弟をたずねて四千里

登録日:2011/09/20 Tue 02:18:29
更新日:2025/04/11 Fri 14:23:34
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「弟をたずねて四千里」とは、スーパーファミコンのソフト『スーパーマリオRPG』に登場する“マシュマロの国”の彫刻家・ガロが造り上げた最新作であり最高傑作の銅像の名前である。

フサフサとしたヒゲは弟おもいの優しさを、シッカリとしたモミアゲは心の強さを、そして足はどんな距離もひとっ飛びで届く強力なジャンプ力を表している。

この銅像の造形の素晴らしさには、マシュマロ王国の現女王で芸術にはうるさいマルガリータ様も大絶賛。
彼女曰く、この銅像の力強さと城内に飾ってあるマルガリータの銅像の美しさがマッタリと調和する出来らしい。

そして、多くのプレイヤー達にとっては城内にある沢山のマルガリータの銅像より、この『弟をたずねて四千里』がより輝いて見えたことであろう……




追記・修正は銅像をピカピカに磨き上げてからお願いします。


この銅像は…
すばらしいザマす!





















※以下衝撃(?)の事実
















実は銅像ではなく、その正体は我らがマリオその人である。

銅像に変装することになった経緯は、マリオの仲間の1人・マロの両親(マシュマロ王、女王。実はマロはマシュマロの国の王子)の城が悪女マルガリータに乗っ取られてしまい、マロが軟禁された両親を救出しようとした事から始まる。


城の門は常に門番のバーディ達が見張っており、関係者以外は入ることが出来なかった。

城に入る方法を探すマリオ達がふと訪れた家の住人・ガロは、マロの姿を見て彼が本物のマシュマロの国の王子と確信した。

というのも、彼は城お抱えの銅像職人で、彼が造った若き日のマシュマロ王の銅像がマロに瓜二つだった為。

事情を聞いた彼は、マリオの身体中に金粉を塗って銅像に変装させ、マルガリータの銅像と一緒に「納品」することで侵入させようとした。

その際、いつもの銅像と違うと門番に怪しまれるが、ガロが「これはマルガリータの父の母の息子の子どものアラビアータの銅像」と上手くごまかしている。

項目冒頭の「弟をたずねて四千里」の設定も銅像の存在を訝しむマルガリータに対してガロが語ったものだが、咄嗟の言い訳のセンスが秀逸である。



中にはこの時、マリオ以外の4人はどうやって侵入できたんだと思ったプレイヤーもいると思うがツッコんではいけない。



城内への侵入に成功した後、マルガリータにこき使われている肥満鳥・ドドにより運ばれるが、その後にかなり不機嫌なドドの銅像磨き(という名の八つ当たり)をジャンプで回避して銅像のフリをしなければならない。


これに成功すると、ドドはアクセサリー「ドドのはね」を落としていく。
これは素早さ+20という凄まじい素早さアップ効果を持つ代物。防御・魔法防御も+5上がる。
なお、失敗した場合はバトルとなる。


しかし、成功しても見張りを終えたバーディ達に何度もつつかれてしまい(これもやはりマルガリータ絡みの八つ当たり)、マリオは動いて金粉も取れてしまうのだが、これを見たバーディ達は「オバケの銅像だ〜!!」と怖がって逃走。
結局マリオは自由に動き回ることとなる。





……。
……。
スバラシイ。

ドド!
なにしているの!
早くこの項目の追記・修正をするザマす!

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最終更新:2025年04月11日 14:23