聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝

登録日:2011/10/05(水) 20:19:14
更新日:2021/03/28 Sun 22:44:24
所要時間:約 4 分で読めます





聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝」とは週刊少年チャンピオンで連載されていた聖闘士星矢のスピンオフ作品「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」の外伝。言わば聖闘士星矢の外伝の外伝である。

LC冥王神話本編においても人気キャラクターである黄金聖闘士を主人公とし、本編では明かされなかった黄金聖闘士の過去や聖戦外の戦いを描いている。
ファンからの呼び名は「黄金外伝」。
黄金1人につき8話(2ヶ月分)前後で構成されている。





第1章
アルバフィカ編

時間軸は本編(テンマが天馬星座の聖闘士になる)の2年前。聖域とも関わりの深い「薬師の島」に1つの凶星が輝く。魚座のアルバフィカは教皇の命を受け、案内人の少年ペフコと共に島へ向かう。

  • ペフコ
薬師の島の少年。冥闘士に襲われていた所をアルバフィカに助けられる。


  • ルゴニス
享年36~37歳。アルバフィカの師匠で先代魚座。薔薇園に捨てられていたアルバフィカを拾い、魚座の聖闘士として育てた。

  • ルコ
ペフコの師匠。ルゴニスと瓜二つの男。どんな病も直す薬草を作り、島の住民から神と崇められている。



第2章
カルディア編

時間軸は本編の5年前。蠍座のカルディアは聖域に来たばかりのサーシャを連れてメキシコ付近?の酒場に訪れ、謎の集団・獣闘士(ジャガー)と戦いを繰り広げる。


  • サーシャ
未覚醒の女神。敵を庇ったり敵に拐われたり本編よりヒロインしてる。

  • カルベラ
酒場の女主人。男勝りな性格。父親の代まではケツァルコアトルを祀る祭祀の一族だった。

  • 獣闘士
色黒の人間とジャガーのような獣人の2つの姿を持つ異教徒。テスカトリポカを主神とし、黒曜衣(ナワル)を纏う。

  • ウェスダ
獣闘士の長。太陽の神官を名乗る男。テスカトリポカ復活を企み、高熱を放つ心臓を持つカルディアに目をつける。ファンからの愛称は「オッサン」。


  • ヨナルデパズトリのナワルピリ
黒曜石の鎌と霊魂を操る獣闘士。常に寒がっており、敵の生皮を剥ぐ癖がある。



第3章
デジェル編

時間軸は5年前。デジェルは行方不明になった師匠クレストを探してフランスにやって来る。

  • フローライト
ドジッ娘メイド。ガーネット邸で行方不明になった父親を探す為にデジェルに同行する。

  • セラフィナ
ブルーグラード領主の娘でデジェルの親友ユニティの姉。デジェルの潜入任務に協力する。

  • ガーネット
館の女主人。全てを魅了する歌声を持つと言われる美女。部下に子供の戦闘員、宝石児を従えている。

  • クレスト
前々聖戦の水瓶座の黄金聖闘士でデジェルの師匠。作中の1年前からガーネットの統治する地で行方不明になっている。

  • 宝石児
コーネリアン、トルマリン、カルセドニー、フリント、コー・イー・ヌールの5人からなるガーネットの護衛。正体は宝石が擬人化したもの。



第4章
マニゴルド編

蟹座のマニゴルドと魚座のアルバフィカは教皇から聖域から脱走した暗黒聖闘士が率いる組織「暗黒(ネーロ)」討伐の任を受け、ヴェネチアにやって来る。

  • ジョーカ
小宇宙を宿すスリの子供。実は少女。デスクィーン島であの仮面を守る一族で、多分子孫はあの人。

  • 暗黒祭壇座のアヴィド
