スーパーマリオRPG【再作成】

登録日:2024/12/02 Mon 13:15:00
更新日:2025/04/26 Sat 08:55:22
所要時間:約 30 分で読めます





さあ、マリオと
冒険の旅にでて、ドラマをつくろう。


スーパーマリオRPG(Super Mario RPG: Legend of the Seven Stars)とは、1996年3月9日に任天堂から発売されたSFCのアクションRPG。
任天堂とスクウェア(現スクウェア・エニックス) が共同制作した。

長らくリメイクを望まれていたが、2023年11月17日にリメイク版Nintendo Switchで発売。オリジナルの配信開始かと思わせての発表に驚いた人も多かった。
リメイク版の開発はドラゴンクエストシリーズのリメイク作品を手掛けたアルテピアッツァが担当している。


◆概要

スーパーマリオシリーズでは初のロールプレイングゲーム
フィールド上ではマリオシリーズらしいアクションを楽しむことができ、
戦闘ではタイミングよくボタンを押すなどで、敵に与えるダメージを増やせる
「アクションコマンド」が搭載されていることが大きな特徴。

任天堂の代表作であるマリオシリーズとRPGに強みを持つスクウェアが手を組んだという奇跡のような作品であったが、
後にデジキューブや、スクウェア社長が「NINTENDO64はダメ」と公言してしまったせいで二社の関係が洒落にならんぐらい冷え込んだため、
一時期は色々と複雑なポジションのゲームになってしまったが、スクウェアがエニックスと合併した辺りから任天堂との関係が改善。
Wii/Wii U時代にはバーチャルコンソール配信が実現し、現在では「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の内蔵ソフトにも収録されているので遊ぶことは容易となっている。
本作の主要キャラクターのマロとジーノもファイターではないがスマブラにスピリットとして出演している他、ジーノはMiiファイターのコスチュームとして実装され、疑似参戦を果たしている。

発売されたのがSFC末期だったこともあり(SFCが4000円安くなるクーポン券が付いてきたことからお察し)売上的にはマリオシリーズでは1ランク落ちる。
だが温かみのあるグラや、やや黒いネタのあるセリフ回し、直感的なシステム、
そして何よりパックンフラワーが歌を歌うCMのセンスもあって今なお評価する者が多い。日本国外でも人気を博した。
ピーチ姫やクッパなど、おなじみのマリオキャラに個性的な描写がされるようになったのも本作から。

また、本作のBGMは当時スクウェア社員だった下村陽子氏が担当。
氏はその後もマリオ&ルイージRPGシリーズのBGMを担当している。
さらに、本作の製作に関わったスタッフの一部がその後スクウェアから独立し、
ラブデリック(のちのバンプールやスキップ)や、アルファドリーム(マリルイシリーズの制作を担当)などの会社を立ち上げている。


◆おもなゲームシステム

  • ワールドマップ
本作ではワールドマップ上で行きたいエリアをえらび、冒険をしていく。
ストーリーを進めると先のエリアにルートがつながり、進めるエリアが増えていく。

  • フィールド
フィールドは「クォータービュー」形式で描かれており、マリオシリーズらしいアクションゲームの要素や仕掛けが多数盛り込まれている。
クォータービューなので、慣れないうちはちょっと操作しづらいかも。

  • 戦闘
フィールドで敵にふれると画面が切り替わり、戦闘が開始する。
戦闘では「すばやさ」の数値の高い順にコマンドをえらんで行動をしていく。

  • スペシャルわざ
各仲間が使用できる特殊なわざ。
ほかのRPGでいう「魔法」や「特技」にあたるもので、特定のレベルに達すると新しいわざを習得できる。
スペシャルわざをつかうには「FP(フラワーポイント)」が必要で、「FP」はパーティ全員で共有する特殊なステータスとなっている。

  • アクションコマンド
戦闘で敵に攻撃するときやスペシャルわざを使用するとき、特定の操作をすると威力や効果がアップする。この機能を「アクションコマンド」という。
アクションコマンドの操作方法は技によってちがっており、タイミングよくボタンを押したり連打したりなど、4タイプある。
また、敵から攻撃を受けるときにもタイミングよくボタンを押すことで防御し、受けるダメージを減らすことができる(一部防御できない攻撃もある)。

アクションコマンドは、攻撃と防御はそれぞれ成功と大成功の二種類あり、成功の判定は緩いが大成功はジャストなので厳しい。だが、ジャストだとかなり性能が上がる。

具体的には攻撃の場合、成功なら1.5倍、ジャストで2倍。
防御の場合は成功なら軽減、ジャストで0にできる。

  • レベルアップボーナス
戦闘や無敵スターで敵をたおし、経験値を一定量ためると仲間がレベルアップし、能力が成長していく。
さらにレベルアップ時に好きなステータスを1つえらび、より成長させることが可能。
なお、レベルアップしても「すばやさ」は成長しない。また、本作ではレベルの最大値は30と他のRPG作品に比べるとやや低め。


