ソニック・ザ・ヘッジホッグ(キャラクター)

登録日:2020/11/24 Tue 18:03:31
更新日:2024/08/18 Sun 22:08:18
所要時間:約 11 分で読めます



















遅すぎだぜぇ?









ソニック・ザ・ヘッジホッグ(Sonic the Hedgehog)とはSEGAの生み出した史上最速のハリネズミである。

概要

SEGAのタイトル『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズの主人公で、同社の看板キャラクターである。
超音速を誇る足と何より自由を愛する心を持つ青いハリネズミで、名前に含まれるヘッジホッグはハリネズミの英語名である。
生まれは日本だがメガドライブが国外(特にアメリカ)で強かった事もあって、今でもゲームソフトや各種メディアミックスが展開しており、アメリカではマリオに勝るとも劣らない人気を誇る。
CVはアドベンチャー以降、金丸淳一が最も長く担当しており、日本のファンからは親しまれているが、かつては古川登志夫草尾毅、菊池正美が担当していた。
また、実写映画版では俳優の中川大志が演じていた。しかも有名人吹き替えにありがちな一作目のみの担当ではなくしっかり後の続編も担当している。


身長100㎝、体重35kg。
誕生日は自身の初作品である『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の欧米での発売日である6月23日の15歳*1だが、実は作中で仲間によって誕生日パーティーを開催されていたりDr.エッグマンに半年間監禁されていたりする。
性格は自由を愛し退屈を嫌う文字通りの風来坊。生意気だが困っている相手を放っておけない優しさも持つ。
どんな困難を前にも揺らがず余裕を崩さぬ様子は皆に「ヒーロー」と称されるが本人曰く『ちょっとすごいハリネズミ』。
宿敵であるエッグマンとの戦いですら楽しみ、悪友とですら思っている。
最近ではシナリオライターの変更からか設定が変わってきているフシがあり、エッグマンの行いに嫌悪感を持つことも。
エッグマンなどの腐れ縁には軽口を叩いて済ませるのが日常だが、怒りを通り越して心底呆れた時(救いようが無いと判断した際)は無口になることもある。
一人称は「オレ」で好物はチリドック。敵を前にチリドッグの安否を優先しているほどその情熱は深い。



歴史

元々は任天堂の看板であるマリオに対抗するためにセガのマスコット、及び当時最新機種であったメガドライブの技術を生かしたキャラクターを求め制作された。
制作中のコードネームは『ミスター・ニードルマウス』。
セガロゴのカラーである青、当時人気の絶頂にあり、後にセガファンとしても知られることとなるマイケル・ジャクソンが『BAD』のMVで履いていた靴をサンタクロースの色である赤に染め、アメリカ大統領候補であったビル・クリントンのアメリカンな性格を付与、スタッフが制作中に呟いたことばから『ソニック』の名がつけられた。

デビュー作は1991年夏発売の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』…と見せかけて、ゲームセンターの方が登場が早く、1991年2月に稼働開始した『ラッドモビール』というレースゲームで、コックピットの端にマスコットとして吊るされ、操作に合わせてゆらゆらと揺れている形でカメオ出演している。

その後、崖っぷちに立たされていた次世代機を救う新主人公として本格登場し、Dr.エッグマンとカオスエメラルドをめぐる因縁に幕を開ける。
まぁつまりメガドラのローンチタイトルではなかったってことだが…
国内ではメガドライブのシェアゆえにややマイナーよりなキャラだが、アメリカではマリオでは出せないスピード感とキャラクターが少年達の心に刺さるなどして大ヒットし、アメリカンコミック*2やオリジナルアニメの制作に至った。

結果として、ソニックはセガを引っ張った代表キャラクターの地位を確立し、日本でも自社製ゲーム作品やプライズ機などにちょくちょく登場するに至ったのである。
彼を知らないという人もSEGAのTwitter公式アイコンやゲームセンターの両替機・少し古いクレーンゲーム機あたりで見かけたことがあるのでは?


