ソニック・ザ・ヘッジホッグ(キャラクター)

登録日:2020/11/24 (火) 18:03:31
更新日:2020/12/28 Mon 14:12:46
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遅すぎだぜぇ?









ソニック・ザ・ヘッジホッグとはSEGAの生み出した史上最速のハリネズミである。

概要

ゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズの主人公。
音速を誇る足と何より自由を愛する心を持つ青いハリネズミ。
日本では大乱闘スマッシュブラザーズやライバル・マリオと共にオリンピックスポーツを繰り広げる青いネコみたいなやつといったマイナーなイメージだが海外、特にアメリカではマリオに勝るとも劣らない人気を誇る。
CVは金丸淳一氏が有名だが、かつては何名かが担当しており、実写映画版では俳優の中川大志氏が演じた。


身長100㎝、体重35kg。
誕生日は自身の初作品である『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の欧米での発売日である6月23日の15歳だが実は作中で仲間によって誕生日パーティーを開催されていたりDr.エッグマンに半年間監禁されていたりする。
性格は自由を愛し、退屈を嫌う文字通りの風来坊。
生意気だが困っている相手を放っておけない優しさも持つ。
どんな困難を前にも揺らがず余裕を崩さぬ様子は皆に「ヒーロー」と称されるが本人曰く『ちょっとすごいハリネズミ』。
宿敵であるエッグマンとの戦いですら楽しみ、悪友とですら思っている。
最近ではシナリオライターの変更からか設定が変わってきているフシがあり、エッグマンの行いに嫌悪感を持つことも。
一人称は「オレ」。
好物はチリドック。敵を前に安否を優先しているほどその情熱は深い。


歴史

元々任天堂が誇る配管工、マリオに対抗するためにセガのマスコット、及び当時最新機種であったメガドライブの技術を生かしたキャラクターを求め制作された。
制作中のコードネームは『ミスター・ニードルマウス』。
セガロゴのカラーである青、当時人気の絶頂にあったマイケル・ジャクソンが『BAD』のMVで履いていた靴をサンタクロースの色である赤に染め、アメリカ大統領候補であったビル・クリントンのアメリカンな性格を付与、スタッフが制作中に呟いたことばから『ソニック』の名がつけられた。


デビュー作は1991年『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』…ではなく『ラッドモビール』というアーケード、及びセガサターンのレースゲーム。
コックピットの端にマスコットとして吊るされ、操作に合わせてゆらゆらと揺れているところから始まった。


その後、次世代機を担う主人公として発売。Dr.エッグマンとカオスエメラルドをめぐる因縁に幕を開ける。

日本ではメガドライブの項にある通り売れ行きはあまりよろしくなかったが、アメリカではマリオでは出せないスピード感とキャラクターが少年達の心に刺さり大ヒット。絶大な人気を見せ、アメリカンコミックやオリジナルアニメの制作に至った。
日本でも今なおセガの代名詞として活動しており自社製ゲーム作品にちょくちょく登場している。
彼を知らないという人もTwitterの公式アイコンやゲームセンターの両替機で見かけたことがあるのでは?


何度か大幅な設定変更が行われており、最も顕著なのは1998年発売のソニックアドベンチャー
ドリームキャストで遊ぶ次世代のプレイヤーに受け入れてもらえるようにと背は高く、丸みを減らし虹彩は黒から緑になる等の変更が行われた。

能力

その名に冠する通り音速の足を持つ。
待ち受けるシャトルループもしつこく追いまわすトレーラーも何のその。
後ろ向きに走った時ですらその速度は保持される。
2000年後半からはゲージを消費しつつ衝撃波を発生させながら突き進むブースト能力をゲット、ソニックカラーズでは瞬間的に光速に達しているという計測結果を叩き出した。

走るだけではなくスピードを利用した攻撃は意外とバリエーション豊富。
  • 勢いよく転がって敵や障害物を破壊するスピンアタック・スピンダッシュ
  • それを応用したのか敵をロックオンして突っ込むホーミングアタック
  • バウンドした勢いを利用してスピンダッシュよりもはやい速度で転がるドロップダッシュ

…などがある。


基本的に「走りづらいから」か徒手空拳で戦うが、『ソニックと暗黒の騎士』では円卓の騎士と渡り合うほどの剣才を披露し、スマッシュブラザーズシリーズではほかのファイター同様アイテムを自由自在に使いこなす。
操縦技術にも優れるようでスケボーから15歳なのに飛行機の運転、果てはルール無用のカーレースまで難なく行う。

そんな彼にももちろん欠点はある。
それはカナヅチ(物理)であること。
水中での活動にはかなりの制限がかかり、作品によっては水に落ちた瞬間ゲームオーバーする。
プレイしたことのある人にはあのBGMと窒息するまでのカウントダウンははトラウマだろう。
オリンピックの水泳競技にはライフジャケットを着こんで参加している(その格好で世界記録を出すことも可能。)。

狭いところはこれまた「思うように走れないから。」と大の苦手。
(濡れ衣から)監獄に放り込まれて言っているのだから筋金入り。
アニメでは船に乗せられた際、他メンバーがリラックスしている中あまりのストレスに精神がおかしくなりかけていたり、水苦手を克服するための一環で不意に釣り鐘に閉じ込められた時にはパニックを起こしていた。



変身

スーパーソニック
七つの摩訶不思議な宝石、カオスエメラルドの力によって変身。
全身が金色に輝き、虹彩は赤色に変化。
亜光速・無敵状態で空を飛ぶ。
宇宙空間でも使用可能だが当然消耗は激しくリングを消費しながら行動することになる。
登場したのは二作目からで一作目では変身することはない。
スマッシュブラザーズで最後の切り札としても登場している。
メガドライブ作品『ソニック&ナックルズ』では類似形態であるハイパーソニックが登場。こちらは全身が虹色に輝く。