◆あらすじ

いつものようにピーチ姫がクッパに攫われると、いつものようにマリオはクッパ城へ助けに行く。
そこでいつものようにマリオはクッパと戦ってピーチを救出しようとした瞬間、大きな衝撃と共にマリオ、ピーチ、クッパは城の外へ飛ばされてしまう。
気を取り直してクッパ城に向かったマリオが見たものは、なんとクッパ城に刺さった大きな剣であった。
またその剣によってこの世界の人々の願いを叶える星、「スターロード」が7つに割れて地上へとバラバラに落ちてしまい、「人々の願いの叶わない世界」になってしまった。
同時に、各地で武器の姿をした集団が人々を苦しめるようになる。
クッパ城を占拠しマリオワールドの征服を狙う新たな敵・カジオー軍団と戦い、スターロードのかけら「スターピース」を集めるべく、マリオは親と離ればなれになってしまったマロ、スターロードを修理する為に天空からやってきたジーノ、カジオー撃退という共通の目的で手を組んだ宿敵クッパ、そしていつもは攫われてばかりのピーチ姫とともに今までにない新たな冒険に出る。


◆登場キャラクター

★メインキャラクター

我等がヒーロー。通称「ヒゲ」。
彼に関しては例外的に無口系主人公の如く、自らセリフを話す場面はない。
身振りによる感情表現は積極的で、熱血漢で割と血の気も多いのか、事あるごとにファイティングポーズを取る。
大人なのにトイドーを殴ろうとしていた。
ジョナサンからのサシの勝負の申し込みも躊躇せず受ける。
この世界では有名人で、自身のジャンプ力が身分証になる唯一の存在。

武器はグローブとハンマーとこうら。
どのステータスも高めで、HPが高い上に物理攻撃も魔法攻撃も使いこなす(ちなみに今作の「ジャンプ」はスペシャル技であり、「まほうこうげき」でダメージが算出されるれっきとした魔法攻撃。と、いうより空中の敵によく効く特徴など、実質的にFFでいえばエアロ系のポジション。)
が、最強武器の「ひまんパタこうら」による通常攻撃(消費FP0)が強すぎるため、終盤は通常攻撃偏重になりがち。
また、スペシャル技はどれも追加効果のない攻撃一辺倒と、RPGで言えば勇者というよりむしろイメージカラー通りに赤魔導士に近い性能。
ちなみに戦闘の前線に立てるメンバーのうち一人はマリオ固定となり、マリオを他のキャラと入れ替えることはできない。
リメイク版のチェイン効果はアクションゲージの増加量アップを担当。


ぼくは、ケロケロ湖から来た カエルの
『マロ』 といいます。 カエルだけど
ジャンプが まったく 苦手なんです。

白くてフカフカしたからだを持つ男の子。
「ケロケロ湖」に住むカエル仙人に育てられたため、自分を「カエル」だと思っている……が、
上記の通り、見た目からしてどう見てもカエルではない。
カエル仙人から本当のことを聞かされ、本当のパパとママを探す為、マリオとともに旅に出ることとなる。
ちょっぴり泣き虫で、泣き出すとあたりに大雨を降らす能力(?)を持つ。
魔法の才能があるがまだまだ修行中。
武器はグローブ(※マリオが使える武器とは別物)とつえとシンバル。

スペシャル技は雷や雨、雪といった天気のチカラをあやつる技*1や、味方のHPを回復する技、
そして、ある意味では本作でもっとも問題な「なにかんがえてるの」を習得する。
自力で雷や冷気の属性攻撃ができる唯一のキャラ。むしろそちらが彼の生命線といってよく、イメージカラーと真逆の黒魔導士のポジションといったところか。
特に「でんげきビリリ」は低コストの敵全体攻撃のため、戦略や装備、敵との相性次第では序盤から終盤まで第一線で活躍する魔法である。
また、まほうぼうぎょもとても高い。
アクションコマンドはほとんどタイミング入力になっている。

ステータスはHP、物理攻撃といったステータスは低い魔法使いタイプで、終盤になると他のメンバーと総合力で劣るのは否めないため、スタメン落ちしがちだが、スペシャル技で敵の弱点を突けるステージでは大活躍が見込めるキャラクターでもある。
先の通りHPが低くバランス振りで200にも届かず、全振りしても唯一255にならない。
何気にレベルアップボーナスではこうげきの方がまほうこうげきより伸びる。
リメイク版のチェイン効果は魔法攻撃アップを担当。

このヒーローの人形の名前をとって
「ジーノ」と
なのることに するよ!

ローズタウンの宿屋の息子、トイドーが持っている木製人形。
しかしある時、雲よりもはるか彼方の天空の世界から「スターピース」を地上まで追いかけてきた「天空の使者」が乗り移り、人間サイズになり動き出した。
本名は4文字の「スター語」だが、これは地上界では発音が難しい言葉らしく、乗り移った人形の名前「ジーノ」をそのまま借りて名乗ることになる。

武器は、指や腕に仕込まれた銃とロケットパンチ。
スペシャル技は敵単体や全体を攻撃する無属性技のほか、仲間の能力を一時的に強化できる「ジーノウェーヴ」を習得する。
巨大なビームを発射するなど派手なエフェクトの技が多く、タメ押し系のアクションコマンドを唯一使用する。
また、敵単体を攻撃する「ジーノカッター」はアクションコマンドを成功させると9999の即死ダメージを与えることができるが、
一部の敵にはアクションコマンドを入力して即死ダメージを与えられず、通常のダメージとなる。
そして 説明書に書いてあるタイミングが間違っているため 即死効果を出せなかった人多数。