何度か大幅な設定・デザイン変更が行われており、最も顕著なのは1998年発売のソニックアドベンチャー
ドリームキャストで遊ぶ次世代のプレイヤーに受け入れてもらえるようにと背は高く、丸みを減らし虹彩は黒から緑になる等の大幅なデザイン変更が行われ、知名度も一気に上昇していった。
ちなみに声優が金丸淳一に(ほぼ)固定されたのもこの頃で、以降はウェアホッグの関智一、先述した実写版を除いて金丸氏が全て担当している。
選ばれた理由として大きかったのは、英会話講師をしていた経験もある故に英語が流暢に発声出来ることであり、そのネイティブな発音は所謂ルー語とは比べ物にならない格好良さである。


能力

その名に冠する通り音速の足を持つ。
ジェットコースターのようなシャトルループもしつこく追いまわすトレーラーも何のその。
後ろ向きに走った時でもその速度は保持され、ソニックヒーローズではテイルスの操縦する飛行機とメッセージカードを読みながら並走してみせている。
2000年代後半からは衝撃波を発生させながら突き進むブースト能力をゲット、ソニックカラーズでは瞬間的に光速に達しているという計測結果を叩き出した。

走るだけではなくスピードを利用した攻撃は意外とバリエーション豊富。ハリネズミだけに丸まりながらの体当たりも得意技。
  • 勢いよく転がったり、回転ジャンプで敵や障害物を破壊するスピンアタック・スピンダッシュ
  • 敵をロックオンし、高速の空中スピンダッシュをお見舞いするホーミングアタック
  • バウンドした勢いを利用してスピンダッシュよりも素早く加速するドロップダッシュ

…などがある。


基本的に「走りづらいから」か徒手空拳で戦うが、『ソニックと暗黒の騎士』では円卓の騎士と渡り合うほどの剣才を披露し、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではほかのファイター同様アイテムを自由自在に使いこなす。
操縦技術にも優れるようでスケボーから15歳なのに飛行機の操縦、ルール無用のカーレースまで難なく行う。

そんな彼にももちろん欠点はある。
それはカナヅチ(物理)であること。
水中での活動にはかなりの制限がかかり、作品によっては水=底なし穴と同じ扱いで即ミスとなる。
プレイしたことのある人にはあの窒息するまでのBGMとカウントダウンはトラウマだろう。
『マリオ&ソニック』(略称マリソニ)シリーズでオリンピックに参加する際もこの設定はセガ側から尊重するよう強く要求されたため、水泳競技ではスタッフが頭を悩ませることに。
長い議論の末、水泳系の競技では「ライフジャケットを着こんで参加」ということでOKが出た。
なお、その格好で世界記録を出すことも可能

狭いところも同じく「思うように走れないから」と大の苦手。
監獄に放り込まれたときにこう言っているのだから筋金入り。

アニメでは船や潜水艦に乗せられた際、他メンバーがリラックスしている中あまりのストレスに精神がおかしくなりかけていたり、
水中が苦手なのを克服するための一環で不意に釣り鐘に閉じ込められた時にはパニックを起こしていた。

ちなみに我々の世界に存在するハリネズミは泳げる。
スタッフが他の動物と勘違いした結果とのこと。



変身

スーパーソニック
七つの摩訶不思議な宝石、カオスエメラルドの力によって変身。
全身が金色に輝き、虹彩は赤色に変化。
亜光速・無敵状態で空を飛ぶ。
宇宙空間でも使用可能だが当然消耗は激しくリングを消費しながら行動することになる。
登場したのは二作目からで一作目では変身することはない。*3
スマッシュブラザーズで最後の切りふだとしても登場している。
メガドライブ作品『ソニック3&ナックルズ』ではマスターエメラルドの力も受けてさらなる強化形態のハイパーソニックが登場。こちらは全身が虹色に輝く。


ダークスパインソニック
『ソニックと秘密のリング』にて登場。
世界リング3つと裁きの炎を吸収し変身した。
全身が紺色になり白いラインが走り白眼になっており喋り方に威圧感を感じ、やや攻撃的になる。
実は公式では唯一手袋・靴が脱げた姿。


ソニック・ザ・ウェアホッグ
『ソニックワールドアドベンチャー』に登場。
ダークガイアフォースを浴びた影響で夜の間だけ狼男のような姿に変貌し、自慢の俊足を失う代わりに鋭い爪とパワー、リーチの伸びる腕を手に入れた。
ダークガイアフォースの影響を受けたものは心の闇を引き出すといわれているが元々彼には心の闇がなかったため肉体的な変化として表れたらしい。
声優は関智一


