オアシス(バンド)

登録日:2012/06/04 Mon 21:04:31
更新日:2025/10/18 Sat 13:10:08
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OASIS(オアシス)は1994年にデビューしたロックバンドである。


初期はBlur(ブラー)と共にブリットポップの代表的存在であり、国民的な人気を獲得した。
セカンドアルバムのモーニンググローリーが超名盤とされる。


七枚のオリジナルアルバムを発表した後活動休止(事実上の解散)するが未だに世界的人気を誇るスーパーバンドである。


2025年、ギャラガー兄弟が和解を発表。再結成ツアーを開始、同年10月には再来日も果たす。


追記・修正お願いします。









ふう…これだけ書いとけばいいかな…。



高い音楽性を持ってるバンドであることは事実だが、このバンドで忘れてはいけないのはやはりギャラガー兄弟の喧嘩だろう。

こいつらのせいでバンドはおろか世界中を揺るがしているのである。まったくいい迷惑だよ!!

喧嘩した挙げ句、どちらかが「俺もう抜ける」と言って拗ねるというのもしょっちゅう。なんだかんだで戻ってくるのだが……
最終的には兄弟喧嘩はバンドの空中分解までもつれ込み、ノエル脱退という形で終幕。
ノエルはソロバンドで、残るメンバーは「ビーディ・アイ」を結成、その後リアムはソロに転向、アンディはライドを再結成し今に至るが、やはり世界中ファンはオアシスの早期復活を望んでいるようだ。上記の通り再結成を果たした。


一時期、マスコミに焚き付けられて同じ時期に活躍していたブリットポップバンド"Blur"を敵対視していたが、現在は落ち着いているもよう、
雑誌でデーモンと肩を組むノエルの姿が……何があったんだよ…
一応この兄弟が揃ってDQNなのは、父親がコレ以上のアル中虐待野郎だったからという説が有力。



【メンバー】

リアム・ギャラガー

リードヴォーカル

至高の歌声と最低のファッションセンスを持つ眉毛の弟。みなさんおなじみ、バンドの顔である。泣く子も黙るDQN
しゃがれた歌声が特徴的で歌うときのポーズがやたら可愛い。
近年は年齢も関係してかダミ声に変化しており、コンディションがなかなか安定しないのが悩み。
そんな華奢なところもいちいち可愛い。
あとお兄ちゃんが大好き。
なおオアシスの不祥事はだいたいこいつのせい。
ツンデレ。

ノエル・ギャラガー

ギター/ヴォーカル

天才的な作曲能力と最悪の人間性を持つギャラガー兄弟の兄の方。おっさん。
オアシスのスキャンダルは弟の素行不良と兄の暴言が大半、てかそれしかない。
神経質な性格で同業者やその他もろもろへ数々の暴言を吐きまくってきた。そのせいで他のバンドと諍いになることもしばしば。
その一方で、ミュージシャンとしてのプロ意識は非常に高く、口こそ悪いものの根は冷静で温厚、我慢強い性格であり、何度もリアムとの喧嘩を水に流している。
あと何だかんだ言ってブラーもレディへも高く評価している。

GREEN DAYが大嫌い、だが多分相手にされてない。
あと熱狂的なU2信者でもある。
「U2は歴史上最も過小評価されているバンド」「地球上最高の存在」とまで絶賛している。
本人曰く"Be Here Now"は黒歴史
クリスマスが嫌い(自分の名前だから)。

兄弟揃ってビートルズ(バンド)が好きで、ノエルは特にポール・マッカートニーを敬愛している。
彼のオアシス内での立ち位置が後期ビートルズのポールと似ているのはそのせいだろうか。
マンUの名前を出すとキレる。
ウェイン・ルーニー(当時マンU在籍中)の嫁に「ギターにサインくれ」と言われた際、快諾しておいて仕返しとばかりにシチズンブルーに塗り直したギターを送ったという畜生エピソードが有名。
ちなみにこの後マンU対マンC戦で、ルーニーがゴールを決めた写真を贈りつけられるというDQN返しを喰らった。

解散後はソロ(ハイ・フライイング・バーズというバンド名義)で活躍。
最近インタビュー記事が2chで(明らかに悪意のある)誤訳をされ、AKB48のファンに喧嘩を売られた。
実は弟思いである。
ツンデレ。

【兄弟以外の現メンバー】上の二人が目立ちすぎてこれといって書くことが見つからないのは内緒な

ポール・ "ボーンヘッド" ・アーサーズ

ギター/ピアノ

ハゲ。オリジナルメンバーの一人でリアムの親友。実はDon't Look Back In Angerなどのピアノは彼が演奏している。リアムのソロ活動にも帯同した後、オアシス再結成にも参加した。ツアー中に病気が発覚し、日本ツアーへの参加は断念することになった。

ゲム・アーチャー

ギター/キーボード

元ヘヴィー・ステレオ。ノエル、リアム双方のソロ活動に関わっていた便利屋。当然再結成にも参加。

アンディ・ベル

ベース

実は有名なシューゲイザーバンド、ライドの主要メンバーだった凄い人(本来はギタリスト)。でも空気ビーディ・アイ解散後はライドを再結成するが、オアシスの再結成にも参加。

上記ゲム、アンディとクリス・シャーロックはオアシス解散後、リアムと共にビーディ・アイを結成し活動ていた。

ジョーイ・ワロンカー

ドラムス

べックのバンドなどで活躍していたセッションマン。リアムのソロに参加していた流れで再結成ツアーに帯同している。

【元メンバー】

トニー・マッキャロル

ドラムス

でくの坊ドラマー。オリジナルメンバーだがリアムにさんざんいじめられたあとノエルの判断で解雇された。
Live ForeverのPVで埋められていた人。可哀想

アラン・ホワイト

ドラムス

かの超名盤モーニング・グローリーから参加、前任の十倍は安定感のあるプレーが魅力。ポール・ウェラーのバンドメンバー、スティーヴ・ホワイトの弟である。
イエスのドラマーとは別人だよ!

