専用機

登録日:2011/06/14 Tue 16:06:35
更新日:2025/04/24 Thu 18:33:51
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物量と組織の象徴である量産機
ある者は名誉のため、ある者は祖国のため、多種多様な意思を孕んだ同じ機体の群れの中に、「たった一機だけ」似てるようで違う機体が居た。
戦場にただ一つの「それ」は、似通った群れとはまるで違う圧倒的な実力を見せ付け、敵軍には恐怖を、味方には勇気を与える。
それは、主に『専用機』と呼ばれる、唯一無二の機体である。


■専用機の種類

一口に専用機と言っても、以下の様に様々な種類がある。

(1) 既存の機体を個人に合わせて改造を施した物
(2) 最初からその個人が乗る事を前提に開発された物
(3) その個人にしか操作する事が出来ず、実質その個人の専用機となってしまった物
(4) 特定の個人用ではなく、特別な人種や団体のメンバー用に揃えた物
(5) 個人ではなく、何らかの目的のために専用に作られた、または元のモデルに大規模な改修を行った物

このうち「専用機」と呼ばれる物は大抵(1)のパターンであり、(2)はワンオフ機と呼ばれる事もある。
(3)は試作機や実験機が該当する事が多い。
(4)の場合はあまり専用機としては認識されず、○○隊仕様とか○○軍仕様と呼ばれる事が多い。
「専用機=特定の人物が乗るカスタム機」と言うイメージから来ているのだろうか?

主に主役機に選ばれるのは(2)と(3)で、ダブルオークアンタアルトアイゼンユニコーンガンダム等がそれに当たる。
逆に敵側の専用機には(1)のパターンが多く、シャア専用ザクⅡグラハム専用ユニオンフラッグカスタム等が有名。

(4)のパターンは敵味方問わず、特定の人種や特別な部隊等に用意されている。
既存の機体に共通の改造を施して運用している物もあれば、最初からその人種や部隊に合わせて制作される物もある。
前者は「(機体名)○○隊仕様」と言った感じで、ACECOMBAT04の黄色中隊カラーのSu-37。
後者はキュベレイロトゼノギアスとゼノサーガのアニマの器搭載機等がそれに当たる。

(5)のパターンは現実に多い。「特定個人の専用機」ではなく「特定の用途に特化した専用機」の意。扱えるなら誰が乗っても良い。
例えばリアルロボットの作品なら「装甲型」「狙撃型」といったもので、要は「量産される専用機」である。
つまるところ、木こりをするために最適な道具はバールではなく斧だが、細かい作業や耐久性、取り回しの良さはバールが上回るというもの。数値を六角形にしたパラメーターの一部が突出している状態である。

創作ではこの場合は個人専用に作られたものとはなりにくく(但しパターン(3)の理由の一部で実質個人専用機となることも多い)、作品の主人公機となると、活躍の幅が大きく減らされるので基本ない。


(3)のパターンになる理由は、以下の様に複数存在する。


特に最後に関しては、リンク先の項目の例のように「公共性の高い乗り物」では結構実在する。つまりバス会社や鉄道会社に対して、沿線の自治体であったり私企業であったり*1が「資金源はこっちでいくらでもなんとかするから、新車を投入してくれ」として要望したケースである。
また所有権がその人にあり~パターンも、解釈によっては自家用登録の自動車の大半は該当するともいえるか。


多くの創作物の場合、持ち主でなくとも操縦自体は可能なため、稀に「うっかり乗り込んだら扱いきれない」といった展開もある。
実在でもレースカーなどはある意味この「特定のドライバーが乗るのが前提なので、扱いにくさよりも理論上の最高戦闘力を優先している*2」であろう。


■専用機の特長

専用機と量産機の違いはパっと見で分かる物もあれば、よく見ないと全く気付かない物もある。
その一部を紹介しよう。

  • カラーリング
最も分かりやすいであろう違いの1つ。
基本的に乗り手の好きな色やパーソナルカラー等に染め上げられる。中には自分の今の感情や考えを表すために特定の色で染める事も。
単純に正規色のストックが無かったから別の色で塗っただけとか、修繕コストを抑える為に安物の塗料で塗ったらその後の戦果でパーソナルカラー化したとか、単に無塗装で地色が出てるだけなんてケースもある。

いわば単なる色違いであり基本性能は変わらない。視認性等には影響するかもしれないが。
尤も、現実でも機体の塗装が変わったためにパイロットが操縦時に機体を重く感じたなんて話もあるので操縦性に関係してくる可能性もある。

ギャグだとカラーを変えたせいで「敵の鹵獲機とカラーが被った為に敵に間違えられて味方に撃たれる」「別のエースが似たカラーだった為にパクリ呼ばわりされる」「部下があやかって全員同じカラーにしたせいで実質的に小隊仕様となってしまった」とか「部下が撃破されたのに自分が戦死したと誤報が飛び交う」とか「自分が撃墜したのに部下がまぐれで戦果を挙げたと誤認される」なんてケースも見られる。

