タイヤロイド(特命戦隊ゴーバスターズ)

登録日:2012/03/25 Sun 20:43:40
更新日:2025/07/22 Tue 20:34:43
所要時間:約 3 分で読めます





俺を止めるのはっ、無理だぁぁぁぁぁ!!


タイヤロイドとは、特命戦隊ゴーバスターズMission5(第5話)「キケンな熱暴走!」に登場したメタロイド。

CV:大西健晴

高さ:194cm
重量:254kg
モチーフ:自転車のタイヤ
メタウイルス:「走る」HASHIRU
識別ナンバー:T-18


◆概要

エンターがとある歩道橋で見つけた放置自転車のタイヤに「走る」のメタウイルスをインストールして生成されたメタロイド。
モチーフに応じてか「チャリンチャリーン!」が口癖。
猛スピードで疾走し、どこまでもターゲットを追跡していく……が、タイヤモチーフで実際にタイヤもついているのに自分の足で走る。
お前モチーフ元活かせよ。

その高速移動能力とタフさを武器としておりブルーバスターとの力比べも互角だった。
また光線を放つことができ、これはタイヤに打ち込むことでその車両を暴走させることができる。

◆活躍

第4話でのカッターゾードとの戦いで、西沢地区のエネトロンタンクが破壊されてしまった。
そこで1500tのエネトロンが追加で運ばれることになったのだが、これを歩道橋の上から見ていたのがおなじみエンターさん。

なーんとなんとなんと、私のためにあ~んなにエネトロンを用意していただけるとは! セボン・セシボン・トレビア~ン。

などと嘯きつつ、放置自転車にメタウイルスをインストール。
起動したタイヤロイドはそのまま道路に飛び降りると、全力疾走で輸送車を追撃し始める。

止まれぇぇぇ!! 俺は止まらないが、止まれぇぇぇ!!

変なの来たー!?

輸送車の護衛として乗っていたヨーコに銃撃を受けて転倒するが、すぐさま立ち上がって追跡を続行。
その後はヨーコの銃撃を巧みにかわしつつ距離を詰めていき、光線を撃ち込んで輸送車を暴走させるもこれはヒロムがタイヤをパンクさせることで対処され失敗した。

追撃を振り切れないと判断したヨーコは輸送車の護衛をヒロムに任せ、リュウジと共に迎撃に出て来た。
タイヤロイドはイエローバスターにバグラーを差し向け、自分はブルーバスターと対決。腕に装備されたバルカンで足を負傷させ、自慢の高速機動で翻弄するも、繰り出した拳をブルーバスターに掴まれた挙句、恐るべき握力で握りつぶされてしまう。

手、手が、手が!? なんじゃこりゃぁぁぁ―――!?

と絶叫。
能力の使い過ぎで、ブルーバスターは熱暴走を起こしてしまったのである。

さぁて……今度はこっちの番だぞ!!

こうなるとタイヤロイドに勝ち目はなく、豹変したブルーバスターによってパンチ連打イチガンバスター乱射を喰らい、さらにはマウントポジションで殴られしまいには……


地獄に……

It's a time for buster!

堕ちろ。


この言葉と共に宙に放り投げられ落ちて来たところをソウガンブレードで串刺しという、残虐フルボッコでシャットダウンされた。

途中、暴走するリュウさんを「ちょっと待って!」と宥めたり、「せめて(手のタイヤの)パンクの修理だけでも〜」と命乞いしたり、ヨーコが止めに入ったのを見て「そうよ落ち着いて!」と言ったりしたのはこいつのキャラの良さだろう。


◆タイヤゾード

高さ:53.7m
重量:1470t
素体:タイプα

タイヤロイドのデータを元に強化し、転送されて来たメガゾード。
脚部にタイヤを装備している。

エースで出動したヒロムニックに「何でタイヤ付いてるのに歩いてるの?」だの「ただの飾りか」だの言われたが、それを使いローラースケートよろしく高速走行でゴーバスターエースと戦う。

戦闘用の武装が乏しいせいか、一時シャットダウンされそうになる。が、ヒロムが鶏の看板を見た事でフリーズ。その隙に輸送車の元に向かい襲撃した。

だが、ヨーコの駆るバスターマシンRH-03ラビットに迎撃される。仕舞いにはアニマルモードで蹴飛ばされ、動きの止まったエースに激突するという、何とも言えない形で元へ戻される。

そしてちょうどフリーズの解けたヒロムによってシャットダウンされた。


◆余談

タイヤロイドの識別ナンバーであるT-18は、『タ(Ta)イヤ(18)』とも読めるようになっている。

タイヤロイドの声を担当した大西健晴氏は、本作が特撮初参加になる。



追記しろぉぉぉ!! 俺は追記しないが、追記しろぉぉぉ!!

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最終更新:2025年07月22日 20:34