すばやさが全キャラ中トップで、こうげき、まほうこうげきが高いが、耐久力は低いガンナーや狩人のポジション。
……のは途中までで、やたらめったら成長率が高く他キャラは成長が止まるLv20以上になってもぼうぎょが上がり続け、
成長率の高い項目を選び続けるバランス振り最終装備込みで見るとクッパ以上のぼうぎょになる。
さらに攻撃面も終始高く、最終的にはクッパ以上の素手とマロ以上のまほうこうげきも併せ持つ怪物で、攻撃防御魔力素早さの四冠王。
上述の「ジーノウェーヴ」が非常に強力で、アイテムを使わずに仲間を強化できるのはこの技だけという事もあり、ボス戦に是非連れて行きたいキャラクターの一人。
ただしよく装備されるばっちいパンツの魔防が5しかないこともあり魔法には弱いまま。
リメイク版のチェイン効果は攻撃・素早さアップを担当。


とくべつ ダイサービスとして、
ワガハイの「クッパぐんだん」に
キミたちを いれてやろう!

数多くのマリオシリーズで、マリオと敵対する悪の大魔王。一人称は“ワガハイ”。
今回はカジオー軍団に乗っ取られたクッパ城を取り戻す為、残ったクリボー軍団・ノコへい軍団・カメザード軍団を引き連れるが、徐々に数が減ってゆき、
最終的にブッキータワーを見上げて、ヒトリ途方に暮れてしまう。
そこへマリオ一行が現れ……。
単純な悪役ではなく、以後のシリーズにおける憎めないコミカルなライバルというキャラクターは本作で確立されたと言ってもよく、プレイヤーからも「かわいい」と好評する声が多い。

戦闘パーティにクッパを入れておくと、敵の中にクリボーやパタパタといったマリオシリーズおなじみの敵がいた場合、クッパに恐れをなして逃げ出すことがある。
武器はグローブ(※マリオやマロが使える武器とはやっぱり別物)とワンワン。
圧倒的なHPとこうげき、ぼうぎょをもつ、いわゆる物理型、FFで言えば典型的なモンクタイプ。
特に加入当初は対物理防御に関しては凄まじい性能を誇る。
さらに本来の最強防具より強い事実上の最強防具が加入前にそのへんで売っているため、
パンツ一丁で戦う彼は、高い初期ステータスと合わさりしばらく場違いなステータスで暴れまわり、無敵にすら思える。
しかし、まほうぼうぎょとすばやさがかなり低いため、調子に乗りすぎると痛い目に遭うことも。
また典型的な早熟型でありレベルアップボーナスが低く、振り方次第では素手でさえジーノに抜かれる。
さらに装備品の性能が極めて弱く、最強の武器と防具がいずれもピーチの初期装備と同じ性能で、
最終的なステータスはHP以外は見るも無残でベンチ入りしがち。攻撃特化同士に至っては武器を含めた攻撃力でマロにさえ追いつかれパーティー最弱。

なおHPの成長値そのものは本当に高く、レベルアップボーナスを除いても219と他キャラが成長期にHPボーナスを引いた時の数値を上回る。
さらにレベル21で他キャラが1レベルにつき2しかHPが上がらなくなる(ジーノは防御+1と引き換えにHPが1しか上がらない)中クッパだけ4、成長期のボーナスでも3上がり続ける。
その早熟型と晩成型の違いを利用してレベルアップ時のステータス上昇を他キャラの物を参照できるバグ(SFC版限定)を利用すれば、クッパの序盤を他キャラの物で・他キャラの後半をクッパの物で補う事でマリオ以外の4人を強力なキャラに育成できる。
おなじみの得意技である火炎放射は、今回はEDでしか見ることができない。

リメイク版のチェイン効果は防御アップを担当。
そのリメイク版では新たな最強の武器である「すごいワンワン」が手に入り、レベルアップボーナスを全員満遍なく振った場合で比較すると全キャラ中最強の装備込みの攻撃力を誇るようになる。



じゃあ、行きましょう!
私もガンバルから、よろしくね♡

毎度おなじみ、攫われ姫様。
ゲームのOPでいつものようにクッパに攫われたが空から降ってきた剣の衝撃で、クッパ城からブッキータワーにふっ飛ばされた。
一連のブッキー騒動が終わった後、なんと仲間になってくれる。

攻撃力が(パーティに加入当初は)低く戦闘面では非力だが、強力な回復魔法の使い手と、加入当初は一見典型的な白魔導士ポジションと思うことだろう。
武器はグローブと傘と扇子、そして「フライパン」。
本作のピーチはとにかくあらゆる性能がぶっ飛んでいて、スペシャル技は超低コストの全体回復技&蘇生技を兼ね備えるほか、最後の最後で最高クラスの威力を持つ無属性の全体攻撃技も覚える。
その回復性能の高さはピーチ加入時点でキノコ類がいらなくなるほど。特にSFC版は持ち物欄が常にカツカツになるので、HPの回復をピーチに委ねて残りはFP回復アイテムなどに回すこともできる。
さらに、素のこうげきこそ低いものの、装備できる武器の攻撃力が実は優秀。
特に最強装備のフライパンはダメージにムラがあるが、同じくマリオの最強装備のひまんパタこうらと同じ攻撃力+90。

