新・ミナミの帝王

登録日:2012/07/07 (土) 14:42:04
更新日:2022/09/10 Sat 11:13:23
所要時間:約 4 分で読めます



「新・ミナミの帝王」は関西テレビ系で放送されている、ミナミの帝王を原作としたテレビドラマ作品である。主演は千原ジュニア。

概要

従来の竹内力の厳つい萬田銀次郎ではなく、千原ジュニアが演じるためインテリヤクザを彷彿させる。

竹内版のファンからの評判は芳しくなく、「ひょろすぎる」「竹内の萬田と比べて違和感がすごい」という評価。視聴率も関東では10%にも満たなかった。

一応、関西での視聴率は16%と高く、以降も関西ローカルで年1~2回ペースで放送されている。

また、実際のところ竹内力の萬田よりは千原ジュニアの萬田の方が原作のイメージに近かったりする。
それでも批判されたのは竹内版がVシネマとしては異例の大ヒット作だった故だろう。


登場人物

おもに第1作の登場人物の紹介

  • 萬田銀次郎(演:千原ジュニア)
ご存知、『ミナミの鬼』と恐れられるトイチの金貸し。
一見冷酷な人物に見えるが、幼馴染の今宮の仇討ちを果たした後に墓参りに来ていたことからも、
原作同様人情味あふれる男なのがわかる。
ジュニア自身は竹内版にゲスト出演経験あり(第50弾)。

  • 坂上竜一(演:大東俊介)
萬田の舎弟。ミナミでボーイのバイトをしていたところで萬田に出会い、その生きざまに惚れて弟子入りする。
第4作ではケガをしており、ほとんど出番がなかった。

  • 沢木英雄(演:赤井英和)
暴力団・沢木組の組長。原作同様、萬田との仲は良好。
竜一曰く「半端じゃないオーラの持ち主」。

  • 今宮伸二(演:内田滋)
大東京銀行難波支店の行員。実は萬田の幼馴染。
なかなか営業成績があげられず、上司の朝倉からパワハラを受け、同僚からも見下されているが、咲子からの励ましもあって前向きに生きていた。
また萬田の助言もあって営業の成績を上げるようになっていった。
しかし朝倉の策略で融資先が不渡りを出しその責任をすべて被せられて追い詰められ、自殺してしまう。

  • 平原咲子(演:白石美帆)
今宮の同僚。ひそかに今宮に想いを寄せている。
今宮の死を萬田に伝え、復讐として朝倉を追い詰めるために協力する。
朝倉が地位も名誉もすべて失った後、今宮の墓の前で彼が自分にふさわしい男になろうと頑張ってたことを知り、泣き崩れる。

  • 朝倉順一(演:西村雅彦、現:西村まさ彦)
今宮、咲子の上司である大東京銀行難波支店の支店長。ゲスな今泉くん。
自分の出世のために不正を働き、部下にはパワハラで無理やりリストラや辞職に追い込むという腐れ外道。
今宮を自殺まで追い込んだのも、リベートもあるが、咲子に目をつけていたからという自分勝手極まりない理由からであり、その死を笑うというどうしようもないクズ。
しかしそれが萬田の怒りを買うことになり、数々の策略から数十億の不正融資を行い追い詰められ、ついには逮捕され金も地位も名誉もすべて失う結果となった。
最後にすべてに気づいて愕然とし喚きまわる無様な姿を見てスカっとした視聴者は多いだろう。

  • 伊賀さつき(演:萬田久子)
伊賀不動産社長。萬田のファンで、朝倉を追い詰めるために協力する。そのために不動産会社を倒産させた。
原作で同じ立場の人物がいるが、不動産会社が経営不振だったかは明言されていないが…。まあ10億の報酬もらってるが。
朝倉の問い詰めからとぼける際には何故かたこ焼き器でたこ焼きを作って食べていた。

  • マスター(演:大杉漣)
萬田が商談などで使う喫茶店のマスター。萬田の命の恩人であり、過去を知っている。
今宮や咲子にも気を使うなど、いい人である。

冒頭で登場した、萬田の顧客。演じてる人と同じくゆでたまごが好物で、そのまま持ち歩いている。
萬田の追い詰めに開き直って(というか逆ギレ)親しいヤクザの桐生(演:橋本さとし)を盾に逃れようとする。
その後沢木が登場し、桐生もあしらわれたので泣く泣く払う羽目になったと思われる。



追記・修正はミナミの鬼から10万円を借りてからお願いいたします。


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最終更新:2022年09月10日 11:13