センチュリオ(MS)

登録日:2012/03/02(金) 21:12:31
更新日:2025/01/19 Sun 22:46:23
所要時間:約 5 分で読めます





SDガンダム G GENERATION DS」に登場するオリジナルMS。

ネタバレ注意


装甲材質:不明
武装:ランチャー・ジェミナス
ブレード・ルミナリウム
フィールド・インペリウム
デウス・エクス・マキナ
特殊装備:レルム・ドミナートゥス
ナノスキン(自己修復機能)

パイロット:レギオン


ギレン・ザビ率いるジオン軍残党が造り上げたレギオン専用機
ムーンレィスから奪取した黒歴史のデータ内に存在していた∀ガンダムターンXの解析データを反映させている。
そのため、「量産型ターンタイプ」と言っても差し支えない機体となった。

全身がナノマシンで構成されていて、機体には大型のリングが配置されている。そのリングには羽根が2枚以上ついていて、その数で複数ある機種の内のどの機体かを判別することができる。
また、このナノマシンを使って自己修復を行うことも可能である。

総合的な性能は非常に高く、ジオンのMSはもちろん、他のどの軍の機体をも凌駕するほど。

さらに危機的状況に陥るとパイロットのレギオン達が「オーバーブースト」を発動させ、それと共に本機の性能も余計に高まる。


○武装
◇ランチャー・ジェミナス
羽根を再構成して造り出す射撃武装。
砲門が二つあり、実弾とビームを同時に発射できる。

◇ブレード・ルミナリウム
羽根を再構成して造り出す武装。こちらは大型の実体剣となっている。
刀身部からナノマシンを放出することによって、フェイズシフト装甲を搭載している相手でも問題なく斬り裂けるようになっている。

◇フィールド・インペリウム
羽根を分離し、自機の周りにいる相手に向かってナノマシンをバラまく攻撃。
月光蝶とよく似ているが、効果範囲は広くない。
アウジリスは使用不可。

◇デウス・エクス・マキナ
フィールド・インペリウムの強化版とも言える攻撃。
敵部隊を包囲するようにセンチュリオ3機を配置し、ナノマシンを大量にバラまく。
コンスラーレ3機かコンスラーレ2機+インペラトールの組み合わせで発動する。

◇レルム・D(ドミナートゥス)
ナノマシンで形成されるバリアで、ビーム・実弾を問わず防げる。
上位機ほど防御力が高い。
ちなみにゲーム中は略称の「レルム・D」としか表示されないが、正式名称の「レルム・ドミナートゥス」はゲームと同時期に発売された雑誌「ガンダムエース」に掲載されている解説記事にて確認可能。



○バリエーション機
◇センチュリオ・アウジリス
一般機で、一対の羽根を持つ。ゲームでは「センチュリオ」名義で登場。
大量生産されており、性能も一番低いが、それでも他の機体と比べれば充分なほど高い戦闘力を持つ。
また、性能をレガートゥス並に強化したタイプもある。


◇センチュリオ・レガートゥス
小隊長機で、羽根は二対。
アウジリスより性能が高い。


◇センチュリオ・コンスラーレ
部隊指揮官機で、三対に一枚を加えた計七枚の羽根を持つ。
性能はレガートゥス以上。


◇インペラトール
ノーマ・レギオ専用の機体。唯一、名称に「センチュリオ」が付かない。
コンスラーレを徹底的に強化しまくっていて、外見上の違いはないが他のセンチュリオとは段違いの戦闘力を持つ。

また、本機とノーマは他のセンチュリオやレギオンもコントロールしているため(キンケドゥ曰く「女王蜂」)、破壊されると他も自らを維持できなくなって消滅してしまう。
ただし、トリエとトライアはそこから独立した存在のため、その限りではない。

本作の(一応の)ラスボスだが、ライバルルートでフラグを立てておくとパイロットのノーマ・レギオ共々味方として使える。
ジェネシスの爆発に巻き込まれた影響で性能は劣化しているが、それでも充分頼れる機体である。

ちなみに「インペラトール」は「皇帝」の意。


◇トライア
試作機で、正式名称は「センチュリオ・トライア」。
パイロット無しでの自律稼働、同一チームの味方機の損傷修復機能など多数の機能が試験的に搭載されており、アウジリス以上の戦闘力を持つが安定性が悪い。

ディー・トリエルの危機に何度となく現れ、彼女を救っている。
ギレンとの最終決戦時にはトリエごと捕まってレギオン達と共に襲いかかってくるが、仲間達の呼びかけに応えて自軍に復帰。以降は戦力として使えるようになる。
木星帝国との最終決戦後はトリエと共に人知れずどこかへと旅立っていった。

ライバルルートでは登場しない。



○余談
ゲームではグリプス戦役が勃発した辺りから出現し始めるが、当初は戦闘力こそかなり高いものの、せいぜい1機程度しか出てこないため、そこまで苦労せずに倒せる。

…が、ラスボスとの最終決戦ではこの機体が大挙して押し寄せてくる。
単機でも性能が高いのに、それがチームを組んでわんさか出てくるんだからもう悪夢としか言いようがない。
しかも、何とか数を減らそうにも

  • バリアと自己修復でかなり打たれ強い
  • 全体攻撃の雨あられで、単体攻撃も命中率とダメージが高い
  • IDコマンドとアビリティが強力で、HPが低下した状態で生き残るとオーバーブースト発動
  • 最終話では毎ターン、デウス・エクス・マキナでダメージ(コンスラーレの数を減らせば止められるが)

…と、一筋縄ではいかない。
このステージで絶望的な気分に陥ったプレイヤーは少なくないだろう。

ちなみに使えるのはトライアとインペラトールだけで、他は運用どころか捕獲も不可。
さらに自軍運用できるものは試験機or機能不全の表現のためか機体各部の発光色がグレーになっており、七色に発光するセンチュリオは敵専用で統一されている。






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最終更新:2025年01月19日 22:46