レベルアップ時の成長率はかなり高い。Lv20に上がる際は驚異のこうげき+10、HP+14が見られるぐらい。
これにより加入当初の非力さが嘘のようにメキメキ成長していき、装備さえ揃えば物理魔法両面で殴れるバーサクヒーラーと化す。
最終HPも高く、バランス振りの場合クッパに次ぐタフネスを誇る。
ついでにまほうぼうぎょが素でトップでまるで隙が見当たらない。

総括すると本作屈指のバランスブレイカーであり、「ピーチ姫をパーティーに組み込むか否かで本作の難易度は激変する」と言っても過言ではない。
彼女に「セーフティリング」(属性攻撃無効化、即死含む全ての状態異常に耐性を持つアクセサリー)を装備した時点でマリオRPGはヌルゲーと化す。
セーフティリングの代わりに「ひまんパタこうら(防具)」を装備させれば即死耐性が失われ攻撃力も下がるものの、鉄壁の防御を持つ無敵の回復役となり、ひたすた全体回復をかけるだけで全滅がほぼ有り得なくなり、本作をクリアしたも同然となる。
「ひまんパタこうら(防具)」と即死耐性を補うアクセサリーの2つを装備したらどれほどのぶっ壊れかと言うと、鉄壁の回復役として味方をひたすら回復と蘇生のみに徹したら、隠しボスをゴリ押しで倒すことすら可能となる程のチート級である。

リメイク版のチェイン効果は魔法防御アップを担当。




ちなみに、Lvアップボーナスは1レベルごとにこうげき→HP→まほうこうげきの順に成長期がくるので、Lv20までは上がりやすいものを選んでいくと合計ステータスが高くなる。
ただしLv20を超えると成長率が悪くなり、クッパ以外はHPが成長期でも2しか上がらないので他のステータスを上げた時と合計が変わらない。
Lv上限は30、経験値の最大は9999。
また、HPはすべて選んでいくと「ウルトラキノコ」の回復量と同じ255(マロだけなぜか254)になる。


★特徴的なサブキャラクター

いつものキノコの人。
ただし、「キノピオ」という名前がメッセージウィンドウで表示されるのは、最初から最後までたった一人のみ。
最終決戦直前の場所にも現れ、マリオたちのために強力なアイテムを…………販売してくれる。通常の半額で。……おカネ取るの?
この他にも、サムいギャグをかましてくる「そうこばん」などが登場する。
隠しコマンドを入力するとメニュー画面に出すこともできる。(いみがない)

  • カエル仙人
ケロケロ湖に住む、物知りなカエルのおじいさん。マロの育ての親。
話しかけると、ゲームの攻略ヒントを教えてくれたりする。
コオロギ菓子が好き。

  • トイドー
ローズタウンの宿屋の息子。
「ジーノごっこ」でヒゲに強烈なダメージを与える。
ヒゲを過小評価している。

どういうことかというと、ジーノを仲間にして宿屋に向かうと「マリオはクッパに弱いし~」と言って、マリオが怒って殴ろうとしそれをマロが止めるという、世界的に有名なスーパーヒーローなのに実に大人気ないことをする貴重なシーンが見れるからである。
地味に自身はクッパより強いというプライドを持っていたことが分かる。

  • キノコフスキー
ケロケロ湖にいる作曲家。
「いわいのメロディー」を作った。
彼の作曲活動を手伝うと、ケロケロ湖で強力な回復アイテムが買えるようになる。

最後のパレードに登場。取扱説明書では彼がゲーム紹介をしている。まあ要するに出番なし。
とある場所で彼の願い事を見ることができる。内容は「兄さんの役に立ちたい」
これだけなら「誰の弟(妹)の願いなのかわからない」という反論もあるだろうが、
英語版では内容こそ異なるものの「I wannabe a great plumber like my brother Mario.」(訳:マリオ兄さんみたいな偉大な配管工になりたい)となっており、ほぼ間違いなくルイージの願いである事がわかる。

ヨースター島でかけっこをしている、ご存じでっていう
アイテム「ヨッシーのクッキー」を使うと戦闘中にも登場する。

本筋とは関わりが薄いのだが、パッケージにパーティーメンバーの5人と共に並んでいることをよくツッコまれる。そのせいか、リメイク版のパッケージでは削除された

  • ワッシー
グラサンとトゲ首輪をつけた、ガラの悪いヨッシー族。かけっこが速い。

  • クリジェンヌ
クッパ配下のクリボー軍団筆頭。色仕掛け担当なので女性。
クッパとはぐれた後、モンスタウンで3匹の子供と共に店を経営している。

  • ガロ
マシュマロの国の銅像職人。
マルガリータの陰謀を暴くため、「弟をたずねて四千里」という傑作を制作する。

  • ヒノピオ
バーレル火山の奥で「ヒノマート」なるお店を経営している。
見た目はちょっと怖いけど(ついでにオネエキャラだけど)いい人。

お馴染み緑の勇者。ローズタウンの宿屋で寝ている。
話しかけるとあの効果音を鳴らす。

お馴染み銀河最強の戦士。キノコ城の客室でパワードスーツのまま寝ている。
「オモロイド…。」

  • ゲームをする子供
キノコ城の宿屋でゲームをしている。見た目からして悪そうなガキ。
話しかけると、やられちゃったと八つ当たりされるが、
しばらくすると「ばくれつカブトムシ」を売ってくれる。
…が、リメイク版では悪質な転売だと判明した。


