登録日:2014/06/04 (水) 03:31:27
更新日:2022/09/24 Sat 23:24:45
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この機体ではこれで精一杯だが・・・貴様達を葬るには十分だ!
CV:
大塚芳忠
推定年齢34歳
『魔装機神Ⅲ PRIDE OF JUSTICE』の登場人物であり、ラングランルートことエランルートにおける
ラスボス。
というかこのルート以外ではちょこっと顔出して逃げ去る程度しか出てこない。
神祇無窮流の使い手であり、かの
エランさんでも敵わない程のかなりの実力者。
パーゼミュート社のパクリ新鋭機ゼルヴォイド・ヴァストの製作者でありその操者。
何やら暗躍しているようであり、エランは彼を執拗にまで追跡している。
以下ネタバレ
その正体はゼノサキス裏宗家のひとつ艮裏家の嫡男、所謂栄えていたゼノサキス家の表には出ない影のような出自を持ち、本名はソーン・ザン・ゼノサキス。
しかし当の艮裏家はヴォルクルス教団から全滅させられ、生き残った彼はエラン等が属する南宗家に引き取られる。(ちなみにゼオルートは東宗家)
といっても一族全滅の原因は艮裏家を表舞台に立たせようとお膳立てした南宗家の計らいが空回りしたことによる悲劇であり、彼は目障りな存在の裏家を合理的に消す謀略と勘違いし一方的に恨み
復讐の引き金となっている。
南宗家に引き取られた彼はランドールをも超える「最強の力」を得る事に固執し、艮裏家から引き継いだ技も合わさって卓越した実力を持つと共にエランの師匠としての立場となった。
故にエランは彼の事を尊敬していると共に信頼を寄せている。
だが、高い実力にゼノサキス家の血筋といった出生を持ちながらも対外試合等の表への顔出しの禁止や姓の改正、家の跡継ぎをされない等冷遇を受けていた。
それは裏家であることや全滅の件を表に出さないためでなく、彼が兇剣士=災いを引き起こす危険な異分子であり、その存在を表に公表しては処罰は免れないと悟ったことによる苦肉の策である。
案の定ソーンは裏家への嫉妬、隠蔽と捉えたり、自身が兇剣士と知ったときはやけに嬉しそうな態度であったが・・・
話は戻り、力を追い求めていた彼の前に偶然発掘された
ゼルヴォイドが現れ、操者となってその力を得ようと試みていた。
しかし精霊ゼルヴが選んだのはソーンではなく南宗家の跡取りであり舎弟であるエランさんであったことから絶望に追い込まれる。(丁度2の開始時期がこの頃であると思われる)
絶望に追い込まれたソーンは嫉妬も合わさってポゼッション諸々を引き出す装置「ゼルヴィオリア」を盗み出すと共にゼルヴォイドのデータをマルテナ社に売り込むことの見返りとして最強の
魔装機「アンビロウム」の製造を依頼する。
しかし造り出されたアンビロウムはゼルヴィオリアを組み込んだとはいえ最強とは言えないただの超魔装機クラス程度であり、ソーンの求めたものではなかった。
そこで彼はゼルヴィオリアの力を使い前作でお馴染みラスフィトートを吸収するという邪道の手を使うことで自身が納得のいく最強の魔装機を完成させることに成功する。
他を寄せ付けない強さを得た彼であったが、自身の強さと復讐の為に手段を選ばない非道に堕ちていき邪悪なプラーナを出すまでとなって行った。
最強の力を得たはずであった彼であったが、自身がゼルヴィオリアを盗まないことには起こりえなかったゼルヴォイドの真のポゼッションと真伝夢想千鳥舞を習得したエランの前に敗れる。
最期は行動不能となったアンビロウムでは遺跡の崩壊から逃げられず、共に残った偽シーネことフォーランと共に瓦礫の中に消えていった。
・・・と思いたいが場面も場面なため生き残っている可能性が高い。
□彼への評価
彼の存在が公開された時には威厳溢れる風格と無駄にかっこいい外見から「かっけええええ!」だの「エランさんが小物に見えるほどの大物」ととても評判が良かった。
実際ラングランルートに進まない限り何かを悟ったような言動や自身にあふれた態度などはまさに大物であった。
だが当のラングランルートを進んでみると・・・待っていたのは色々とアレな存在であった。
というのも彼の発言が一々
言い訳がましく何か言われれば勝手に解釈をするし、そもそもの動機が最強()だったり嫉妬だったり勝手な妄想だったりと酷いものであった。
例:危険な素質持ってる→「フハハハ、そうか俺は神剣士か」→いや、真逆の兇剣士→「表裏一体同じことだ!」
終いにはゼルヴィオリアに頼るエランを見下していたが、実際に一番頼っていたのはソーン本人であることをエラン自身から指定されたりと残念なキャラであった。おまけにこの後言い訳乱発するし・・・。
そんなことから「外見だけ大物」、「エランさん以上の小物」といった評価だけが独り歩きしている。
そして誰もが思った「あぁ、やっぱエランさんの師匠だわ・・・」
追記・修正はゼルヴィオリアを盗んでからお願いします
- エランと邪神の分身倒して回ったり(本人らにその気はなかったとはいえ)善行はしいてたんだよな。ただ、一応魔装機神操者の自覚を持っていたエランと力と復讐心に固執したソーンには大きな差があった。 -- 名無しさん (2014-06-04 13:34:43)
- 正直、芳忠さんの無駄遣い。ガッカリなボスキャラだった。 -- 名無しさん (2014-06-04 19:29:52)
- ソーンの性格がフルメタのゲイツみたいな外道だったら面白かったのに -- 名無しさん (2014-06-06 19:55:39)
- エランを目立たせるために小物化された印象。 -- 名無しさん (2014-06-09 12:54:01)
- この人認めて貰えれば異分子扱いで殺されるのはむしろ本望だったろうな、エランの親父さんはよかれと思ってソーンの望む事と真逆の事をしたばかりに… -- 名無しさん (2014-10-07 23:07:59)
最終更新:2022年09月24日 23:24