斧男(クロックタワー3)

登録日:2010/11/06 Sat 06:50:07
更新日:2025/05/02 Fri 22:23:07
所要時間:約 3 分で読めます




たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体。光の弓を叩いて砕く

斧男が殺らねば誰がやる!



クロックタワー3の登場人物。
生前名ハーベイ・パウエル。

1655年、イギリスのウェールズ地方に生まれる。

見た目のキモさで周囲から虐待され育つ。
それでもめげずに木こりとして生計を立てていた17歳の時、宿屋の娘エミリーに結婚を申し込むが…「あんたなんか嫌いよ!顔も見たくない!」と罵倒されたので逆上し彼女を斧で殺害、更に剥製にしちゃった⋯
その後も幼い娘を監禁、殺害し、剥製の作成を繰り返す。
これなんてリアル美少女フィギュア
後々、村人の手で捕えられ殺害される。何とも哀れな人生だ。

特に過去語りもなく元々畜生と思われるハンマー男硫酸男と異なり、同情の余地はあるが、やったことは異常と言わざるを得ないだろう。

合計殺傷人数は44人、懲役換算年数1655年に懲役に関する法律なんて有ったのか?は何と921年!約10世紀である。
これは次のステージのシザーマン兄妹を超え作中の魔のモノの配下の中では最長である。

死後は他の殺人鬼と同じく、魔のモノの配下として復活。
配下の幹部としてルーダー狩りを行っていた。

体つき自体はこれまでの巨漢殺人鬼と異なり、細マッチョ。
だが、上半身裸の全身入墨ハゲというドラゴンヘッドみたいなかなり奇抜な見た目。
だが、顔つき自体は醜さから差別されていたとは思えない渋いタイプのイケメン。
二振りの手斧と壁に張り付くほどの高い身体能力でアリッサを追い詰める。
こいつの一番印象的なところは、その奇妙な見た目でもなく、アクロバティックなアクションでもない。
それは何処かの伝説のクソゲー主人公と似た、変声機でも使ってそうなとてつもなく甲高い声にある。
特にやられボイスはかなり珍妙。
プレイ中に笑いを堪えるのが大変であった…

ゲームでは第3ステージに登場。2回戦うことになるのだがそんなことよりも、第3ステージはやることが多く、作業プレイの印象がとても強い。詳細は実際にやってみるか、プレイ動画でも視てみるといいだろう。
加えて、他の殺人鬼と比べると声の高さ以外は意外とネタが少なく印象の薄い敵でもあったりする。
第3ステージはアリッサの祖父の本性やルーダーの真実などが明らかになるシーンがメインであるのため、ますます影が薄い。

だが、ゲーム的に動きの遅かったハンマー男や硫酸男と異なり、動きが素早くさっさと距離を詰めてくる上に、投斧で遠距離攻撃を仕掛けてくるなど決して舐めてかかれる相手ではない。
過去にルーダーを何人も葬っていたり、イベントとは言え1度はアリッサも倒すなど設定的にも強敵である。
だが、我らがアリッサちゃんは数発斧を食らっても平気で立ち上がる魔法少女なのである。

ハードモードでは鎌に武器変更。
弱体化してそうとか言っちゃいけません。
実際、出の速さや回転の速さが上がってるのでちゃんと強化されている。

こいつは硫酸男とは違い、特に元ネタがあるというわけではない。
だが、生育に問題があり被害者を殺して剥製にしていた殺人鬼というと映画『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスの元ネタになった「エド・ゲイン」がいる。
ただし、エドが殺害したのは母親似の太った女性達であったり、普段はむしろ真面目で周囲に愛されるタイプだったなどそれ以外はあまり共通点はない。
詳しくは「エド・ゲイン」で検索してみてほしい。⋯自己責任で。


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最終更新:2025年05月02日 22:23