★個性溢れる敵キャラクター

中ボス

最初のボス。
フィールドには1体しかいないが、戦闘画面では何故か2体も登場。
マリオ1人で相手をすることになるので、けっこうてごわい。
このキャラの「なにかんがえてるの」で見れるメッセージは没データだったのだが、リメイク版で表舞台に出ることができた。
ハンマーバラバラ。

紫色のどろぼうのワニ。
一人称は「ミー」。マリオたちを「アミーゴ」と呼ぶ。
2回も戦い、最終的にクッパ城(2回目)でアイテムを売ってくれる。デレ疑惑あり。
あやしいキノコ。

大喰らいな黄色いカイブツなんだな~。
山下清な口調で喋るんだな~。
二回目の戦いでは食べた味方のコピーを生み出すんだな〜。
オーロラのかがやきなんだな〜。

  • ぺパット
語尾に「ゲス」をつける爆弾魔。
某攻略本にはカジオー軍団の一人……という記述があるが、ゲーム中でそれを示す描写は特に無く、戦闘BGMも通常ボスのものであり、実際のところは謎。
無名なので、有名になるべく上京してきた。なぜ炭鉱にいるのかは不明。
非常にHPが高いが、FPが魔法1回で切れるほど低い。
すなあらし。

ブッキータワーの7代目当主で、ブッカーという、文字通りの部下を引き連れている。
ツラがWの人にどことなく似ているけど、とくに関係は無い……はず。
一人称は「ボキ」。言動が大変独特な奇人。マリオを「たびのひと」と呼ぶ。
カブトムシが大好きで、カブト虫買い取りセンターの経営者は多分彼。
ピーチと結婚しようとするが、「結婚」の意味を履き違えていた。
ばくれつきかんしゃ。

ピエロの兄弟。ブッキータワーでマリオたちと戦う。
見た目にたがわず曲芸じみた合体技も使ってくる。
弟はとある場所でカジノを経営している。
キラリりゅうせいぐん。

メリーマリー村の結婚式場で突如暴れだした、ウェディングケーキ。
ストロベリーがケーキの上段で、ラズベリーが下段。
ストロベリーの倒し方はちょっと特殊な難敵で、本作中盤の関門として立ちはだかる。
ブッキーはこれを美味しくいただいて、晴れて結婚式を成功させた。
スイートソング。「オメデト~ゴザイマ~ス。」

  • たこつぼゲッソー
ちんぼつ船にいるイカの魔物。船を襲って沈めた張本人らしい。
マリオシリーズでおなじみのゲッソーだが、雑魚のゲッソーとは比べ物にならないくらい身体がデカい。
なぜたこつぼに入っているかは謎。戦闘中に出てくる足を数えると8本。ホントはタコなんじゃ…
こいつのあし共の恐怖攻撃は作中唯一の耐性無視。
かんけつせん。

海賊の長にして
スターピースをかけてちんぼつ船の最深部で戦う。「サメはだきょうか」を使うと防御力がアップ。
さらに、部下のバンダナブルーが全滅すると、マリオとサシの勝負をすることになってしまう。
サシで勝負するとかなり強いが、マリオを戦闘不能にして放置するかバンダナブルーを1体以上残しておけば、サシの勝負は回避可能。しかも経験値も多く貰える。
ダイヤモンドカッター。

  • ノコヤン
クッパ軍団のノコへい軍団筆頭。武術担当。
クッパとはぐれた後、モンスタウンでジャッキーの弟子になる。
ビートアタック。

モンスタウンの「ジャッキー道場」の師範。
ちっちゃいが強い。本作最強との声も多い。
3回も戦う。マリオを強敵(とも)として認める。
しょうげきだん。

ノムリッシュ。
出るゲームを間違えちゃった、ちょっと場違いな奴。
裏ボス的存在。
厚みのあるグラフィックに憧れている。
彼もそれなりに強いが、引き連れてくるクリスタルの猛攻がヤバい。
なおコイツのドットを打ったのは、まだ一介のスタッフだったノヴィラ=テティーダである。

  • クィーンフラワー
マシュマロの国への入国を防ぐため、トンダリヤが育てたパックンフラワー。
さくらふぶき。

  • キャサリン
マリオシリーズおなじみの敵。どういうわけか、マシュマロ宮殿にいる。
マルガリータを倒した後はどこかに消えてしまう。
熱いタマゴ。

マロの故郷であるマシュマロの国を、バーディ軍団を使い占領していたナゾの女性。
このゲーム一番の巨乳であり乳揺れ担当。鳥頭の下にも顔がある(というか、髪が鳥)。
戦闘ではマリオたちを色々なステータス異常にする技でガンガン攻めてくる。
カチカッチン。
マリオ達に倒された後は、なぜかブッキーと結婚する。

  • ドド
マルガリータの手下で、黒い鈍感鈍重な大鳥。だがコイツの羽は作中トップレベルの素早さ+20である。鈍感とは
ミニゲームの緊張感は異常。
れんぞくこうげき。