暗黒聖闘士の首領。ハクレイの元弟子で黄金聖闘士と同等の強さを持つ強力な積尸気使い。

  • 暗黒鯨座のアレグレ
欲望の宣教師を名乗る酒豪。技はアンチ積尸気とバリツ

  • 暗黒烏座のリュゼ
ナルシスト。攻防一体の黒羽を操る。

  • 暗黒猟犬座のユド
色黒のモノクル男。サトリの法を会得しており、ジョーカをひん剥いた紳士。

  • レマルゴス
噛ませ。アルバフィカに瞬殺された。



第5章
エルシド編

砂漠に突如現れた闘技場の街「陽炎(カタラニア)」。山羊座のエルシドは任務の為、街で出会った鍛冶屋の少年ラカーユと共に闘技場に赴く。

ラカーユ
鍛冶屋の少年。今回の一件の後にエルシドに弟子入りして聖闘士となる。本編では夢神に瞬殺されたモブ聖闘士の1人として登場。


かつてのエルシドの友の女研ぎ師。病で死んだはずだったが…

フェルサー
かつてのエルシドの兄弟子で彼や峰の兄貴分だった大男。過去に2人を助けるために己の腕を犠牲にしその後姿を消していたが、闘技場の英雄として君臨しており、まるで別人のように豹変していた。

ボペトール
夢神の1体でありフェルサーに封印をとかれた事により復活。カタラニアを生み出していた張本人でそこに集まる人々の熱気や生気を糧として完全復活を目論んでいた。



第6章
童虎編

聖戦後、封印された108の魔星の監視をする童虎の前に訪れる友、そして仙境からの刺客、彫道士(タオニア)の襲来。かつての同門たちを止めるため童虎は再び天秤座の聖衣を纏い戦いに赴くのだった。

昊(ハオ)
聖戦以前からの童虎の友。娘の依林(イーリン)を連れ童虎の世話と下界の乱れを話に来る。

流星(リウシン)
彫道士の部隊を従える1番隊の隊長。テンマの生き写しと言えるほどのそっくりな顔を持つ。

灰(フウイ)
童虎の同期だった九尾狐の彫道士。童虎への嫉妬を抱えており彼の討伐および白龍を慕う流星達の抹殺により襲撃する。

牡丹(ムータン)
童虎の昔馴染みの雀の女彫道士。多数の雀を操る戦法をとり、兄と共に仙境を支配する。

白澤
白龍不在の仙境と彫道士達を支配する男。その正体は牡丹の兄の飛眼(フェイガン)。



第7章
レグルス編

聖域縁の地で復活した神「魔眼のバロール」。その脅威からその地と一人の少女を護る為に獅子座のレグルスがかつての父のように立ち向かう。新米の黄金聖闘士・レグルスの初任務。

コナー・ルー
レグルスの護衛対象の少女。かつてバロールを滅した光の神・ルーの末裔。

ファリニシュ
コナーに絶対の忠誠を誓う従者。光の精霊を使役した魔術と剣技を使う。

クルワッハ
コナーの叔父。魔術師(ドルイド)達を従え、「魔眼のバロール」を復活させてその力を得る。

魔眼のバロール
闇を司る古の神。クルワッハによって蘇り、その体を媒体に猛威を振るう。

妖精バンシー
バロールが従える闇の精霊。通常ではとらえられない闇の身体を持つ。



第8章
アスミタ編

未知の感覚を求めて冥界で瞑想するアスミタは旧知の友・アヒンサーと再会する。冥界の掟を克服し、自宮を構える最も神に近い冥闘士・アタバクは特別な亡者・アヒンサーの魂を狙い、アスミタと激突する。

アヒンサー
アスミタがインドで修行していた頃の旧友。生前は母親や生きる為に盗みを働いていた。経緯は不明だがエイトセンシズに目覚めている。

地鎮星の影法師
アタバクの配下。アスミタに戦いを挑むが返り討ちに遭う。影法師が名前なのか魔星名なのかは不明。

地魁星のアタバク
冥闘士で唯一パンドラの支配下に無い特殊な存在。実は本名不明。

天暴星ベヌウの輝火
冥界でアスミタと交戦する。アタバクの台詞から冥闘士に成りたての頃の様子。






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最終更新:2021年03月28日 22:44