緑黒墓地進化速攻(DM)

登録日:2011/04/27(水) 01:12:23
更新日:2018/05/01 Tue 10:40:40
所要時間:約 5 分で読めます



デュエル・マスターズの理想を掲げるために…ビート環境成就のために…」











「アニヲタWikiよ…私は帰ってきたぁぁぁぁぁぁ!!」


ドーー(゚д゚)ーーン



2010年、世界は超次元呪文の炎に包まれた!

海は枯れ、地は裂け、あらゆるビートダウンは環境から排斥されたかに見えた…





しかし緑黒ウィニーは絶滅していなかった!


世紀末決闘符伝説
デュエル・マスターズ
テーレッテー


you は shock
緑黒墓地進化速攻(または緑黒ウィニー、本家Wikiでは黒緑墓地進化速攻など情報媒体や環境により表記ブレあり)とは神化編環境からE2環境に至るまで現役だったという恐るべきウィニーである。

主に緑は二種類のナスオやスナイプ・モスキート、ハックル・キリンソーヤなどを、黒は死神術師デスマーチなどの墓地進化クリーチャーを軸に据えたウィニーであり、さまざまなパターンから4t以内に仕留めることを狙うことを可能としている。速さだけならば最速のウィニーであり、歴代トップメタでも単純な速度ではこのデッキに勝るデッキは存在しない。

このデッキを語る上で重要な説明をすると、全ての原因は32弾で闇文明に『墓地進化』というカテゴリーが登場したことにある。

墓地進化とは、要するに墓地にあるクリーチャーを下に敷いて出す進化クリーチャーであり、バトルゾーンに種を必要としない進化クリーチャーである。

要するに進化クリーチャーなのに進化種を使ってバトルゾーンの数が減るということがないのである。

では、その脅威の3tキルワールドの内の一つをご覧頂こう。
1t

黒マナ置いて闇戦士ザビ・クローを投下する。

2t

ダンディ・ナスオでマナの闇クリーチャーを落としながら闇クリーチャーをマナに置く→死神術師デスマーチ投下→ザビ・クローと2枚ブレイク。
相手の残りシールド3枚。


3t

アニマベルギスを投下して殴れるクリーチャー1体にWブレイカー付与→ダブルブレイク+ソロブレイク+直撃でゲームセット



以上のように引き次第では先攻3tで試合終了の可能性すらあるという恐るべきスペックなのだ。

ちなみに3t目の普通のデッキの場合、エナジー・ライトと唱えたりライフで増やしたマナをやりくりしたりしてる段階である。対戦すら成立していない。

先攻3tでこんな動きをされてしまうと、ほとんどのデッキがなにも出来ないままボコられてしまう。


スライとかって話じゃねーぞ!
では、そのキーカードを紹介しようと思う。文字数節約のため、細かいテキストは本家Wikiを参照して頂きたい。

  • ねじれる者ボーンスライム

1コストブロッカー持ちのアタッカー。殴ると死ぬ。
使い捨ての1ブレイクとも。
だいたい死して屍はデスマーチの下に行く。

  • 闇戦士ザビ・クロー

黒くなったブレイズ・クロー。
元となったカードと同様、速攻においてデメリットなど無いも同然。


  • 死神術師デスマーチ

1コスト墓地進化クリーチャー。事実上のスピードアタッカーに等しく、ダンディ・ナスオともシナジーする。
緑黒墓地進化速攻の速さはぶっちゃけこのカードが原因。

  • 密林の総督ハックル・キリンソーヤ

3コストマナ進化クリーチャー。
デスマーチと同様に実質的なスピードアタッカーであり、シールドフォースによりブロッカーをすり抜ける。

  • ダンディ・ナスオ

事実上の1コストウィニー兼墓地肥やし。
山札から黒マナ置いてからタップしてる黒マナを墓地に置き、1コストデスマーチはよくある流れ。

  • ジオ・ナスオ

マナに置くカードがランダムになったナスオ。
闇が落ちればこっちのもの。

  • 無頼封魔アニマベルギス

/黒混色の2コストクリーチャー。出したターンだけ自分のクリーチャー1体にWブレイカーを付与出来る。事実上のスピードアタッカーその2。


対抗策としてはノーブル・エンフォーサーで2000以下を行動不可にしたりローズ・キャッスルで-1000修正で殲滅などがあるが、ダルマンディなどにより、それだけでは封鎖は完璧ではない。何しろ3t目にはもうシールドがありませんでした、等というのはザラなのである。

ニンジャ・ストライクや盾追加による迎撃も徹底していかなければならないだろう。それでも勝てるかは怪しいが……
弱点は定番だがシールド・トリガー除去。
青単速攻とは違い、最速な代わりにドロー能力が少ない(シールドを手札に変換するコダマンマぐらい)ので、トリガーが上手く刺さり、遅れてる内にこちらの準備が整えばあっさり勝てる場合もある。逆に言えばトリガーが来なければ緑黒ウィニーの独壇場であり、現環境から運の要素を排斥出来ないのはこのデッキのせいでもある。

また、ガーディアン等のブロッカーを並べるデッキタイプだとかなり有利に戦えるが、それらのデッキは近年の超次元コントロールに対して辛いのが現状である。要するに緑黒ウィニーをメタるとトップメタに勝てず、トップメタに勝とうとすると緑黒ウィニーに勝てないのである。
なお、初出だった神化編環境はこのデッキに加え抜群の安定感を誇る青単ウィニーまでいたため超高速環境であり、ウィニー対策を万全にするのが当たり前という狂気の環境だった。ただし青単ウィニーは殿堂入りの影響で完全に崩壊しており、神化編環境での殿堂入りにノータッチだった理由はけして低くない事故率(と言ってもやっぱり速いのは変わらない)とトリガーに振り回されることから、全体的な完成度では青単ウィニーほど危険視されていなかった可能性がある。

………というのがE1環境までの話

E2環境になると希望の絆 鬼修羅勝利宣言 鬼丸「覇」といった強力なガチンコジャッジを搭載したクリーチャーが登場し、
それらをメインに据えた「ミラクルとミステリーの扉」、通称「ミラミス」と呼ばれるデッキタイプがトップメタに登場。
このガチンコジャッジというものはお互いにデッキの一番上のカードを見せ、コストが大きいプレイヤーが勝つというもの。
この効果により前者はコスト10以上かビクトリーカードを手札から踏み倒しorデッキからサーチ(もちろん鬼丸「覇」はコスト10のビクトリーである)、後者はなんとエクストラターンを得るという馬鹿げた効果を持っていた。

そう、緑黒墓地進化速攻はそのコストの軽さゆえに

ガチンコジャッジに勝てない

のである。

このデッキタイプの台頭により、

ウィニーで殴る→扉を踏む→覇が出てきてターンが返ってこない

という現象が多発した。

この後、ミラミスは繰り返す殿堂入りにより弱体化を余儀なくされるも、リペアを繰り返してトップメタに居座り続け
挙句、E3になると暴走龍 5000GTというクリーチャーが登場する。
このクリーチャーの効果を簡潔に説明すると、


パワー5000以下のクリーチャーを召喚できない


…そういうことである。このクリーチャーを出されると緑黒墓地進化速攻は何もできないのだ…

このクリーチャーも当然のようにミラミスリペアに投入され、緑黒墓地進化速攻を駆逐。
かつて繁栄を極めた速攻デッキは環境からの転落を余儀なくされ、次第に数を減らしていった…。

アニマベルギス投下、効果でWiki篭りに追記修正を付与させます。
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