  • カイザードラゴン&ドラゴンゾンビ
「ヒノマート」の先に住む、バーレル火山のヌシ。
「カイザードラゴン」を倒すと「ドラゴンゾンビ」となって復活する。
がんせきガラガラ。

  • カメザード
「キイーッウキイーーッ! あの時の赤んぼう!?」
クッパ配下のカメック軍団筆頭。魔法担当。
カジオーに操られていたが、正気に戻った後は、コインが無限に湧く宝箱を召還してくれる(隣の部屋にいるクロコ涙目)。
キングボムを召喚して自爆させると一切(カメザードが)行動できなくなる恐ろしいバグの使い手。


「なにかんがえてるの」のメッセージによると、どうやら彼がヨッシーアイランドのベビークッパの守役だったようだ。


●印象的なザコ敵

名前が秀逸すぎるザコ。容姿はアイツに似ている気もするが、フィクションです。
バーレル火山から登場する……のは、上位種の「バーレルコング」である。

ボスなのかどうかわからない、謎の敵。
BGMが中ボス戦のものであるにもかかわらず、不規則に現れて何回でも戦える。
絶対にFP切れ状態で勝負を挑まないように。

宝箱の罠。
ボスキャラ扱いではないが、「ボス並みに強い」と言われるほどの強敵揃い。
踏んで倒そう。

迷彩カラーのヘイホー。逃げ足の速いヤツ。
是非一度倒してみよう。


カジオー軍団

今作の敵組織。マリオワールドを征服すべく武器世界からやってきた。
モチーフは武器。

  • ケンゾール
のボス。
ホッピングな剣でピョンピョンと跳ねるヤツ。
しんえいたいを引き連れて挑んでくる。
RTAやTASで毎回存在を消される悲しい奴。
ほのおのかべ。

  • ユミンパ
のボス。
こちらのコマンドを封じる攻撃をする、姑息…と思いきや自分もそのルールに従う律義なヤツ。
回復したい時にXボタンのアイテムを封印されたり、FP切れの時にアタック(通常攻撃)を封印されたりすると厄介。
マリオがジーノを助けるシーンは名場面。
ほうでんげんしょう。

のボス。
人質を取り星を奪う、非常に卑怯なヤツ。
選択肢によっては長老をくすぐり攻めにするテクニシャン。
すいじょうきばくはつ。

のボス。愛すべきバカ達。
「戦隊」「レンジャー」ということで、5人と巨大メカがいる。
てごわいけど、統率力はほとんどない。

オノレッド
リーダー……力尽きると、目が回ったと言い離脱する。一応まともな理由、なのか?
今ので目が回った…少し休ませてくれ。

オノブラック
力尽きると、サングラスが割れたと言い離脱。
買ったばかりのグラサンに、ヒビが入っちまったぜ!
だから、安物なンか買うなと言っただろう!!

オノイエロー
力尽きると、腹がへったと言い離脱。黄色はカレー好き。
はらがへって動けないでゴワス!!
さっき、カレーを食べただろうが!カレーを!!

オノグリーン
力尽きると、貧血と言い離脱。
私、ひんけつで倒れそうよ!!
お前は、運動不足なんだよ!運動不足!!

オノピンク
力尽きると、化粧が崩れたと言い離脱。
今ので、おけしょうがくずれちゃったわ!!私、おけしょうのノリが悪いのよ、も~~う!!
前から あつげしょうするなと言っているだろう!

オノフォース
巨大戦艦……必殺技「ジャスティスブレイカ」を撃ってくる。
「なにかんがえてるの」を使うと、戦隊ヒーロー物のタブーに触れるセリフを聞ける。

  • ブーマー
終盤のクッパ城で登場。硬骨のサムライ。
シャンデリアに散る漢。でもホントは散ってないが、カジオーを倒したあとどうなったかは不明
決して阪急ブレーブスに在籍した外国人選手ではない。
つばめがえし。

長剣のボス(二本目)。ただしこちらはエクスカリバー
冒頭でクッパ城に突き刺さった、例の巨大な剣である。
右目・左目・口が有るが、本体は剣の柄の先の小さな顔らしき部分。
目を攻撃して「メノ・バリアー」を解除すれば本体に攻撃が可能となる。
まともに戦うとかなりの強敵だが、とあることをすると9999ダメージで即死する。
コロナ/フレア。

「武器世界」の中盤で登場する巨大な時計(&ベル×2)。
時間(ターン)経過で様々な魔法を繰り出してくる。
きょうふのルーレット。

武器世界の終盤でやや唐突に登場する、アラビアン風な剣士&魔法使いの二人組。
片方を倒すと、もう片方が巨大なヘビ型モンスターと合体する。
メーテルリンクを先に倒すことを推奨する。

  • コウジョウチョウ&ラスダーン
武器工場の責任者(?)と、彼が作り出した最終兵器。
責任者と最終兵器の割に、眠りやら沈黙やら恐怖が有効で、フルボッコ可能とか言ってはいけない。
キノコばりとジャスティスブレイカ再び。

