登録日:2012/06/01 Fri 22:54:35
更新日:2024/02/13 Tue 21:05:40
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◆エマ・フロスト
「エマ・フロスト」は米MARVEL社のコミックヒーロー『
X-MEN』の登場キャラクターの一人。
現在のサイクロップスサイドの
メインヒロインで、彼を公私共に支えるパートナー役。
X-MENに加わってからは本名のエマ・フロスト名義で紹介される場合が多いが、初登場時は悪役で「ホワイトクイーン」のコードネームで知られていた。
厳しくもエロい女指導者として知られており、X-MENに加わった当初は元悪役だわサイクロップスに色目を使うわで賛否もあったのだが、現在はエロい上に 有能と、MARVELでも屈指の人気ヒロインへと成長している。
初登場は80年代の名編「ダークフェニックス・サーガ」で、
世界征服を目論む秘密結社ヘル・ファイヤー・クラブの幹部としてだった。
当時の
X-MENのメンバーの弱点に併せて防御を特化させた配下と、自らの強力な精神攻撃(テレパシー)を利用して
X-MENを個別撃破していくも、当時の最強メンバーである
フェニックス(ジーン・グレイ)とのテレパシー対決に敗れて生死不明となる……も後に復活。
X-MENに対抗する為には次世代ミュータントを鍛えあげねばならないと考えた彼女は、若手ミュータントチーム「ヘリオンズ」を組織し教育に当たる。
この頃から悪役でありながら「子供の教育に熱心」と云う属性が確定。
ヘリオンズとエマの絆は深い物があったが、最終的にヘリオンズはヘル・ファイヤー・クラブの内部抗争に巻き込まれ命を狙われた恩師エマ・フロストを救う為の戦いで全滅。
彼女の理想は儚く消える事になる。
そして、重傷を負い意識不明の状態となったエマを保護したのは皮肉にも宿敵
X-MENだった。
植物状態のままで眠り続ける彼女だったが、それから約一年の後、意識のみがメンバーの1人アイスマンの中で目覚める。
アイスマンが無意識に押さえていた潜在能力を解放し大暴れするも
X-MENの活躍で抑えられ、漸く自分の肉体に意識を戻す事に成功する。
その直後、
X-MENの仇敵キャメロン・ホッジらの意識を取り込んだ機械生命体ファランクスが秘密裏に「選ばれし子らの学園(Xマンション)」と
X-MENの主要メンバーを占拠し入れ替わると云う事件が発生。
たまたまXマンションに立ち寄った元
X-MENのバンシー(ショーン)らと共に、新世代ミュータントを狙うファランクスの企みを阻止したエマは
X-MENファミリーに迎え入れられ、バンシーと共に新世代ミュータントを導く教師役として新チーム「ジェネレーションX」を率いる。
ミュータントを取り巻く環境の変化の中で、ジェネレーションXもまた解散に追い込まれた彼女は
X-MEN本隊に参加。
既婚者であるにもかかわらず、リーダーのサイクロップスにアプローチを開始する。
そして、サイクの妻であるジーン・グレイが死亡すると彼女の役割を引き継ぎ、正式にサイクロップスとは恋人同士に。
彼と共に指導者であったプロフェッサーXが離れた後の「エグゼビア高等学院」の校長と
X-MENのサブリーダーの役目を兼任。
時代の変化によりサイクが強行手段をも辞さない態度を示している事についても、彼の支持に従い敵対組織への潜入作戦を自ら実行する等、公私に渡り彼を支えまくっている。
2分化した
X-MENについても、当然の様にサイクを指導者とした「理想郷(utopia)」に残る。
どうやら、サイクとのパートナーシップについては死んだ筈のジーン・グレイの後押しがある様だが……?
