クーガーブランド(BORDER_BREAK)

登録日:2009/11/30(月) 08:33:15
更新日:2020/06/21 Sun 21:44:02
所要時間:約 6 分で読めます





クーガー「お前に足りないものは、それはー、射撃補正索敵ロックオンブースターSP供給率エリア移動リロード武器変更歩行ダッシュ積載容量、そして何よりもーーーーーー!!

重量耐性が足りないッ!!


ヤクシャ「あ、ごめん聞いてなかった」
エンフォーサー「もう帰ろうよクーガー兄さん」



SEGA開発のアーケードゲーム、ボーダーブレイクにおいて、ゲーム開始時にプレイヤーに支給されるパーツ。
通称:久我 玖珂 久賀 狗牙
かっこいいと思ったのを使え

フルセットボーナスは重量耐性UP…だが(笑)を付ける程度


開発元はTSUMOIインダストリ
ニュードを動力源とする初の量産型ブラスト・ランナーとして開発された。
扱いやすく汎用性に優れるため、多くの傭兵達に支給されている。



…ぶっちゃけ器用貧乏。


稼働初期からシュライクブランドやヘヴィガードブランドにシェアを奪われてきた。

さらにパワーインフレのこのご時世、クーガーⅠは所詮、下位互換なのである。


キャッチコピーは「オレハ、マダ、ツカエル」

フレーズの使いやすさと、クーガーの残念性能と相まってこのキャッチコピーは改変によく使われている(新型の存在によりもうクーガーはネタ機体を卒業しているんですよね)。


さらに、ツェーブラブランドという、高い射撃能力と重量耐性という多くのプレイヤーが喉から手を出すほどに欲しがっていたものを両立させたものがでてきたため、

装甲しか取り柄のないクーガーブランドを乗り捨てるボーダーが急増した(これはシュライクにも同じ事態が起きた)。

今では同じ中量級には、ほぼ同性能(もしくはやや上)で重量も軽いエンフォーサーブランドや、機動力と射撃能力に特化したE.D.Gブランドといった新型が出ており、ほぼ大半のユーザーが「クーガーは過去の産物」と認めている。
筆者もそう思う。

設定上クーガーは開発されてから10年が経過しているため、最新モデルと比べて性能的に見劣りすると公式ムックにはっきりと書かれている。
最初期に開発された機体…つまりザクⅠザクⅡみたいな立ち位置である。


だが一部のユーザーに根強い人気があり、フルクーガーにしたり、アセンに組み込んだりしている。

その理由としては

  • 主役級だから
  • (II型の頭の)耳がかっこいい、可愛い
  • (I型の頭が)いかにも量産型って感じがするから
  • II型の胴と腕は優秀だから。
  • 素材がないから
  • わざわざクーガー使ってるオレカッコイイwから
  • 乗り換える必要がないから(キリッ
  • 「なんとなく愛着が湧きました」
  • 名前的に最速だから

恐らく、外見を重視するプレイヤーがもっとも多いものと思われる。
頭がジェガンのアンテナとバイザーを取り外した形なのか、惚れ込む方々も多い

なお、クーガーV型という新型の存在を信じてやまない人々もいる。

全ての性能がSだ等と勝手なことを言っていたりする。ぼくのかんがえたさいきょうのぶらすとレベルの発言である。

II型に萌えてて下さい。


フルクーガーI型で500円プレイした後に胴と腕を変えてみると世界がCHANGEする(人もいる)。

(脚はお好みで、II型頭は別の意味で世界が変わります)


クーガー弱くてランク上がらねぇとかいう人もいるけど普通に上手い人はAランクでも通用するので、そういう人は優しい目で見守ってあげよう

何より、クーガーで戦闘の基本を身に付けた上で機体を乗り換えて欲しいところ。


「意地張ってねえでクーガー降りろよ」
「え?何言ってんのクーガーの装甲がねえと安心して戦えねえよ」

という言い争いがあったのは俺だけじゃないはず。

しかし、2010年8月、事態は一変。

さんざ言われてきたこのクーガーブランドに遂に新型が発表されることとなったのだ。
クーガーS「やあみんな、おはよう」

ケーファー&ツェーブラ(あ、やべえクーガーさんだ

主婦「でもどうせ大した変化はないでしょ?」


いえ、そんなことはございません!!
この機体は中量級ではまさかの装甲Bと、軽量級にも負けないスピード、そして従来の安定性と、エースパーツの条件を満たした品質を提供させていただきます!!

