だいじょうぶ。なにも心配することなんかないのよ。
なんとか…なんとかしなきゃ…!
密林にある『ミスティックルーイン』に居を構える戦闘民族、『ナックルズ族』の長老の娘。
種族はハリモグラ。略奪を繰り返す同族の諸行に心を痛める優しい気性の持ち主。
ある時ふと立ち寄った『聖域』で『チャオ』と出会ったティカル。
無邪気で純粋な生き物であるチャオ達と仲良くなり、その後もしばしばティカルは聖域へ足を運ぶようになった。
聖域を訪れるうちに彼女はチャオ達のリーダー『カオス』と出会う。
カオスは異形ではあったが心優しく、すぐに信頼関係を結んだティカル。彼もまた彼女に心を開いていた。
そんなしばらく後、ティカルは父である族長がとある話をしているのを聞いてしまう。
族長は聖域にある『神殿』を侵攻し、そこにあるという宝石『カオスエメラルド』を強奪しようとしていた。ティカルはそれを止めようと説得する。
ひとの欲望は無限だわ。
どこまでいってもこれでいい、ってことがない…
お願い! ここで断ち切って!
しかし説得は受け入れてはもらえなかった。
ついにナックルズ族は聖域への侵攻を開始する。
害意を持たないチャオを一方的に虐殺し、聖域に
火を付けるナックルズ族達。
ティカルが気がついた時には全てが終わっていた。
失意に打ちひしがれる彼女に遅れてカオスもその場に現れる。
その惨状を見たカオスは、無垢であった心を
復讐に染め、暴走してしまう。
カオスエメラルドの力を取り込み、近くのナックルズ族達を殺戮していくカオス。
ティカルは彼を止める為、カオスエメラルドを統べる『マスターエメラルド』の力を借りたのだった…
七つのエメラルドは、人の意思を力にするもの…
その力を抑制するのが、このエメラルドなら…!
お願い! あの人を止めてぇ!
カオスはマスターエメラルドによりその中に
封印され、ティカルの精神もまた共に封印された。
復讐に染まった彼がいつかなだらかな心を取り戻すまで、共に過ごすことを決めたティカルであったがその平穏も続かなかった。
エッグマンによって封印がとかれてしまったカオス。彼と共に封印から解放されたティカルは、
カオスを止める為に太古の光となって様々なキャラクター達を導くことになる。
最終戦にて
ソニックの前に姿を表すティカル。カオスを救うには封印するしかないと主張するティカル。
それに対するソニックの答えは…
【ソニックアドベンチャー2 バトル】
バトルモード限定のキャラとして操作可能。
最高速が低い代わりに高い旋回能力、防御技をもつテクニカルなキャラクター。
一見初心者向きな安定したキャラに思えるが、攻撃が貧弱な上に素の能力が微妙な為、常に有利な立ち回りを要求される玄人向けキャラ。
ついでにミスティックルーインなどの説明をしたいと思う。
ミスティックルーインは古代ナックルズ族の都であったが、前述のカオスの一件で現在は遺都としてジャングルに沈んでいる。
ナックルズ族の一部は生き残ることが出来たのか、カオス暴走の壁画などが随所に見られる。
その為考古学的な価値が高く、学者達が多く訪れる土地であり、現在では
モノレールまで引かれている。
古代ナックルズ族には元々マスターエメラルド信仰があったようで、
マスターエメラルドとカオスエメラルドを祭る神殿を聖域と呼び、神聖視していた。
ティカルがカオスを封印出来たのも、一族に伝わるマスターエメラルドの伝承を知っていたから。
カオスの一件後、神殿は何故か空中へ浮かび、エンジェルアイランドと呼ばれるようになり、ミスティックルーインから独立する。
そして代々ナックルズ族は、マスターエメラルドとその中に封印されたカオスの守人を使命とするようになった。
ソニックシリーズのレギュラーメンバーである『ナックルズ・ザ・エキドゥナ』が当代の守人であり、
彼にカオスの言い伝えが伝わっていなかったことを考えるとその使命も形骸化してしまったらしいとわかる。