登録日:2014/03/04 Tue 01:25:43
更新日:2023/07/25 Tue 16:37:48
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概要
ガーディアンは
特殊種族を除いた単種族では、光単色または光を含む多色であるのが普通だが、特殊な事例として他の色を持ち、光を持たないものがいる。
これらは背景ストーリーの要請で登場している。主として、
エピソードシリーズの2の
ラスボスであり3で崇められている存在について、ここで登場するクリーチャーが関係している。
ゲームでは、光しかいなかったガーディアンに無理なく闇文明を投入できるようになり、だいぶ自由になっている。
オラクル教団が定める究極の存在が聖邪を併せ持つ(光+闇)であるのもこの影響であるわけで…しかし「平和」のどの辺に邪が必要なんだろう。
ちなみに、2023年現在では水単色ガーディアンは存在しない。
各文明のガーディアン一覧
樹脈の守護者エバード・ゼノム 自然文明 (3) |
クリーチャー:ガーディアン 2500 |
バトルゾーンに自分のガーディアンが他に1体でもあれば、このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。 |
光文明種族ガーディアンであるためか、自然文明なのにパワーは2500となっている。
だがカードパワーとしては軽量ブロッカーとしても、自然文明クリーチャーとしても低い。他のガーディアンがある状況というのは他にブロッカーがいる状況と言っても過言ではないため、このクリーチャーは色合わせ以外の理由では入り得ない。一応、《
「無情」の極 シャングリラ》の能力で出すぶんには悪くはない。
重要なのはむしろその存在である。
なんで自然文明に現れたのか、つまり天上の住人であるのに地上を守護する存在になったのか…?
シャングリラの存在しない世界。そこでは、光文明を追われたガーディアンたちが聖域「フィオナ」を守るべく独自の進化を遂げていた。
樹界の守護車 アイオン・ユピテル C 自然文明 (2) |
クリーチャー:フィオナ・ガーディアン/ソニック・コマンド 4000 |
マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる) |
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 |
エピソードシリーズとは別の世界における、《樹脈の守護者エバード・ゼノム》に相当する存在。
見た目は木製バイカー&バイクであり、その見た目に違わずソニック・コマンドを持つ。
2マナパワー4000のマッハファイターには《Disガンバ》がすでに存在するが、こちらはコマンドである点が強み。《SSS天災 デッドダムド》や超獣軍隊に2ターン目から侵略できる。
埋葬の守護者ドルル・フィン 闇文明 (3) |
クリーチャー:ガーディアン 6000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃することができない。 |
このクリーチャーがバトルに勝った時、破壊する。 |
このクリーチャーが破壊された時、自分の山札の上から5枚を墓地に置く。 |
墓地ソース御用達ブロッカーその1。
自分を破壊しつつ墓地を肥やすため、だいぶ発動は緩い。相手が殴りかかってきたら効果は発動できるだろう。相手もP6000を突破するのは難しいが、速攻デッキではそれでも殴らなければならないのでそこまで苦労しないだろう。
もともとブラッディブロッカーに見合うパワーではないためにつけられたデメリット能力だったのだろうが、次の弾で墓地が肥えていれば肥えているだけ強くなる存在が登場したために一躍この能力目的で召喚されることに。相手が破壊してくれないなら《ヒラメキ・プログラム》で。で、何が出てくるかというと…
白骨の守護者ホネンビー 闇文明 (4) |
クリーチャー:ガーディアン 3000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃することができない。 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。そうした場合、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。 |
墓地ソース御用達ブロッカーその2。
こいつがひらめくと出てくる。出てきた時に山札の上から3枚を墓地に落としつつクリーチャーを回収できる。
こちらもブロッカーなのでドルル・フィンを破壊したデメリットを補うことができる。どうせ死ぬのでパワー低くても問題ない。
連隊の守護者ドクロンビー 闇文明 (9) |
クリーチャー:ガーディアン/アンノウン 12000 |
ブロッカー |
自分の墓地にあるガーディアン1体につき、このクリーチャーの召喚コストは1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない。 |
T・ブレイカー |
アンノウンなのになぜか命名ルールは通常。墓地が肥えれば肥えるだけ低コストで召喚でき、シャングリラまでのつなぎに使える。
それ以外は淡白な準バニラだが、準バニラの中でも使われる1枚。
漆黒の守護者ハラッカダン 闇文明 (2) |
クリーチャー:ガーディアン/アンノイズ 4000 |
ブロッカー |
バトルゾーンに自分の無色クリーチャーがなければ、このクリーチャーは攻撃することができない。 |
このクリーチャーがバトルする時、バトルの後このクリーチャーを破壊する。 |
ブラッディブロッカーの上位互換。種族も使いやすく、また限定条件下では攻撃可能。
無色はガーディアンデッキでは多いので十分に使用しやすいし超無限進化・Ωの種としてそうそうに死んでもらっても問題ない。
無色ガーディアン
「無情」の極 シャングリラ 無色 (11) |
進化クリーチャー:ガーディアン/ゼニス 17000 |
