大神秘ハンニャ

登録日:2014/03/28 Fri 14:18:11
更新日:2023/11/02 Thu 21:56:05
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大神秘ハンニャ》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DM-38「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」で登場した自然文明ジャイアントで、サムライを持つが進化元指定はジャイアントのみである。


解説

大神秘ハンニャ 自然文明 (8)
進化クリーチャー:ジャイアント/サムライ 11000
進化-自分のジャイアント1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、パワー6000以下のクリーチャーをすべて、バトルゾーンから持ち主のマナゾーンに置く。
W・ブレイカー

全体除去がフィーチャーされたDM-38で登場したカードであり、自然文明の全体除去ならこうだろとばかりにP6000以下のクリーチャーをすべてマナ送りにするという豪快な能力をもつ。自分のクリーチャーも巻き添えにしてしまうが、序盤のcipクリーチャーを多数巻き込んでマナゾーンに置けるのはそれはそれで優秀とも言える。またアンタッチャブルクリーチャーであっても、P6000以下なら処理できてしまう。

一応相手のマナが一気に肥えることにはなるので、その点にだけ注意しておきたい。相手が大型クリーチャーの展開に着手していれば、あまり痛くないこともある。自身の側もそれなりの切り札は用意して置きたいところ。ジャイアントには重いが優秀なクリーチャーがいるのでそこまで困らないが。


他の全体除去との比較

破壊されないクリーチャー以外はすべて除去するデュエル・マスターズ版《神の怒り/Wrath of God》。ただしそのあとの展開につながりにくいので、考えなしに打てない。こちらはハンニャ自身がアタッカーなので、そういう点では勝るか。ただし事前の準備が必要なことと範囲で負ける。

該当種族以外をデッキに送るため、pigを誘発しないのは同じで、範囲の広さではゾロ・ア・スターに軍配が上がる。ただしマナが肥しやすい自然のクリーチャーである点でハンニャの方が出し易いこと、また種族のフィーチャー度合いから一概にどちらが上とは言い難い。

コマンドとドラゴンを並べれば並べるだけ焼ける範囲が広がるクッソ優秀な王龍。またドラゴンにはSA化も多くあることから(《永遠のリュウセイ・カイザー》《偽りの王 フォルテッシモ》《トット・ピピッチ》)始動の遅さが気になる場面も少ない。種族カテゴリとしてもジャイアントより幅が広いのがヴィヴァルディの利点。ただハンニャのほうがまだデッキの縛りはゆるめか。ドラゴンはカードプールが広いのでその点でハンニャにヴィヴァルディが劣るとは到底思えないが。

軽いクリーチャーしか焼けないがそのデッキの自由度と爆発的なアドバンテージの塊からボルバルマスターズを後押しした頭のおかしいカード。このカードに勝てるのは《炎槍と水剣の裁》くらいではないかと思われる。つまり「相手が裁く前に裁け」というTCGで絶対にまずい状況だった。それゆえに温泉旅館に飾られるようになってしまったが。



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最終更新:2023年11月02日 21:56