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FINAL FANTASYシリーズ

登録日:2012/05/20 Sun 23:07:19
更新日:2026/06/24 Wed 05:28:16
所要時間:約 7 分で読めます





『ファイナルファンタジー』(FINAL FANTASY)シリーズとは、スクウェア・エニックス(旧・スクウェア)から発売されている国民的RPGシリーズ。
頭文字を取った略称「FF」で呼ばれることが多い。

『ファイナルファンタジー』というタイトルの由来は、スクウェアが最後のを託すために付けられたと言われている。
河津秋敏はアルファベット2文字が重なる略称にする方針があったと語っている。

同社の『ドラゴンクエスト』が最も普及しているハードで出されたのに対し、FFはハードを普及させたシリーズと言われている。

現在はゲームの他にもCG映画、OVA、TVアニメ、カードゲーム等のメディアミックス作品も展開している。

◆主な特徴


  • イラストレーターの天野喜孝がタイトルロゴやイメージイラストを担当。1〜6、9ではキャラクターデザインも担当。
  • 植松伸夫による優れたBGM。外伝作品や『FF10』以降は別の作曲家も参加しているが、それらも高い評価を得ている。
  • 初期の頃からグラフィックや映像面に力を入れており、常にその時代の最先端の技術を使ってゲームが開発される。
  • 作品毎に世界観やシステムは変わり、毎回新しい驚きや斬新なシステムでユーザーを驚かせてきた。
    • 特に1~3までプログラムを担当したナーシャ・ジベリによる手腕は今現在でも伝説として語り継がれる程。
  • FF4から戦闘システムにATB(アクティブ・タイム・バトル)を採用。コマンド選択中も常にリアルタイムに時間が流れていく画期的なシステム。特許申請済み。FF10はCTB、11・12・14・15はシームレス戦闘を採用。
  • 乗り物として「飛空艇」が毎回登場。フィールドで操作出来る作品もあれば、場所を選択するだけだったりムービーでしか使われなかったりする。
  • FF3から召喚獣が登場。バトル中に呼び出す事で敵に強力な攻撃を与える。
  • マスコットキャラクターとしてチョコボやモーグリ等が登場。

などが挙げられる。


◆発売作品


ナンバリングタイトル
1987年12月18日にFCで、後にMSX2、WSC、PSGBAPSP携帯、VC、PSアーカイブスで発売及び配信。

1988年12月17日にFCで、後にMSX2、WSC、PS、GBA、PSP、携帯、VC、PSアーカイブスで発売及び配信。

1990年4月27日にFCで、後にDS、VC、iphone、androidで発売及び配信。

1991年7月19日にSFCで、後にPS、WSC、GBA、DS、VC、PSP、iphone、androidで発売及び配信。

1992年12月6日にSFCで、後にPS、GBA、VC、PSアーカイブス、iphoneで発売及び配信。

1994年4月2日にSFCで、後にPS、GBAで発売。

1997年1月31日にPSで、後にPSアーカイブスで発売及び配信。

1999年2月11日にPSで、後にWindows、PSアーカイブスで発売及び配信。
2019年9月3日にはPS4Xbox OneSwitchでグラフィックをリマスターした『FINAL FANTASY Ⅷ Remastered』も発売及び配信。

2000年7月7日にPSで、後にPSアーカイブスで発売及び配信。

2001年7月19日にPS2で発売。

2002年5月16日にPS2で、後にWindows、Xbox360で発売。

2006年3月16日にPS2で発売。

2009年12月17日にPS3で、後にXbox360で発売。

2010年9月30日にWindowsで、後にPS3/PS4で発売。

2016年11月28日にPS4/XboxONEで発売。

2023年6月22日にPS5で発売。ジャンルが完全にアクションへ変更となる。




ナンバリングタイトル以外では


  • 対戦アクションゲームのDISSIDIAシリーズ(DFF)


  • FFの楽曲を使用した音ゲー、シアトリズムFF


  • 各作品に登場したモンスターを集めるワールドオブファイナルファンタジー(WOFF)等がある。


また、ナンバリングタイトルに関連したプロジェクトもあり、

  • FF4の続編となるTHE AFTERが携帯アプリとして配信。後にWiiウェア、PSPで配信及び発売。


  • FF10の続編となるFF10-2はシリーズで初のナンバリング作品の続編として発売された。

  • FF12、FFT等舞台のイヴァリースに関係する作品のイヴァリースアライアンス。

  • FF13、FF13-2、LRFF13、FF零式が該当する一つの神話を元に展開するファブラノヴァクリスタリス。

  • FF15の映像作品であるキングスグレイブ、ブラザーフッド。

がある。

ちなみにKINGDOM HEARTSシリーズはFFシリーズではなくFFのキャラがゲスト出演するシリーズとなっている。
(FFキャラが登場しない作品もある)