尚、隊長機や旗艦などかつ、その部隊の機体が同じ種類の場合、隊長機は基本的に塗装が別の色(といっても色の系統は同じで、白か黒等、他の色を元の塗装の色に混ぜ合わせた塗料)で塗装される。

現代の軍隊においては基本的に目立つことは死を意味するので迷彩塗装や低視認性(ロービシ)塗装が施され、またコスト削減の観点から特別な塗装が塗られることは少ない。
しかし全くないわけでもなく、記念行事で特別な装いになったり、アクロバットチームが専用のカラーリングになっていたりはする。本邦だと航空自衛隊の戦競*3スペシャル塗装や部隊アニバーサリーの記念塗装はある意味では「その部隊の専用機」としてのこれと言えるだろう*4
実戦ミッションでも、米海軍では航空団指令機に対して伝統的に派手な塗装を施す風習がある。
また、現代の実戦においても敵味方が同じ機体を使っているなどの事情で誤射を防ぐ観点からあえて派手な塗装にする場合もある。

  • エンブレムやデカール
カラーリングの次に分かりやすい特長。
その人物の物だと示す印であり、専用機だと強調させる物の1つ。
しかし、これらは個人の象徴の他にも、部隊の印であったり企業の宣伝等の意味を持つ。現実的にはこちらの運用の方が多い。
当然、性能は変わらないが、若干とは言え機体を重くするわけなので操縦性が変わる可能性もある。

  • 搭乗者の名前
それはいくらなんでも自己顕示欲高すぎるだろ…と思われるかもしれないが、現実でも割とある。
本名ではなくTACネームやコールサインだったりするが、乗る機体が決まっている場合はよく付けられる。というか現在の西側諸国の空軍(あるいは陸海軍のそれに相当する部署)ではこういった「すべての軍用機がだれか一人、ないし特定ペアの専用機」扱いになっているケースは珍しくなく(さすがにひとりひとりに合わせてのチューンナップが行われることはないが)、ある意味ではロボットアニメやエスコンシリーズに考え方が追いついているともいえる。

また、航空自衛隊の戦闘機は乗員が決まっていない*5ので搭乗者の名前は書かれないが、
かわりに機付長と呼ばれるその機体の整備責任者の名前が塗装される。専用機は必ずしもパイロットのものだけとは限らないのだ。
『ファントム無頼』カン・クリ機はそういう意味では史実とは異なる。

  • スタビライザーや追加装甲等の装飾
使い方次第ではカラーリングよりも強烈な印象を与える事が出来る。
丸っこい機体を鋭く見せたり、貧弱な機体をゴツく見せたり出来る。
私色に染め上げる機体も装飾次第で可能。また、追加装甲なら防御力の上昇も見込める。
しかし良い事ばかりではなく、機体のバランスが崩れたり、機動性や運動性の低下等も起き得る。
逆にそれをパイロットの腕前でカバーするケースもある。
部隊の隊長機に対してはカラーリングよりも優先される事がある。
実質的には実利を兼ねた、後述の「特殊な武装や機能の搭載」に該当するケースも多い。

  • 特殊な武装や機能の搭載、既存の武装のオミット
通常の量産機が装備していない装備もパイロットの意向で装備したり、逆に元からあった装備をオミットする事も。
一番乗り手の性格が表れる部分で、

「ああ、コイツは格闘戦が得意なんだな」
「コイツは射撃がメインなのか」
「サポート中心なんだな。コイツは」

と印象付ける事が出来る。
中には、

「変態かコイツは!?」

と思うような物もあるが、パイロットの意向なので仕方がない。

タグ欄で名前が出ている『ガンダム00』パトリック・コーラサワーの話もこのパターンで、『劇場版』限定ながら彼のGN-XⅣは専用カスタマイズ…肩のラッチ両方にシールド装備になっているのが確認できる。
これはそもそもGN-XⅣ自体の設定が「ハードポイントはついてるけど、ここに何をつけるかはパイロットごとに裁量を認めてるよ*6」であるため。実際にアンドレイ機をよく見るとGN-XⅡの装備をつけている。
こういった設定面の時点で「量産機だが、設計の時点で機能を取捨選択することで専用機にできる」としているロボットものも他にも珍しくないだろう。

  • 特殊なチューニング
これは機体が動かないと分からない。
主に機体の基礎性能を変化させる。パイロットの性格や癖を考慮して決める物もあれば、特定の機体に対抗するための物もある。
チューニングされた機体はパイロットの腕もあって凄まじい戦果を挙げるが、他のパイロットが扱いきれる代物ではなくなっている為、まさしく「専用機」な仕上がりになっている。
後に乗り換えられて別パイロットが乗る際には再調整される事もある。

