カルナ・アスターラ

登録日:2014/01/20 Sun 00:57:56
更新日:2023/02/05 Sun 14:53:12
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何かあったら呼ぶんだよ



新生マイスターRPG「ノーラと刻の工房 霧の森の魔女」の登場人物



ある目的から旅を続けているポニーテールハート型のブレストプレートが特徴的な女剣士。現在は商業都市イサルミィに傭兵として雇われており、剣士詰所に居候して町の治安を守っている。

町の人からの評判もよく、多くの人から頼られるその姿は主人公のノーラにも尊敬されている。

近隣で彼女に敵う者はいないと噂されるほどの剣の使い手で、作中や公式でも「最強の女傭兵剣士」と呼ばれており、ビッグになることを夢見る少年ルッツには何度も弟子入りを志願しているがその度に断っている。

しかし、弟子入りを拒否しているだけで、放置会話でルッツに武器の構え方についてアドバイスを送ったりするなど冷たい性格なわけではない。

最強の女剣士と言われるだけあって仲間にするのは大変だろうなと思われがちだが、彼女を仲間にする方法は実は簡単で「イサルミィに行けるようになったら剣士詰所を訪問する」これだけである。しかも傭兵という立場なのに報酬を要求しないという太っ腹。

……そのせいである疑惑が浮上したのだが


ノーラが採集地で色々なものを集めている間は周囲の警戒を行っているようで、ノーラや仲間に気を付けるように警告している。

ノーラの手伝いをしようと薬草を集めてみたこともあったが全て薬草じゃないただの草だったとオチが付き、オクトーヤさんに「こういう事は専門家に任せるべき」と言われてしまった。

戦闘では勇ましく凛々しい姿を見せるが戦闘以外のところでは自分の防具が壊れていることに気づかないで仕事をしていたり、ポケットに穴が空いていることに気づかないで財布を落としてしまうなどうっかり者な一面があり、商工会議所のキリルさんに「戦闘以外は全然ダメ」注意されている。

また、かわいい物や毛皮などのふわふわもふもふした物が好きで、庭に犬を放したり家の中に毛皮の絨毯を敷くとカルナさんが釣れたり、ティック族のケケと子安の見た目に一目惚れして物陰で眺めていたら二人に不審者だと勘違いされるイベントがある。


彼女のキャラエンディングを見るために必要な友好度は最低75と高いのだが、仲間になってすぐの友好度は1からスタートなのと加入時期が夏から為、序盤の友好度上げは多少苦労する。しかし、彼女に家の場所を教えるイベントが発生すると、それ以降彼女からの依頼が受けられるようになり要求してくる品物も採取しやすい「キルシカの実」や作りやすい「堅黒パン」など簡単な物が多いので中盤以降の友好度上げは楽になる。


「キン消しの味がする」と評判の飴サルミアッキが好きという変わった味覚の持ち主。依頼で要求してくることもあり、彼女が言うには「あの癖になる味がいい」のだとか




この手のキャラは「設定はすごいが仲間にすると弱体化補正がかかって微妙な性能になる」事が多いが、カルナさんの場合そんなことはなく性能面でも最強クラス。

……というかネタ抜きに一部の敵以外の戦闘はカルナさんに全部任せちゃっていい。

初期の攻撃力,防御力の数値がオクトーヤさんを超えており、傭兵だけあって防御力が高い重鎧を着れるおかげで壁役としてもかなり優秀。更に攻撃面は攻撃力の伸びがパーティトップクラスで、秘技気合いためと組み合わせると一人だけ4ケタ台のダメージを叩き出すことがある。

弱点は属性攻撃力と抵抗力が低いことで敵の属性攻撃に滅法弱い。特にドルイド系の攻撃全般とドラゴンのブレス攻撃はかなりのダメージを覚悟することになるので、あらかじめ封魔丸(抵抗値上昇効果)を用意するかオーロラの鎧を着込むとよい。


秘技

1.かすみ突き

敵縦一列に高威力の突き攻撃を繰り出す。範囲と威力は素晴らしいがSP消費が2なのと黒パン投擲の方が強いのが難点

2.気合いため

次の物理攻撃のダメージを3倍にする。カルナさんを最強キャラにする理由の技。

この3倍は通常攻撃、秘技、黒パン、クリティカルダメージ全ての攻撃に適用される為、強い武器+技巧戦術書2(通常攻撃に回数を3回に増やす)+クリティカル+気合いためといった条件が重なると隠しボスですら一撃で倒してしまうこともある。

消費SPがたった1なのも強みの一つ。上記の条件のほかにバーサク(攻撃力上昇、防御力低下)エルシーのぐずる(敵防御力低下)も組み合わせるとダメージ数が5桁に届くこともあるらしい


3.一喝

相手を一喝して追い払う技。大量に出てきた敵と戦うのが面倒な時に使うと便利。




友好度を上げて彼女のイベントを進行させていくと町の周辺に神出鬼没の盗賊が出没するようになったという話が出回るようになり、彼女はその盗賊団について情報を集めるようになる。

調査の結果その盗賊は他の盗賊を襲うことがあり、そして特に値打もない御守を奪っていくのだという。カルナはその神出鬼没の盗賊が「疾風のシェフキ」の異名を持つ男だと断定し、その男が自分が旅をしている原因を作った男だとノーラに告白する。

彼女の家はある時盗賊に襲われ、その時にアスターラ家に伝わる宝剣「ダイバスヴィーバ」を奪われてしまった。彼女はその宝剣を取り戻すために旅を続けていたのだった。

その剣は地の精霊が作った妖剣と言われており、使う者に圧倒的な力を与えるが代わりに使用する者の心を蝕んでゆくという。その剣を奪い尋常ではない力をつけたシェフキの心はほとんど妖剣によって食われてしまい、これ以上放置するわけにはいかないと、彼女はノーラに共にシェフキと戦ってほしいと頼みに来る。

