来

声:千葉繁(第1作)、堀川りょう(第2作)

ニコチャン大王と共にいる家来。こちらは地色はオレンジで、いつもサングラスをかけている。言葉づかいも標準語で丁寧。
普段は大王に忠実なのだが、時には反抗したり、大王のアホな行為にツッコミを入れたりする。ちなみにこちらが本音。
口調や容姿から大王より賢い参謀役…のように見えるが、簡単な算数の問題に凄まじい時間を費やしたり、上記の勘違いを大王と共にしていたりと、知能自体は大王と大差ない。
もっとも宇宙船を操縦しているのは家来であり、大王よりはなんぼかマシといったところ。


チタマ…もとい地球の暮らしを惨めと感じており、故郷に戻るチャンスがある度に

「大王さま…ついに我々は帰れるんですね!」

と涙を流していた。

ちなみに原作では上の名前が本名であるが*1、アニメ一作目ではスタッフロールにも「家来」としか書かれておらず、
主役になった暁にはせめて名前が欲しいと大王に嘆いていた。

更に余談だが、アニメ第二作での大王の中の人と照らし合わせると、伝説の超サイヤ人それにヘタレたサイヤ人の王子である。

  • 大王の奥さん
大王たちの帰りをずっと待っていた優しい奥さん。地色はピンク。

  • 大王の子供たち
二人おり、地色は紫。父親である大王をとても尊敬しており、馬鹿にされるととても怒る。
色々あってニコチャン星について来たアラレとガッちゃんを「地球の捕虜」だと思っているが、最終的に仲良くなっていた。

  • ニコチャン星の住人
基本的にみなニコチャン大王を信頼しており、ほがらかな性格。
ニコチャン星の名物は大根だが、アニメ一作目では食べると酔ってしまう不気味な色の大根が登場。一部の若者はそれを食べて堕落している。
また、同じく一作目には家来とは別にサングラスをかけたエージェントらしき住人が登場し、大王に「Dr.スランプアラレちゃん」最終回の知らせを届けていた。

  • コマッタチャン
大王帰還時、ニコチャン星を侵略していた巨大な宇宙人。足が8本、触角の先に目があるカニのような姿をしている。
大王が名古屋弁なのに対し、こちらは東北弁で話す。
初登場時はアラレを探して間違って自分の星へ迷い込んだ千兵衛を怒って追い返した。
ニコチャン星の大根が好物で、住人を支配し献上させていたが、ニコチャンたちについて来たアラレと戦う事になる。
彼女と同様に様々なあいさつでビーム砲が発射できる能力があるようで、互角の戦いを繰り広げていた。
しかしあいさつ砲の応酬の最中、「横断歩道は手を挙げて」と叫んだところ、アラレに「それあいさつじゃないよ」と指摘され、新たな挨拶を考えるも言葉に詰まってしまう。
しかし、丁度アラレもエネルギー切れを起こし、その隙に「あ~ら奥様お元気?」を思いつくが、発射直前に駆け付けた千兵衛のロボビタンAによってアラレが復活*2。あいさつ砲で宇宙へぶっ飛ばされ、オチでは我々読者に向かって「挨拶って大切なんだな」とこぼしつつ「さようなら」と手を振っていた。
…その後、アニメ一作目ではさらに挨拶を勉強して逆襲に臨むも、前述した酔ってしまう大根を食べさせられてグダグダになってしまった。

余談だがや


ニコチャン大王のデザインに関してだが、実は一度担当のマシリt…もとい鳥嶋氏からボツをくらっている。
鳥山先生が新キャラの案としてニコチャン大王のネームを鳥嶋氏に見せたところ…
「ブキミなものをかくな!!」
と怒られてしまい、ボツを受けて「そっちの顔のほうがブキミだ!」とボヤキながら描き直しを命じられた。
しかし、鳥山先生はそんなことも忘れて趣味のゲームに熱中するあまり〆切ギリギリまで遊び呆けてしまい、半ば開き直り怒られるのを覚悟の上で修正なしの同じネームを集英社に送った所、鳥嶋氏から
「まあまあだな」
と評価され、採用されたという逸話がある。
鳥山先生は鳥嶋氏に対して「いいかげんなものである」と感じていたのは言うまでも無い*3



家来「大王様…我々の項目はいつになったら追記・修正されるんですかね…」
大王「うるしゃー!おみゃーが追記修正するがや!」

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最終更新:2026年07月02日 09:04

*1 単行本14巻の「とりやま放送局」(読者からのお便りコーナー)で家来の名前を質問された作者が、「大王から「家来」と呼ばれてるシーンがあるから「ニコチャン家来」が名前」と答えている。ただし、単行本8巻の「ペンギン村おらが1ばん!コンテスト - アホだがや…!部門」では「ニコチャンの家来」と記載されている

*2 この際、千兵衛の顔を見て一瞬で先日やってきた男であることに気づいていた

*3 後に作者が語る所によると締め切り云々の話は実際の所フィクションのようで、割と気に入った話ができたと自信を持って見せたら上記の理由でボツになってしまい、それがどうしても納得いかず2日後くらいに全く同じ原稿を見せたら「ほら良くなったじゃないか」と言われたらしい。因みに鳥嶋氏は全く同じ原稿を見せられていた事には気づいていたがここでボツにするとアイデアが煮詰まってしまい次が描けなくなることが予想できたためそのまま通したとのこと。