また、『魔界塔士Sa・Ga』はFFシリーズとして出す予定だった。

実は『聖剣伝説』シリーズも第一作では「ファイナルファンタジー外伝」として発売されている。


◆現状


長年続いている人気タイトルの宿命か各作品毎のファン同士による対立や、ファンとアンチによる諍いが絶えない。

上記のように作品毎に内容が大きく変わるのだが、特に『FF7』が以前の『FF』と比べてグラフィック、キャラクターデザイナー、世界観も大幅に変わった内容であるため、
『FF7』以降(『FF9』除く)を認めないファンと逆に『FF6』以前を認めないファンが日々争っている。
更に『FF10』以降はスタッフの入れ替わり(やそれによる世界観やサウンド、ゲーム性の一新)もより顕著になり、完全オンラインの『FF11』や『FF14』ファン、旧クエストのスタッフの松野泰己や吉田明彦が中心となって作った『FFT』、『FF12』ファンなどいる。
また、この時期にインターネットの普及が進み、掲示板などでの情報交換が盛んになったことも、こうしたイメージに少なからず影響していると思われる。
正直言ってネット上での評価はあまりアテにしない方が良いだろう

『FF7』はSF的な世界が舞台となる。
1997年時点では最高峰のグラフィックやサウンド、ストーリー、キャラクターなどが高い評価を得る。
売り上げ面でもシリーズ最高位の世界売り上げであり、後に派生作品やリメイクなども数多く制作された。
その人気は、発売から30年近く立つ2026年現在もグッズや関連作品の展開が続いているほど。
一方で当時は、キャラクターデザイナーや変更や世界観に馴染めない者も少なくなかった。

『FF8』は『FF7』からの期待と歴代でも特に宣伝に力を入れられたこともあってか、国内では『FF』シリーズ最高の売上を達成した。
より美麗になったグラフィック、音質が向上したBGMなどの演出面が高い評価を得るも、ジャンクション等の分かりにくいシステムやシナリオが賛否を呼んだ。

その後のファンタジー寄りの世界観に戻った『FF9』、東洋的な意匠の世界観と切ないストーリーが印象的な『FF10』では概ね高い評価を得たが、『FF11』は完全オンラインゲーム化、『FF10-2』は前作との雰囲気の違いが、それぞれ賛否を呼ぶ。

『FF12』はFFシリーズとしては異色の作風(シナリオや従来の『FF』らしくないゲームシステム)が物議を醸した。
一方で、システム面は後の『ゼノブレイド』などの先駆けとして評価する声も多く、やり込みが進むうちに見直しも進んでいったなどスルメゲーとする声も多い。

その後『FF13』は初日でミリオンを達成するなど、売上は好調であった。
ATBを進化させた歯ごたえのある戦闘や映画のようなムービー、高品質なBGMが高く評価される一方、自由度が低かったりシナリオの難解さが大きな賛否を呼んだ。

『旧FF14』はゲーム内容もサポートも劣悪な擁護不能な作品でスクエニの株価を急落させた。
現在ではほぼ全てを作り直した『新生FF14』が制作され、海外展開なども精力的に行いオンラインゲーム部門の黒字に貢献、拡張ディスクの制作が決定された。
今となってはスクエニ最大の稼ぎ頭として成長しており、プレイヤーの日記が原作である実写ドラマ『光のお父さん』も制作されるなど、かつての汚名は見事に返上されている

2016年には『FF13』の関連作だった『FFヴェルサス13』が『FF15』と名前と機種をPS3からPS4へと変えて発売されるが、グラフィックやアクション要素を取り入れた戦闘といった面が評価を得るも、パーティメンバーが全員男性だったり本編のストーリーの描写不足が目立ち*1、これを補完するために発売後も2年近くアップデートをしたせいで、こちらも賛否両論が激しい作品となっている。
とはいえ、シリーズ第3位の売り上げを誇っており、売り上げ面では一定の成功を収めたといえる。

2023年には『FF16』が発売された。初めてCEROがD判定(17歳以上対象)となり、戦闘面やサウンド、グラフィックなどは概ね高い評価を得ている。
しかし、世界観も画面も特に暗くハードである事や完全にアクションゲームへとジャンル変更に舵を切った点は評価が分かれる所。


アついき
 しゅうせい

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最終更新:2026年06月24日 05:28

*1 その分、メディアミックスでの展開が多数なされた。その為、メディアミックスを追っているか否かで全体の評価が人によってかなり変わる作品となっている。