グランスルグ・ブラックモア

登録日:2011/02/04(金) 22:01:24
更新日:2018/08/14 Tue 22:57:17
所要時間:約 3 分で読めます




我が夜に舞う鳥達は死者にのみ厳しいぞ




TYPE-MOONのキャラクター。
PreludeⅢに登場し、月姫2に登場する予定。

死徒二十七祖』の第十六位。

黒翼公。鵬。月飲みの異名を持つ。

オーストリアに住み着いている二十七祖の一人。
現在の名前は死徒となった後の偽名であり、人間であった頃の本名は不明。
「グランスルグ」、「ブラックモア」、どちらも彼の在り方から付けられた異名であり、その点第十位のネロ・カオスと同様。

祖の中でもかなりの力と勢力を持つ大吸血鬼。朱い月のブリュンスタッドが存命の時から存在する死徒。
魔術師上がりの死徒であり、他の祖が大掛かりな儀式を行う際には必ず顔を出すなど社交性はあるものの他の祖からは敬遠されている。
理由は彼の眷属の死徒は通常と違い鳥の頭と翼を持つキメラへと変貌し、彼自身の姿も人とかけ離れているからである。
本人に言わせれば人ならざる身となりながら人の姿に固執する他の祖たちこそ優雅さに欠けるのだが。

黒翼公という肩書きは現在の死徒の王たる白翼公トラフィムと対比した皮肉でもある。
最初にして高貴たる白い翼の君とは似ても似つかぬ黒い羽の獣使い、というのが死徒世界における彼の風評。
もっとも、実力・歴史共に白翼公に双肩する彼に対し、面と向かって皮肉を言えるのは二十七祖の上位ぐらいなものであるが。



◆生前
死徒となる前は鳥を神聖視する魔術師で、地球を鳥の住みやすい環境にしようとした狂人だった。
魔術の世界で「鳥」のシンボルは死後の魂を運ぶモノとされ、鳥を神聖視する彼は優れたソウルキャリアーだった。
ある日、その偏執が朱い月に見初められたのか戯れに戦いを挑まれ、敗北。しかし偶然によって一命をとりとめ、その偶然を良しとした朱い月に自分付きの魔術師として生きよと命令される。
人間として破綻していたものの、礼節を重んじてる性格だったグランスルグは心身共に朱い月に忠誠を誓い、死徒化の道を歩む。魔導の果てに死徒になった彼は「主に仕えるならそれに相応しい姿となりましょう」といい、自らの姿を烏に変化させていった。
朱い月に付き従った頃は使い魔のように主の為によく働いたという。



◆その後
彼は二十七祖が真祖から離反した後も朱い月に仕えていたが、魔法使いゼルレッチとの戦いで朱い月が霧散した後は死徒として自立した。
そして当時16位を名乗っていた祖の居城に堂々と攻め入り、これを壊滅して二十七祖の座を簒奪。以後ブラックモアと名乗る。
他の祖もこの襲名を認め、ようやく相応しいタイトルに落ち着いた彼は、やがて来るべき主君の帰還を待ち続ける。



◆能力
固有結界・ネバーモアを持つ。宙を覆う死羽の天幕、月も星も飲み込む絶対無明の死の世界。
使い手である彼自身死徒でありながら、死徒に対して非常に高い効果を発揮する。
ちなみに死徒は通常死徒としての能力として固有結界を使える者がいるが、これは魔術としての固有結界である。

気をつけたまえ
我が夜に舞う鳥達は、死者にのみ厳しいぞ

かつてそう宣言した彼は、その夜のうちに一つの祖とその派閥を壊滅させた。
一切の流血なく、カーテン一つ傷つけずに、百を超える吸血鬼を皆殺しにしたのである。



◆現在
普段は半人半鳥のガッチャマンのような姿だが、本性は全長2キロほどの馬鹿でかいカラスの姿。はた迷惑だからと教会によって封印されているらしい。
その割りにメレム・ソロモンと普通に会話している。
メレムとは同じ朱い月に忠誠を誓う者同士で、彼と同様アルトルージュを紛い物と嫌悪し、後継者のアルクェイドを主として認めている。
メレムからは好意的に思われているが、当の彼はメレム本人に対し「何度も何度も八つ裂きにして殺してやろうと思っていた」と語るほど嫌っており、実際私闘は厳禁という取り決めがなければとうに殺していたらしい。
曰く「忠誠のあり方が違う」との事。メレムの朱い月への忠誠に「恋慕」が混ぜている所を、最も許しがたい罪としている。・・・アレ、志貴もやばくね。
前述の会話とは月姫2で行われるアルズベリの儀式の事。やって来るであろうアルトルージュの殺害協力をメレムから持ち掛けられ、受諾する。
メレムだけでは護衛と相討ちが良い所らしいが死徒殺しのグランスルグが協力すればアルトルージュまで殺害できるらしい。
それと同時に主の定めた儀式の為、私闘でなくなる事で祖とようやく殺しあえると思っている。
その為、月姫2では四大魔獣ごとメレムを殺害したと思われる場面がある……予定。


余談
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』にて彼の名を冠した墓守の一族が登場。
どうやらFate時空では既に討伐されている模様。


追記・修正の際は月姫2に思いを馳せつつ作業するようにお願いします

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