カーマイン(MF2)

登録日:2011/05/18(水) 16:53:05
更新日:2023/09/10 Sun 04:28:36
所要時間:約 3 分で読めます




【概要】

カーマインとはモンスターファーム2に登場する強敵であり四大大会に出没する強豪モンスターである。誰が呼んだか、通称カーマイン先生。
ニコニコ動画などでも先生扱いされて親しまれる一方で、リアルタイム勢を恐れさせた強さを持つ。


【その強さ】

種族:フレアデス(ジョーカー×ドラゴン)(グレードS)
ライフ446
ちから721
かしこさ822
命中800
回避409
丈夫さ325

これが先生の能力である。
四大大会に現れるだけあって、先生は今までのモンスターとは火力は桁違いの高さである。
技性能もあって、火力だけなら実質ラスボスであるモストよりも上。

特に開幕直後に高確率で「ヒョヒョヒョヒョ〜」と放たれる命中重視技・デスエナジーは恐怖以外の何者でもない。
ライフも丈夫さも捨てて、回避率にだけ頼ってきたモンスターは、ここにきて開幕に技を撃たれないように祈る運ゲーを強いられる。
グレードSトップクラスのかしこさに目が行きがちだが、ちからも非常に高いので、ちから技すら馬鹿にならないダメージを受ける。
ご丁寧に大ダメージ技「デススラッシュ」や超必殺技「デスファイナル」まで持ちだしてくる始末。

しかも先生の命中はなんと800! なんと全敵モンスターの中で4位の数値である!*1
「当たらなければどうという事はない」と言う某赤い人と同じ考えで耐久をおろそかにした者、は耐久の大切さを教えられた事だろう。
その先生の圧倒的攻撃性能は、Sランク公式戦を制覇して浮かれる多くの初心者ブリーダーのモンスターをKOに追いやっていった。

特に能力適性とあきらめの関係で耐久が低くなりがちなゴースト、ピクシー種辺りは下手をすれば寿命が足らずに詰む。
仮に開幕デスエナジーをかわしてもデスパンチで殴り殺されたり二発目が飛んできたらどうしようもない。
ちなみに回避MAX(Lv20)でもデスエナジーは命中補正が高い(S)ので当たる時には当たるので過信は出来ない。

また耐えてもこちらのライフが25%を下回ると特殊能力「本気」を見せた先生と戦う事になる。
ダメージ、クリティカル、ガッツダウン1.5倍、被ダメ2/3というチート性能で全力で狩りに来る。
そしてその化け物と4大大会制覇には2回戦わなければならない。
まさに先生は最強、あるいは壁となる存在である…

そのインパクトや初見殺しっぷりからMF2のモンスターの敵モンスターの中でも非常に有名であり、本来のフレアデスという種族もその名称よりもカーマインとしての名前の方が有名だったりする。


【攻略法】

が、意外と対策さえすればそうでもない。
殴られたらどんなモンスターでも痛い手強さなのも事実だが、4強クラスではないこともあり、明確で大きな弱点も存在している。

先生の耐久を見れば分かると思うが、先生はグレードSのモンスターにしては守りが…柔い! 弱い! おそい!の三拍子クラスでダメなのである。
開幕デスエナジーを受けるか幸運にも逃げ切った後、パラメータの高さにまかせてこちらも命中率が安定した技を当てて行けば、どんどんライフを削り容易くKOできる。

とりあえず近づいてデスパンチやデスナックルでやられるということも、ここまで来た猛者ならば大丈夫だろう。
丈夫さが高く、消費が少なく強めな技が多めなデュラハン等は逆に先生をカモれたりする。
更に言ってしまうと、「本気」は効果が切れるととんでもないほどの弱体化が発生してしまうので、こちらが逆転勝利してしまうケースもある。
先生は(文字通り)身体を張って我々に防御面、それも丈夫さとライフの大切さを教えてくれているのだ…
(とはいえ逆にライフや丈夫さにかまけて回避を疎かにしたらしたで、小技のガッツダウン地獄やらデスカッターやらデスファイナルやらで対策されちゃったりするのだが)

移植版だと21年越しの怒りで高確率で「逆上」するので、そこからデスカッターを撃たれたりガッツロックされるという負け筋が生まれているので注意。
基本的にライフダメージ狙いで戦い、発生に備えて技一発分のガッツをキープしながら立ち回りたいが、RTAだと悩みどころになってくる。

ちなみに副担任にタナトスという純血のジョーカーもSランク公式戦に現れる事があり、先生をリスペクトした様な戦術を取る。
どうしても先生に勝てない場合は、まずタナトス副担任を倒せる程にしておくと良いだろう。
あとあのオルドーフをKOできる剛の者ならやはりカモれるはず。多分。


【余談】
移植版ではさまざまな大会(S公式戦、四大大会、対抗戦、果てはインビテーション・マッチからフェニックス杯まで!)のライバル選手を意識した特殊個体の再生データが存在する。
もちろんカーマイン先生も例外ではなく、「アウトサイダー/カーマイン・コッポラ」から再生可能。
ノラモンほどではないにせよ高めの初期ステータスに加えて、欠点である短命早熟が長寿晩成に大幅改善されている。
特に寿命は250→400と大幅に増加しており、一世代育成を必要とされることを差し引いてもかなりのアドバンテージ。
先生の代名詞たるデスエナジーもしっかり初期習得している。
カーマイン先生を襲名したいと思うブリーダーは、要チェックだ。

ちなみにカーマイン先生はLINE版でも健在。ただ、開幕で技を撃たないゲーム性の違いにより開幕で回避型がKO負けする事はまずなくなった。
砂時計を試合10秒で3個消費なんてされたら金返せってなるからね。
代わりに恐怖なのが中距離のダークフレイム。本ゲームでカーマイン先生と戦う時はライフ・回避といった生存性が不十分な事が多く、当たればまず瀕死か即死なのであまり撃たれたくない技である。

追記・修正は開幕デスエナジーでKOされた方がお願いします。

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最終更新:2023年09月10日 04:28

*1 1位は対抗戦のマッドキャップの864。2位はS級ノラモンのスナイプの854。3位は解禁イベント中に襲ってくるケンタウロスの814。