ザック・スターキー

ドラムス

リンゴ・スターの息子にしてザ・フーのドラマー。オアシスにはサポート扱いで一時的に参加。

クリス・シャーロック

ドラムス

解散前最後のドラマー。ゲム同様、ビーディ・アイとハイ・フライイング・バーズ両方に参加している。

ポール・ "ギグジー" ・マッギーガン

ベース

オリジナルメンバー。ポールっぽい顔つきのベーシスト。

【アルバム】

■Definitely Maybe

記念すべきファーストアルバム。
1曲目から「今夜、俺はロックンロールスター」と高らかに宣言する"Rock 'n' Roll Star"や生きることを肯定的にとらえた超絶名曲"Live Forever"、「俺は俺自身でありたい」という歌い出しの1stシングル"Supersonic"など、彼ららしい名曲揃いのアルバムである。

■(What's the Story) Morning Glory?

オアシス最高のセールスを記録したセカンドアルバム。全世界で2300万枚以上を売り上げる大ヒット作となった。
バンドの代表曲の一つ"Wonderwall"、あまりの名曲っぷりにノエルがリアムに歌わせなかった90年代を代表する曲"Don't Look Back in Anger"、ウォークマンのCMソングになったタイトル曲"Morning Glory"、ノエルの友人で当時ドラッグで廃人寸前だったブリットポップバンド・ザ・ヴァ―ヴのフロントマン、リチャード・アシュクロフトに捧げた"Cast No Shadow"、その他"Some Might Say"、"Roll With It"、"Champagne Supernova"などの代表曲勢揃いの最高傑作である。

■Be Here Now

発売前から大きな期待がかけられる中発売されたサードアルバム。
前作とは打って変わって暗く、ギターサウンドが分厚く重ねられ、一曲一曲が非常に長く壮大なアレンジが施されており、激しい賛否両論を巻き起こした。このことはバンドに大きなショックを与え、ベスト盤には、本作からの楽曲は1曲も選ばれず、ライブでもセットリストに並ぶ事はほぼなかった程。
リアム曰く『とても良いアルバム』、ノエル曰く『駄作』と、兄弟でも意見が分かれている。
重苦しい1stシングル"D'You Know What I Mean?"やノエルが1stアルバムの頃から温めていた壮大な"All Around the World"、ギャラガー兄弟の母親ペギーが入院したことがきっかけで生まれ、親しい誰かを失うことについて書かれた涙なしには聞けない、"Don't Go Away"、ストーリー仕立てのミュージックビデオが作られた"Stand By Me"などが有名だが、"My Big Mouth"、"I Hope, I Think, I Know"などの隠れた名曲も。
このアルバムから、暫しオアシスの暗黒時代が始まる。

■Standing on the Shoulder of Giants

大幅なメンバー交代の後、不安定な状態で作られた4thアルバム。
またしても前作から一転、サイケデリック感が強いアルバムに仕上がった。
ぶっちゃけ地味なアルバムだが、サイケ感著しい"Go Let It Out"や映画「けいおん!」のLondon Eの元となったナンバー"Put Yer Money Where Yer Mouth Is"、ドラッグの禁断症状体験を元にした"Gas Panic!"、哀愁感漂う"Where Did It All Go Wrong?"、地味に名バラードな"Sunday Morning Call"など、なかなか侮れないナンバーも多く、聴かないのはもったいない。
また、日本盤のボーナストラック"Let's All Make Believe"も名曲なのでぜひ聴いてほしい。

■Heathen Chemistry

後期オアシスの布石となった5thアルバム。
ノエルの他、リアム・アンディ・ゲムもそれぞれ作曲に参加した。
またしてもサイケな"The Hindu Times"、映画『バタフライ・エフェクト』で使用された名バラード"Stop Crying Your Heart Out"、ノエルが歌い上げる名曲"Little by Little"など、後期の代表曲となるトラックが数多く収録されている。
また、なんとリアムが作曲した"Songbird"もノエルが認めるほどの佳曲である。

■Don't Believe the Truth

6thアルバム。タイトルの意味は「真実を信じるな」。
サウンドは再びブリティッシュ・ロックに回帰し、名実ともに『オアシスの復活』を印象付けた。
それぞれノエルが5曲、リアムが3曲(内1曲はゲムと共作)、アンディが2曲、ゲムが1曲を作曲。担当楽器に縛られず、作曲者が曲単位で指揮をとった。
3rdからの分厚いギターサウンドから打って変わって、今作は音の隙間を重視した音作りがなされ、オアシスに冷たかったメディアも今作には好意的な評価を与えた。
マンチェスターでのライブで演奏中にファンが前倒しになり、柵が壊れたほど興奮したという"Turn Up the Sun"、新たなオアシスのアンセムとなった"Lyla"、最後を締める静かな佳曲"Let There Be Love"などなど。


俺はクソ追記とクソ修正をクソお願いするぜ。

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最終更新:2025年10月18日 13:10