エクスカリバーソニック
『ソニックと暗黒の騎士』に登場。
黄金の鎧をまとい、3つの聖なる武具を取り込み真の姿を現した聖剣を装備している。


クラシックソニック
『ソニックジェネレーションズ』、『ソニックフォース』に登場したかつての自分
なお『ソニックアドベンチャー』以降の姿は『モダンソニック』と呼ばれる。
正体不明の怪物に攫われ、現在の自分と共に冒険を繰り広げた。

その出会いの結果歴史が完全に分岐してしまったのか、『ソニックフォース』で再登場したときには『別の世界のソニック』と呼ばれていた。
モダンソニックよりもやや子供っぽい性格の持ち主で、一切喋ることなくリアクションはジェスチャーで行う。
『ソニックフォース』に登場した彼は『ソニックマニア』、及び『ソニックマニア・プラス』の主人公であることが公式アニメ、『ソニックマニアアドベンチャーズ』で判明している。


ソニックトゥーン
海外を中心に展開されている新たなるソニックブランドにおける姿。
ボサボサした針と手足に巻いた包帯、首に巻いたスカーフ。腕の色が違う…等従来の姿と差別化されたデザイン。
退屈が嫌いだったり水が苦手、好物がチリドックといった共通点が見られるが本家よりも年相応。
配信されているアニメ版では定期的にエッグマンと戦わないとおかしくなったり、ふざけてモノマネや一人遊びを行ったりとカートゥーンらしい設定がある。
メタルソニックの濡れ衣で犯人扱いされた時はメガネをかけて変装。ボブと名乗っていた。


ソニック ザ・ムービー(実写版2020年)
ソニック初の実写映画でゲームとは別の設定。
幼いころ宇宙の果ての星で静かに暮らしていたがとある事情で地球のグリーンヒルズへとワープ。10年ほど人間に見つからないよう一人で生活していた。
いつもの超スピードによって高層ビルの壁を駆け下りたり一人で野球が出来たりするだけでなく、科学の力を以てしても中々生み出せないようなスーパーパワーを持っており、スピードを出し過ぎて電磁パルスを発生させて大停電を起こしたり、Dr.ロボトニックが回収した彼の体の針がメカをパワーアップさせたりしている。
性格は10代の少年といった感じでマンガを集めたり(愛読書はDCのフラッシュ)地元人をからかったりして地球生活を楽しんでいるが、正体を明かすことのできる友達や家族がいないことで寂しい想いもしている。
靴は元々どこかで拾ってきたようなボロボロな物だったが物語中盤に見かねた女の子*4から御馴染みの真っ赤な靴が送られた。
ちなみにPUMA製。変更前デザイン版ではNIKE製だった。

なお声優は先の通り中川大志が担当しているが、セガの担当者は金丸淳一でいきたいと最後まで熱心に説得していたそうである。*5
こうした経緯もあってファンからはかなり警戒されていたが、実写版なりの「少し幼い感じのソニック」を見事に演じきっており、後の作品でも続投している。
金丸氏がSNS及び動画で明かした所によれば、当初は自分がソニック役でなかったことに些かショックを受けたとのことだが、実際に作品を視聴して前向きに受け入れた旨を語っており、中川氏の熱演も賞賛している。



仲間・関連人物

マイルス“テイルス”パウアー
2本の尻尾で空を飛ぶ黄色い子狐。初登場は2作目『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』。
一般的に使われる「テイルス」は元々は前述の2本の尻尾を持つ容姿を周りがからかった事で付けられた蔑称。英語で尻尾は「Tail」と呼ぶが複数形にすると「Tails」になるため。こうした事情もあり本人も当初はこの名を嫌っていた。
ちなみに本名の「マイルス・パウアー」は速さの単位である「miles per hour(マイル毎時)」をもじったもの。
この様にいじめられっ子だったテイルスだがソニックの走る姿に憧れ勝手について行き、自信を身に着け現在の性格に至った。
今ではソニックを語るには欠かせない相棒にして頼れるメカニックである。彼の操縦する飛行機・トルネードは元々ソニックの所有していたもの。
『ソニックバトル』(フルボイス作品では『ソニックヒーローズ』)以降のゲーム作品では広橋涼女史が演じていたり*6、その容姿から女の子とよく勘違いされているが性別は男の子。スマブラforでもフィギュアの説明文でネタにされていた。
詳しくは当該項目にて。