ラスボス。
武器の王様で武器世界からマリオワールドを狙っていた。
高血圧に悩まされている。なのに癇癪持ち。キレると真の姿を見せる。
メガトンハンマー。


ちなみにこのゲーム後半ボスの経験値がやたら少ないのはバグ?が原因であり、設定上は
オノレンジャーは17→64、カリバーは34→67、ドルトリンク一行は40→107が本来の数値だったりする。
なおメビウスは最後に倒さないと経験値が増えず(コインももらえず)、マルガリータはドドを倒すと経験値が減る。


◆ワールドマップ

項目のある町とダンジョンは各項目を参照。というかほとんどのエリアが作成済みとなっている。








ちんぼつ船に向かうためのダンジョン。
水上にある渦に近づくと沈んで水の中を移動する事が可能。
スペールが初めて登場して買い物するとちんぼつ船について教えてくれる。

  • クラウンカジノ
クラウンブロスが経営するカジノ。
ビーンズバレーのどこかに入口があるがブリリアントカードがないと入れない。
ルーレットやブラックジャックに勝てばカエルコインを貰えるが効率が良いかといえば…。

◆その他

★Wiki内に項目のある用語など



◆リメイク版での主な変更・追加点

★ビジュアル・演出面

  • SFC版の3DCGを交えたドット絵から3Dポリゴンで描写されたグラフィックに変化。
    原作の雰囲気を忠実に再現しているほか、ブッキータワー最上階にあったおもちゃ箱の中身が詳しく描写されるなど、細かい部分にも抜かりがない。
  • マロの初登場シーンやスターピース取得シーンなど、随所にムービーが挿入された。
  • BGMが全曲フルアレンジされた。勿論下村陽子氏によるセルフアレンジとなっている。
    • 更にオプションからいつでもSFC版のBGMに切り替えることができるようになっている。ただしムービーなど一部の場面ではリメイク版のアレンジBGMで固定となる。
    • クリア後にはリメイク版・SFC版のBGMを全て収録した「サウンドプレイヤー」が解放される。
  • 敵が使う技の名前や「なにかんがえてるの」の一部が変更された。変更箇所は個別項目を参照。なお変更されたのは論理的にヤバいものと下ネタ系で、パロディ面は全部そのまま通されている
  • ジーノ以外のキャラクターの勝利ポーズが変更された。

★システム面

  • オートセーブ機能搭載。それに伴い、SFC版の4つあったセーブデータ枠のうちの1つがオートセーブデータ専用となっている。
    • また、セーブデータを任意で削除できるようになった。
  • ワールドマップを表示する「ちず」にファストトラベル機能が追加された。
    建物やダンジョン内にいる時でも使用可能で、一発で外に出られるようになっている。
    ブッキータワーや武器世界など、長丁場となるダンジョンは行き先が複数設定されていることもある。
  • フィールド上にてアイテムや回復のスペシャルわざをすぐに使えるショートカットが追加された。
    Xボタンでアイテムを、Yボタンで回復スペシャルわざを一発で使えるようになっている。
    • これに伴い、メニュー画面の表示はSFC版のXボタンから+ボタンに、歩きとダッシュの切り替えはYボタンから(Z)LRボタンに変更された。
  • 消費アイテムを一度に複数個まとめ持ちできるようになり、アイテム欄のインベントリを圧迫しないようになった。
    ただし一度に持ち運べる個数には制限があり、強力なアイテムほどその数は少ない傾向にある。
    • 同時にマリオの家に「あずかりボックス」が追加され、所持制限を超えたアイテムは自動的にここへ送られるようになっている。
  • モンスターリスト」が追加。敵のHPや弱点、一度使ったことのある「なにかんがえてるの」の内容などを見返すことができる。
    そして一番の注目がリメイク版書き下ろしの解説文。これが「なにかんがえてるの」以上に自重してない、メタ発言やパロディなどのネタの宝庫となっている。
  • コインの最大所持数が999枚から9999枚に、カエルコインの最大所持数が99枚から999枚に増加した。
  • クラウンカジノのブラックジャックが、海外のレーティングの関係上「リメンバーゲーム」に変更された。

★戦闘面

  • 通常のノーマルモードの他に、敵の体力の減少(0.9倍)、敵から得られる経験値やコインの増加、一度に持てるアイテムの上限増加といった恩恵を受けられる「エンジョイモード」が追加。
    オプションからいつでもモードの切り替えができるので、サクサクレベル上げをしたい時にも便利。
  • 通常攻撃でアクションコマンドを完璧に決めると、敵全体にも小ダメージを与えられるようになった。
    • 防御時にもアクションコマンドを完璧に決めるとシールドのエフェクトが出るようになり、視覚的にも分かりやすくなっている。
  • 戦闘時にもマリオ以外の仲間を入れ替えることができるようになった。後述の「なにかんがえてるの」の強化も合わせ、マロが扱いやすくなっている要因の一つにもなっている。
    • 前線にいるキャラが全員戦闘不能になったら自動でマリオ以外の2キャラが控えと交代するようになっているので、全滅の可能性も低くなっている。
  • チェイン」の追加。アクションコマンドを連続で決めると、前線にいるキャラに応じてステータスアップの効果を受けることができる。
    効果は5チェインで最大となり、同時にBGMにもパーカッションが追加される。
  • 3人わざ」の追加。アクションコマンドを決めていくうちに「アクションゲージ」が溜まっていき、100%になるとゲージを消費して強力な必殺技を使うことができる。
    • パーティーが3人揃う前や、誰かが行動不能になっている時は代わりにランダムな効果をもたらす「おたすけキノピオ」が使える。
  • 敵の中に時々「きょうてき」が紛れることがある。この個体は通常よりもステータスが高め(HP3倍攻撃1.5倍他1.2倍)に設定されているが、倒すとカエルコインを確定で1枚落とすようになっている。
  • マロの「なにかんがえてるの」が強化され、初期習得になったほか、現在HP以外にも相手の弱点が一覧で分かるようになり、実用性が大きく向上した。
  • クリア後には、手ごわくなったボスたちとの再戦が追加された。いずれもSFC版をやり尽くした人も唸らせる難易度となっている。