ダークスパインソニック
『ソニックと秘密のリング』にて登場。
世界リング3つと裁きの炎の吸収し変身した。
全身が紺色になり白いラインが走り白めになっており喋り方に威圧感を感じ、やや攻撃的になる。
実は公式では唯一手袋・靴が脱げた姿。


ソニック・ザ・ウェアホッグ
『ソニックワールドアドベンチャー』に登場。
ダークガイアフォースを浴びた影響で夜の間だけ狼男のような姿に変貌し、自慢の俊足を失う代わりに鋭い爪とパワー、リーチの伸びる腕を手に入れた。
ダークガイアフォースの影響を受けたものは心の闇を引き出すといわれているが元々彼には心の闇がなかったため肉体的な変化が表れたらしい。
声優は関智一氏。


エクスカリバーソニック
『ソニックと暗黒の騎士』に登場。
黄金の鎧をまとい、3つの聖なる武具を取り込み真の姿を現した聖剣を装備している。



クラシックソニック
『ソニックジェネレーションズ』、『ソニックフォース』に登場したかつての自分
『ソニックアドベンチャー』以前の作品等での姿を呼ぶときにも使用される。
現在の姿と区別する際は『モダンソニック』と呼ばれる。
正体不明の怪物に攫われ、現在の自分と共に冒険を繰り広げた。
その出会いの結果、時間が分岐したのか再開したときには『別の世界のソニック』と呼ばれていた。
一切喋ることなく、モダンソニックよりもやや子供っぽい性格の持ち主。

ソニックトゥーン
海外を中心に展開されている新たなるソニックブランドにおける姿。
ボサボサした針と手足に巻いた包帯、首に巻いたスカーフ。腕の色が違う…等従来の姿と差別化されたデザイン。
退屈が嫌いだったり水が苦手、好物がチリドックといった共通点が見られるが本家よりも年相応。
定期的にエッグマンと戦わないとおかしくなったりふざけてモノマネや一人遊びを行ったりとカートゥーンらしい設定がある。
メタルソニックの濡れ衣で犯人扱いされた時はメガネをかけて変装。ボブと名乗っていた。

ソニック ザ・ムービー(実写版2020年)
ソニック初の実写映画でゲームとは別の設定。
幼いころ宇宙の果てで静かに暮らしていたがとある事情で地球のグリーンヒルズへとワープ、10年ほど人間に見つからないよう一人で生活していた。
高層ビルの壁を駆け下りたり一人で野球ができるなどいつもの超スピードの他にスーパーパワーを持っており、スピードを出し過ぎて電磁パルスを発生させて大停電を起こしたり、Dr.ロボトニックが回収した体の針がメカをパワーアップさせたりしている。
性格は10代の少年といった感じでマンガを集めたり(愛読書はDCのフラッシュ)地元人をからかったりして地球生活を楽しんでいるが、正体を明かすことのできる友達や家族がいないことで寂しい想いもしている。



仲間・関連人物

マイルス・"テイルス"・パウアー
二本の尻尾で空を飛ぶ黄色い子狐。
初登場は2作目『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』。
かつてはいじめられっ子だったが彼の走る姿に憧れ勝手について行くことに。
今ではソニックを語るには欠かせない相棒にして頼れるメカニックである。
彼の操縦する飛行機・トルネードは元々ソニックの所有していたもの。
広橋涼女史が演じているためか女の子とよく勘違いされているが性別は男。スマッシュブラザーズでもネタにされていた。

エミー・ローズ
自称ソニックのガールフレンドの元気いっぱいなピンク色のハリネズミ。
占いとソフトクリーム、そしてソニック大好きな女の子だがいざという時は身の丈ほどのピコピコハンマーでもって戦う度胸の持ち主。その姿にはソニックもタジタジ。
初登場の『ソニックCD』ではピーチ姫よろしくエッグマンに拐われていた。

ナックルズ・ザ・エキドゥナ
初登場は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』。
空飛ぶ島エンジェルアイランドに眠るマスターエメラルドの守護者にして戦闘民族ナックルズ族最後の末裔である赤い針モグラ。
かつてはエッグマンに騙され敵対したが紆余曲折の末今ではソニックの悪友に(当人曰く、永遠のライバル)。
マーシャルアーツの使い手で拳は岩をも粉砕する。

Dr.エッグマン
ソニックシリーズを代表する悪役にして自称ソニックの宿敵。
詳しくは当該項目にて。

メタルソニック
『ソニックCD』に登場したエッグマンが対ソニックにと作り上げたソニックそっくりのロボット。
エミーを拐った実行犯。
基本的に喋らないがある時CPUの肥大化によって喋れるようになった。

シャドウ・ザ・ヘッジホッグ
ソニックアドベンチャー2』より登場したそっくりさんその2にして究極生命体。
エッグマンの手によって50年のコールドスリープから目を覚まし政府施設で大暴れ。ソニックに濡れ衣を着せることになる。
詳しくは当該項目にて。

シルバー・ザ・ヘッジホッグ
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006)』より登場。
荒廃した未来から歴史を変えるためにやって来た白銀のハリネズミそっくりさんその3
とある人物の手引きにより超能力を駆使しソニックを抹殺しようと執拗に狙う。


追記・修正はカオスエメラルドを7つ集めてからお願いします。

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最終更新:2020年12月28日 14:12