エミー・ローズ
自称ソニックのガールフレンドの元気いっぱいなピンク色のハリネズミ。
初期と現在では見た目が異なりソニックの体色を桃色に変えそのまま女性化した感じであった。こちらはクラシックソニック系統の作品で今でも登場している。
占いとソフトクリーム、そしてソニック大好きな女の子。困っている人を見逃せない性格で、いざという時は身の丈ほどのピコピコハンマーでもって戦う度胸の持ち主。その姿にはソニックもタジタジと言うより若干引き気味で逃げようとすることも多い
とは言えなんだかんだデートに付き合ってあげたりしているので無下には扱っていない。
さらに諸事情でエミーに気付かれなかった時は結構落ち込んでいた。その後再びエミーのピンチを救った際も何も言わず辛そうに立ち去っている。
初登場の『ソニックCD』ではピーチ姫よろしくエッグマンに拐われていた。

ナックルズ・ザ・エキドゥナ
初登場は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』。
空飛ぶ島エンジェルアイランドに眠るマスターエメラルドの守護者にして、戦闘民族ナックルズ族最後の末裔である赤いハリモグラ。エキドゥナは英語でハリモグラと言う意味。*7
かつてはエッグマンに何度か騙されソニックと敵対したが、紆余曲折の末今ではソニックの悪友に(当人曰く「永遠のライバル」)。この経緯から何となく察せるとは思うがあまりオツムは良くない。
が、トレジャーハンターをやってたり大昔の壁画が読めたりする。
マーシャルアーツの使い手で岩をも粉砕するパンチの持ち主。滑空や壁登りもできる。実はオバケが苦手らしい。

クリーム・ザ・ラビット
クリームという名前のチャオを連れたウサギの女の子。良家のお嬢様という設定だが箱入り娘な面は全くみられず、むしろ活発な頑張り屋さんとして描かれている。
まだ6歳とは思えないほどしっかり者であり、ソニック達の冒険の足を引っ張ることは殆ど無い。むしろゲーム中ではかなり強く設定されているくらい。これには理由があって、同じ女性キャラクターであるエミーがかなり使いにくいキャラクターであったため、ゲームを遊ぶ初心者の女児のためにクリームが追加されたのである。
家族構成がはっきり描かれている数少ないキャラクターで、母親はヴァニラ・ザ・ラビット。優しいお母さんだが躾に関してはむしろ厳しい。クリームが礼儀正しく常に敬語で話すのはヴァニラの影響らしい。ちなみにクリームのお父さんは不明。クリームにもチョコラという弟が存在する。

マリン・ザ・ラクーン
暖かい島で育ったアライグマの女の子。関西弁を喋るお転婆娘。
公式サイトではメインキャラクターの一人として紹介されているが、今のところ『ソニックラッシュアドベンチャー』にしか登場していない。

ブレイズ・ザ・キャット
14歳のの女の子で、異世界の皇女様。
クールな性格でプライドが高い反面、やや攻撃的で他人と関わるのが苦手で高所恐怖症という短所も存在する。

スティックス・ザ・バジャー
アナグマの女の子。一人称は「アタイ」で、語尾に「〜ッチャ」を付ける。
生まれた時から森の中で暮らしていた他、エミーとは仲良しらしい。
アニメ版『ソニックトゥーン』ではソニック、テイルス、ナックルズ、エミー、エッグマンと共にレギュラーを担っており、彼らとハチャメチャな毎日を繰り広げる。

Dr.エッグマン
ソニックシリーズを代表する悪役にして自称ソニックの宿敵。
詳しくは当該項目にて。

メタルソニック
『ソニックCD』に登場したエッグマンが対ソニックにと作り上げたソニックそっくりのロボット
エミーを拐った実行犯。
基本的に喋らないがある時CPUの改良によって喋れるようになった。声がつくときは基本的にソニックと同じ人が担当している。両者の見事な演じ分けは脱帽物。

シャドウ・ザ・ヘッジホッグ
ソニックアドベンチャー2』より登場したそっくりさんその2にして究極生命体。
エッグマンの手によって50年のコールドスリープから目を覚まし政府施設で大暴れ。(本人は意図していなかったと思われるが)ソニックに濡れ衣を着せることになる。
詳しくは当該項目にて。

シルバー・ザ・ヘッジホッグ
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006)』より登場。
荒廃した未来から歴史を変えるためにやって来た白銀のハリネズミそっくりさんその3
とある人物の手引きにより超能力を駆使しソニックを抹殺しようと執拗に狙うが…?