そして、キリルの協力でシェフキを誘き出すことに成功したカルナ達はシェフキと戦うことになる。


このシェフキ戦だが、初見プレイでは「シェフキTUEEEE!」「カルナさんの攻撃当たらねぇ!」と今までカルナさんに頼りまくっていたプレイヤーを泣かせるほどの強敵である。

シェフキの使用する秘技は通常攻撃の「疾風突き」横列に高ダメージを与える「三点突き」カルナさんと同じ能力の「気合いため」戦闘が終わるまで防御は下がるが攻撃力が増加する「剣の呪い」と防御力の高いカルナさんでも手痛いダメージを受けてしまう。

そして最大の脅威がシェフキ自身のステータスで、このゲームはキャラの素早さと回避率が攻撃を受ける側の回避率に影響するのだが、シェフキはその素早さの数値が300、回避率が85と半端なく高いためこちらの攻撃がほとんど当たらない。そこにカルナさん自身の素早さの低さも相まって、カルナさんの攻撃が頼りにならないのが難易度を上げている。

ちなみに攻撃を回避しまくる敵キャラに「盗賊親分」がいるが、そいつの素早さの数値が200、回避率が50であることからシェフキの異常な回避能力の高さが分かる。

ただ、属性攻撃に対しての回避率はそれほど高くないので、カルナさんには前衛で防御に徹してもらって攻撃は後列からノーラとメロウといった属性攻撃力の高い人に属性攻撃力が威力に影響する「魔弾」を投げ続けてもらうと安心して戦える。

どうしてもカルナさん攻撃面で役に立ってほしいなら、威力は低いが彼女も魔弾を投げてもらうかフーチ(敵一体高確率睡眠)を使ってシェフキを眠らせてから攻撃するとよい。


そしてシェフキを倒すと彼女は無事ダイバスヴィーバを取り戻すことができ、シェフキも逮捕されて彼女の旅の目的も終わりを迎える。

ちなみに妖剣ダイバスヴィーバがこの後どうなるのかというと……カルナさん専用装備として武器として使うことができる。

さすがのノーラも心配したが「一族の物だから扱い方は知っているし、早い内に封印するから大丈夫」と言っており、実際に彼女に装備させて戦闘に出してもシェフキのように剣の呪いを受けない。問題はこいつを使うほどの強敵が隠しボスくらいしかいないことである。






以下、キャラエンディングに関するネタバレ






シェフキを捕まえたことで彼女がこれ以上テンペリナにいる必要がなくなり、カルナは故郷に帰るとノーラに告げる。それを聞いたノーラが「寂しくなる」と呟いた時のカルナの顔は何か悩んでいる表情をしていた。

それからしばらくしてノーラは剣士詰所を訪れる。するとそこには故郷に帰ったはずのカルナがおり、彼女は「ノーラを待っていた」と話す。


自分は宝剣を取り戻すために旅を続けていたが取り戻した後はどうするのか?目的がないのなら故郷に帰るのもありかと考えた。

だが、ノーラが自分がいなくなるのを寂しいと言ったとき「自分もノーラと離れるのは寂しい。そんなのは嫌だ」という自分の思いに気づいたのだという。そして彼女はノーラに「自分と一緒に旅に出ないか」と提案する。

ノーラはこの提案を受け入れ、二人は新しい旅の目的を見つけるために旅をすることになる。それから二人はカルナの剣の腕とノーラの導刻術の力で多くの町や村の困っている人々を助けていくことになるが、それはまた別のお話という文でカルナのキャラエンディングは締めくくられるのだった。




……余談だが、この人は一部のプレイヤーから「この人って百合じゃね?っていうかガチレズじゃね?」とレズ疑惑がもたれている。

原因としては

1.男のルッツの頼みは断るのにノーラの頼みは何でも聞き入れる。

2.お揃いの花飾りをノーラに渡して「お揃いだね」と喜ぶ。

3.仕事の報酬に、一人で使うには妙にデカいベッドをプレゼントする。

4.キャラエンディングのセリフを要約すると「君が好きだ!一緒に旅に出よう!」と言っているように聞こえる。


というのがあり、特に原因その4のキャラエンディングのノーラを旅に誘うセリフを抜き出すと……


「ノーラを待ってたんだよ。会いたくてさ」

「あたしも、ノーラと離れるのは寂しい。そんなのはいやだ、ってね」

「あたしと旅しないかい?そしたら2人とも寂しくないよ」

「魔女と呼ばれてもあたしはノーラが好きだよ」


……と告白しているようにしか聞こえないことから「KRN姉貴同性愛者説」ができあがってしまい、ノーラスレでは「カルナさん=ガチレズ」という認識が浸透してしまった。

その結果、スレでカルナさんの話題になるとレズネタや変態ネタで弄られることがあり


「あのベットには人一人隠れられるスペースがあって、定期ごとに勝手にシーツが交換される」

「サルミアッキを注文するのは、ノーラの混和物で作ったノーラのサルミアッキ(意味深)が食べたいから」

「ダイバスヴィーバに心を食われても、ノーラが膝枕してあげればすぐに治る」


……等とネタにされる。

勿論、公式が恋愛要素を薄めにした結果「ベッド→プロポーズ」のコンボを決めたカルナさんの行為によって生まれたプレイヤーの妄想の産物なので、ただのネタとして受け取って真に受けないようにしてほしい。



ねえ、wiki篭りさえよければあたしと追記・修正しないかい?やりかたならあたしが教えてあげる。ねえ、楽しそうだろう?

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最終更新:2023年02月05日 14:53