とぐろ巻きブリキクサリヘビ/Coiled Tinviper(MTG)

登録日:2011/07/19(火) 19:13:09
更新日:2023/06/16 Fri 16:54:05
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とぐろ巻きブリキクサリヘビ/Coiled Tinviper (3)
アーティファクト・クリーチャー 蛇
先制攻撃
2/1


とぐろ巻きブリキクサリヘビはテンペストにコモンで収録されている。
とぐろ巻きブリキクサリヘビは無色であるためか、有色の先制攻撃持ちと比べるとだいぶ見劣りする。特に白騎士・黒騎士辺りとの落差は大きい。

しかし、とぐろ巻きブリキクサリヘビがアーティファクトであることを考えるとそう悲観するほどのスペックでもないことがわかる。
3マナでパワー2なら標準値だし、低いタフネスも先制攻撃のおかげで気にならない。さすがに火力には弱いが。
カードプールの狭いリミテッドなら、低いレアリティと汎用性を買われてとぐろ巻きブリキクサリヘビが使われることもあるだろう。さすがに構築だと、とぐろ巻きブリキクサリヘビよりも強いカードはたくさんあるので肩身が狭い。

蛇デッキを作るのなら、数少ない先制攻撃持ちの蛇としてもしかしたらとぐろ巻きブリキクサリヘビに声がかかるかもしれない。
その場合は色拘束以外のステータスがとぐろ巻きブリキクサリヘビと完全に一致するHornet Cobraと枠を争うことになるだろう。

先制攻撃の最低ラインのような立ち位置だが、パワー・タフネス・テキスト・点数で見たマナコストがとぐろ巻きブリキクサリヘビと同じカードに剣歯虎Hornet Cobraがいる。
特にHornet Cobraはクリーチャータイプまでとぐろ巻きブリキクサリヘビと被っているが、なんとのダブルシンボル。如何に緑が先制攻撃を苦手としているかがわかる。

え?エルフの射手?そんなレアカードは知らんなぁ

色拘束という点ではとぐろ巻きブリキクサリヘビが上記の二種に勝っているが、アーティファクト故の脆さもあるので上位互換というわけではない。とぐろ巻きブリキクサリヘビにはとぐろ巻きブリキクサリヘビの良さ、彼らには彼らの良さがあるのだ。




















「とぐろまきブリ……キク……サビ……?」



さてこいつ、何故か名前が凄いことになっている。
たぶん英語の造語をそのまんま直訳してしまったのが原因だろう。締まりがないというか、名前だけだとぱっと見、わけがわからないよ

誤訳ではないが、この不器用な日本語MTGの魅力の一つ……だと思うよ。うん。
なんとなくスラクジムンダールに近い何かを感じる。あっちは音写した結果だが。


「とぐろ巻きブリキクサリヘビ」と間違わずに10……いや20回言えた人だけ追記・修正お願いします。

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最終更新:2023年06月16日 16:54