エリス
こちらも『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006)』に登場。本作のヒロインを務める。
水の都と謳われたソレアナ公国の皇女であり、両親は既に亡くなっている。
野望に燃えるエッグマンに誘拐された所をソニックに助けられ、彼と共に冒険をすることとなる。
次第に彼に心を開いていき、人間でありながらソニックに想いを寄せるようになるが、世界を救うため悲しい運命を迎えることに。

クリストファー・ソーンダイク(クリス)
アニメ『ソニックX』の人間側の主人公。
裕福な家庭に生まれ育ったことを除けば普通の少年だったが、自宅のプールに落下したソニックと出会ったことで友情を育み、多くの戦いを経験することになる。
元来、多忙を極める生活を送る両親に幼い頃からあまり構ってもらえなかったこともあり、ソニックとの友情が深まるにつれて彼に対する依存心もいつしか大きくなってしまう。
ソニックが元の世界に帰らなければならない日、苦悩するクリスの下した決断…そしてソニックが明かした想いは……。

ワカウスキー夫妻
実写版『ソニック・ザ・ムービー』に登場する夫妻で、名前はトム*8とマディ。
他者*9との交流を避けて地球で暮らしていたソニックと紆余曲折の末に家族となる。
ソニックの方は以前から2人のことは一方的に認知しており、トムをドーナツ好きの保安官(ドーナツキング)、マディをプレッツェルクィーンと呼んでいた。
ペットに犬がいて、ソニックにもよく懐いている。



大乱闘スマッシュブラザーズ

世界中で彼の参戦が熱望されていたが、スマブラDXでは見送られ、『スマブラX』で交渉の末ギリギリになって満を持して参戦。
スネークと共に初めての他社枠ファイターでもある。決まったのがかなり後だったため、アドベンチャーモードではほとんど物語に絡まず、美味しいところだけ持っていく。

当のスネークからは彼に対して何故か気に入らないと発言しているが真意は不明。
(「コナミとセガは仲が悪かった為」説。「スネーク役の大塚明夫の父親大塚周夫がDr.エッグマンを演じているから」説等がある)

原作と同じくスピードはトップクラスでカメラをぶっちぎるほど。走行速度は当時トップだったキャプテン・ファルコンを余裕で追い抜き後の作品まで走行速度ランキング1位を死守し続けている。
必殺技はホーミング、ダッシュ、チャージの三種類のスピン攻撃と真上に大きく飛び跳ねるスプリングジャンプとなっている。スピン攻撃の突進速度も通常ダッシュほどではないが速く、特に横/下Bのダッシュとチャージはコンボの起点になるソニックの最重要攻撃となる。
逆に技の威力と吹っ飛ばしは総じて低めなので、一瞬にして相手のリーチ外から懐に潜り込む超スピードを活かしてヒット&アウェイの立ち回りを求められ、そこからチャンスを見つけてコンボをうまく決めなければ泥沼の持久戦になりやすいのが玉に瑕。

その後、『スマブラfor』や『スマブラSP』でも引き続き参戦している。
上記の仲間・関連人物達もステージの背景やフィギュア、スピリットなどで登場している。



追記・修正はカオスエメラルドを7つ集めてからお願いします。

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最終更新:2024年08月18日 22:08

*1 2022年以降ソニックシリーズのキャラの年齢設定は、公式がぼかすようになりつつある。

*2 Archie版はアメコミ史上2番目に長く連載されていたとか。現在は連載を終了し、IDWパブリッシングにてSEGAの監修を受け新たに連載されている。IDW版は日本語翻訳あり

*3 1作目ではカオスエメラルドが6つだったのでそもそも変身不可能と思われる。

*4 人間側のヒロインに当たるマディというキャラの姪のジョジョ。

*5 外画は基本的に海外の意向が強く、キャスティングの主導権も向こうの力が強い。そのため芸能人吹き替えが使われる原因は海外にもある。

*6 ちなみに、それ以前の作品では子役が起用されており台詞の棒読みが目立っていたため、シリーズファンの間では「棒読みテイルス」と呼ばれ区別されることもある。

*7 ちなみにハリモグラはハリネズミよりもカモノハシに近い生物で、ハリネズミはネズミよりもモグラに近い生物。そして英名のヘッジホッグは「生垣のブタ」という意味がある。ややこしい。

*8 本名はトーマス。

*9 唯一カールという老人のみソニックの存在を認知しており、ソニックは彼をからかって遊んでいたが、カールの目撃談は誰にも信じられていなかった。