世界観萌え

登録日:2011/01/09(日) 16:17:32
更新日:2023/04/16 Sun 00:23:56
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世界観とは、世界についての統一的な見方・考え方のこと。

人生観より広い範囲を包含しているが、ゲーム、漫画等における仮想現実的な世界設定を意味することもある。
この項目で扱う世界観は後者のことである。

概要

この『世界観』には以下のような特徴的な性格をあげることが出来る。

●登場人物の設定、動作にある種の法則性を規定する。

魔法が存在する世界であれば魔法使いという職業が存在するだろうし、魔法を使うのに呪文を唱えなければいけないのであれば詠唱という動作が必要である。

●作品内の用語(仮想言語も含む)やその用法を規定する。

アルトネリコシリーズでいうレーヴァテイルやヒュムノス語(用法は塔の制御)。

FFシリーズのケアル→ケアルラ→ケアルガ→ケアルジャ(用法は回復魔法)等もこれに含まれる。

●作品内における舞台背景や時代背景、歴史にある種の法則性を規定する。

ARIAにおけるネオ・ヴェネツィア(地球のヴェネツィアをモデルに作ったので建築様式はヨーロッパ風で水路が多く水上都市と呼ばれている)。
またこれは惑星をテラフォーミングして移住しているので相応の技術も確立されている。

セイバーマリオネットにおけるテラツー。
不時着の際、男しか生き残らなかったので惑星に男しかいない。クローン技術で子孫を作っている。ホモも珍しくない。

●ストーリー性に法則性を規定する。

ポケモンにおけるポケモンリーグ
挑戦するには各地のジムリーダーを倒し、バッジを集めなければならない。その後四天王を倒しチャンピオンと戦える。


要するに世界観萌えとはこれらの要素に萌えることである。
RPGが好きな人であれば一度は感じたことがあると思う。

新しい土地(´Д`)ハァハァ

(´Д`)ハァハァとまではいかなくても新しい土地に来たときには言葉では言い表わせないときめきみたいのものを感じたことがある筈……。

そう、それが世界観萌え。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。
そう思ってくれれば、制作者冥利に尽きると思う。

禁断症状

世界観萌えが進行すると以下のような症状が出ることがある。
※個人差があります
  • ストーリーそっちのけで街を散策し、手当たり次第モブに話しかけ会話を楽しんだり、LR、アナログスティックを駆使してひたすら景観を堪能する
  • エンゲル係数とか気にしちゃう
  • フロム脳
  • 素敵世界観(シリーズ化してると尚良し)を持った絵師を見つけると嬉しさのあまり失禁
  • 自分で世界観作っちゃう(大半が黒歴史
  • 設定資料集を買ってしまう
  • 世界移動存在となり7つの世界で世界の謎を追い求める



旅人「やっと着いた…新しい街」
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最終更新:2023年04月16日 00:23