◆余談

  • サントラ
本作のBGMが収録されたサントラが販売されている。
……が、現在はプレミア度が高く恐ろしい値段になっており、再販が望まれていたが、2025年4月に発売決定したリメイク版のサントラ豪華版にはSFC版の音源付き。実質再販された。
ちなみに販売元はスクエニになっている。

  • FFパロディ
開発にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)が絡んでいる事から、クリスタラーを筆頭にFFに関連するネタがある。
クッパ城のクイズにも、不正解の選択肢としてFFのキャラクターが紛れ込んでいる。

Q.パイプダンジョンに入って最初に現れるモンスターは?
クリボー
バブル
エクスデス ファファファ

エクスデスとはFF5のラスボスである。
彼が雑魚モンスターだったら原作プレイヤーは腰を抜かすどころではなかっただろう。

Q.今回の冒険の敵は?
カジオー
ルイージ
ケフカ ホワッホッホッホッホ

ケフカとはFF6のラスボスである。
彼がラスボスだったらマリオワールドは崩壊していただろう。勿論不正解。
つまりこの選択肢で唯一ラスボスでないのはルイージである…が、後に登場したとあるラスボスをルイージと解釈するならば全員ラスボス経験があるという解釈もできる。

なお、前述した通りこのゲームが発売された後任天堂とスクウェアは険悪な関係となってしまい、スクウェアとのコラボゲームは10年後の『マリオバスケ 3on3』まで待つこととなってしまう。
・・・まさか、遥か20年以上も後にあるゲームFFの主人公及び同ラスボスとマリオ達が対峙する日が来るとは、この時点では誰も思わなかっただろう。
しかし未だに「この2名」との対面は果たされていない。

  • ゲームバランスについて
本作はほかのRPGと比べると難易度はそれほど高くはなく、人によってはかなりのヌルゲーである。
難易度の低さが唯一の欠点と言われるほど。

難易度を低くしている要因のひとつが、ピーチ姫の性能(特に回復技)が良すぎることである。
回復手段に乏しい序盤は苦戦し易いが、彼女の加入後は大半の回復アイテムがいらない子になってしまうレベル。
また、戦闘不能からHP満タンで完全復活できる「ふっかつドリンク」が、多くのショップで5コインという低価格で販売されていることも挙げられる。
更に、一部の装備の性能が非常に高く「セーフティリング」「ひまんパタこうら」などの強装備を集めればほとんどの戦闘で無双できてしまう。
前述のピーチも、加入当初はお姫様らしい貧弱さが弱点となっているのだが、
異様に成長率が高いため、レベルが上がり装備が整ってくるとそれも解消されてしまう。

しかも、本作では全滅時のペナルティが「経験値やコインがそのままに、セーブポイントに戻されるだけ」と、無いに等しい。
そのうえ宝箱の中身が復活するという仕様なので、
(一応、裏技的な扱いではあるが)それを活用することで、ワザと全滅をくりかえし無限に経験値を稼げる場所が結構ある。
ただしリメイク版では対策され、経験値や宝箱の中身もろとも最後にセーブした時点まで戻されるようになった。

ただ、すいじょうきばくはつやさくらふぶき、ジャスティスブレイカなど、ボス戦などで苦戦するポイントはちゃんと存在している。
キャラ育成もレベルUP時に好きなステータスを更に強化できるシステムな為、ある程度は自由にキャラ作り可能(キャラごとに向き不向きはあるが)。

コロコロコミック、学年誌共に本作を基にしたストーリーが連載されたが、前者連載ではあまりにも駆け足気味なストーリー進行となってしまい、マリオ達がヤリドヴィッヒを討伐した所で あっけなく物語が終了してしまった。 そしてその終わり方も残りの2ページでピーチ姫、ルイージ、ヨッシーが残りのスターピースを持ってきて終了というあんまりなラストであった。素通りで連載すらされなかったボンボン版のことを思えばまだ良い方…かも?

学年誌版も連載期間はかなり短かったが、こちらではラスボスであるカジオーもしっかり登場し、マリオ達がそのカジオーを討伐して完結という、コロコロ版と比べてまだまともな終わり方であった。

その後は大人の事情で本作は単行本に掲載できない所謂封印作品のような扱いになっていたが連載25周年記念の50巻~51巻と2023年4月に発売されたスペシャルセレクションで無事に収録された。



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最終更新:2025年04月26日 08:55

*1 のちのFF7のクラウドも雲を意味する名前通り、初期魔法にサンダーとブリザドを搭載している。