真実の王 ヴィヴァルディ

登録日:2014/04/18 Fri 09:55:54
更新日:2023/10/29 Sun 22:04:28
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ベートーベンが鬼丸と手を取り合い、
キング・コマンド・ドラゴンもゴールデン・エイジへと合流することとなった。




真実の王 ヴィヴァルディ》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DMX-12「ブラック・ボックス・パック」に収録された闇文明キング・コマンド・ドラゴン/アンノウンである。

今までこの種族の冠詞は《偽りの王 フォルテッシモ》や《偽りの王 モーツァルト》のように『偽りの王(コードキング)』だったのだが、このクリーチャーから『真実の王(トゥルーキング)』となった。
これは背景ストーリーでアンノウンが「真実の名」に目覚め、ゴールデン・エイジを支援したためである。

見た目は黒でしめた鎧のドラゴンと非常にかっこいい。
またスーパーレアではなくベリーレアなので、イラストが無駄にはみ出していないのがGood。


解説

真実の王(トゥルーキング) ヴィヴァルディ VR 闇文明 (8)
クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 8000
このクリーチャーが攻撃する時、そのターン、バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは、バトルゾーンにある自分のコマンドとドラゴン1体につき-2000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
W・ブレイカー

8コスト、SAのないATということで、《残虐覇王デスカール》などを彷彿とさせてしまうが、ドラゴンという恵まれた種族であり、同じキング・コマンド・ドラゴンのなかでも《偽りの王 フォルテッシモ》、他のクリーチャーでは《メッサダンジリ・ドラゴン》《永遠のリュウセイ・カイザー》《トット・ピピッチ》のサポートを受けられるため非常に使いやすい。

そしてその効果は「場にいるコマンドとドラゴンの数だけ相手クリーチャー全体を-2000」であり、【ライザー連ドラ】などのようにドラゴンを並べるデッキとは相性がいい。
ドラゴンを並べるデッキでは、他にもエザワカンタービレやライゾウ連ドラなどにも入り得るだろうか。

ライバルとなるのは《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》《偽りの王 モーツァルト》《龍世界 ドラゴ大王》《真実の名 ビバ・ラ・レボリューション》など。
こちらはコストが低いこと、効果に確実性があること、相手の種族を問わないことなどで差別化していきたい。もっともキング・コマンド・ドラゴンメインの連ドラだとどちらも入ったりする。


相性のいいカード

ヴィヴァルディを7コストSAに変えてくれる。7コストSAでこの能力を発動できると、大体ドラゴン3体来ればそこそこの全体除去になる。

  • 《真実の王 ヴィヴァルディ》
自分自身が複数いると、効果が重ねがけできるので、より大型を討ち取れるようになる。

  • 《コッコ・ドッコ》
5コストで召喚できるようになる。ファンキー・ナイトメアデッキではドラゴンを並べることもさほど苦ではないので、ピン挿しするのも悪くないだろう。

なんとパラスシリーズの弱点をヴィヴァルディで、ヴィヴァルディの弱点をパラスシリーズで補完できる。


余談

  • 名前の由来はヴェネツィア出身の作曲家「アントニオ・ヴィヴァルディ」から。
    氏の代表曲としては『四季』が挙げられ、これに関連して同弾収録の《フェアリー・ライフ》に書かれたフレーバーテキストでは、四季に因んだ四つのバリエーションが存在する。

  • ダイナモを代表する《早食王のリンパオ》には裏設定として、所持している調理器具を全て作成した当世きっての名匠「ビバルディ」がいる事が仄めかされている。
    フレーバーテキストにも書かれていない設定だけの幻の存在なのだが、ヴィヴァルディと語感が似ている事から度々話題に挙がっている。



追記、修正は真実の名に目覚めてからお願いします。

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最終更新:2023年10月29日 22:04