  • コックピットの変更
これは外から見ても全く分からないし気付けない。
パイロットが操作しやすいようにレバーの位置や座席の高さや傾き、レーダーのカラー等の細かい所を変更する。
他にも通常の操縦方式から特殊な操縦方式に変えたり、複座式に変更する事も。
この変更は専用機でなくても行われている。また、現実にもF1カー等で行われている。
例えばドズル・ザビ専用ザクはドズル自身が巨体である為に彼に合わせてコクピットが若干大型化されている。

ざっと挙げてみたが、他にも沢山ある。
大体これらを組み合わせて専用機を作る訳だが、別にカラーリングの変更やエンブレムを付けるだけでも良いし、全部やっても良い。



■漫画やアニメ、ゲームにおいて

主に敵味方問わず基本的にエースパイロットが乗っており、
ある者は「自ら改造、調整した」、ある者は「功績を認められ、専用機を受け取った」等、様々な理由で専用機を持っている。
これらは無惨に散っていった量産機の恨みを晴らすかの如く、敵の量産機を蹴散らして獅子奮迅の活躍を見せ付ける。その姿は非常に格好いい
だが、これは機体性能の他にもパイロットの技量もあってこその活躍なのである。

機体性能の差が戦力の差ではないのだ。

また、ゲームでは専用機であるにもかかわらず、誰でも乗れてしまう事が多い。
シャア専用ザクⅡに乗るアムロ」等、おかしな状況を作り出す事も可能。
設定上これが許容されないような機体が多くなりやすい『スーパーロボット大戦シリーズ』とかだと、作品によってはそういう機体については乗り換え不能というシステムで原典におけるパイロットの専用機なのを再現していることも。


■没にされる/影の薄い専用機

専用機という特性上、汎用型よりも後続のモデルが計画されやすく、又活躍の機会も限られてしまう。*7
パターンは以下のようなものがある。

(1)余りに活躍の機会が限られている
(2)修理のコストの時点で馬鹿に出来ない金額か人力がかかる
(3)他の機体で代用できる
(4)安全面の都合
(5)製造コストの問題
(6)制作側の都合

まず、(1)のパターンでは、単純に用途がニッチすぎる専用機や、創作では作品の特性上活躍できなかった機体である。
兵器で例えるなら、「極端な近距離では非常に有用な兵器だが、中距離以上は使い物にならない」といった機体。
例として、量産された専用機とも言える「ラムアタック専用艦」というものが現実に存在したのだが、ラムアタックは超が付くほどの近接戦闘であり、その上性質上捨て身タックル同然、かつ効果的な特効とはなりづらいので、衝突するよう接近するよりかは戦列で砲艦の一隻として組み込まれていた事例の方が多い

(2)はある意味当たり前と言える。とは言え、現実に存在する「余りにも精密すぎて製作した工場で生産した部品と熟練の専門家がいてやっと修理できる銃」なるものが存在するし*8、戦争ではそのような贅沢は言っていられない、現実ではそもそもそういった部品が入手困難であることから、滅多に見られないし、金額も数万、時には億すら越えかねないものになる。

(3)は(1)と通じる部分もある。
詳しくは英国面等でこの類いのものを見てもらえれば分かると思うが、要は「中距離戦闘の時に小銃を持っているのに、わざわざ散弾銃や狙撃銃を使う必要はない」ということ。
余談だが、性能は何らかの点で優れていても、安全面において問題のあるものはこちら側「専用機」に、コスト面での問題があるものは「ワンオフ機」に振り分けられる傾向がある。

(4)は、量産とか専用以前に守られるものであり、戦時中や、逆に平和な時期だからって疎かにしては良けないものである。

(5)は2とある意味似たようなもの。「特殊な用途だけに凝った仕様で設計する、あるいは専用の生産ラインを設ける必要があるものを作る」というのは馬鹿にならないコストがかかり、それが価格にも反映されてしまう。
身近な例ではクロネコヤマトのトラックこと「クイックデリバリー」が挙げられるだろう。元々「ヤマト専用機」として設計した車であるが、その結果高額な車種となり後年はヤマトすら導入を渋るほどになった。

(6)はいわゆるメタ的な理由というもの。アニメ制作だって仕事でやるのなら採算が取れるようにしなければならないし、スタッフにあまりの無茶を要求すると今度は会社に労基署が怒鳴り込んでくるリスクも有る。そのためスタッフの労力を減らすために使いまわしのきく量産機を主力とし、専用機や試作機は主人公専用などある種特殊なポジションに回す、など。
あるいは作品の方向性自体が「集団戦」「軍団戦」だと、量産機vs量産機の大合戦が見せ所になるので、特殊仕様は結果として両軍のリーダー専用などになり影が薄くなってしまいがちである。
また玩具化・プラモデル化だと、量産機をベースにしたバリエーション機という設定で工数を削減しながら説得力も持たせられるというのも量産機の強みであり、逆に言えば特殊仕様機の弱みでもある。


■みんなで作ろう専用機!

