登録日:2009/09/11 Fri 16:35:35
更新日:2024/12/14 Sat 17:46:15
所要時間:約 5 分で読めます
あなたがコンティニューできないのさ!
■概要
上海アリス幻樂団が東方怪綺談以来、三年ぶりに発売した21世紀の20世紀弾幕STG。
同人作品にもかかわらず、その高いクオリティや幻想的な音楽が人気を呼んだ。
まだこの時はボスのエネミーマーカーや低速移動時の自機の当たり判定表示)が無く、他のシステムも何もない。
またEasyモードでプレイした場合、5面で終わりになってしまうのも今作の特徴。
その為他作品と比べると多少やりにくい部分があるが、最もシンプルで一番とっつき易い作品である。
■あらすじ
幻想郷は、予想以上に騒がしい日々をおくっていた。
謎の来訪者に、夏の亡霊も戸惑ってるかの様に見えた。
そんな全てが普通な夏。
辺境は紅色の幻想に包まれた。
(公式サイトより原文まま)
要するに
2002年夏、幻想郷は紅き霧に包まれた!
という実にシンプルな異変を解決しに、悪の
吸血鬼をぶっとばすため紅白巫女と白黒魔法使いが動き出す物語。
異変も以降の作品に比べ取り立て危険ではないし、これといった裏話もあまりない。
舞台は湖のほとりの赤い館、
紅魔館。
■自機説明
○博麗 霊夢
「一人までなら大量殺人犯じゃないから大丈夫よ」
今となってはお馴染みの永遠の巫女さん。
移動速度は普通だが、その分精密動作がしやすい。魔理沙より当たり判定が若干小さくなっている
ホーミング弾なので、道中の雑魚相手に非常に便利。ボス戦でパターン化不足でも十分に戦えるので初心者にオススメ。
但し攻撃力が一番低いのでボス戦が長引くことは避けられない。EXでは一部スペルで敵本体に向かわないこともあり一番不向き。
ボムは光弾が敵を追尾して炸裂する霊符「夢想封印」。威力、弾消し力共に高く、無敵時間も長い。
通称針巫女。攻撃範囲が狭く、遠距離での威力は普通だが張り付いた時は凄まじい。全弾当てればミサマリを上回る。
ボムは夢符「封魔陣」で、画面内の弾を一瞬で全て消せる。その代わり威力は低く、無敵時間も非常に短い。
この頃は今の二次カップリングなんて想像もつかなかった奇妙な魔法使い。
移動速度は速いが、それ故に事故りやすい。中・
上級者向け。
通称ミサマリ。通常弾は敵に当たると炸裂し、威力はかなり高い。しかし弾速が遅めで動き回る敵には当てづらい。
ボムは巨大な星を放つ魔符「スターダストレヴァリエ」。性能は中程度か
通称レザマリ。
レーザーは貫通性能があるが、一定時間で付いたり消えたりするので安定しない。威力も魔符程に高くはない。
ボムは魔理沙の代名詞、恋符「
マスタースパーク」。前方に極太レーザーを照射し、無敵時間、攻撃力、攻撃範囲において最高クラスの性能を誇る。
ステージ&ボス紹介
STAGE 1
「聖者は十字架に磔られました」
STAGE 2
『湖上の魔精 ~ Water Magus』
BGM:ルーネイトエルフ
「道に迷うのは、妖精の所為なの」
STAGE 3
『紅色の境 ~ Scarlet Land』
BGM:上海紅茶館 ~ Chinese Tea
華人小娘
紅 美鈴
BGM:明治十七年の上海アリス
「くそ、背水の陣だ!」
STAGE 4
『暗闇の館 ~ Save the mind』
BGM:ヴワル魔法図書館
「これらの本はあなたの神社の5年分の賽銭程度の価値があるわ」
STAGE 5
『紅い月に瀟洒な従者を』
BGM:
メイドと血の懐中時計
紅魔館のメイド
十六夜 咲夜
BGM:月時計 ~ ルナ・ダイアル
「2時間前に出直してきな」
FINAL STAGE
『エリュシオンに血の雨』
BGM:ツェペシュの幼き末裔
十六夜 咲夜
「人間って楽しいわね それともあなたは人間じゃないのかしら?」
EXTRA STAGE
『東方紅魔狂 ~ Sister of Scarlet』
BGM:
魔法少女達の百年祭
パチュリー・ノーレッジ
「人間って飲み物の形でしか見たこと無いの」
二次創作での東方紅魔郷
後のWin版キャラクターよりも登場が早く、各々の個性も強いためいじり易いためか、特にギャグやキャラクター崩壊的な二次創作が多い。
よく弄りやすさに定評がある紅魔館とか言われる。
込み入った設定があまりないことも一因かもしれない
レミリアはうー☆とか全世界ナイトメア(笑)とかよく言われるが、紅魔郷時点ではカリスマを誇っておりネーミングセンスもまだ比較的まとも。
もってかないでー
喘息と貧血がマッハ
しかしマチョリー化してskmdyすることも
くれないみすず?本みりん?もう中国で良いや!
PADtyメイド秘技「殺人ドール」
チルノのスペカのアイシクルフォールは、Easyだとなんと正面安地。しかしNormalだと自機狙い弾がついて割と難しい。
ルーミアはよく「そーなのかー」と言ってるイメージがあるが全作合わせても一度しか言ってない。
そして、「わはー」は一度も言ってない。本当に言っていない。本来の元ネタは
エロゲーのキャラの
大和鈴蘭の口癖らしい。
初版について
Windows版最初に発売されたシリーズとしてC62に頒布された初版は約500本しか存在せず、数十万円とプレミア価格になっている。
初版は神主さん曰く「一枚一枚、焼いたとのこと」で手焼きゆえにパッケージのデザインが僅かに異なっていたり、バグによる修正がされてない。
追記、修正よろしく
- なお、削られた第3の主人公がいる模様 -- 名無しさん (2020-04-27 16:10:28)
- Windows10だと高速起動するので手動で設定を変えてほおずきみたいに紅い夢を持とう -- 名無しさん (2024-07-06 14:53:35)
最終更新:2024年12月14日 17:46