登録日:2011/04/19(火) 16:18:06
更新日:2023/06/08 Thu 17:41:11
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『
戯言シリーズ』の登場人物。
『ななななみ ななみ』と読む。
そんじょそこらの「キラキラネーム」が裸足で逃げ出す勢いの名前だが、
西尾維新だからしかたない。
「ぼく」こと
いーちゃんの在住する、骨董アパートに住む。
戯言シリーズのラスボスの
西東天が『人類最悪の遊び人』であるのに対して、彼女は『最悪の魔女』の通称を持つ。
様々な通称が重要な
戯言シリーズにおいて、『最悪』の通称を持つのは
西東天と七々見奈波だけである。
戯言シリーズ中は多少、いーちゃんやみいこさんからの伝言があるだけで、具体的な人物像については全く触れられていない。
が、アパート崩壊にも動じていなかったので、ただ者ではないのだろう。
ただちょっと古い
ゲームが好きなのか、いーちゃんにバーコードバトラーをプレゼントしていた。
更に「魔女」であることはアパート崩壊の際にやってきた刑事からも見抜かれているあたり、本当に魔女らしい。
「
西尾維新+魔女=まさかりすかシリーズとのコラボキャラなのか!?」
と西尾ファンは歓喜した。
が、結局最終章に至っても登場はせず。ザレゴトディクショナルでも終始曖昧な説明で終わっていた。
と思ったら『人間シリーズ』の最終章『零崎人識の人間関係〜戯言遣いとの関係〜』に満を辞して登場。
その正体の一端が明らかになった。
なんと
零崎人識を撤退させ、更に彼に『哲学の道』について教える大金星を挙げる。
この時の人識は
匂宮出夢とも普通に戦え、
哀川潤に人類最速と言わせる程の強さを持っている。
匂宮出夢が『戦闘力だけなら
哀川潤にも匹敵する』とされているので、その零崎を撤退させた七々見の凄まじさはわかって貰えるだろうか。
この時の七々見は根なし草状態で京都を放浪していた所で、みいこさんに出会い、骨董アパートに住むことになった。
ちなみに
西尾維新的な区分は『一般人』
「そんな一般人いるか」と言いたくなるかもしれないが、
西尾維新的には
哀川潤も一般人なので、仕方無いかもしれない。
『最悪の魔女』は自分の所属するサークル名『最悪の魔女達』に由来する。
京都に住んでいる人ならわかるかもしれないが、『哲学の道』とは道の名前だし。
零崎が撤退したのは話が長くなった末に偶然みいこさんが通りかかったから。
かわいらしい男の子が趣味らしく、零崎に見とれていた。
零崎一賊の人間コロシアムカードホルダーでは、人識の横顔に熱い視線を注ぐ彼女のイラストが描かれている。
追記、修正はかわいらしい男の子に萌えながらお願いします。
- 最悪は早蕨刃渡が零崎一賊に対しても言ってるよ。狐さんと出会ったことが影響してるのだろうけど -- 名無しさん (2015-01-23 01:57:56)
- なるようにならない最悪もあるな -- 名無しさん (2015-07-15 12:24:42)
- やたら名前にインパクトがあるくせに特に出番もなく終わったと思ったら実はとんでもない奴らしいとアピールしておきながら本当にただの一般人というオチ。そういうキャラっている意味あるのかね -- 名無しさん (2015-08-10 12:10:04)
- 大体西尾維新はそのパターンは多いだろ -- 名無しさん (2016-03-14 12:10:51)
- とりあえず張っておいた伏線の1つなんだろうね。 -- 名無しさん (2016-04-17 18:37:38)
- 壮大な伏線と盛大な肩透かしは西尾維新のわりと得意なネタ。ラスボスの狐さんからしてそんな感じだし。普通の少年漫画のノリを期待してると面食らうかも。 -- 名無しさん (2021-03-30 23:43:55)
- 名前に七が入ってるから柒の名と関係あるんじゃないかと思ってた時期が長かった -- 名無しさん (2023-02-28 06:26:27)
最終更新:2023年06月08日 17:41