さて、ここまで読んで貰った方々。
こんな事は思わないだろうか


「自分の専用機が欲しいなぁ」



ならば、作ろうじゃありませんか!!
何?「ロボットなんて持ってない?」


別にロボットじゃなくても良いじゃないですか!!


と、勝手に熱くなってしまったが、案外簡単な話である。

例えば、車やバイク等の乗り物。
確かに性能を変化させるような事は難しいが、カラーリングの変更やエンブレム等なら何とかなる。
簡単なオプション等を付けて自分が使い易いように変えるだけでも、それは立派な「専用機」となる。

他にも、今話題のスマートフォンパソコンだって自分が使わないアプリやデータは消して、その分別の何かに力を入れる筈だ。
他にもスポーツ用品などは特に他人が使い込んだ道具を借りると勝手が違う。
そして再び自分の道具を持った時、手に馴染む感覚をかみしめる事もあるかもしれない。
そうして自分が使い易いように最適化していく。これも立派な「専用機」ではないだろうか。

また、近年の一部の工業製品には、「本体」の構成は最小限度に留める一方でパーツ類を充実させるなどで、エンドユーザーの「専用機」に仕立て上げることが前提の製品も登場している。
トヨタ新86や、シャア専用オーリスが代表例だろう。

自分にしか使えないモノにしたい!と言う人には、指紋照合式のロックを組み込むことをお勧めする。
既存の鍵と交換するだけで車だろうが家だろうが、あなた自身がいなければ誰も利用することができない。

「ロボットとかで妄想したい」
と言う方々はプラモデルを買って、それに自身の妄想をぶつけ、形にしては如何だろうか?
早い話、プラモデルの改造である。多少技術が必要になるが、完成した時の感動は実に素晴らしい。
特にゾイドは公式が俺流改造のコンテストを開催していた過去から非常に多い。
中にはゾイドのパーツ未使用なんてのもゴロゴロ。


尚、主役機は殆んどがワンオフだが、量産機が主役機という珍しい作品もある。
例:『装甲騎兵ボトムズ』『銀河漂流バイファム

なお、WWⅡまでならまだしも、高度にシステム化された現代兵器には個人専用機を配備する利点は皆無のため、
実際の戦場には基本的に存在しない。(運用の問題もあるが)
せいぜいエンブレムやデカールに凝る程度であろう。
某国のように物資に限界が来てしまったりした場合にはにっちもさっちもいかず互換性とか生産性無視した高性能品を作ろうとする場合もあるが。当然完成なんてしないor粗悪品が出来る

自分で用意するの面倒くさい!というものぐさにも簡単な方法がある。
国のTOPになれば良い。「政府専用機」を用意して貰えるはずだ(既に用意されているともいえるが)。
ただし、世の中には政府専用機を任せたパイロットが無免許なのに経歴を詐称しており、不適切な操縦で政府高官諸共墜落した例もある。
ついでにこの政府専用機、操縦に直接関わる部分ではないが一部の機能*9が事故の2年前からぶっ壊れていた




自分の専用機で追記・修正よろしくお願いします。

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最終更新:2025年04月24日 18:33

*1 さすがに例は少ないものの、いわゆる「会社専用の枝線」「実質的にその会社の搬出入用途限定の小さな鉄道会社や専用車種」として貨物列車で例がある。最たる例が編成丸ごと佐川急便専用機、M250系スーパーレールカーゴだろう

*2 自動車番組の企画などでこの意味での「素人」が乗ることはある。旧TopGearの「『キャプテン・最低速』ジェームズがF1マシンに挑戦」など

*3 戦技競技会、要するに部隊対抗形式での実戦訓練

*4 付記すると海上自衛隊航空隊はこういった「部隊専用機としてのスペシャルマーキング」どころか平常時でも目立つようなマークなどを描かない部隊が大半(無いわけではない)。一説にはもともと派手な塗装に肯定的だった旧陸軍航空隊の価値観を空自が、否定的だった海軍航空隊の価値観を海自航空隊が受け継いでいるからとも

*5 例えばF-15戦闘機の乗員であれば、その場にあるどのF-15にも乗る。

*6 厳密には部隊指揮官は割と自由、一般部隊員は複数パターンの中から選択。後者はそれでも5種類くらいはあるとのこと

*7 カラーリング程度の改変やパーツの位置調整など、性能に大差が出ない程度の改変が行われた機体は除く

*8 詳細は量産機の項目の中盤に譲る

*9 フライトレコーダー。事故った時の機体側の飛行記録を追うのに使う。