文学少女(男子高校生の日常)

登録日:2012/03/24(土) 15:45:44
更新日:2024/10/27 Sun 18:15:59
所要時間:約 3 分で読めます




でも少し……この風、泣いてます。




文学少女とは、『男子高校生の日常』の登場人物。作中では本名が明かされなかったが、「やっさん」と呼ばれるシーンが存在する。
また、生島が「笑顔の安永ちゃんの真似」と言って文学少女そっくりのモノマネをした事があり、安永が苗字だと思われる。
CV:日笠陽子


容姿は黒い長髪と八重歯が特徴的な美少女。
普段から夕暮れの河原で読書することが多く、ある日たまたまそこで暇潰ししていたヒデノリと遭遇。
幻想的なボーイミーツガールなシチュエーションを期待し、すぐ近くに座りこんだ。
そしてロマンチックな世界に浸るべく非現実的な台詞を無言で要求した…。
それを気まずいと感じながらも何となく察知&正直少し嬉しかったヒデノリが気の利き過ぎた言葉をかけ、その後偶然ヨシタケが上手く繋げてしまったことでヒートアップした。

この話の最後に彼女の自作小説をヒデノリとヨシタケが目にし、偶然にも状況が一致していることが判明。
しかし何よりも主人公である『根暗でオタクな風使いの少年』のイメージを重ねていたことが判明し、ヒデノリはブチ切れた。
この時はまだヨシタケも「別にいーじゃねーか」と軽く声をかけている。


以降、数度の邂逅を経てヒデノリに惚れており、いつのまにか彼の背後に立っていることなどザラ。
その度に幻想的な台詞を(勝手に)期待している。
もっとも、肝心のヒデノリからはその異様さによって恐れられ、最近では関わり合いにもなりたくないらしく避けられがち。


一方、自らの幻想をブチ壊す存在は決して許さず、ムードを台無しにした通りすがりのタダクニは容赦なくボコボコにした。
また、嫉妬深いのか、ヒデノリと一緒にいた自意識過剰女は凄まじい形相で睨み追いかけ回している。

ヒデノリに誤解されるのが嫌だったらしく、自分が同級生の男子と一緒にいる所を目撃されたら隣町まで追いかけて必死になって弁明していた。
(ヒデノリは微塵もそんなこと気にしていなかったが)。

そのわりに彼女自身はヒデノリとまともに会話したことはほぼない。

そういうのが繰り返された結果、ヨシタケからも「よく分からないがやばい女」という感じの印象になっていたり、
何故か彼女とヒデノリの初会合のことを他所の人が知っていたりと有名になっている模様。


これだけだとかなりイタい残念な美少女だが、はっきり言って無茶苦茶可愛らしい。
特にヒデノリとの二度目の邂逅で、彼を見つけた時の嬉しそうな顔といったら……。「ぬふん♪」
また、要所要所でそわそわしたりする愛くるしい仕草、テンパると天才的なドジっ子と化すのも一部のファンに需要があるだろうか。


誤解の無いように言っておくと、本来は明るく社交的で友人も多い。
単行本のカバー裏では羽原達、数名の女子と共に高校の文化祭に遊びに来ている。
あくまでヒデノリ相手だと気が動転するらしく、ある意味とてもシャイなのだろう。


彼女の初登場によって本作は本格的な人気を博し、公式サイトでもFlashアニメ化されるなど各所で話題を呼んだ。
アニメ版でも第一話の締めとなるラストエピソードに抜擢され、EDテーマも特別仕様である実際は本来のED製作が間に合わなかっただけ。



追記修正は河原で非現実的な台詞を言いながらお願いします

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最終更新:2024年10月27日 18:15