重量級寄りの装甲を持ちながらもそれなりに高い機動力を実現しているため、どんな場面でも活躍が期待できますよ!!

そしてなによりクーガーシリーズ最大の弱点であった積載量も改善されたことにより強襲以外の兵装(特に重火)でもペナルティを受けにくくなりオレハ、マダ、タタカエルことを証明してくれた。

冒頭で当機をザクに例えたがⅡ型→S型の強化っぷりはザクⅡ改をすっ飛ばしていきなりザクⅢになったかのような化けっぷりである。
となれば後述のNXはザクⅢ改くらいの立ち位置だろう。S→NXはⅡ→Sに比べたら大人しい進化である。


主婦「でもお高いんでしょう?」


そんなことはございません!!レベル5の素材が3つずつであるぐらいで大量に素材を要求するパーツはございません!!。
その異常な性能のため、Sの頭or胴を使ってるボーダーはかなり多い。

A「頭と胴で悩んでます」
B「積載足りるなら久我Sにしとけば?」

もはや別機体過ぎて「こんなんクーガーじゃないよ」という者も居る。
そういうものはセイバーに乗り換えたりもする。

みんなドMなんだね。

ver2.7において更に新型『クーガーNX』がリリース、2.7でも暴れてくれるだろう!と思っていたらひどい大暴れになった。
頭は装甲B-で軽量かつ索敵以外平均以上。
胴はS型の採用が多いが、高ブーストながらSPの低下は0.9倍に抑制。
腕はそこそこのリロードに平均以下の性能は無い。
足は積める上にダッシュB+を達成、SBで更に積め、SB強化で倍率ドン、更に倍!
加えて重量耐性も使えば、もう目も当てられない。

と、ここまでNXがチート性能の様に言われているが実際に乗ってみるとそうでもない。
たしかに各スペックがほぼC〜Bの範囲にあるのだが、この手のゲームの宿命である「平均的に強い機体より特化型の機体の方が強い」はそのまま。
またNXは機体重量が増えたので、テンプレアセンのNX S NX NXだと最軽量の重火装備は勿論、ダウナーを使う強襲兵装でも重量オーバーしてしまう事がある。
重火力兵装も使うなら大幅な超過を覚悟するか、SBチップ(1)や重量耐性チップ(3)をつける必要がある。
せっかく6〜7もあるチップ要領も重量耐性に喰われるため、チップでの拡張がしにくいのも弱点の1つ。

ただし裏を返せば、少量のスロットを消費するだけで優秀な基本性能を存分に活かせるということでもある。
強襲兵装の重量オーバーもver3.0では魔剣軽量化により、NXSNXNXにセットボーナス強化と重量耐性1の2スロットで天使強グレ魔剣箪笥とテンプレ強装備を積んで超過30で済む。
器用貧乏を通り越した大抵こなせるハイエンド。チートとまではいかないが抜群に、文字通り群を抜いて優秀なのは事実である。
大抵こなせる故に特化型に及ばないまでも、平均的な中量ではほぼ一択で、他機体の出る幕が無い。
実際に某所でSとNXだけで構成された機体使用率を調べると、有効データ数約21000中、約3000件がヒットする。
マップによって多少前後するがBB.NETを利用するボーダーの約1/7、1割4分がSNXを使っているのである。優秀さは数字が証明している。

なおⅠ型頭部は装甲C+で最も軽いので重量調整で出番が回ってくることもあり、説明文で旧型とこき下ろされているⅠ型の中でも特に酷い言われよう*1なのだが、実際の所はクーガーⅠ型のパーツでは最も出番が回ってくるやつだった。

クーガーNX「オレハ、マダ、ツカエル。なんちゃってw」
中量機体「久我さんもう勘弁してくださいorz」

TSUMOI「追記・修正はNXをお買い上げの方にお願いします」

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最終更新:2020年06月21日 21:44

*1 「コスト面から多くのボーダーに支給されているが、新型のパーツと比べると能力は見劣りする。」というもの。実際は全ステータス平均値とも言える扱いやすいパーツ。