【人物】
裕福な家庭に育ったお嬢様で、ヘル・ファイヤー・クラブに参加していたのは単に能力を買われただけで、特に彼女が悪人だった訳では無い……らしい。
格好は悪役時代から変わらず、白い下着姿(としか言いようが無い)に
マントと云う、目のやり場に困る格好。
実写映画やコスプレだと、ただの下着ショーである(一応、
X-MENになってからは多少は露出が減っている)。
才色兼備で大金持ちでタカビーでドSだが、子供だけには優しいと云うのが基本性格だが、サイクとくっついてからは一歩引いて男を支える面も見せる。
サイクを誘惑する展開については当初は批判もあったが、気が強くて浮気性の癖に嫉妬深いジーンよりもサイクのパートナーに相応しいと言われるまでになった。
……唯一の弱点は料理で、何故かオムレツにハイヒールが入っていた事がある。
【能力】
地上最強クラスのテレパスの一人で、ジーン・グレイが戦死。
サイロックが去った現在の
X-MENではプロフェッサーXに次ぐテレパスである。
更に現在はミュータントの亡命先と化したジェノーシャがセンチネル軍団に襲撃され生命の危険に晒された際に、二次変異(セカンドミューテーション)を引き起こし、全身を
ダイヤモンドに変化させると云う能力を新たに身に付けている。
片方の能力を使っている時にはもう片方が使えなくなると云う特徴があるが、
ダイヤモンド化している時には凡るテレパシーを防ぐと云う特性を持つ。
あの
カーネイジを惨殺した破滅型の最強ヒーロー、セントリーから分離した暗黒面ヴォイトを精神内に封印しようとした際にもその状態で乗り切ろうとしたが、最終的にはテレパスばかりと付き合っていた経験から鋼の精神耐性(笑)を身に付けていたサイクが引き受けてくれた事で、再び彼と
ギシアン出来るようになった。
【関連人物】
◆
サイクロップス
恋人。
X-MENのリーダー。
昔は尻に敷かれていると言われていたが、すっかりと逞しくなり悪評を覆した。
◆
ジーン・グレイ
本来のサイクのパートナーだが、いなくなったら色々と上手く行ったので復活出来ず。
エマに対しては自分よりお似合いと認めている部分もある。
……正直、エマまでジーンのクローンにされそうで怖い。
◆セバスチャン・ショウ
X-MENの宿敵でヘル・ファイヤー・クラブのリーダー(となってる事が多い)。
かつての上司。
◆バンシー
ジェネレーションXで、共に指導者を務める。
恋人にでもなるかと思われたが、そこまで進展しない内に戦死(中)。
◆シャドウキャット
昔は性格が素直だったコロッサス(ピーター)の永遠の恋人。
初登場時にヒドい目に遭わされたのでエマには批判的だが、エマ自身は彼女を可愛いから好きである(バイ?)。
【余談】
※悪役時代には年増風の見た目だったが、ヒーローに鞍替えすると共に見た目が若く可愛くなった。
※見た目がエロい上に他人の旦那(サイク)を寝取ろうとした行動から「アンタが道徳教えるな」とツッコまれた事がある。
※2011年のマッドハウス版のアニメでも、エロ教師風でサイクと因縁ありと、原作を意識してか重要な役回りで登場。
またこの作品のエマは最初から悪人ではなく、過去に所属していたミュータント組織の悪行に嫌気が差し脱退。後に教育者となってエグゼビア機関のようにミュータント達を導いたり、久子の家庭教師をしたりしていた。
そのため、久子からは絶対の信頼を寄せられている。
追記修正は頭をいじくって他人にやらせて下さい。
- 洋の東西を問わない雪女の安定感よ -- 名無しさん (2014-04-22 01:49:28)
- あんだけのことされてまだサイクについて行くんだから、今日日の日本人女性よりていしゅく -- 名無しさん (2014-09-24 06:03:40)
- クールな美人のように見えるけど、この人けっこうなだめんずウォーカーだよね? -- 名無しさん (2014-12-20 04:56:32)
- エロ女教師。そしてちょっと家事が苦手というあざとさ。 -- 名無しさん (2015-03-04 11:37:15)
- 貞淑の意味履き違えてない? -- 名無しさん (2016-01-15 04:53:55)
- 色んな意味で「誰もが一度は妄想するイカン女教師」だと思う。 -- 名無しさん (2023-02-12 19:17:55)
- マフェックスいつかフィギュア化してくんねーかなー。そいや今社長と結婚してんだっけ? -- 名無しさん (2023-11-16 20:56:29)
最終更新:2024年02月13日 21:05