登録日:2011/03/12(土) 10:01:36
更新日:2022/02/22 Tue 16:34:37
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『夕焼けロケットペンシル』は、あさのゆきこが月刊コミックフラッパーで連載していた
漫画である。単行本は全3巻。
ニートの父親と父子家庭で暮らしている主人公の女の子が、家業の文具屋を切り盛りしていくお話。店には色々な人が訪れていき、人間模様が描かれる。
そんな彼女には様々な苦難や辛い出来事がのしかかるが、とっても純真な主人公の性格に惹かれて店は今日も賑やか。
◆登場人物
主人公の小学六年生。ダメ人間の父に代わって「丸太町文具」を切り盛りする、しっかりものの女の子。
普段は元気で明るい純粋無垢な性格だが、小さいながらになんでも背負いこんでしまう。父親に対しては小学生と思えないような鋭いツッコミを見せる。
慎也に対して恋のような感情を抱いている。その一生懸命な姿が可愛くて仕方ない。
母親からもらったロケットペンシル(正式にはさしかえ色鉛筆)を大事に持っている。ああ幸せになってほしい。
文具店の近所に住む漫画家の青年。いつも締切に追われており、痩せていて髪はボサボサ、部屋は汚い。
それでもサトミにとっては優しいお兄さんで、心の支えになっている。盟子のことを気にしているっぽい。
サトミの父。
ニートでネトゲ廃人。サトミがいろんなものを背負う原因を作り続けている。
昼頃起きてネトゲやアニメにホビー、オフ会にヲタ芸の練習をこなすダメ人間。でもたまに父親らしいことを言う。文具には並々ならぬこだわりを持つ。
生活費は貯金を崩してやりくりしているようだ。こうなってしまったのには、何か事情があるらしい。
慎也と同じアパートに住む大学三年生。天真爛漫で
巨乳の女の子。
慎也のだらしない生活を心配して、世話を焼きにいく。そしてそのあけすけない性格で、慎也と我々をドキドキさせてくれる。
羨ましいな慎也。
でも恋愛に鈍感なことはお約束。
文具の卸売をしている女性。クールビューティーのお手本みたいな性格で、威圧感がバリバリである。そしてこちらもお約束、デレをたまに見せるのである。
安定した可愛さだ。ちなみにお父さんからは「ダイソン(大村の音読み)」と呼ばれ、恐れられている。
サトミのクラスメイト。ちょっと生意気な男の子だが、なんだかんだでサトミの店を心配し、店番をやってくれたりしている。
彼がサトミを意識しはじめるまで時間はかからないだろう。
サトミの
お母さん。何年も前に出ていった。あっけらかんとした性格。
ちなみに本当のロケットペンシルはこんなやつである。作者の地方ではさしかえ色鉛筆をこう呼んでいたそうな。
追記・修正はロケットペンシルでお願いします。でも読みづらいので黒色でいいです。
最終更新:2022年02月22日 16:34