登録日:2010/06/07 Mon 10:05:50
更新日:2025/03/01 Sat 13:58:11
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三次元的戦闘を得意とし、視界に収める事すら難しい事から『イクバールの魔術師』とまで呼ばれる優秀なリンクス。
オリジナルナンバーは2。国家解体戦争にてベルリオーズに次ぐ二番目の戦果を挙げた腕利き中の腕利きである。
とあるミッションでの登場時は主人公
アナトリアの傭兵を『面白い素材』と呼び、
「新しい…惹かれるな」と興味を示している。
青山氏特有の
ねっっ……とりとした口調でこのようなことを言われるため妙なインパクトがあり、プレイヤーからの知名度や人気は高い。
一方、全体的に妖しさの漂う台詞回しや、台詞の中には「ハァーッ……ハァーッ……ウッ……ハァーッ……ハァーッ……」といったものまであり、ゲイヴン扱いされる事もしばしば。
このため一番面白い素材なのは当のサーダナ本人との声も。
ストーリー中での出番はメインストーリー後半、企業間の直接戦闘開始直後に当たるChapter4『SELF CONCEITED』のハードモード。
GAの重要人物が乗る輸送機が出発準備中の「ゼクステクス世界空港」に襲撃を仕掛けるイクバール部隊に混ざり攻撃を仕掛けて来る。
ノーマルモードでは輸送機が飛んだ後はPAが展開可能になるが、ハードモードでは輸送機がトラブルにより発進を中止、終始PA展開不可の中という不利な状況下での戦いを強いられる。
オールドキングの解説文から『fA』の時代では故人であり、本ミッションでアナトリアの傭兵に敗れ戦死するのが正史な模様。
なお、イクバールが攻撃を仕掛けたGAは本作において共にオーメル陣営であり、言うなれば開幕早々に仲間割れしている状況ということになる。
この両社は食料分野で対立していることが資料集や続編で判明するため、イクバールとしてはどさくさに紛れてGAを妨害しておきたかったのだろう。
【搭乗機体】
イクバール社、TAWHIDベースの軽量逆関節ACアートマン。
頭部に独特の専用スタビライザーを装備している。
アートマンとはウパニシャット哲学における「自我」の意味である。
また、彼自身の名前であるサーダナも「精神鍛錬」の意味を持つ。宗教家という側面からの何らかの意図が込められているのだろうか。
武装は散布ミサイルにライフル、そして象徴とも呼ぶべき重ショットガンを装備している。
この重ショットガン、近距離で食らえばAPをぶっ飛ばす威力であり、サーダナの特異な戦闘スタイルから繰り出されるそのショットガンはかなり回避が難しい。
しかも交戦する場所はGAの重要人物が待機している為にPAを展開する事が出来ないゼクステクス世界空港。余計にダメージが嵩みやすい。
逆関節特有の素早い上下運動もあって中々の難敵となる。
なお、彼の特徴的なスタビライザーと重ショットガンはACfAの
オールドキングに受け継がれている。
前述した様にオールドキングとの交流が有った彼。イカレた変人同士気が合ったのだろうか。
が、一方は人類を死滅させる事に至福を感じ、彼は闘いに自らの『哲学』を『素材』で試す事に至福を感じている。
性格こそは似ているがベクトルはかなり違うだろう。
恐らくはかなりの武人だったのかも知れない。
【余談】
南アジア(インド)系企業であるイクバールの所属であり、数学者でもあり、異名が「魔術師」な点からして、元ネタは「インドの魔術師」の異名で知られる数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンと思われる。
追記・修正お願いします。
- 数学者である事と魔術師の異名から、元ネタは「インドの魔術師」と言われた数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンだろうか -- 名無しさん (2023-05-20 00:20:28)
- 古王も元は学者だったかもね。古王のイカレ具合は精神負荷による影響だったりして -- 名無しさん (2024-06-11 16:04:53)
- AC6にて声が似てるそっくりさんが登場してる -- 名無しさん (2024-06-30 21:04:36)
- ビジター、RADのチャティ・スティックだ。面白い素材だと聞いてる、期待するぞ… -- 名無しさん (2024-10-05 08:59:01)
最終更新:2025年03月01日 13:58