超無限進化・Ω-ガーディアンを1体以上自分の墓地、マナゾーン、またはバトルゾーンから選び、このクリーチャーをそのカードの上に重ねつつバトルゾーンに出す。 |
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそのクリーチャーを自身の山札に加えてシャッフルする。 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーがタップされている時、相手のクリーチャーは攻撃できない。 |
エターナル・Ω |
ラスボスだけに攻撃を封じる能力を持つ。だが鬼丸と修羅丸の攻撃を封じていた時にプリンの能力で無力化されそのまま倒される。
ゲームでもプリンの能力でアンタップされると攻撃が可能になってしまう。
だが、逆に場が整っていなくて殴りたくないが時間稼ぎしたいとき、プリンの能力でこいつをタップしてしまうのもあり。相性が一番いいのが相性が一番悪いカードとは皮肉である。
《無情秘伝LOVE×HATE》のトリガー誘発要員でもあるため、こいつを出した後は大型ブロッカーを並べて場を制圧してしまうことが可能。
ガーディアンパねえ。ここまで強い種族だったっけ…。
「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー 無色 (12) |
クリーチャー:ガーディアン/アンノウン/ゼニス 17000 |
ブロッカー |
このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、次の相手のターン、相手のクリーチャーはすべて可能であれば攻撃する。 |
自分の他のクリーチャーが相手のクリーチャーとバトルする時、かわりにこのクリーチャーがバトルする。 |
バトルゾーンにある自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい) |
T・ブレイカー |
エターナル・Ω(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに手札に戻す) |
強制攻撃をさせながら自分に攻撃をむける。《
「戦慄」の頂 ベートーベン》の効果にマッチしている。
アンタッチャブル付き大型ブロッカーというだけでも強いうえ、いつでも場を離れると手札に戻るために完全に除去しにくいのが厄介。
ただし自身のコストは重いのでマナブーストは重要である。
墓地の守護者メガギョロン 無色 (5) |
クリーチャー:ガーディアン 1000 |
ブロッカー |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ガーディアンを1体、または呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。 |
守護者と言いつつやってることは盗掘人形。
戻せるものはガーディアンデッキで戻したいものであり、なんとも使いやすい。ただ重いし弱い。
開発部の守護者 ミッチー P 火文明 (6) |
クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ガーディアン 9000 |
ガードマン |
W・ブレイカー |
相手のクリーチャーが午後6時から午前8時の間にバトルゾーンに出た時、このクリーチャーはそのクリーチャーとバトルする。 |
超BBPにて登場。
時間を参照するというまさに超
ブラックボックスな能力。業務時間外(午後6時から午前8時)のウィザーズ開発部を守ってくれているドラゴン。
なので、昼間に「今は昨日の午後6時から明日の午前8時の間だ」などという屁理屈はこねられないと思われる。
相手のパワー9000以下のクリーチャーはバトルゾーンに出たとたんに破壊されるが、逆にパワー9000以上のクリーチャーやスレイヤーが出てくれば即座に破壊されてしまう。
ウィザーズ開発部はアメリカにあるのに、なぜか(基本的に)日本時間を参照する。
ガードマン能力でMtGでぶっ壊れカードを作ってしまったデザイナーを人知れずバスから守っているのかもしれない。
背景ストーリー
ガーディアンはもともと光文明の天上都市を守護する存在である。
攻めてきた敵を迎撃するイニシエート同様都市を防衛している存在だったが、転生編で
魔道具の暴走があったために、世界は崩壊してしまい、残った住民は東方への移住を余儀なくされる。
光文明でも同じことであった。彼らは地上に降り、やはり他の文明と共存することになる。
ガーディアンは本能的に守護をしたがる存在である。彼らは地上の民を守護することに決めた(=自然ガーディアン《
樹脈の守護者エバード・ゼノム》)。
しかし、彼らの守護対象となった者達は自分達で戦争を起こし傷つけ合った。守りたいのに守れない。ガーディアンが悪いわけではないのだが、そのことでガーディアンが自己矛盾を抱えていく。
やがてそれは融合した思念となりクリーチャーを形作るようになる。
それは「はじまりのゼニス」こと《
「無情」の極 シャングリラ》となった(=無色ガーディアンの登場)。
そして、戦争を起こすものをなくす=世界を破壊することで、逆説的に彼らを守ろうとしたのである(=闇ガーディアンの登場)。
後に彼らが遠因となって起こした「ゼニス大戦」で鬼羅丸との闘いを通してシャングリラは消滅した。これは鬼羅丸がシャングリラを受け入れた形の勝利のようである。
シャングリラは消える間際に何を思ったのであろうか…。
一万年経った今でもアニヲタ達は追記修正を忘れてはいない。
- 普通のガーディアンのページで良かったと思うんだ -- 名無しさん (2014-03-04 10:54:40)
- ↑エピソードシリーズの核心に関わるから、多少はね?普通のガーディアンはガーディアンとしての戦略によるだろうし -- 名無しさん (2014-03-04 13:05:34)
- フレーバーテキスト曰く光文明の場合魔導具の暴走を察知した天空都市がシルヴァーグローリーを閉鎖して光の部隊が帰れなくなって多くが絶滅したようですね -- 名無しさん (2020-02-06 22:16:35)
最終更新:2023年07月25日 16:37