登録日：2010/06/17(木) 09:46:14
更新日：2020/10/28 Wed 05:51:11
所要時間：約 4 分で読めます
タイトーから2003年8月28日に通常版、2004年7月29日にBEST版が発売された
PS2用アドベンチャーゲーム。通称
STB
テーマソングの「キミドリ」は
作詞･歌：
坂本真綾
作曲･編曲：菅野よう子
ノスタルジックでほのぼのとした雰囲気に、サスペンスとオカルト、極少量のギャルゲー要素を足したようなゲーム。
子供時代の思い出を中心に描き、誰もに懐かしい感覚を与える。
海辺の田舎町で育った人なら涙腺崩壊＆欝は必至。
音に力を入れており、主人公を含めた全キャラがフルボイスなのは当たり前。
BGM量が多く、場面や場所によってコロコロ変わり、男性キャラにまでテーマソングがある。
さらに蝉の声や波の音などを上手く使い、まるでゲーム中に入り込んだかのような印象を抱かせる仕様になっている。
ムービーが随所に配置され、一枚絵もなかなか多い。
ムービー･CG･ED鑑賞モードもある。
しかし、正しい(トゥルーエンド行き)選択肢がわかりにくい、理不尽な
バッドエンドが多い、などの問題点がある。
ふざけてると開始５分でバッドエンドになる。
●あらすじ
8月のある日、
東京に住む大学生･藤枝隆弘(
タカヒロ)の元に1枚のハガキが届く。
そこには自分の文字で「あの場所に集まれ」「STB」｢814」と、そして謎の絵が描かれていた。
しかし、そのハガキを書いた記憶はない。
ハガキの真相を知るため、8年ぶりに故郷･白ヶ浜へ向かう。
そこで中学時代に結成した白中探険部(STB)の仲間達と出会い、みんなが自分と同じ理由でここに来たことを知る。
なぜ自分達はこんなハガキを書いたのか。
なぜ自分達はみんな揃って故郷から出たのか。
なぜ町の人達は自分達に冷たく接するのか。
なぜあの夏の記憶が消えているのか。
それを探るためSTBを再結成し、変わらない風景に子供時代を思い出しながら町を探険する。
そして、記憶からも町からも消えたもう一人のSTBメンバー･ユカの情報を掴む。
○キャラクター
藤枝隆弘：
タカヒロ
声：
浪川大輔
東京に住む大学生。
謎のハガキが届いた事が切っ掛けで、中学時代をすごした白ヶ浜へ帰る事にする。
与謝野信介：
スケやん
声：藤原堅一
タカヒロと同じ大学･同じバイト先で中学時代からの親友。
裏表の無い脳天気な性格。たまに
熱血漢。
アヤカに気があり、積極的にアプローチをするが、いつも軽くあしらわれている。
沢地彩佳：
アヤカ
声：
たかはし智秋
タカヒロとスケやんのバイト仲間。
東京生まれの東京育ち。
白ヶ浜を白浜と勘違いして2人についていく。
8年前の白ヶ浜にいなかった唯一のキャラクター。だが、誰とでも仲良くなれる性格なので、すぐにSTBメンバーの中に溶け込む。
事件を解決する名探偵を気取っているがいつも的外れ。
結城真理亜：マリア
声：橘川佳代子
看護師を目指す大阪の専門学校生。
STBの部長だった。
福良真：しんちゃん
声：下和田裕貴
大阪でシステム工学を学ぶ大学生。
マリアに気がある。
益屋譲二：ジョージ
声：竹若拓磨
ブラジルへサッカー留学をしていた。しかしオブリガードの意味もよくわかっていない。
ハガキが来たために帰国した。
益屋希：ノゾミちゃん
声：笹本優子
高校生。ジョージの妹。
引っ込み思案な性格で、絵を描くのが好き。
賀茂理奈：ごりょんさん（御寮人さん）
声：石川悦子
白ヶ浜神社の巫女さん。
タカヒロ達の姉的存在だった。
佐伯祐一：マスター
声：浜田賢二
白ヶ浜のコーヒーカフェ「BERRACUDA」の経営者。
よくタカヒロ達を遊びに連れて行っていた。
センスが90年代前半で止まっている。
オウム屋のオバチャン
タカヒロ達が中学時代によく通っていた商店のオバチャン。
帰って来たタカヒロ達に町から出ていけと怒鳴りつける。
炭焼きのオジジ
声：納谷悟朗
紀州犬のシャチと共に炭焼きをしている。
職人気質な気難しい老人。
何かを知っている模様。
君島由佳：
ユカ
声：
坂本真綾
消えたSTBメンバー。
都会から引っ越してきた美少女。
追記・修正をお願いします。
最終更新：2020年10月28日 05:51
